日本の国柄、背骨に当たる部分の内容を厳選されたたった20人で書き表すという試みが、見事に成功している良書です。
一人、5分に内容といっても、決して内容が薄くなっているのではなく、逆にエッセンスがぎゅっとつまりまくったという印象です。
本のセンスも素晴らく、ともも気に入りました。
日本史にあまり興味がない人でも簡単に読めますので、是非手に取ってみてください。
歴史に興味をもつこと請け合います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
基礎教養 日本史の英雄 単行本 – 2016/3/2
■1人5分! 20人でわかる日本の歩み
■英雄たちがいなければ、今の日本はなかった!
日本の歴史をよく知らない。日本を誇らしく思えない。そもそも歴史が好きじゃない。
こんな人が「日本史を理解し、日本を誇りに思い、歴史を好きになる」キーワードが「英雄」です。
本書では英雄を「その人がいなければ、今の日本がなかった人」と定義しています。 その数、20人。
なかには北条時宗や伊藤博文といった名前こそ知られているものの、北条時宗が元寇を防ぐことができた本当の理由や、伊藤博文が大日本帝国憲法をつくったときの思いなど、その「物語」はあまり知られていません。
また、日本史における「天皇」が果たしてきた役割も、多くの国民が知りません。かつて源頼朝や豊臣秀吉、徳川家康といった時の権力者たちはいましたが、どの時代でも、国の根幹をなす体制は「天皇を中心とした国家」でした。それゆえ神武天皇から125代にわたって皇室が続く日本は、世界でもっとも歴史ある国なのです。
しかし残念ながら、こういった誇るべき事実を日本人は自ら蔑ろにしています。
ならば、学びましょう。歴史に興味を抱き、結果として日本を好きになれる英雄の物語を。これらの話は、きっと人生を豊かにしてくれる大切な教養になるはずです。
■[本書の内容]
●第1章 古代~中世「国づくりの時代」
神武天皇 ヤマトタケル 神功皇后 仁徳天皇 聖徳太子 天武天皇
●第2章中世~近世「日本らしさの創出」
菅原道真 源頼朝 北条時宗 足利義教 豊臣秀吉 徳川家康 田沼意次
●第3章 近代「我が国の決断」
高杉晋作 西郷隆盛 大久保利通 伊藤博文 東郷平八郎 桂太郎 昭和天皇
■英雄たちがいなければ、今の日本はなかった!
日本の歴史をよく知らない。日本を誇らしく思えない。そもそも歴史が好きじゃない。
こんな人が「日本史を理解し、日本を誇りに思い、歴史を好きになる」キーワードが「英雄」です。
本書では英雄を「その人がいなければ、今の日本がなかった人」と定義しています。 その数、20人。
なかには北条時宗や伊藤博文といった名前こそ知られているものの、北条時宗が元寇を防ぐことができた本当の理由や、伊藤博文が大日本帝国憲法をつくったときの思いなど、その「物語」はあまり知られていません。
また、日本史における「天皇」が果たしてきた役割も、多くの国民が知りません。かつて源頼朝や豊臣秀吉、徳川家康といった時の権力者たちはいましたが、どの時代でも、国の根幹をなす体制は「天皇を中心とした国家」でした。それゆえ神武天皇から125代にわたって皇室が続く日本は、世界でもっとも歴史ある国なのです。
しかし残念ながら、こういった誇るべき事実を日本人は自ら蔑ろにしています。
ならば、学びましょう。歴史に興味を抱き、結果として日本を好きになれる英雄の物語を。これらの話は、きっと人生を豊かにしてくれる大切な教養になるはずです。
■[本書の内容]
●第1章 古代~中世「国づくりの時代」
神武天皇 ヤマトタケル 神功皇后 仁徳天皇 聖徳太子 天武天皇
●第2章中世~近世「日本らしさの創出」
菅原道真 源頼朝 北条時宗 足利義教 豊臣秀吉 徳川家康 田沼意次
●第3章 近代「我が国の決断」
高杉晋作 西郷隆盛 大久保利通 伊藤博文 東郷平八郎 桂太郎 昭和天皇
- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2016/3/2
- ISBN-104594074294
- ISBN-13978-4594074296
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
倉山満(くらやま みつる)
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。2012年、倉山塾を開講、翌年には「チャンネルくらら」を開局。主著に『嘘だらけの日米近現代史』『嘘だらけの日英近現代史』『帝国憲法の真実』(すべて小社)など
おかべたかし
1972年、京都府生まれ。作家、編集者。SPOON BOOKS代表。1995年、早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て独立。主著に『目でみることば』『似ていることば』『似ている英語』(東京書籍)、『風雲児たちガイドブック解体新書』(リイド社)など
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。2012年、倉山塾を開講、翌年には「チャンネルくらら」を開局。主著に『嘘だらけの日米近現代史』『嘘だらけの日英近現代史』『帝国憲法の真実』(すべて小社)など
おかべたかし
