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死にたい夜にかぎって (扶桑社文庫) 文庫 – 2019/11/17
爪 切男
(著)
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購入オプションとあわせ買い
ドラマ化決定の話題作がついに文庫化。
愛が欲しくて愛に振り回された男の実話小説。
忘れたくない失恋(かこ)がある。
「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」――
憧れのクラスメイトに指摘された少年は、その日を境にうまく笑えなくなった。
“悲劇のようで喜劇な人生"を切なくもユーモア溢れる筆致で綴る作家・爪切男のデビュー作。
出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女、新宿で唾を売る女etc.
幼くして母に捨てられた少年は、さまざまな女性たちとの出会いを通じ、少しずつ笑顔を取り戻 していく。
文庫には、アイナ・ジ・エンド(BiSH)による解説「死にたい夜を超えていく」を特別収録。 ドラマは2020年初春に放送予定。
<本文より>
私の笑顔は虫の裏側に似ている。
学校で一番可愛い女の子が言っていたのだから間違いない。
生まれてすぐに母親に捨てられ、母乳の出ない祖母のおっぱいを吸って育った。
初恋の女の子は自転車泥棒で、初体験の相手は車椅子の女性だった。
初めて出来た彼女は変な宗教を信仰しているヤリマンで、とにかくエロかった。
そして今、震度四強で揺れる大地の上で人生最愛の女にフラれている最中だ。
部屋の窓から鋭角に差し込む朝の光を浴びた彼女が、ヤジロベエのようにゆらゆらと揺れている 。
宇垣美里(フリーアナウンサー)
どうしようもなく怠惰で変態で美しくキラキラした最高に最低な人生の物語。何度裏切られても翻弄されても、それでも人は、人を愛さずにはいられないのだなあ。どんな不幸が人生を襲っても「まあいいか」そう笑い飛ばせば、ここまで切なくも温かく生活を描ける。そう思えば無駄なんてない、無駄なことすら、無駄じゃない。
西村賢太(作家)
この潔さは何んだろう?卑しくない。粘着的ではない。物欲しげではない。いずれも“ありがち”なそれらが微塵もないのだ。代わりに汪溢しているのは哀しみと寂しい笑いである。無論、この方も“ありがち”なその種とは一線を画する。だから二読、三読してしまう。
鳥飼 茜(漫画家)
みんな愛するのが怖いのに必死で平気なふりして生きてる。大事な人に大事にされたい、たったそれだけの本音ひとつを抱えて、この物語の人たちは絶望と期待を行ったり来たりしている。愛おしい彼らはどんなにしょぼい舞台の上でも後退しない。笑うしかないから笑う、踊るしかないから踊る。愛なんかヘタクソでいいのだ。
呂布カルマ(ラッパー)
恋にも愛にもなれなかった下心や勘違いさえも報われる。全ての出会いが無駄じゃなかったのかと、自らを省みるとやはり、死にたくなる。
蒼井ブルー(文筆家・写真家)
まえがきも目次もなく唐突にはじまる最初のエピソード、「震度四の別れ」。わずか2ページのそれを読み終えたあと、ぼくの胸は期待で一気に膨らみ、以後、ページをめくる手が止まらなくなった。笑いあり、涙あり。読後、だれかをとことん愛したくなる。
掟ポルシェ
死にたい夜にかぎって、死ぬのがバカバカしくなるどうしようもない出来事ばかりが立ちはだかり、生きるために仕方なく必死で自分を慰め果てる。狭い宇宙の人間讃歌。
姫乃たま(文筆家)
死にたい夜に死ねなくたっていい。正解のない人生を柔軟に肯定して、自分の機嫌は自分でとって生きる。どこかの誰かに向けてじゃなくて、過去の自分と恋人に書いた文章が、読んだ私たちの胸に急速に溶ける。ユーモラスで実は大人な実話小説。
燃え殻(作家)
僕は野暮なんで、爪さんと飲んだ時に聞かなくていいことを聞いてしまった。「あの小説はどこまで本当なんですか」?我ながら野暮だ。それでも梅サワーをこぼしながら爪さんは嫌な顔ひとつせずに答えてくれた。「現実はもっと悲惨でした。だから人が読めるようにはしました」。この小説は、爪切男の愛だけで書かれている。
サレンダー橋本(漫画家)
