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イスラム教再考 18億人が信仰する世界宗教の実相 (扶桑社新書) 新書 – 2021/2/28
飯山 陽
(著)
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イスラム・中東・ハマス・3冊セット こちらをチェック
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多発する「過激派テロ」、「信教の自由」も「LGBT」も否定、「子供への体罰」や「児童婚」が蔓延、「女性の価値」は男性の半分……。イスラム教は本当に異教徒に寛容で穏健な宗教なのか?
世界的に突出して偏向している日本の「通説」を検証することにより、「イスラム教のリアル」が見えてくる。 学者・メディアによってつくられた「常識」を問い直し、イスラム教徒とのあるべき共生の道筋を示す!
【目次】
はじめに―イスラム研究者が拡散させた「誤ったイスラム像」
第一章 「イスラムは平和の宗教」か
外務省「イスラム研究会」設立/ジハードは「聖戦」ではなく「努力」?/自爆攻撃は正当化されるか 他
第二章 「イスラム教ではなくイスラームと呼ぶべき」か
日本のイスラム研究業界の「ルール」/「単なる宗教ではない」というイメージ戦略/政治信条やイデオロギーの投影の対象 他
第三章 「イスラムは異教徒に寛容な宗教」か
高校世界史の教科書にも描かれる「寛容さ」/異教徒は「殺すべき対象」/棄教者は死刑 他
第四章 「イスラム過激派テロの原因は社会にある」か
「イスラム主義との戦い」を宣言したフランス/イスラム過激派テロをアメリカのせいにする陰謀論者/テロの原因はイデオロギー自体にある 他
第五章 「ヒジャーブはイスラム教徒女性の自由と解放の象徴」か
ヒジャーブは「サラリーマンのネクタイのようなもの」?/ヒジャーブ着用により女性は守られるか/異教徒の女性は性奴隷/ヨーロッパで続発するレイプ事件/ヒジャーブをしない自由も尊重されるべき 他
第六章 「ほとんどのイスラム教徒は穏健派」か
イスラム過激派を支持するイスラム教徒は少なくない/身体刑の執行を支持/信教の自由、表現の自由を否定/LGBTを否定/蔓延する子供への体罰・精神的虐待と児童婚/女性の価値は男性の半分/妻は夫に完全服従 他
第七章 「イスラム教を怖いと思うのは差別」か
イスラモフォビア(イスラム恐怖症)批判/イギリスで加速するイスラモフォビアへの法規制/日本でも広がる「イスラム教は怖い=差別」の風潮 他
第八章 「飯山陽はヘイトを煽る差別主義者」か
日本のイスラム研究業界の不文律「/ニセ学者」のレッテル/インターネット上の誹謗中傷/日本のイスラム研究者が本当に守りたいもの 他
終 章 イスラム教を正しく理解するために
イスラム主義の台頭を許した西欧の「罪悪感」/ポリコレと多文化主義の見直し「/アブラハム合意」を歓迎しないのは誰か/日本のイスラム研究者とメディアが広めたウソからの脱却を 他
世界的に突出して偏向している日本の「通説」を検証することにより、「イスラム教のリアル」が見えてくる。 学者・メディアによってつくられた「常識」を問い直し、イスラム教徒とのあるべき共生の道筋を示す!
