5年ぶりに読み返しました。
初めて読んだのは小5、雑誌連載にギリ間に合わなかった世代です。
コミックスは大切にしていますが、若い頃に何十回も読んだのでボロボロ。
最近は大事な心の拠り所ゆえに、数年置きに読んでいます。
多感な年頃を思い出すのと同時に、いつ読んでも、今の自分の問題に寄り添われる感じ・・・何なんでしょうね?
他の昔熱中した漫画を読んでもそんなことは無く、むしろ随分遠くまで来てしまった自分を感じて淋しくなってしまうのですが。
今回の読了では、本作によって、自分の考え方の基盤が作られていることを痛感しました。
しかも作中の言葉のまま、意識せず自分の言葉として使っていることに気付き、唖然として笑ってしまいました。
それだけ先生の言葉が、血肉になっているってことかな、と自己満足。
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はみだしっ子 第1巻 (白泉社文庫) 文庫 – 1996/3/1
三原 順
(著)
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<収録作品> Part1 われらはみだしっ子 Part2 動物園のオリの中 Part3 だから旗ふるの Part4 雪だるまに雪はふる 番外編 ボクの友達 Part5 階段のむこうには… 番外編 眠れぬ夜 番外編 ボクは友達 Part6 レッツ・ダンス・オン! 番外編 ボクと友達 Part7 夢をごらん 番外編 ボクが友達 番外編 ボクも友達 Part8 残骸踏む音
- 本の長さ437ページ
- 言語日本語
- 出版社白泉社
- 発売日1996/3/1
- ISBN-104592882113
- ISBN-13978-4592882114
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登録情報
- 出版社 : 白泉社 (1996/3/1)
- 発売日 : 1996/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 437ページ
- ISBN-10 : 4592882113
- ISBN-13 : 978-4592882114
- Amazon 売れ筋ランキング: - 270,351位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月1日に日本でレビュー済み
青春時代を彼ら4人と過ごした、既読のファンの方々には今さら余計なお世話だと思います。
.
が、これから『はみだしっ子シリーズ』を読んでみようという方には、ひとつ提案がございます。
『Part12:裏切り者』(白泉社文庫の3巻の第2話目に収録)から読んでみてはいかがかと。
なんでかというと、『Part1:われらはみだしっ子』は、かなりアクが強いのです。三原順作品のクセの強さが一番凝縮されているのが『Part1』。
.
悪口言ってるんじゃないんですよ。大ファンとしては、『Part1』だけ読んで「自分には合わないわ」とアッサリ放り出されるのが何とも口惜しいものだから。
以前、某所にて、「三原順作品を普及する会」(?だったかな)、というファンジンを手にした折り、
.
>「お願い!1巻2巻はガマンして読んで!」と友人を拝み倒して普及に励んでいる
.
という一文を読んで、ワカル!と思いっきり苦笑してしまったことがあります。
(この場合の1巻2巻は花とゆめコミックスの巻数です)
.
そのくらい、Part1~4(花とゆめコミックスの1巻)は、三原先生の個性が強すぎてハードル高いんです。
ハマれば病みつきになるんですがね~。
.
.
で、私の場合、地元の本屋に、当時最新巻だった『Part12:裏切者』しかなくて、そっからスタートしました。
.
『裏切者』は、素朴な元気少年サーニンと愛馬エルバージェの物語で、はみだしっ子シリーズ中、一番読みやすいと思います。口下手なサーニンが主役なので、もってまわった言い回しが少ないし。
.
途中からじゃストーリーがわからなくて混乱するのでは? という懸念はあるかと思いますが、
.
《親に虐待されて家を出た少年が、それぞれ巡り会って、4人力を併せてなんとか生きてきた。が、ある大きな事件に巻き込まれて、バラバラにはぐれてしまう。ひとりぼっちになったサーニンは…》
.
といった程度の《これまでのあらすじ》を頭の片隅において読めば大丈夫です。大丈夫でした。私の場合。
.
『裏切者』を読んで、主役4人に興味や親近感がわいたら、その後の『Part13:窓の遠く』を続けて読んでみる。
そもそもなんで4人離ればなれになっちゃったの? と思うなら、文庫2巻の『Part10:山の上に吹く風は』にさかのぼって読んでみる。
文庫3巻収録の『Part14:バイバイ行進曲』は、グレアムが父にどんな虐待を受けたかがわからないと話にならないので、文庫1巻『Part5:階段のむこうには…』にさかのぼって…
.
