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因果鉄道の旅: 根元敬の人間紀行 単行本 – 1993/5/1

4.2 5つ星のうち4.2 15個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

因果系宇宙の旅は、人間鉄道に乗ってサービスの彼岸へ辿り着く。漫画界の極北が豊漫(満)な"オトコ遍歴"を鉄道旅行になぞった濃密な無駄話。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ベストセラーズ (1993/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1993/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 375ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4584181519
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4584181515
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 15個の評価

著者について

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根本 敬
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
根本さんのエッセイでは抜群に面白い、特に『根本敬''中年愛'≠ヨの原体験』と『内田研究所とビックバン』と『尹松淑さんのこと』
で、吉田佐吉や、村田藤吉のモデルになった、人物が登場してくるので非常に興味深いですね。これを読んでやっと、根本さんの妄想が、危ないモンじゃ無いと分かりましたから、不思議なものです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年6月30日に日本でレビュー済み
まずこの本を読むと、根本敬に対して持っていた漠然としたイメージが変わります。
彼は、どうしようもなく下品でえげつない漫画家ではないです。
僕自身驚きましたが、なんかちゃんとエンターテイメントしてるんですよね。
要所要所で笑い所があったり、勝新について描いた漫画がすごいちゃんとしてたり。
久々に本を読んで、声出して笑いました。斜め上の笑いなんですけど、次はどんな手法で笑わせてくれるんだろうと思いながら読んでいました。
根本敬の語り口がいちいち面白いんですよね。
悪くいえばずっと人のかげ口を叩いてる感じなんですけど、その感じも含めて面白いです。

あとほんと意外なのが、腰の低い取材みたいな事が出来てる事です。本来、根本敬自身が異彩を放ってる人物だと思うんですが、ちゃんと一市民としての視線で相手とコミュニケーションできてます。

この本で語られているのは、主に人間の間抜けで身勝手な部分ですよね。
内田の中に僕やあなた達の姿を見出すのは難しくありません。
この本は滑稽で醜い部分を凝縮したような内田をサンプルにして人間の本質を暴こうとしてるようにも思えます。ただそこには愛がないだけで。

とにかく、これは非常に面白い本なので出来るだけ多くの人に読んでもらいたいですね。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年11月1日に日本でレビュー済み
いわゆる人間観察日誌なのですが、特殊漫画家の名を冠する根本敬氏がこの上ない常識人に思われるほど強烈な「業」の持ち主が矢継ぎ早に紹介されます。まぁ、そういった方々を避けて通れないのみならず、むしろ積極的に接触していく著者の「業」もまたなかなか根深いものがあると思いますが。個人的には、数枚紹介されている港雅子さんの文章に痺れました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年5月17日に日本でレビュー済み
根本敬の読み物三部作の記念すべき第一弾。
すべてはこれから始まった。
今までのどんなジャンルにも分かつことのできない絶対的な内容。
それは昔話のような普遍性と超前衛を持ち合わすという奇跡のケミストリー。
根本敬は偉い。偉くて偉くて仕方ない。これで偉くなければ嘘だ。
それは読めば納得できるだろう。
そして後世、人は根本敬のことを特殊漫画家大統領と呼んだ。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2001年10月11日に日本でレビュー済み
特殊漫画家・根本敬をして書かせたこの活字本は、タイトルの通り、彼の人生の点と点を鉄道の駅に例えて書かれたものである。
この本は、直接読んだ人に何かをもたらすわけではない。でも、何かはわからないが、中には何かがある。普段気づかないことに鋭敏に反応させるセンサーのような装置としての本である。
そういえば、松尾スズキがイチローに読ませたい本として挙げていたことが思い出される。
松尾曰く「だってそんなの聞かれてもわかんないじゃないですか」。
なんにもわからない人に唯一薦める手段としての本、そう、そんな本なのだとも思う。わからなさをわかるために、ぜひ。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年7月25日に日本でレビュー済み
自分が感受性が豊かな20歳のころにこの本を読んで衝撃を受けた。特に内田の話。人間の愚かな部分を全て持ってるような内田の話は人間観察に興味がある自分には衝撃的で、自分の他人を見る目が変わったし、この本は人間の本質を理解する上でバイブルだと思った。
しかし、それよりは成長した今、むしろこの本には嫌悪感さえ覚える。今なら、内田って自己愛性人格障害で済む話。内田の行動に目新しさも衝撃も無い。
そういう人格障害の人間を面白ろおかしく書くことが最低の行為にも思える。
奥崎謙三のビデオもそうだが、この人、人間へのリスペクトが無いよね。人間がちょっとおかしくなってしまう理由を突き詰めずに、ただおかしくなった人間をネタに笑いを取るという。
そんなのがライフワークとはなんかねって感じ。
56人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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