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ズッコケ家出大旅行 (新・こども文学館 52) 単行本 – 2000/12/1

那須 正幹 (著), 高橋 信也 (イラスト), 前川 かずお (イラスト)
4.4 5つ星のうち4.4 35個の評価
すべての形式と版を表示
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  1. 本の長さ
    212ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    ポプラ社
  4. 発売日
    2000/12/1
  5. ISBN-10
    4591066428
  6. ISBN-13
    978-4591066423
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商品の説明

商品説明

家出してみたくなることってあるよね？ 自由になれる。親にギャフンと言わせられる。それに何より、知らない世界、知らない人々に出会い、だれでも大冒険物語の主人公になれるのが家出だ。

おなじみ「ズッコケ三人組」が3人で家出を決行！ まじめなハカセがいつものようにばっちり計画を立てて、ハチベエは遊び気分で、モーちゃんはたっぷりのおやつと共におっかなびっくり旅に出た。ところが、しょっぱなからハプニングの連続。ハラハラ、ドキドキ、「もお最高！」なんて笑いころげているうちに、なんだか雲行きがあやしくなってくる。笑ってる場合じゃない。モーちゃん泣いてもしょうがない。ハチベエ、もっとしっかりしろ！ ハカセ、いったいどうするつもり？ でも、3人が大切なことを学びはじめるのは、実はそれから。3人の中で一番たよりなさそうなモーちゃんが大切なことをはっきり言ってくれる。

後に残されたお父さん、お母さんたちは、今回はなんとケイタイ、パソコン、インターネットを使って3人の行方を追跡。時代が変わってもズッコケはこれからもずっと変わらずに…というファンの期待に、著者がこたえてくれた作品。小学校4年生くらいから。（小野ヒデコ）

内容（「MARC」データベースより）

ぼくね、家出しようかと思ってるんだ。4月を少し過ぎた頃ハカセが言い出した。それなら生活改善と権利獲得のため、三人揃って今度の土曜日、家出決行だ! ズッコケ三人組常識テスト付。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ポプラ社 (2000/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 212ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4591066428
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4591066423
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 35個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

ヴァル
5つ星のうち5.0 懐かしい
2023年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を初めて読んだのは小学生の頃だったか。
よくズッコケ三人組の本を図書館で借りて読んでいたけれど、その中でもこの家で大旅行がお気に入りだった。
大人になってから読むと、当時の感覚を思い出す。
今は忙しなく毎日が過ぎていき、仕事への責任や不安を抱えながら生きている。
お金に困ることは無くなったけど、時間は無くなった。

この本を読んでいる時だけは小学生の頃に、明日は何をしようかと考えていたあの頃に戻れるような気がする。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
石井竹彦
5つ星のうち4.0 特になし。
2021年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特になし。
役に立った
 レポート
デフ
5つ星のうち5.0 良かった
2012年2月6日に日本でレビュー済み
現在17歳です、母が図書館から借りてきたのを読みました。
はじめは懐かしいな〜と思いながら、軽い気持ちで読みましたが、後半からは面白くてノンストップで読みました。
経子が出てきたあたりからは、本当に続きが気になります。
読み終わった後は、経子はあれからどんな人生を歩んでいったのかな〜などと考えてしまい、この世界観が終わると思うと、少し切ない感覚が残ります。
ワンピースとか近頃売れてる漫画なんかよりも、これ一巻でよっぽど満足感が残ります。
なんでレビューが１しかないのか本当に疑問です。
自分のような年でも十二分に楽しめました。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
山田ロッキー　
5つ星のうち4.0 現代社会のタブーに取り込まれる3人組。楽しい話ではなく、トラウマ級だが、この作者だからこその名著
2022年1月1日に日本でレビュー済み
自分はこれをたしか高1のときに読みました。
　
　小学生向けのものだから、仕方ないのかもしれないけど、
ズッコケシリーズの最終期という感じの作品ではあります。

　自分が初めて読んだときに、ズッコケならではの
ファンタジー的な設定でありながら、信じられないほど
暗い話であり、かつ、日本のタブーに直接触れていると
感じました。

　今考えれば、ズッコケは児童文学のタブーに切り込む
作品であったという系譜の流れを汲む、または
作者がそれを重視した作品といえなくはないかもしれません。

　小学生向けの児童文学に、大〇の〇〇に実在する(していた)
ホームレスの集団を登場させること、
これがタブーでなくて何がタブーかという設定です。

　この話は、大人であれば、大〇の〇〇または〇〇〇〇地区という
実在の場所をモデルにしているであろうことは、容易に想像できます。

　恥ずかしながら、私自身が高一生だった時は、まったくそれらの場所の
ことを知らず、ただただ、ファンタジー(架空?)の話なのかな、くらいに
しか思いませんでした。
　
　正直言えば、小学生のころからのズッコケシリーズの愛読者だった自分も
さすがにこの作品はただひたすら暗く、深刻で暗澹たる印象で
「面白さ」は感じませんでした。

　そもそも、「ある種の希望をもって勇気をもって家出をした純粋な小学生」が
「ホームレスに取り込まれてしまう」という設定は
普通に考えたら、トラウマレベルではないでしょうか。
(もちろん　それだけではないが、　
　そこのインパクトが強くてそこだけが頭に残ってしまう(しまった))

　もし、現実に起こったら、それこそ事件レベルの悲惨な経験になるような気がします。

　その意味で、普通の小学生にすすめられる作品ではないのかもしれません。

　ただ、一方で、この作品は、あまりにタブー的な設定であることを軽視してはならないと
感じます。つまり、作者は、この作品では、ホームレスなど、児童文学ではあり得ない対象に
切り込み、描いています。
　「うんちくを語っている」という意見があり、「ホームレス社会」に入り込んでしまっている
という意味では、同様のがっかり感を私自身も感じました。

　ただ、そういう作品を作者がわざわざ作ったことを軽視もタブー視もせず、
ズッコケシリーズは　3人組がリアルホームレスになったこともある、という風に
評価しなけけばならないとレビュアーば感じます。

　恐怖体験なんかよりも、はるかにリアルで気持ち悪くて暗い話です。
でも、それを小学生の時に一度は読むことの価値を作者が考えさせてくれたことに
純粋に感謝します。

　楽しい話ではありません。
しかし、決して駄作ではなく、
小学生のうちに読んでおきたい本
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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酒井耕一
5つ星のうち5.0 おもしろい
2004年3月5日に日本でレビュー済み
　家に不満を持っている小学生にお薦め！
　ズッコケ３人組が家出を決行。
　いったいどうなってしまうんだ、と思いながら読みました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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ＭＤ
5つ星のうち2.0 前半は面白そうだったんだけど
2016年4月2日に日本でレビュー済み
三人組が親に抗議するために家出。
神社に一泊するくだりはいかにも「小学生の家出」っぽくて、ここからどう話が展開するのか…
と思いきや、後半は単なる「作者によるホームレスの実態ウンチク並べるだけコーナー」になってしまった。

いい加減に「作者が勉強した事を並べ立てるだけ」の作品はやめてほしい。
元々「お江戸の百太郎」シリーズなどでも、ウンチクでページ数を稼ぐ事は多かったが、それでも主人公達には活躍させていた。

どうでもいいけど食堂の詮索好きのおっさんがウザい。無視しろよ、三人組も。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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