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指先がすれ違う (白泉社花丸文庫 こ 7-1) 文庫 – 2011/6/17

4.4 5つ星のうち4.4 169個の評価

営業マンの小塚は入社以来、密かに同期のライバル・溝呂木を想い続けてきた。社員旅行の夜、溝呂木が後輩の桜庭にキスしたのを目撃してしまう。嫉妬にとらわれた小塚は、溝呂木を脅迫するが…!? 2011年6月刊。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白泉社 (2011/6/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/6/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 223ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4592876636
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4592876632
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 169個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とっても拗れたリーマンラブでしたが面白かったです。
はじめ、受けの状況がかわいそうすぎてどうなることかと思いました。ずっと好きだった相手は可愛い新人に熱をあげて、お姫様抱っこするわ寝込みにキスするわ……おまけに受けに対しては冷たく怒っているという、これで本当にめでたく両思いになれるのかという状態でした。が、両思いになって結ばれてしまえばラブラブフィーバーでした(笑) 本編後の短編で、攻めがいかに受けを好きなのかが書かれていて良かったです。本当は出会った頃から惹かれあっていたんですね……! ごちそうさまでした♪
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いや、題名通りに本当にめちゃめちゃすれ違うな〜と思った笑
ひねくれ者同士の恋って難しいな。素直じゃない二人だから、これからもたくさん喧嘩して周りに大なり小なり迷惑をかけながらなんやかんや丸く収まっていちゃいちゃするんだろうなと想像できた。
お互いの恐れとか傲慢さとか嫉妬とか誰もが持っているものだし、夢ばかりじゃないBLという感じがしてこれはこれで良かった。

正直当て馬の子が哀れすぎるから幸せになってくれ…当て馬の子が幸せになる世界線があったら読みたい
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リーマンものが大好き、同期で意識しあってるのにもどかしい設定も大好物。もう、100%のストーリーでした。しかも、エッチシーンはたっぷりで濃厚。ちょっとSもあるけれど、嫉妬からのSなので、これまた大好物。攻も受も優秀なリーマンなので、仕事シーンもよくって、その後のエッチがさらに燃えます。ここ1年読んだ中で、一番ハマりました。作者買いさせて頂きます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好きな人からグサッと心を抉られるようなことを言われたために、仕返しで嫌がらせをしてしまう…
この小塚の気持ちはわからなくはないし、だけどそのせいでどんどん相手から憎まれていくのは、読んでいるこちらも辛くなる。
大体にしてこの溝呂木という人物、深く考えもせずに相手をグサッと刺すような言葉を割と平気で言う。そして相手が傷ついた様子を見せて初めて自分の放った言葉の残虐性に気づいてオタオタするタイプ。素直と言えばいいのかもしれないけれど、こういう人には、内心傷ついても平気な振りなどしていては絶対に浮かばれない。小塚が意地でも弱みを見せるものかと強がっていた間は、二人の仲は険悪そのものだった。溝呂木みたいな人には桜庭のような素直な後輩が本当はお似合いなのだろう。
この状況をひっくり返すのは、もう無理なんじゃないか…ずっとそんなことを想いながら読んでいたので、最後に二人がうまくいったのには感動を覚えた。

ただ、引っかかるとすれば、結局のところ二人が恋人同士になったのは、小塚の嫉妬と嫌がらせがきっかけだったことで、桜庭としたら恨んでも恨み切れないんじゃないか、と思った。悪い行いが良い結果をもたらしてはいけないと頑なに思っているわけではないけれど…
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めは、なかなかその世界になじめずにいる私も入り込めました。
弱みを握られ意のままにされちゃう主人公話が多い中、この作品での主人公は悪役の立場なのでそこも面白かった。
主人公の意地悪しちゃうけど悪になりきれない所や健気なところが好きです。
「負けず嫌い」な性格でそんもしてます。 溝呂木も小塚に負けてないし。
決裂した二人がどう転がったら恋愛する二人になるのかの展開が読めずハラハラしたり、展開が読めて安心していたりしたところもありました。
この二人に加えて、後輩の桜庭と、小塚のセフレの言動が余計に話を盛り上げ楽しませてくれます。
特に小塚のセフレである飯村が、店で偶然会った溝呂木をからかうような感じが楽しかった〜。
今作が初めての本なんですね、他の作品探しちゃいました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
攻めに共感できなかったです(汗

そりゃあ受けだって誉められたものではないけれど、そこまでひどい嫌がらせではないし、そもそもその原因が攻めの逆ギレであって。

とにかく攻めの言動が子供じみてて軽くイラつきながら読みました。

ずっと罪悪感にさいなまれている受けが辛そうでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく、主人公2人の関係がこじれにこじれてしまうという、なんともめんどい1冊です。

こじれ具合もなかなか難しくて、基本的に受けも性格が悪いしw、攻めもそれどうなのよ?みたいな無体をしますので、ほんと読む人を選ぶというか…好みの分かれるお話かなと思います。
小中さんの著作は大好きで結構読んでいますが、これは割と初期のころの話ですし、今の小中さんでしたらもっと上手くまとめるのではないかなーと思ったりもします。

なんですが!
私、この話が小中さんの本の中で一番多く読み返しています。
特に、2人がくっついたあとの話がすごく好きで。
そもそも2人がこじれたキッカケとなる会社の後輩くんとの関係で、2人が痴話喧嘩みたいなのをするんですけど、
それも攻めの失言に受けが傷ついて、受けを傷つけたことにすぐ攻めが気づいてあっという間に仲直りってだけなんですけど、
はじめにこれができずにこじれまくる2人を見ているだけに、この秒速仲直りがなんか切なくてキューンとしてしまうんです。

私自身はお気に入りの1冊です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年12月20日に日本でレビュー済み
お互いに惹かれあっているのにタイミングが悪くて、最悪の状況に陥ってしまう。
誤解され、それを解くこともできずに苦しみながら、
それでも好きでいるのが止められないもどかしさがもう、ツボでした。
好きなのに憎まれていると勘違いされ、酷い仕打ちをうけてしまう受けに、
読んでいて胸がキュウキュウしっぱなしでした。
欲を言えば、誤解を解くタイミングをもう少し遅くして欲しかったかなと。
もうちょっと苦しむ姿が読みたかったと思うのは、性格が悪すぎでしょうか。
萌えツボがドストライクでした。
次回作も期待します。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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