汚くて、ベタベタしてて生々しく、作者が広げた尻の穴を覗かされているような小説だった。なのにどこか清潔で、上品で、キラキラとした感じもあって、よく分からないけど泣いてしまった。爪さんは優しい人だと思う。
(※応援イラストも描いていただきました。)
SYO(映画ライター/編集者)
脳内になだれ込んでくる退廃と純粋。ページをめくってもめくっても尽きない愛。まるで、夜空に輝く星をゴミ溜めから眺めるロマンチスト。もはや「猥文学」と呼ぶにふさわしい。いったい何色の人生歩んで、どんな女を抱いたらこんな文が出てくるんだ? あきれるほどに「人間」してやがる。 …いやしかし、天才っているんだな。
ものすごい愛(エッセイスト)
不器用で、ちょっぴり間抜けで、たまに狡くて、いつだって女にめっぽう弱い。でも、屈託がなくて、彼の上手ではないやさしさは、どこか憎めない。この物語を読んで、彼に許されたいと思う女性はきっとたくさんいるはずだ。正解なんてない。美しいことばかりなわけがない。ハッピーエンドかどうかは誰にもわからない。愛ってやつは、それでいいのだと思う。
愛が欲しくて愛に振り回された男の実話小説。
忘れたくない失恋(かこ)がある。
「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」――
憧れのクラスメイトに指摘された少年は、その日を境にうまく笑えなくなった。
“悲劇のようで喜劇な人生"を切なくもユーモア溢れる筆致で綴る作家・爪切男のデビュー作。
出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女、新宿で唾を売る女etc.
幼くして母に捨てられた少年は、さまざまな女性たちとの出会いを通じ、少しずつ笑顔を取り戻 していく。
文庫には、アイナ・ジ・エンド(BiSH)による解説「死にたい夜を超えていく」を特別収録。 ドラマは2020年初春に放送予定。
<本文より>
私の笑顔は虫の裏側に似ている。
学校で一番可愛い女の子が言っていたのだから間違いない。
生まれてすぐに母親に捨てられ、母乳の出ない祖母のおっぱいを吸って育った。
初恋の女の子は自転車泥棒で、初体験の相手は車椅子の女性だった。
初めて出来た彼女は変な宗教を信仰しているヤリマンで、とにかくエロかった。
そして今、震度四強で揺れる大地の上で人生最愛の女にフラれている最中だ。
部屋の窓から鋭角に差し込む朝の光を浴びた彼女が、ヤジロベエのようにゆらゆらと揺れている 。
宇垣美里(フリーアナウンサー)
どうしようもなく怠惰で変態で美しくキラキラした最高に最低な人生の物語。何度裏切られても翻弄されても、それでも人は、人を愛さずにはいられないのだなあ。どんな不幸が人生を襲っても「まあいいか」そう笑い飛ばせば、ここまで切なくも温かく生活を描ける。そう思えば無駄なんてない、無駄なことすら、無駄じゃない。
西村賢太(作家)
この潔さは何んだろう?卑しくない。粘着的ではない。物欲しげではない。いずれも“ありがち”なそれらが微塵もないのだ。代わりに汪溢しているのは哀しみと寂しい笑いである。無論、この方も“ありがち”なその種とは一線を画する。だから二読、三読してしまう。
鳥飼 茜(漫画家)
みんな愛するのが怖いのに必死で平気なふりして生きてる。大事な人に大事にされたい、たったそれだけの本音ひとつを抱えて、この物語の人たちは絶望と期待を行ったり来たりしている。愛おしい彼らはどんなにしょぼい舞台の上でも後退しない。笑うしかないから笑う、踊るしかないから踊る。愛なんかヘタクソでいいのだ。
呂布カルマ(ラッパー)
恋にも愛にもなれなかった下心や勘違いさえも報われる。全ての出会いが無駄じゃなかったのかと、自らを省みるとやはり、死にたくなる。
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まえがきも目次もなく唐突にはじまる最初のエピソード、「震度四の別れ」。わずか2ページのそれを読み終えたあと、ぼくの胸は期待で一気に膨らみ、以後、ページをめくる手が止まらなくなった。笑いあり、涙あり。読後、だれかをとことん愛したくなる。
掟ポルシェ
死にたい夜にかぎって、死ぬのがバカバカしくなるどうしようもない出来事ばかりが立ちはだかり、生きるために仕方なく必死で自分を慰め果てる。狭い宇宙の人間讃歌。
