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渋沢栄一の「論語講義」 (平凡社新書) 新書 – 2010/9/16
“経営の神様”ドラッカーにも大きな影響を与えた渋沢栄一。その経営の背骨に据えた『論語』を、自身の波乱万丈の体験と、西郷、伊藤、大久保ら、偉人の思い出とともに語る。名講義、復活!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2010/9/16
- ISBN-104582855466
- ISBN-13978-4582855463
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2010/9/16)
- 発売日 : 2010/9/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 272ページ
- ISBN-10 : 4582855466
- ISBN-13 : 978-4582855463
- Amazon 売れ筋ランキング: - 702,253位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 720位平凡社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年生まれ 作家/グロービス経営大学院特任教授
早稲田大学第一文学部卒業 現在は作家として『孫子』『論語』『韓非子』『老子』『荘子』などの中国古典や、渋沢栄一などの近代の実業家についての著作を刊行するかたわら、グロービス経営大学院アルムナイスクールにおいて教鞭をとる。
編訳書に60万部の『現代語訳 論語と算盤』や『現代語訳 渋沢栄一自伝』、著書にシリーズで20万部の『最高の戦略教科書 孫子』『マンガ 最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』、などがある。
2018年4~9月トロント大学倫理研究センター客員研究員。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく年齢を問わず説明がわかりやすい。その点が申し分ないと考え☆五つといたしました。
2010年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
渋沢栄一の論語講義 渋沢栄一著 守屋淳編訳
週末、論語を開く。何度読んでも、身についていないと感じる。
論語は“君主の書”である。また、“自責の書”でもある。例えば「吾 日に三たび吾身を省みる。朋友と交わりて信ならざるか」この節を読み、“友人に犯した過ち”を憂える。そして「己に克って礼を復むを仁となす」の節が、身に沁みる。私の弱さが沁みわたる。
結局、生涯「論語読みの論語知らず」かもしれない。
週末、論語を開く。何度読んでも、身についていないと感じる。
論語は“君主の書”である。また、“自責の書”でもある。例えば「吾 日に三たび吾身を省みる。朋友と交わりて信ならざるか」この節を読み、“友人に犯した過ち”を憂える。そして「己に克って礼を復むを仁となす」の節が、身に沁みる。私の弱さが沁みわたる。
結局、生涯「論語読みの論語知らず」かもしれない。
2015年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早く届いてうれしかったです。
本はとても状態がよく、配送も簡易で助かります。
中身は読みやすすぎて、若い学生さんや初心者むけですね。
本はとても状態がよく、配送も簡易で助かります。
中身は読みやすすぎて、若い学生さんや初心者むけですね。
2010年10月10日に日本でレビュー済み
『論語と算盤』の現代語訳を読んだとき、
渋沢栄一は利益を、
社会、公に還元しようとしている、
ということに新鮮な驚きを感じた。
この本の前書きによると、
ドラッカーは、そんな渋沢の姿勢に、
社会に対しての企業の責任、あり方といった
ものを学んだようである。
これって、
いま大流行りのサンデルの考え方にも
近いところがあるのではないだろうか?
サンデルの場合は、コミュニティであるが、
それは社会と言い換えてもいいだろう。
その渋沢栄一が、
自らの生活と企業経営のバックボーンとした
論語について語った話である。
しかも、幕末の志士のことを実際に見ている
彼の生の声(訳になっているが)が、
読めるのは、それだけでも楽しい。
そして、よりよい世の中のことを考える
きっかけになる、かもしれない。
渋沢栄一は利益を、
社会、公に還元しようとしている、
ということに新鮮な驚きを感じた。
この本の前書きによると、
ドラッカーは、そんな渋沢の姿勢に、
社会に対しての企業の責任、あり方といった
ものを学んだようである。
これって、
いま大流行りのサンデルの考え方にも
近いところがあるのではないだろうか?
サンデルの場合は、コミュニティであるが、
それは社会と言い換えてもいいだろう。
その渋沢栄一が、
自らの生活と企業経営のバックボーンとした
論語について語った話である。
しかも、幕末の志士のことを実際に見ている
彼の生の声(訳になっているが)が、
読めるのは、それだけでも楽しい。
そして、よりよい世の中のことを考える
きっかけになる、かもしれない。
2015年4月28日に日本でレビュー済み
本書は、渋沢栄一が85歳の時に刊行した『論語講義』(講談社学術文庫版で全7冊)から編訳者である守屋淳氏が選んだものがまとめられている。2500年も前の偉人である孔子、そして100年近く前の日本に生きた偉人渋沢の思想がコンパクトに学べるつくりになっている。
『論語』は孔子とその高弟たちの言行をまとめたものである。孔子は、今から約2500年前の春秋時代に生きた人であり、覇権を握る国が次々に興隆しては凋落していく激動の時代であった。また、渋沢が生きた時代も長く続いた徳川の時代が終わり、明治、大正、昭和へと続く激動の時代であった。このような激動の時代の中で二人が追い求めたのは「いかに安定した社会秩序を築き、人や組織の末永い繁栄を達成するか」ということであった。そしてこの思想は近代マネジメントの父とも呼ばれるドラッカーに引き継いでいかれることとなる。
