ウルフのことが好きになったのは中学生の頃、あの時はトランスジェンダー男性でありながらも女性の体を持ってしまった自分の体を嫌悪していました。そんな時に出会ったウルフの本や考え方は私をいまだに鼓舞し続けています。
フェミニズムの古典とも言われているこの本、一読の価値があります。もしかしたら、あなたの愛読書になるかと思います。
私の中では、この本は人生の愛読書であり続けています。
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自分ひとりの部屋 (平凡社ライブラリー) 文庫 – 2015/8/25
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女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分一人の部屋を持たねばならない――〈女性と小説〉の歴史を熱く静かに紡いだ名随想の新訳。
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2015/8/25
- 寸法11 x 1.4 x 16 cm
- ISBN-104582768318
- ISBN-13978-4582768312
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2015/8/25)
- 発売日 : 2015/8/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 269ページ
- ISBN-10 : 4582768318
- ISBN-13 : 978-4582768312
- 寸法 : 11 x 1.4 x 16 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 62,338位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2023年5月12日に日本でレビュー済み
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本を開いて、改行無しの長ったらしい文かもしれないと覚悟を決めて読むと、全体が講義録的な体でもあるためか、非常にすっと入ってくる。腑に落ちる。みずみずしい。ウルフが図書館で調べ物をしている様子はありありと目に浮かぶ。横にいる得意げな大学生の様子もいい。こんなふうにも書けるのだ。あるいはこれは、女性ならではなのかもしれない。女性(作家)という観点から歴史全体をもう一度見直してみたくなった。
2023年9月26日に日本でレビュー済み
1928年にケンブリッジ大学の女子カレッジで行われた「女性と小説」をテーマとした講演に基づいた作品である。講演だけに読みやすく、しかし論の進め方は冗長でやや曖昧にもなっている。ウルフに親しむ読者で、彼女の小説に限らず女性論に興味を持った方にとっては一読に値するだろうけれど、誰もが読むべきものとまでは思わなかった。講演の聴衆であったような女子学生ならば、興味深く読み進められるのかもしれない。
しかし、本書の訳注と訳者解説に限って言えば、これが大変素晴らしい。ウルフのわかりにくい文章でも訳注があればこそ理解出来たという箇所が多々あったし、訳者解説は本書が成立した背景や契機だけでなく、本書が現代においてどのような意義を持ち得るのか、またどのような点に限界があるかなど、簡潔かつ明瞭に解説されていて非常に好感が持てるし、こちらは誰が読んでも得るところがあるだろうと思う。
しかし、本書の訳注と訳者解説に限って言えば、これが大変素晴らしい。ウルフのわかりにくい文章でも訳注があればこそ理解出来たという箇所が多々あったし、訳者解説は本書が成立した背景や契機だけでなく、本書が現代においてどのような意義を持ち得るのか、またどのような点に限界があるかなど、簡潔かつ明瞭に解説されていて非常に好感が持てるし、こちらは誰が読んでも得るところがあるだろうと思う。
2020年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウルフの有名な随筆。彼女の言葉のみずみずしさや、エネルギーが伝わってくる翻訳です。ウルフが身近に感じられる素晴らしい訳なので、他の翻訳で挫折した方も、是非もう一度『自分ひとりの部屋』を手にとってみて下さい。これは感動します!
2016年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これを読む前にみすず書房版を読んで、難しいなと思っていました。
そもそもウルフの文章が訳すのが大変だからでしょうね。
この新しいのはとても読みやすいです。
その上、ほかの出版社で翻訳した川本静子さんにも協力してもらったと書いてあり、
みんなの力で作り上げたバージョンのような感じがしました。
そもそもウルフの文章が訳すのが大変だからでしょうね。
この新しいのはとても読みやすいです。
その上、ほかの出版社で翻訳した川本静子さんにも協力してもらったと書いてあり、
みんなの力で作り上げたバージョンのような感じがしました。
2017年12月3日に日本でレビュー済み
今から88年も前に、こんなにものびのびと文学(フィクション)と女性を評論した女性がいたことに驚きました。
この本は、「エッセイ」(8頁)である、と著者ウルフは考えています。「事実よりも虚構(フィクション)に真実がたくさん含まれることがある」(11頁)と著者自身も書いていますが、読者としてもこの本はエッセイというよりは小説(フィクション)に分類されるのでは、と感じました。著者ウルフがフィクションの形をとって生き生きと女性と小説について真実を書いていると感じたからです。