と『裏切者』を中心に前後して読んでいって、4人が別れがたい心の友となった時点で、覚悟を決めて『Part1:われらはみだしっ子』を読みました。
…結構 体力要ったわ。
『Part1』から読んでいたら、果たしてハマったかどうか。三原順作品と深い仲になってなかったら、十代二十代を生き延びられたかどうか。
地元の本屋に、花とゆめコミックス6巻『裏切者』しか置いてなかったのはラッキーだったなぁ とシミジミ思います。
.
なんつーかね、チーズに喩えるなら、『裏切者』はカマンベールやモッツァレラぐらいのなじみやすさで、『Part1』は強烈な風味のウォッシュタイプや青カビ系のブルーチーズに相当するような感じかな。
ハマれば病みつきになるんですがね~。
.
ナチュラルチーズ自体を食べ慣れていない人にいきなりウォッシュタイプを食わせるのは、みすみすチーズ嫌いを増やすバッドチョイスのような気がするので、お節介ながら提案してみました。
.
なじみやすいヤツから順々に馴らしていくか、あるいは、はじめにガツンと強烈な『パート1』をクリアして、後はもう何が来ようがヘッチャラさ! というハードコースを選ぶか。
.
各人の好みでご随意に。
.
が、これから『はみだしっ子シリーズ』を読んでみようという方には、ひとつ提案がございます。
『Part12:裏切り者』(白泉社文庫の3巻の第2話目に収録)から読んでみてはいかがかと。
なんでかというと、『Part1:われらはみだしっ子』は、かなりアクが強いのです。三原順作品のクセの強さが一番凝縮されているのが『Part1』。
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悪口言ってるんじゃないんですよ。大ファンとしては、『Part1』だけ読んで「自分には合わないわ」とアッサリ放り出されるのが何とも口惜しいものだから。
以前、某所にて、「三原順作品を普及する会」(?だったかな)、というファンジンを手にした折り、
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>「お願い!1巻2巻はガマンして読んで!」と友人を拝み倒して普及に励んでいる
.
という一文を読んで、ワカル!と思いっきり苦笑してしまったことがあります。
(この場合の1巻2巻は花とゆめコミックスの巻数です)
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そのくらい、Part1~4(花とゆめコミックスの1巻)は、三原先生の個性が強すぎてハードル高いんです。
ハマれば病みつきになるんですがね~。
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で、私の場合、地元の本屋に、当時最新巻だった『Part12:裏切者』しかなくて、そっからスタートしました。
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『裏切者』は、素朴な元気少年サーニンと愛馬エルバージェの物語で、はみだしっ子シリーズ中、一番読みやすいと思います。口下手なサーニンが主役なので、もってまわった言い回しが少ないし。
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途中からじゃストーリーがわからなくて混乱するのでは? という懸念はあるかと思いますが、
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《親に虐待されて家を出た少年が、それぞれ巡り会って、4人力を併せてなんとか生きてきた。が、ある大きな事件に巻き込まれて、バラバラにはぐれてしまう。ひとりぼっちになったサーニンは…》
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といった程度の《これまでのあらすじ》を頭の片隅において読めば大丈夫です。大丈夫でした。私の場合。
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『裏切者』を読んで、主役4人に興味や親近感がわいたら、その後の『Part13:窓の遠く』を続けて読んでみる。
そもそもなんで4人離ればなれになっちゃったの? と思うなら、文庫2巻の『Part10:山の上に吹く風は』にさかのぼって読んでみる。
文庫3巻収録の『Part14:バイバイ行進曲』は、グレアムが父にどんな虐待を受けたかがわからないと話にならないので、文庫1巻『Part5:階段のむこうには…』にさかのぼって…
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と『裏切者』を中心に前後して読んでいって、4人が別れがたい心の友となった時点で、覚悟を決めて『Part1:われらはみだしっ子』を読みました。
…結構 体力要ったわ。
『Part1』から読んでいたら、果たしてハマったかどうか。三原順作品と深い仲になってなかったら、十代二十代を生き延びられたかどうか。
地元の本屋に、花とゆめコミックス6巻『裏切者』しか置いてなかったのはラッキーだったなぁ とシミジミ思います。
.