渋沢が「わたしは『論語』の教訓を守っていけば、人はよく自分を磨き、立派な家庭を築き、何事もなく無事に世を渡っていけると確信している」と述べているように『論語』そして本書の教えはまさに実践の書であり、私たちが生きていく中で大きな武器になるのである。
『論語』は孔子とその高弟たちの言行をまとめたものである。孔子は、今から約2500年前の春秋時代に生きた人であり、覇権を握る国が次々に興隆しては凋落していく激動の時代であった。また、渋沢が生きた時代も長く続いた徳川の時代が終わり、明治、大正、昭和へと続く激動の時代であった。このような激動の時代の中で二人が追い求めたのは「いかに安定した社会秩序を築き、人や組織の末永い繁栄を達成するか」ということであった。そしてこの思想は近代マネジメントの父とも呼ばれるドラッカーに引き継いでいかれることとなる。
渋沢が「わたしは『論語』の教訓を守っていけば、人はよく自分を磨き、立派な家庭を築き、何事もなく無事に世を渡っていけると確信している」と述べているように『論語』そして本書の教えはまさに実践の書であり、私たちが生きていく中で大きな武器になるのである。
2011年12月22日に日本でレビュー済み
本書は「日本資本主義の父」として著名な渋沢栄一が、晩年に論語について語り下ろした大著「論語講義」の中から、読みどころを選りすぐって訳出したものである。
よって、論語講義の全編が翻訳されているわけではないことに注意。
しかしながら、本書は、面白い部分をピックアップして読者に提供しており、また、理解の助けのための解説も随所にあり、論語初心者にも読みやすいといえる。
渋沢栄一も、論語の著者「孔子」も、各々著名ではあるが、その具体的な人物像をあまり知らない方に、この方々の思想を知るための、その端緒として、本書は有意義であるように感じる。
よって、論語講義の全編が翻訳されているわけではないことに注意。
しかしながら、本書は、面白い部分をピックアップして読者に提供しており、また、理解の助けのための解説も随所にあり、論語初心者にも読みやすいといえる。
渋沢栄一も、論語の著者「孔子」も、各々著名ではあるが、その具体的な人物像をあまり知らない方に、この方々の思想を知るための、その端緒として、本書は有意義であるように感じる。
2013年12月19日に日本でレビュー済み
日本資本主義の父といわれる渋沢栄一の「論語講義」全7巻から、読みどころをセレクトして訳出された本だ。
渋沢栄一が晩年に語り下ろしたという論語講義は、論語の解釈にとどまらず、それは例えばこういうことだと、自身の経験やエピソード(苦労話や武勇伝)を交えながら語られている。ときには、孔子はこう言っているが俺はこう思うという風に、持論が述べられていて大変面白い。
また、編訳された守屋淳さんの解説が程良く効いている。論語についての背景や予備知識、中国の歴史文化などを平易に言及してくれており、そのおかげで読みやすくなっている。
木戸孝允を「温かさのなかに厳しさがある」、西郷隆盛を「威厳がありながら圧迫感がない」、徳川慶喜を「謙虚でありながら堅苦しい感じを与えない」と評するなど、幕末維新にかけての偉人評も読みどころだと思う。
論語講義のなかで、「その以す所を視、その由る所を観、その安んずる所を察す」という孔子の教えを繰り返し引用しているとおり、渋沢は人間観察の達人でもあったのではないだろうか。
人を見るのに「行動」を観察するだけでなく、その「動機」は何か、どんな結果に「満足」するのかまでを突っ込んで観察する、という意味だそうだ。現代でも通用する「三段階の人間観察法」と呼べるものだと思う。
渋沢栄一が晩年に語り下ろしたという論語講義は、論語の解釈にとどまらず、それは例えばこういうことだと、自身の経験やエピソード(苦労話や武勇伝)を交えながら語られている。ときには、孔子はこう言っているが俺はこう思うという風に、持論が述べられていて大変面白い。
また、編訳された守屋淳さんの解説が程良く効いている。論語についての背景や予備知識、中国の歴史文化などを平易に言及してくれており、そのおかげで読みやすくなっている。
木戸孝允を「温かさのなかに厳しさがある」、西郷隆盛を「威厳がありながら圧迫感がない」、徳川慶喜を「謙虚でありながら堅苦しい感じを与えない」と評するなど、幕末維新にかけての偉人評も読みどころだと思う。
論語講義のなかで、「その以す所を視、その由る所を観、その安んずる所を察す」という孔子の教えを繰り返し引用しているとおり、渋沢は人間観察の達人でもあったのではないだろうか。
人を見るのに「行動」を観察するだけでなく、その「動機」は何か、どんな結果に「満足」するのかまでを突っ込んで観察する、という意味だそうだ。現代でも通用する「三段階の人間観察法」と呼べるものだと思う。
2010年11月22日に日本でレビュー済み
渋沢栄一は経済界で有名な明治時代の人物です。
一方論語は一般人でも知っている政治に関する有名な古典です。
この本を読んで知るべきなのは、渋沢栄一から見た当時の明治の人物像だと思います。
著者自体に癖があると思うので、論語を知るためにこの本を読むのはあまり良い事とは思いません。
論語をなるべく正確に理解して、著者がどう考え、応用したのかを考える読み方が適切だと思います。
この本を読むと当時の政治家などについて生々しく知ることができます。
歴史が単なる名前の羅列でなくなるところがこの本のいいところだと思います。
一方論語は一般人でも知っている政治に関する有名な古典です。
この本を読んで知るべきなのは、渋沢栄一から見た当時の明治の人物像だと思います。
著者自体に癖があると思うので、論語を知るためにこの本を読むのはあまり良い事とは思いません。
論語をなるべく正確に理解して、著者がどう考え、応用したのかを考える読み方が適切だと思います。
この本を読むと当時の政治家などについて生々しく知ることができます。
歴史が単なる名前の羅列でなくなるところがこの本のいいところだと思います。