【目次】
はじめに―イスラム研究者が拡散させた「誤ったイスラム像」
第一章 「イスラムは平和の宗教」か
外務省「イスラム研究会」設立/ジハードは「聖戦」ではなく「努力」?/自爆攻撃は正当化されるか 他
第二章 「イスラム教ではなくイスラームと呼ぶべき」か
日本のイスラム研究業界の「ルール」/「単なる宗教ではない」というイメージ戦略/政治信条やイデオロギーの投影の対象 他
第三章 「イスラムは異教徒に寛容な宗教」か
高校世界史の教科書にも描かれる「寛容さ」/異教徒は「殺すべき対象」/棄教者は死刑 他
第四章 「イスラム過激派テロの原因は社会にある」か
「イスラム主義との戦い」を宣言したフランス/イスラム過激派テロをアメリカのせいにする陰謀論者/テロの原因はイデオロギー自体にある 他
第五章 「ヒジャーブはイスラム教徒女性の自由と解放の象徴」か
ヒジャーブは「サラリーマンのネクタイのようなもの」?/ヒジャーブ着用により女性は守られるか/異教徒の女性は性奴隷/ヨーロッパで続発するレイプ事件/ヒジャーブをしない自由も尊重されるべき 他
第六章 「ほとんどのイスラム教徒は穏健派」か
イスラム過激派を支持するイスラム教徒は少なくない/身体刑の執行を支持/信教の自由、表現の自由を否定/LGBTを否定/蔓延する子供への体罰・精神的虐待と児童婚/女性の価値は男性の半分/妻は夫に完全服従 他
第七章 「イスラム教を怖いと思うのは差別」か
イスラモフォビア(イスラム恐怖症)批判/イギリスで加速するイスラモフォビアへの法規制/日本でも広がる「イスラム教は怖い=差別」の風潮 他
第八章 「飯山陽はヘイトを煽る差別主義者」か
日本のイスラム研究業界の不文律「/ニセ学者」のレッテル/インターネット上の誹謗中傷/日本のイスラム研究者が本当に守りたいもの 他
終 章 イスラム教を正しく理解するために
イスラム主義の台頭を許した西欧の「罪悪感」/ポリコレと多文化主義の見直し「/アブラハム合意」を歓迎しないのは誰か/日本のイスラム研究者とメディアが広めたウソからの脱却を 他
- 本の長さ278ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2021/2/28
- 寸法10.9 x 1.5 x 17.3 cm
- ISBN-104594087361
- ISBN-13978-4594087364
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ハマス・パレスチナ・イスラエル | 中東問題再考 | イスラム教再考 | |
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価格 | ¥1,100¥1,100 | ¥1,078¥1,078 | ¥968¥968 |
中東情勢がよくわかる!イスラム思想研究者・飯山陽の本 | 世界を欺くイスラム過激派テロ組織ハマスの“弱者は正義”戦略を暴く!! ◎序章 私たちはテロを容認するのか ◎第1章 ハマスを擁護する日本のマスコミと“専門家” ◎第2章 本政府の“亡国”中東外交 ◎第3章 イスラム過激派テロ組織ハマスの正体 ◎第4章 自由主義社会は「弱者の正義」を超克できるか? | ロシアのウクライナ侵略は中東の独裁国家・テロ組織の暴走を加速させる!! “力による現状変更"を進めるイラン、トルコ、タリバン、「イスラム国」、ハマスらのひしめく中東世界の現実を 読み解き、日本のメディアや“専門家"による従来の解説の誤りや偏向を正し本当の中東の姿を示す! | 多発する“過激派テロ”、“信教の自由”も“LGBT”も否定、“子供への体罰”や“児童婚”が蔓延、“女性の価値”は男性の半分…。イスラム教は本当に異教徒に寛容で穏健な宗教なのか? 世界的に突出して偏向している日本の通説を検証することにより、「イスラム教のリアル」が見えてくる。学者・メディアによってつくられた常識を問い直し、イスラム教徒とのあるべき共生の道筋を示す! |
発売日 | 2023/12/21 | 2022/4/28 | 2021/2/28 |
商品の説明
著者について
飯山 陽(いいやま・あかり)
1976(昭和51)年東京生まれ。イスラム思想研究者。アラビア語通訳。上智大学文学部史学科卒。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書に『イスラム教の論理』(新潮新書)、『イスラム2.0』(河出新書)、『イスラームの論理と倫理』(共著、晶文社)がある。Twitterとnoteで、イスラム世界の最新情報と情勢分析を随時更新中。