姫乃たま(文筆家)
死にたい夜に死ねなくたっていい。正解のない人生を柔軟に肯定して、自分の機嫌は自分でとって生きる。どこかの誰かに向けてじゃなくて、過去の自分と恋人に書いた文章が、読んだ私たちの胸に急速に溶ける。ユーモラスで実は大人な実話小説。
燃え殻(作家)
僕は野暮なんで、爪さんと飲んだ時に聞かなくていいことを聞いてしまった。「あの小説はどこまで本当なんですか」?我ながら野暮だ。それでも梅サワーをこぼしながら爪さんは嫌な顔ひとつせずに答えてくれた。「現実はもっと悲惨でした。だから人が読めるようにはしました」。この小説は、爪切男の愛だけで書かれている。
サレンダー橋本(漫画家)
汚くて、ベタベタしてて生々しく、作者が広げた尻の穴を覗かされているような小説だった。なのにどこか清潔で、上品で、キラキラとした感じもあって、よく分からないけど泣いてしまった。爪さんは優しい人だと思う。
(※応援イラストも描いていただきました。)
SYO(映画ライター/編集者)
脳内になだれ込んでくる退廃と純粋。ページをめくってもめくっても尽きない愛。まるで、夜空に輝く星をゴミ溜めから眺めるロマンチスト。もはや「猥文学」と呼ぶにふさわしい。いったい何色の人生歩んで、どんな女を抱いたらこんな文が出てくるんだ? あきれるほどに「人間」してやがる。 …いやしかし、天才っているんだな。
ものすごい愛(エッセイスト)
不器用で、ちょっぴり間抜けで、たまに狡くて、いつだって女にめっぽう弱い。でも、屈託がなくて、彼の上手ではないやさしさは、どこか憎めない。この物語を読んで、彼に許されたいと思う女性はきっとたくさんいるはずだ。正解なんてない。美しいことばかりなわけがない。ハッピーエンドかどうかは誰にもわからない。愛ってやつは、それでいいのだと思う。
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2019/11/17
- 寸法10.7 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-104594083447
- ISBN-13978-4594083441
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爪切男(つめ・きりお) 話題の本 | 爪切男が贈る風俗店での"恋愛ごっこ"エッセイ。毎日なんとなく退屈で、なんとなく満たされない。そんな迷える40男はきょうも風俗店に通う。狭いホテルの一室で風俗嬢と二人きり。一緒にかくれんぼをしたり、サッカーを観戦したり、ときにはコンプレックスを抱える女性を励ましたり。"Hなこと"をするだけでは終わらない、ちょっとおかしな風俗回遊記。「風俗も人生も、楽しみ方はひとつじゃない」 | 愛が欲しくて愛に振り回された男の実話小説。「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」―憧れのクラスメイトに指摘された少年は、その日を境にうまく笑えなくなった。“悲劇のようで喜劇な人生”を切なくもユーモア溢れる筆致で綴る作家・爪切男のデビュー作。幼くして母に捨てられた少年は、さまざまな女性たちとの出会いを通じ、少しずつ笑顔を取り戻していく。 |
発売日 | 2022/7/24 | 2019/11/17 |

商品の説明
著者について
爪 切男(つめ・きりお)/1979年、香川生まれ。文筆家。2016年より、情報サイト『日刊SPA!』 で『タクシー×ハンター』を連載。同連載を大幅に加筆修正してまとめた私小説『死にたい夜に かぎって』を2018年に出版。これまでのままならない恋愛経験をポジティブに綴った本作はネッ トを中心に大きな話題を呼ぶ。現在、『週刊SPA!』で「働きアリに花束を」を連載中。犬が好き
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2019/11/17)
- 発売日 : 2019/11/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 263ページ
- ISBN-10 : 4594083447
- ISBN-13 : 978-4594083441