この本が書かれたのは、1929年。古典です。1928年に行われた<女性と小説(フィクション)>という講演の原稿がもととなっています。
そして、その前の「1925年」には、著者ウルフは『源氏物語』第一巻を英訳本で読んで、書評をしているそうです。(249頁)
本書の中でも、過去の優れた女性の文学者のひとりとして「紫式部」の名前を著者は挙げています。(188頁)日本人として、うれしいです。
「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」(10頁)という意見を著者ウルフは持っています。
この意見での「お金」とは、年収五百ポンド。「訳者解説」によれば、五百ポンドは日本円で五百万円に相当する、とのことです。(263頁)
それなのに、巻末では「貧困の中でだれにも顧みられずに仕事をしたとしても、そこにはやりがいがある」(197頁)と著者は断言しています。
これら二つの文章は矛盾するように思われます。
結局、小説家は、お金ではなく、やりがいである、というのが本書の結論でした。
この本の語り手「わたし」は、文芸評論家のように十六世紀~十九世紀の女性作家の文学史を語っています。しかし、第三章では「もしもシェイクスピアにジュディスという名前の妹がいたら、ジュディスはどんな生涯を送ることになっただろう」(258頁)と仮定として文学史を想像しています。まるで小説のような仮定的展開です。創造的に語っています。
さらに第五章では、二十世紀の「架空の」女性作家のことを語り出します。この架空の人物を出してくるというのも「まるで小説」のような自由な展開です。のびのびとした評論集的物語のようにも感じられます。
なお、本書は六つの章で構成されています。各章には題名が無いので、自分なりに内容を簡潔にまとめて題名を付けてみました。
第一章 十月のオックスブリッジでの一日について語る
第二章 なぜ女たちは貧しいのか? 答えを求めて大英博物館へ
第三章 十六世紀の一般女性の生涯を想像
第四章 十七~十九世紀の女性作家の軌跡
第五章 二十世紀の架空の女性作家が女どうしの好意を描く
第六章 男女の調和から得られる最大の満足
この本は、「エッセイ」(8頁)である、と著者ウルフは考えています。「事実よりも虚構(フィクション)に真実がたくさん含まれることがある」(11頁)と著者自身も書いていますが、読者としてもこの本はエッセイというよりは小説(フィクション)に分類されるのでは、と感じました。著者ウルフがフィクションの形をとって生き生きと女性と小説について真実を書いていると感じたからです。
この本が書かれたのは、1929年。古典です。1928年に行われた<女性と小説(フィクション)>という講演の原稿がもととなっています。
そして、その前の「1925年」には、著者ウルフは『源氏物語』第一巻を英訳本で読んで、書評をしているそうです。(249頁)
本書の中でも、過去の優れた女性の文学者のひとりとして「紫式部」の名前を著者は挙げています。(188頁)日本人として、うれしいです。
「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」(10頁)という意見を著者ウルフは持っています。
この意見での「お金」とは、年収五百ポンド。「訳者解説」によれば、五百ポンドは日本円で五百万円に相当する、とのことです。(263頁)
それなのに、巻末では「貧困の中でだれにも顧みられずに仕事をしたとしても、そこにはやりがいがある」(197頁)と著者は断言しています。
これら二つの文章は矛盾するように思われます。
結局、小説家は、お金ではなく、やりがいである、というのが本書の結論でした。
この本の語り手「わたし」は、文芸評論家のように十六世紀~十九世紀の女性作家の文学史を語っています。しかし、第三章では「もしもシェイクスピアにジュディスという名前の妹がいたら、ジュディスはどんな生涯を送ることになっただろう」(258頁)と仮定として文学史を想像しています。まるで小説のような仮定的展開です。創造的に語っています。
さらに第五章では、二十世紀の「架空の」女性作家のことを語り出します。この架空の人物を出してくるというのも「まるで小説」のような自由な展開です。のびのびとした評論集的物語のようにも感じられます。
なお、本書は六つの章で構成されています。各章には題名が無いので、自分なりに内容を簡潔にまとめて題名を付けてみました。
第一章 十月のオックスブリッジでの一日について語る
第二章 なぜ女たちは貧しいのか? 答えを求めて大英博物館へ
第三章 十六世紀の一般女性の生涯を想像
第四章 十七~十九世紀の女性作家の軌跡
第五章 二十世紀の架空の女性作家が女どうしの好意を描く
第六章 男女の調和から得られる最大の満足
2015年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フェミニズム作家として代表されるウルフですが、この本ではいわゆるフェミニズム運動とは遠く離れた位置から身を置き、ただひたすら自分の前の現実を眺め、語る、ひとりの女性です。簡単に、飾らずに、「何よりも自分自身でいること」をウルフは切に願います。そのために「自分ひとりの部屋」と「年収500ポンド」を得るための努力をすること。人間を、つねに他人との関係においてではなく、「現実」との関連において眺めるために。子育て中のお母さんたちにも、ウルフは「人生という仕事をおやりなさい」と語りかけます。現代の日本社会においても、改めて様々な論点を読む人に想起させるのではないでしょうか。
2015年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の私にとっても共感できる内容でした。中学生の娘にも読むことをすすめました。表現は少し難しいけど、大切に読みたい内容です。