中学生の冬 、
日頃ねこに対する熱い思いを語る私に友達が良いマンガがあるからと
買ったばかりの「 綿の国星 」を貸してくれました。
ずっしりとくる嬉しい重さにほくほくしながらの帰宅後 、
ひとりこたつの中でぬくぬくしながら一気に読破 。
読み終わった直後よほど ” その世界 ” に入り込んでいたのか
私が発した一言が、
「 にゃ 〜 」。
主人公とは逆にねこになっていた自分にびっくりした出来事でした 。
あれから３０年が経ち大島先生の作品を今懐かしく読み返しています 。
母親と先日父親も他界しましたが振り返ると思う存分空想が出来る
なんて贅沢な環境だったのかと改めて感じています 。
私にとっては手にした瞬間 、まさにあの時代に戻れる貴重なひと時なのです 。
-------- 2016 5.26 追悼 ---------
はな子、戦後間もなく遠いタイから 遥々長い時間をかけ当時日本に来たんだね。
昭和から平成にかけての６９年間の記憶は、
はな子にとって 長かったかな、それとも短かったのかな。
故郷の情景や香りの記憶が薄れゆく中 、ゾウ宿舎で日々何を思っていたのか。。。
優しかった山川清蔵さんと会えるといいな。
心安らかに
ありがとう！。
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