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 77,337位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1979年生まれ、香川県出身。2018年『死にたい夜にかぎって』(扶桑社)で作家デビュー。2020年、同作が賀来賢人主演でドラマ化。最新の著書は、風俗嬢との公私ない交ぜの触れ合いをつづった『きょうも延長ナリ』(扶桑社)。現在、集英社発のWebサイト『よみタイ』で、美容と健康に関するエッセイ『午前三時の化粧水』を連載中。プロレスと犬とシーチキンと美容が好き。
イメージ付きのレビュー

5 星
情景が想像できる文章
実話、というだけあってリアルな状況が書かれており世界観・情景が想像できる内容になっています。主人公の心情を読みながら、同時に「自分はこうゆう時何をしていたかな」なんて考えるほど、主人公と自分の恋愛体験を比べていました。ドラマが放映されると知って手にとったこの作品。正解でした。キャストのイメージもぴったり。ドラマにはドラマのオリジナルも含まれるていくのだと思いますが、それすら楽しみです。まだ観たこと無いんですけどね。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どんな状況でも「これで良いと」受け入れられる強さ。結局こういった人が本当に強いということなんだろう。
2022年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマを観て面白かったので調べてみたら原作がある‥ドラマでやらなかった話もある!?見てみたい!と購入してみました!
ドラマはドラマでよく出来てて配役も良くて良かった。
そしてこちらは原作自体が面白いんです。
ずっとニヤニヤしながら読み進められるしドラマを先に見たせいかイメージしやすくて、よけいに面白い。一回見てるから飽きるかと思ったけどそんな事なく楽しめた。
そして作者を好きになって、他の本も読みたくなる。
ドラマはドラマでよく出来てて配役も良くて良かった。
そしてこちらは原作自体が面白いんです。
ずっとニヤニヤしながら読み進められるしドラマを先に見たせいかイメージしやすくて、よけいに面白い。一回見てるから飽きるかと思ったけどそんな事なく楽しめた。
そして作者を好きになって、他の本も読みたくなる。
2023年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"顔に力を込めた瞬間、学生時代に女の子から言われた忘れられない言葉が頭の中を駆け巡った。『君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい』"2018年発刊の本書は文学フリマ発、著者デビュー作にしてドラマ化もされた愛とユーモア溢れる実話小説。
個人的には、ドラマの方を先に見て。面白かったので手にとりました。
さて、そんな本書はWebサイト『日刊SPA!』での連載エッセイ『タクシー×ハンター』。その中でも特に人気の高かった「恋愛エピソード」を中心に大幅加筆修正のうえ再構築されたもので、憧れのクラスメイトの女の子に笑った顔を無惨に指摘されて、うまくわらえなくなった少年が、新宿で唾を売っていた彼女、出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女。と様々な女性たちと出会って、成長し変わっていく姿が描かれているのですが。
割と重たい話があっても、元カノが指摘するように『どんなに辛いことがあっても"まぁいいか"で済ませる』著者のどこか【達観したかのような、そしてユーモア溢れる語り口が魅力的】で。ドラマを思い浮かべながら一気読みしてしまいました。(しかし、ラッパーしかいない編集部。気になる)
また、男女の間に友情が存在するか否か。みたいな割とよくどこかの居酒屋で語られそうな話がありますが。そして元カノ自身が【六年間、時間の無駄だったね。マジでw】と語ろうが、著者が別れてからも出版許可をもらいに再会するラストとか。二人の関係性が爽やか?なままなのが多幸感があって良かった。
著者ファンはもちろん、都会で暮らすカップルとか。かっての少年にオススメ。