なんつーかね、チーズに喩えるなら、『裏切者』はカマンベールやモッツァレラぐらいのなじみやすさで、『Part1』は強烈な風味のウォッシュタイプや青カビ系のブルーチーズに相当するような感じかな。
ハマれば病みつきになるんですがね~。
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ナチュラルチーズ自体を食べ慣れていない人にいきなりウォッシュタイプを食わせるのは、みすみすチーズ嫌いを増やすバッドチョイスのような気がするので、お節介ながら提案してみました。
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なじみやすいヤツから順々に馴らしていくか、あるいは、はじめにガツンと強烈な『パート1』をクリアして、後はもう何が来ようがヘッチャラさ! というハードコースを選ぶか。
.
各人の好みでご随意に。
2010年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューの評価が高かったので、まずは文庫一巻だけ買ってみました。
…まあ私は作者がデビューした年に生まれているので、絵柄そのものについて違和感は無かったです。
しかしツッコミどころは山ほどあります。
1ページに何コマ入ってるんだ。
「ボク〜なのサ!!」みたいな台詞のセンスがちょっとやだ。
何より主人公四人、おまえら幾つだ。
第一話に「八歳」の名乗りがあるけど、この巻ではずっと八歳だったと考えていいのか。
飲酒・喫煙・ディスコで踊りまくる(しかも上手い)八歳って。
しかし絵柄は確かに頭をでかく、体を小さく手足を短く、
「子供」の記号を利用して描いてあるし。
落ち込んで酒に走る八歳にも驚いたが、
1番吹いたのはタイトルに引用したレディ・ローズの言葉。
レディ・ローズ、言ってる事は最もだし、「自由が大事、自由が素晴らしい〜」の現代からすればまっとうすぎて美しい台詞ですが、
相手は八歳!!
レディ、そんなこと言っても無理無理!!(笑)
とはいえ「雪だるまに雪はふる」「階段のむこうには」なんか、その日のうちに何度読み返したことか。
「雪だるま〜」意地悪少女よりその母親が怖い。サーニンがいじらしい。
「階段〜」は、被害者対被害者の闘いであることが物語当初から明らかにされており、だからこそマックスに優しいエイダや、エイダのお友達に癒されます。←この方がオフィーリアさんなんですよね?
一番問題なのはおばちゃまじゃないのか。実の娘ほっといて何してんだおばちゃま。
「夢をごらん」ああまた仏頂面のサーニンがいじらしくてたまらない。
「残骸踏む音」家出娘のその後気になるー!!
都会は恐ろしかとこですばい!!
…一巻読み終わる頃には、もう四人が大好きになってて、すぐに続巻を購入してました…。
…まあ私は作者がデビューした年に生まれているので、絵柄そのものについて違和感は無かったです。
しかしツッコミどころは山ほどあります。
1ページに何コマ入ってるんだ。
「ボク〜なのサ!!」みたいな台詞のセンスがちょっとやだ。
何より主人公四人、おまえら幾つだ。
第一話に「八歳」の名乗りがあるけど、この巻ではずっと八歳だったと考えていいのか。
飲酒・喫煙・ディスコで踊りまくる(しかも上手い)八歳って。
しかし絵柄は確かに頭をでかく、体を小さく手足を短く、
「子供」の記号を利用して描いてあるし。
落ち込んで酒に走る八歳にも驚いたが、
1番吹いたのはタイトルに引用したレディ・ローズの言葉。
レディ・ローズ、言ってる事は最もだし、「自由が大事、自由が素晴らしい〜」の現代からすればまっとうすぎて美しい台詞ですが、
相手は八歳!!
レディ、そんなこと言っても無理無理!!(笑)
とはいえ「雪だるまに雪はふる」「階段のむこうには」なんか、その日のうちに何度読み返したことか。
「雪だるま〜」意地悪少女よりその母親が怖い。サーニンがいじらしい。
「階段〜」は、被害者対被害者の闘いであることが物語当初から明らかにされており、だからこそマックスに優しいエイダや、エイダのお友達に癒されます。←この方がオフィーリアさんなんですよね?
一番問題なのはおばちゃまじゃないのか。実の娘ほっといて何してんだおばちゃま。
「夢をごらん」ああまた仏頂面のサーニンがいじらしくてたまらない。
「残骸踏む音」家出娘のその後気になるー!!
都会は恐ろしかとこですばい!!
…一巻読み終わる頃には、もう四人が大好きになってて、すぐに続巻を購入してました…。
2015年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫本は、小さいくて読みづらいので、大きいサイズで復刻して欲しい!