1976(昭和51)年東京生まれ。イスラム思想研究者。アラビア語通訳。上智大学文学部史学科卒。東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学専門分野博士課程単位取得退学。博士(文学)。著書に『イスラム教の論理』(新潮新書)、『イスラム2.0』(河出新書)、『イスラームの論理と倫理』(共著、晶文社)がある。Twitterとnoteで、イスラム世界の最新情報と情勢分析を随時更新中。
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2021/2/28)
- 発売日 : 2021/2/28
- 言語 : 日本語
- 新書 : 278ページ
- ISBN-10 : 4594087361
- ISBN-13 : 978-4594087364
- 寸法 : 10.9 x 1.5 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,053位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3位イスラム教(一般)関連書籍
- - 6位扶桑社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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イスラム思想研究者。麗澤大学国際問題研究センター客員教授。東京大学大学院アジア文化研究専攻イスラム学専門分野博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門はイスラム思想に立脚した現代情勢分析。対象地域は中東、北アフリカ、東南アジアの他、イスラム教徒が存在する場所の全て。
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月5日に日本でレビュー済み
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イスラム教をすこしでも擁護するような発言をした著名人や研究者の著作を引用し、それをコーランの内容を持ち出して否定しているだけのように思えた。少なくともこれだけを読んでイスラムをわかった気には私にはなれない。冷静さを欠いているように思えた。
2024年4月25日に日本でレビュー済み
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日本人のイスラム教観を一変させてくれる覚醒の本です。
それほどこの本の内容は衝撃的です。
この本の内容について突っ込んだことを書いたらレビューを2回も削除されましたので、詳しいことは書けません。すみません。
それほどこの本の内容は衝撃的です。
この本の内容について突っ込んだことを書いたらレビューを2回も削除されましたので、詳しいことは書けません。すみません。
2023年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イスラム諸国の多くで異教徒がイスラム教徒から差別・迫害されているのは事実。イスラム教の教義は信者に対し、異教徒を侮蔑し、差別し、敵とみなし、異教徒も異教の象徴も攻撃するよう命じている。これは全ての人の信教の自由、平等を旨とする近代的価値とは相容れない。どのような宗教や価値観・思想を持っていようと、他者に危害を加えない範囲であれば認められる、というのが私たちの社会の原則。果たしてイスラム教はその原則を守っているのだろうか?
2024年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、コーランを基にして幾つかのイスラム教義の核心的鉄則を次のように記している。
・イスラム的共存は宗教に拠る差別を大前提とした共存である(イスラム教は、イスラム教徒と異教徒を峻別し、真の宗教たるイスラム教を拒絶する異教徒を公然と差別する)。
・イスラム教において異教徒は基本的に「屈服させるべき敵」「殺すべき対象」である。
・イスラム教はイスラム教徒の棄教と他宗教に改宗することを一切認めない。
・イスラム教は異教徒が預言者ムハンマドやコーランを冒涜することを決して許さない。