1972年、京都府生まれ。作家、編集者。SPOON BOOKS代表。1995年、早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て独立。主著に『目でみることば』『似ていることば』『似ている英語』(東京書籍)、『風雲児たちガイドブック解体新書』(リイド社)など
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2016/3/2)
- 発売日 : 2016/3/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 199ページ
- ISBN-10 : 4594074294
- ISBN-13 : 978-4594074296
- Amazon 売れ筋ランキング: - 757,156位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,609位日本史一般関連書籍
- - 113,586位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
1972年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務後、著述家・編集者として活動。著書に『くらべる東西』『目でみることば』『似ていることば』『似ている英語』(東京書籍)『基礎教養 日本史の英雄』(扶桑社)『風雲児たちガイドブック解体新書』(リイド社)などがある。個人ブログ「おかべたかしの編集記」。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英雄とは、というそもそも論からしてなるほどと思いました。
20人の英雄たちをタイプ別に説明してあって、小学生の中高年ぐらいでもすらすら読めるのではないでしょうか。
個人的には「くわばら」の意味に感心、納得しました。
とっても面白いし、読みやすいです。
中学生になる友人のお子さんにもぜひ読んでほしいので、もう1冊買ってプレゼントしたいと思います。
20人の英雄たちをタイプ別に説明してあって、小学生の中高年ぐらいでもすらすら読めるのではないでしょうか。
個人的には「くわばら」の意味に感心、納得しました。
とっても面白いし、読みやすいです。
中学生になる友人のお子さんにもぜひ読んでほしいので、もう1冊買ってプレゼントしたいと思います。
2016年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の母は、今年八十歳になります。
GHQ統制下の、いわゆる『墨塗りされた教科書』で、歴史の授業をうけたため、
歴史上の出来事を、線となって記憶できていません。
『日本人なのに、日本の歴史が理解できていない…』、
時々、寂しそうに母は嘆きます。
そんな母にこの本をプレゼント。
遅々としたスピードですが、「面白くて分かりやすい!」と、
喜んで読み進めています。
ただ一つ、注文をつけさせてもらうならば、ページ下の注釈。
なぜ、こんなに小さく、しかも、赤字で読みづらく書かれてあるのでしょうか。
四十の私でさえ、大変読みづらいのに、八十歳の母が読めるわけがありません。
『子供たちに、誇れる日本の歴史を!』とのコンセプト、大変賛同いたします。
ただ、『墨塗りされた教科書』によって、自国の歴史を学ぶ機会を奪われた世代
が、この本によって、もう一度真正面から日本史を学ぶことも
念頭に置いてほしかったです。
GHQ統制下の、いわゆる『墨塗りされた教科書』で、歴史の授業をうけたため、
歴史上の出来事を、線となって記憶できていません。
『日本人なのに、日本の歴史が理解できていない…』、
時々、寂しそうに母は嘆きます。
そんな母にこの本をプレゼント。
遅々としたスピードですが、「面白くて分かりやすい!」と、
喜んで読み進めています。
ただ一つ、注文をつけさせてもらうならば、ページ下の注釈。
なぜ、こんなに小さく、しかも、赤字で読みづらく書かれてあるのでしょうか。
四十の私でさえ、大変読みづらいのに、八十歳の母が読めるわけがありません。
『子供たちに、誇れる日本の歴史を!』とのコンセプト、大変賛同いたします。
ただ、『墨塗りされた教科書』によって、自国の歴史を学ぶ機会を奪われた世代
が、この本によって、もう一度真正面から日本史を学ぶことも
念頭に置いてほしかったです。
2020年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
倉山氏の別の著作が面白かったことと、この本が高レビューであったことから購入しましたが、既に第1章の英雄6名まで読んだ感想は「つまらない」「納得がいかない」です。
最後まで読み進めば☆3くらい行くのかもしれませんが、始まりの1章がこれでは頂けないと思ったことと、大絶賛に異議を唱える立場から、敢えて☆1の厳しい評価にさせて頂きました。
本当にこの本は初心者向きだろうか?説明がざっくりし過ぎていて、明確な人物像を結べない感じがします。
私は初心者と言うほどでもなく、大体知っているエピソードなのですけれども、《日本史の英雄》という輝かしい名に相応しい描写が為されていないので、戦前はこんな素晴らしい歴史を教わっていたのか!という感動がありません。
神武天皇は「初代」という価値しか解らないし、ヤマトタケルは古事記のエピソードで語っているので、父・景行天皇がドン引きして遠ざけるのも仕方無い残虐さです。日本書紀なら、景行天皇の信頼と次期天皇位の約束を勝ち得た皇子であったのに、どうしてこちらにしなかったのか?