三原順さんの漫画は、傑作です!
三原順さんの漫画は、傑作です!
2017年6月16日に日本でレビュー済み
自分にとってどんなに大事で心にいつも置いている本であっても、安易に人に勧められない作品がある。
はみだしっ子はその代表的な本だと思う。
安易に勧めて大好きな人に否定されたらどうしたらいいのかわからない。
そんな類の本です。
はみだしっ子はその代表的な本だと思う。
安易に勧めて大好きな人に否定されたらどうしたらいいのかわからない。
そんな類の本です。
2014年9月14日に日本でレビュー済み
中学1年生の時に、連載中のこの作品に出合いました。
「私の気持ちがここに表現されている!」
それまでも色んな本やマンガを読んでいましたが、こんな衝撃を受けたのは初めてでした。
以来、中学生時代は、彼ら四人と共に生きていました。
理不尽なことに出会った時、人間関係や自分自身に嫌気がさした時、考えるためのヒントをいっぱいもらいました。
この漫画に出会わなかったら、今の自分はいなかったとさえ思います。
今でも、ふとした時にページを開いて、彼らに会いに行きます。
自分自身の心、他人や社会との関係、生きる意味、そういったことに真っ正面から向き合って共に悩んでくれるこの作品。
全国の中学校の図書室にあれば、今でも、救われる子どもは少なくないと思います。
「私の気持ちがここに表現されている!」
それまでも色んな本やマンガを読んでいましたが、こんな衝撃を受けたのは初めてでした。
以来、中学生時代は、彼ら四人と共に生きていました。
理不尽なことに出会った時、人間関係や自分自身に嫌気がさした時、考えるためのヒントをいっぱいもらいました。
この漫画に出会わなかったら、今の自分はいなかったとさえ思います。
今でも、ふとした時にページを開いて、彼らに会いに行きます。
自分自身の心、他人や社会との関係、生きる意味、そういったことに真っ正面から向き合って共に悩んでくれるこの作品。
全国の中学校の図書室にあれば、今でも、救われる子どもは少なくないと思います。
2006年7月19日に日本でレビュー済み
いわずとしれた三原順先生の不朽の名作です。
魂の叫びという言葉が文字通り、画面の全てから飛び出してきます。
小説というカテゴリーと少女マンガというカテゴリーのいずれも打破した新しい作品形式と言っても良いかと思えるほどに、充実したネーム(言葉、台詞の部分)、そして、テーマの重さ(今の『軽さこそが信条』のような少女マンガにはありえない世界です)。
でも、だからこそ、今こそ読むべきだと思うのです。
全巻通じて読んでも、分かるところは分かり、分からないところは分からないかもしれません。
でも、一つだけ。
それでも、『お前に生きて欲しいと…!』願うことすら己の罪であるかのように背負い込んでしまうアンジーの気持ちは、おそらく、誰でも共通のもの。
人は一人では生きられず、でも、死への抗えぬ情熱も捨てきれず。
だけど、そうすると取り残される哀しむ人がいるのです。
だから、生きて。それだけでいいから。
そんな叫びが聞こえてくる作品です。
どうか、全部。繰り返しお手元で。魂を感じて下さい。忘れないで下さい。愛して下さい。彼らの全てを。そして三原先生の魂を。
魂の叫びという言葉が文字通り、画面の全てから飛び出してきます。
小説というカテゴリーと少女マンガというカテゴリーのいずれも打破した新しい作品形式と言っても良いかと思えるほどに、充実したネーム(言葉、台詞の部分)、そして、テーマの重さ(今の『軽さこそが信条』のような少女マンガにはありえない世界です)。
でも、だからこそ、今こそ読むべきだと思うのです。
全巻通じて読んでも、分かるところは分かり、分からないところは分からないかもしれません。
でも、一つだけ。
それでも、『お前に生きて欲しいと…!』願うことすら己の罪であるかのように背負い込んでしまうアンジーの気持ちは、おそらく、誰でも共通のもの。
人は一人では生きられず、でも、死への抗えぬ情熱も捨てきれず。
だけど、そうすると取り残される哀しむ人がいるのです。
だから、生きて。それだけでいいから。
そんな叫びが聞こえてくる作品です。
どうか、全部。繰り返しお手元で。魂を感じて下さい。忘れないで下さい。愛して下さい。彼らの全てを。そして三原先生の魂を。