Wikipedia情報に拠ると、近年における世界で生じたテロ事件のうちイスラム過激派によるテロは凡そ70%と極めて多い(イスラム過激派によるテロ件数は、2001~2010年のテロ発生件数34件のうち23件、2011~2020年は120件のうち86件である)。1990年8月の湾岸戦争当時、米軍がアラビア半島に駐在したことに強い怒りを持ったビン・ラデインが首謀した2001年9月1日の米国同時多発テロは、「異教徒を屈服させるべき敵」と見做したことから生じた。2015年1月7日パリでの週刊風刺新聞「シャルリー・エブト」の本社襲撃テロは、同新聞が「ムハンマドを冒涜する」風刺を掲載したことが原因であった。何れのテロも上述のイスラム教義の核心的鉄則に拠るものである。
然しながら、本書に登場する多くのイスラム教義の日本の学者たちは、「イスラム教は平和の宗教」だと言い続け、イスラム教義の真髄に関する著者との論争においては、最後は論点をはぐらかし核心部分を避け続けているという。日本の学者は、自らの専門分野への盲目的愛着を持ち、他者からその学問の中身に疑義を挟まれると、自らの人間性の否定とでも捉え、論理性と合理性等お構いなくイスラム教義の卓越性を説こうとしているようだ。
話は若干逸れるが、此れ迄の日本学術会議の会員は、国内での軍事研究反対を声高に叫びながら、一方で中国の軍事研究に協力する対応は、同学術会議が日本共産党に私物化されていたとしても学者としての尊厳を大いに傷つけている。また、昭和30年代にソ連や中国を訪れた日本の進歩的文化人と称された学者たちの共産主義礼賛は笑止千万だ。経済学の大内兵衛氏曰く、「ソ連、中国は社会と国家との矛盾や人民と権力との対立がない。そこでは国家は社会全体のため、そこでの人民の全生活のためのものだ(視察記「社会主義はどういう現実か」から)」。政治学の南原繁氏曰く、「ソ連でも中国でも、人民に支持された政府が人民のための政治を行っている。それにより労働者と農民の利益、幸福が著しく増し、またはその為の努力がなされつつある(視察記「ソ連と中国」から)」。惨状を呈した太平洋戦争の終結、GHQによる旧軍人や国粋主義者等の公職追放や平和憲法制定等の大転換時代において、共産主義は平和と幸福の女神のように見えたのではないか。それにしても、当時のアカデミズムの最高峰の学者たちはナイーヴ過ぎたようだ。そして、ナイーヴ過ぎた進歩的文化人とメデイアが共振しながら戦後日本の左傾化は進み、左傾した言論は広く厚く長く戦後日本を覆い過ぎたようだ(注:この段落の大内兵衛氏と南原繁氏の中国、ソ連訪問に関する記述は月刊誌「正論」2023年7月号を参考にした)。
日本のイスラム教の学者や研究者は、事象を見るに大局観を欠き、自らの限られた器の中だけでのご都合主義的思考に留まっていると思う。筆者は、自分と言わば敵対する多くのイスラム教義の学者や研究者に囲まれながら、彼らと妥協することなく、同教義の正体を鋭く把握し、社会に向かって同教義の拡散に警鐘を鳴らし続けている姿を本書から知ることができ大いに感動した。
・イスラム的共存は宗教に拠る差別を大前提とした共存である(イスラム教は、イスラム教徒と異教徒を峻別し、真の宗教たるイスラム教を拒絶する異教徒を公然と差別する)。
・イスラム教において異教徒は基本的に「屈服させるべき敵」「殺すべき対象」である。
・イスラム教はイスラム教徒の棄教と他宗教に改宗することを一切認めない。
・イスラム教は異教徒が預言者ムハンマドやコーランを冒涜することを決して許さない。
Wikipedia情報に拠ると、近年における世界で生じたテロ事件のうちイスラム過激派によるテロは凡そ70%と極めて多い(イスラム過激派によるテロ件数は、2001~2010年のテロ発生件数34件のうち23件、2011~2020年は120件のうち86件である)。1990年8月の湾岸戦争当時、米軍がアラビア半島に駐在したことに強い怒りを持ったビン・ラデインが首謀した2001年9月1日の米国同時多発テロは、「異教徒を屈服させるべき敵」と見做したことから生じた。2015年1月7日パリでの週刊風刺新聞「シャルリー・エブト」の本社襲撃テロは、同新聞が「ムハンマドを冒涜する」風刺を掲載したことが原因であった。何れのテロも上述のイスラム教義の核心的鉄則に拠るものである。
然しながら、本書に登場する多くのイスラム教義の日本の学者たちは、「イスラム教は平和の宗教」だと言い続け、イスラム教義の真髄に関する著者との論争においては、最後は論点をはぐらかし核心部分を避け続けているという。日本の学者は、自らの専門分野への盲目的愛着を持ち、他者からその学問の中身に疑義を挟まれると、自らの人間性の否定とでも捉え、論理性と合理性等お構いなくイスラム教義の卓越性を説こうとしているようだ。