神功皇后がお産を遅らせたエピソードは、非科学的に過ぎて(冷やせば子宮は収縮して早産の怖れがありますし、胎盤は一定期間を過ぎると機能低下する)、生まれた子(応神天皇)は本当に仲哀天皇の子なのか?万世一系は一旦ここで途切れたのではないか?と疑念が湧いてしまいます。
仁徳天皇も、民のかまどの話は知っていましたが、女癖の悪さはこの本で知ってしまったので、名君も夫として家庭を顧みないはダメな感じだったのね、とガッカリしました。皇后が嫉妬深いと言われるのも、出雲のスセリヒメが嫉妬深く恐ろしいと悪し様に言われていたのを思い出して不快です。
古代はまだヤマトが日本の土地と民を統一し終わっていない時代なので、一章の《英雄》たちが《侵略者》でもあるという事実は、そういう時代なのだから悪者ではないし強者で勝者であったことは客観的事実であっても、日本人が誇るべき素晴らしい日本の英雄だとは思えない、そんな語り口だと私は思いました。
因みに、聖徳太子の偉業のエピソードは良かったと思います。
買ってしまったので第2章以降も読みますが、第1章で出端を挫かれた読者として、参考までに。
最後まで読み進めば☆3くらい行くのかもしれませんが、始まりの1章がこれでは頂けないと思ったことと、大絶賛に異議を唱える立場から、敢えて☆1の厳しい評価にさせて頂きました。
本当にこの本は初心者向きだろうか?説明がざっくりし過ぎていて、明確な人物像を結べない感じがします。
私は初心者と言うほどでもなく、大体知っているエピソードなのですけれども、《日本史の英雄》という輝かしい名に相応しい描写が為されていないので、戦前はこんな素晴らしい歴史を教わっていたのか!という感動がありません。
神武天皇は「初代」という価値しか解らないし、ヤマトタケルは古事記のエピソードで語っているので、父・景行天皇がドン引きして遠ざけるのも仕方無い残虐さです。日本書紀なら、景行天皇の信頼と次期天皇位の約束を勝ち得た皇子であったのに、どうしてこちらにしなかったのか?
神功皇后がお産を遅らせたエピソードは、非科学的に過ぎて(冷やせば子宮は収縮して早産の怖れがありますし、胎盤は一定期間を過ぎると機能低下する)、生まれた子(応神天皇)は本当に仲哀天皇の子なのか?万世一系は一旦ここで途切れたのではないか?と疑念が湧いてしまいます。
仁徳天皇も、民のかまどの話は知っていましたが、女癖の悪さはこの本で知ってしまったので、名君も夫として家庭を顧みないはダメな感じだったのね、とガッカリしました。皇后が嫉妬深いと言われるのも、出雲のスセリヒメが嫉妬深く恐ろしいと悪し様に言われていたのを思い出して不快です。
古代はまだヤマトが日本の土地と民を統一し終わっていない時代なので、一章の《英雄》たちが《侵略者》でもあるという事実は、そういう時代なのだから悪者ではないし強者で勝者であったことは客観的事実であっても、日本人が誇るべき素晴らしい日本の英雄だとは思えない、そんな語り口だと私は思いました。
因みに、聖徳太子の偉業のエピソードは良かったと思います。
買ってしまったので第2章以降も読みますが、第1章で出端を挫かれた読者として、参考までに。
2016年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすく、そうなのかとも思います。足利義教は教科書的にはすぐ死んじゃう人というイメージだったので、そういうことを知れただけでも良かったです。少し偏りがあるようにも思えますが、抑える人は抑えていると思えるので良いと思います。なぜ高杉晋作ここまでもちあげてるのかは謎でしたが、編集者のこのみなんですね。まぁこういうヒーローらしいヒーローも確かに必要ですが、他と異質すぎる理屈も無理やりすぎ。できれば、別のカテゴリーでもう一冊出すときに入れてほしかった。知識はすごいんでしょうけど理屈が破綻してはね。前半はいい国に生まれたんだなぁって気持ちになれます。こういう教科書がだせれる社会にしたいですね。
2020年4月13日に日本でレビュー済み
この本一冊で、日本史の抑えておきたいポイントがわかります。
英雄で歴史を語ることには、左翼のマルクス史観的な立場からは批判もありますが、やはり歴史を動かすのは「人」だということがよくわかります。この本では日本人として知っておきたい「英雄」でそれを体現しているわけです。
日本人の教養がこの本で少しでも身につけばと思います。
英雄で歴史を語ることには、左翼のマルクス史観的な立場からは批判もありますが、やはり歴史を動かすのは「人」だということがよくわかります。この本では日本人として知っておきたい「英雄」でそれを体現しているわけです。
日本人の教養がこの本で少しでも身につけばと思います。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
日本に誇りを持つことが出来る本ですね!皇室中心にしているところも好感が持てます。古事記や日本書紀をきちんと評価しているところも良いです。やはり歴史は他国並みに神話から始めるのが良いですね。
2018年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすい!
取っ付き易いし、誰が・いつ・どんなことを・どういうふうに成し遂げたかが、するすると読める。
小学生ぐらいでも読めるんじゃないだろうか。
取っ付き易いし、誰が・いつ・どんなことを・どういうふうに成し遂げたかが、するすると読める。
小学生ぐらいでも読めるんじゃないだろうか。