個人的には、ドラマの方を先に見て。面白かったので手にとりました。
さて、そんな本書はWebサイト『日刊SPA!』での連載エッセイ『タクシー×ハンター』。その中でも特に人気の高かった「恋愛エピソード」を中心に大幅加筆修正のうえ再構築されたもので、憧れのクラスメイトの女の子に笑った顔を無惨に指摘されて、うまくわらえなくなった少年が、新宿で唾を売っていた彼女、出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女。と様々な女性たちと出会って、成長し変わっていく姿が描かれているのですが。
割と重たい話があっても、元カノが指摘するように『どんなに辛いことがあっても"まぁいいか"で済ませる』著者のどこか【達観したかのような、そしてユーモア溢れる語り口が魅力的】で。ドラマを思い浮かべながら一気読みしてしまいました。(しかし、ラッパーしかいない編集部。気になる)
また、男女の間に友情が存在するか否か。みたいな割とよくどこかの居酒屋で語られそうな話がありますが。そして元カノ自身が【六年間、時間の無駄だったね。マジでw】と語ろうが、著者が別れてからも出版許可をもらいに再会するラストとか。二人の関係性が爽やか?なままなのが多幸感があって良かった。
著者ファンはもちろん、都会で暮らすカップルとか。かっての少年にオススメ。
2022年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマにハマって、原作を読みたくなり、購入しました!
とにかくエピソード1つ1つが面白い上にとても読みやすいです。作者の人間愛を感じられるところが好きです。
ドラマから入ったので、エピソードの取捨選択、改変、ドラマではキーワード・シチュエーション・小道具だけ登場して深掘りされてなかった部分が詳しく知れるなど、原作の面白さを知った上で、ドラマ制作の工夫も感じられて、ドラマファンとしてもとても楽しめました!!
この作品に出会えてよかったです!!
とにかくエピソード1つ1つが面白い上にとても読みやすいです。作者の人間愛を感じられるところが好きです。
ドラマから入ったので、エピソードの取捨選択、改変、ドラマではキーワード・シチュエーション・小道具だけ登場して深掘りされてなかった部分が詳しく知れるなど、原作の面白さを知った上で、ドラマ制作の工夫も感じられて、ドラマファンとしてもとても楽しめました!!
この作品に出会えてよかったです!!
2022年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初体験の描写、プロレスに例えるところ思わず声に出して笑ってしまいました。描写力が最高ですね。ここだけでも購入する価値があった。半ば過ぎから徐々にダレてきて、後半は正直言ってあまり心に残るシーンはなかった。けど前半部分だけでも十分に面白かったです。
2022年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いのその先を教えてくれた本。
小説を読んで初めての感情だ。
好きな人、恋人、家族、友達関係など、
爪切男さんの人生を小説にした本で、
笑ってはいけないほど壮絶な人生なのに、
なんとかなると笑っている。
こっちもクスッとなる。
おもしろい。久しぶりに誰かに勧めたい小説に出会いました。
そしてレビューなんか普段書かないのに初めて書いてます。それくらい面白かったです。
小説を読んで初めての感情だ。
好きな人、恋人、家族、友達関係など、
爪切男さんの人生を小説にした本で、
笑ってはいけないほど壮絶な人生なのに、
なんとかなると笑っている。
こっちもクスッとなる。
おもしろい。久しぶりに誰かに勧めたい小説に出会いました。
そしてレビューなんか普段書かないのに初めて書いてます。それくらい面白かったです。
2020年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
切なさと快感と共感と。赤裸々で奔放に見える生き方から見えてくる人生の真髄に胸がキュッとなるのを感じました。
乾いた心にウィスキー注がれたような。潤いとじんわりとした暖かさがたまらなく愛しい。
乾いた心にウィスキー注がれたような。潤いとじんわりとした暖かさがたまらなく愛しい。