話は若干逸れるが、此れ迄の日本学術会議の会員は、国内での軍事研究反対を声高に叫びながら、一方で中国の軍事研究に協力する対応は、同学術会議が日本共産党に私物化されていたとしても学者としての尊厳を大いに傷つけている。また、昭和30年代にソ連や中国を訪れた日本の進歩的文化人と称された学者たちの共産主義礼賛は笑止千万だ。経済学の大内兵衛氏曰く、「ソ連、中国は社会と国家との矛盾や人民と権力との対立がない。そこでは国家は社会全体のため、そこでの人民の全生活のためのものだ(視察記「社会主義はどういう現実か」から)」。政治学の南原繁氏曰く、「ソ連でも中国でも、人民に支持された政府が人民のための政治を行っている。それにより労働者と農民の利益、幸福が著しく増し、またはその為の努力がなされつつある(視察記「ソ連と中国」から)」。惨状を呈した太平洋戦争の終結、GHQによる旧軍人や国粋主義者等の公職追放や平和憲法制定等の大転換時代において、共産主義は平和と幸福の女神のように見えたのではないか。それにしても、当時のアカデミズムの最高峰の学者たちはナイーヴ過ぎたようだ。そして、ナイーヴ過ぎた進歩的文化人とメデイアが共振しながら戦後日本の左傾化は進み、左傾した言論は広く厚く長く戦後日本を覆い過ぎたようだ(注:この段落の大内兵衛氏と南原繁氏の中国、ソ連訪問に関する記述は月刊誌「正論」2023年7月号を参考にした)。
日本のイスラム教の学者や研究者は、事象を見るに大局観を欠き、自らの限られた器の中だけでのご都合主義的思考に留まっていると思う。筆者は、自分と言わば敵対する多くのイスラム教義の学者や研究者に囲まれながら、彼らと妥協することなく、同教義の正体を鋭く把握し、社会に向かって同教義の拡散に警鐘を鳴らし続けている姿を本書から知ることができ大いに感動した。
2024年3月13日に日本でレビュー済み
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この本を読むまでは中東のことなど、全くと言っていいほど分からなかったのですが、飯山陽先生の本を読み少しずつではありますが分かってきました。
2024年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イスラム教の人達=実は良い人的な印象を持っていたのだが、その奥に隠された真実に驚愕です。
イスラム教的にはLGBTなんぞ絶対受け入れられない事になる。
評判の悪いLGBTだが、イスラム教に侵食されるくらいならまだマシなのでは?
あえてイスラム教の人に受け入れにくくするためにLGBTを受け入れたとか?
まぁいづれにせよ厄介な宗教があるものです、日本的な神道と仏教のミックスを広めた方が世界平和に近づくのではないでしょうか。(基本宗教肯定派です)
イスラム教的にはLGBTなんぞ絶対受け入れられない事になる。
評判の悪いLGBTだが、イスラム教に侵食されるくらいならまだマシなのでは?
あえてイスラム教の人に受け入れにくくするためにLGBTを受け入れたとか?
まぁいづれにせよ厄介な宗教があるものです、日本的な神道と仏教のミックスを広めた方が世界平和に近づくのではないでしょうか。(基本宗教肯定派です)
2024年2月22日に日本でレビュー済み
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アマゾンさん!
畏れ入りますが、
星がまったく足りません(笑)。
最低100星以上、必要です‼︎
畏れ入りますが、
星がまったく足りません(笑)。
最低100星以上、必要です‼︎
2024年3月1日に日本でレビュー済み
いかにイスラム教義が近代の価値観と折り合わないかという点についてはよくわかる本です。ですが今のイスラエル-パレスチナ戦争を見ると、単にイスラムの危険教義だけが引き起こした問題だとは思えない。やはり近年のアブラハム合意を初めとする米国やイスラエル等の政治、利権、思惑が絡んでおり、こういった動きが圧力となって現状が触発されている面も否定できないと思う。この本は全体が怒りマークで埋め尽くされている感があり、自己弁護のために冷静な視線が失われている感がある。自分の見方だけが100%正しいことは滅多にない。筆者は知識が豊富で知性的なのだからもっと煮詰めた本を書いてほしい。