プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,540¥1,540 税込
ポイント: 93pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,540¥1,540 税込
ポイント: 93pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥593
中古品:
¥593

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
野尻抱影 星は周る (STANDARD BOOKS) 単行本 – 2015/12/14
野尻 抱影
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,540","priceAmount":1540.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,540","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"58O0afBJxUxoRDCFqqoIMW2LcmLuJJJSxUYqsgnSLJ%2B63SZ%2BpvRQeIwPjmIyG4KWMr%2FidVNGZYZwXQD9mNzNv5hnW5CK0FYVLu8rL2aiejs%2BieuirsRpkdORcvsEfkBxa89tcuaBlTc%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥593","priceAmount":593.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"593","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"58O0afBJxUxoRDCFqqoIMW2LcmLuJJJSnoyy4pIkXjwvSZVVn96FU0K2hU41ot0aBiDraM4woao8o7ZZEunKaSiJSK%2Bk%2BQjos6fJGRJ2aBCL%2By5ovS2BALmZY46pNOCPPVOYmZ%2B42t8DPEV10vRoOVDoo3vxCNj3LHLocpQzql5xK31zLEZaAg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
古今東西の文学や民俗を渉猟し、洒脱な筆致で星を紹介した「星の文人」野尻抱影。抱影が特に愛した星や四季折々の星の話などを厳選。
- 本の長さ217ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2015/12/14
- 寸法11.7 x 1.5 x 18.3 cm
- ISBN-104582531520
- ISBN-13978-4582531527
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 野尻抱影 星は周る (STANDARD BOOKS)
¥1,540¥1,540
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
¥836¥836
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り6点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2015/12/14)
- 発売日 : 2015/12/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 217ページ
- ISBN-10 : 4582531520
- ISBN-13 : 978-4582531527
- 寸法 : 11.7 x 1.5 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,941位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年12月14日に日本でレビュー済み
野尻抱影は、大佛次郎の兄で、冥王星を命名した人です。天文学者ではありませんが、天文に関する随筆を多数書いています。この本は、没後にいくつかの本に掲載されていた短編の随筆60篇を集めたもののようです。前半が2ページに収まった短い文章、後半はその2倍ぐらいの長さになっています。星や星座の季節感の描写が見事ですが、例えば「夕方の獅子座」で、早春のころを思い浮かべることができると、この随筆集はさらに楽しめると思います。
それにしても、都会の明かりにかき消されて、星の季節感は無くなりましたし、わざわざ郊外に出かけなければ星が楽しめなくなったことは残念です。この随筆でも、住まいの周りが徐々に明るくなっていることを嘆いているくだりがあります。ふたご座に連なる星々といった記述がありますが、市街地ではふたご座のカストルとポルックスの2つが見えれば、今日は空が澄んでいて星が良く見えるといったありさまで、星空の季節感を実感しにくくなっていると思います。
それぞれの随筆の最後に書かれた年代が記されていますが、おかしいように思います。終戦の年である1945年に原爆忌や終戦から数年後の様子が書かれていたりしています。
それにしても、都会の明かりにかき消されて、星の季節感は無くなりましたし、わざわざ郊外に出かけなければ星が楽しめなくなったことは残念です。この随筆でも、住まいの周りが徐々に明るくなっていることを嘆いているくだりがあります。ふたご座に連なる星々といった記述がありますが、市街地ではふたご座のカストルとポルックスの2つが見えれば、今日は空が澄んでいて星が良く見えるといったありさまで、星空の季節感を実感しにくくなっていると思います。
それぞれの随筆の最後に書かれた年代が記されていますが、おかしいように思います。終戦の年である1945年に原爆忌や終戦から数年後の様子が書かれていたりしています。
2020年7月4日に日本でレビュー済み
評者の私が双眼鏡で木星と四大衛星を覗き見たり、反射望遠鏡で赤銅色に染まる皆既月食を観測したのは、43、4年も前の中学3年生か高校1年生の頃になる。
随筆集の本書を読むと、星に親しむ者の生態が赤裸々に描かれていて、著者が関東大震災や大東亜(太平洋)戦争の時代に夜空を見上げていた事実に驚嘆せざるを得ない。
予備知識のない初心者に望遠鏡で土星を覗かせて、その反応を見たり印象を聞くのを愉しみにしているという文章に出逢った私は、にやりとした。土星の環を初めてレンズの視野に捉えたときの、芯からうち震える時めきが今でも忘れられないからだ。
天文観測の大先輩は明治43(1910)年のハレー彗星大接近を体験されており、昭和61(1986)年のそれが期待外れだったので、私はとても羨ましく感じた。
哲人カントは「我が上なる星空と、我が内なる道徳律」を賛美し、隣国の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)は「星を歌う心ですべての絶え入るものをいとおしまねば」と詠んだという。
著者の野尻抱影は、昔も今も、そして相当な時間の流れにも変わらぬ姿を留める星々の「ささやき」に耳を澄ませ、星座との再会に心を躍らせ、無窮の宇宙に思いを馳せる贅沢を身をもって知っていたのだ。
「たまには天地が転倒して人間が逆立ちし、今にも星空へ墜落しようとする錯覚ぐらいは時々感じていい。それだけでも、人間を謙虚にする足しにはなるだろう。」
「「星が降るようだ。あしたの朝は霜が強かろう」こう言って忙しく雨戸を繰る声を聞く時ほど、冬の星の凄じいばかりの美しさを思うことはない。」
「星の静かなきらめきには、いわゆる「ささやき」を思うが、それが忙しくなるほど、声が聞えそうな感じもしてくる。」
人は、星空を見上げるから詩人になるのか、詩人だから夜の星を眺めてしまうのか…。
随筆集の本書を読むと、星に親しむ者の生態が赤裸々に描かれていて、著者が関東大震災や大東亜(太平洋)戦争の時代に夜空を見上げていた事実に驚嘆せざるを得ない。
予備知識のない初心者に望遠鏡で土星を覗かせて、その反応を見たり印象を聞くのを愉しみにしているという文章に出逢った私は、にやりとした。土星の環を初めてレンズの視野に捉えたときの、芯からうち震える時めきが今でも忘れられないからだ。
天文観測の大先輩は明治43(1910)年のハレー彗星大接近を体験されており、昭和61(1986)年のそれが期待外れだったので、私はとても羨ましく感じた。
哲人カントは「我が上なる星空と、我が内なる道徳律」を賛美し、隣国の詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)は「星を歌う心ですべての絶え入るものをいとおしまねば」と詠んだという。
著者の野尻抱影は、昔も今も、そして相当な時間の流れにも変わらぬ姿を留める星々の「ささやき」に耳を澄ませ、星座との再会に心を躍らせ、無窮の宇宙に思いを馳せる贅沢を身をもって知っていたのだ。
「たまには天地が転倒して人間が逆立ちし、今にも星空へ墜落しようとする錯覚ぐらいは時々感じていい。それだけでも、人間を謙虚にする足しにはなるだろう。」
「「星が降るようだ。あしたの朝は霜が強かろう」こう言って忙しく雨戸を繰る声を聞く時ほど、冬の星の凄じいばかりの美しさを思うことはない。」
「星の静かなきらめきには、いわゆる「ささやき」を思うが、それが忙しくなるほど、声が聞えそうな感じもしてくる。」
人は、星空を見上げるから詩人になるのか、詩人だから夜の星を眺めてしまうのか…。