展覧会には行けなかったので、雰囲気を感じるにはこの本だけが頼りです。
作品や言葉がコラージュのように記憶にどんどん畳み掛けてくる。
ページをめくりながら当時の自分について考える。そんな時間を楽しみました。
私の思春期を強く支えてくれた岡崎先生。
大人になってから読むと、当時の想いは蘇ってきますがじゃあ現在もその通りに感じるかと言えばそういうわけではない。
残念ながら私はすっかり大人になってしまって、当時魅力的だった登場人物の男の子に恋はしない。音楽と、おしゃれと、恋と、はじけそうな心でいっぱいだったあの頃ではない。
だから、あの頃に岡崎先生の漫画を読むことができて良かった。
いや、「良かった」などという軽やかな言葉ではなくもっと切羽詰まった言葉で感謝したい。あの頃の私を支えてくれてありがとうございました。
桜沢エリカ・安野モヨコ・しまおまほ 3先生の対談を楽しく読ませていただいた。
友人・アシ・ファンという立場で当時の岡崎先生について語ってくれていた。
現在の先生の様子が気にかかっていたけれど、あの短いメッセージで理解できた。またこれもすごいことだと思うけど、いつだって先生の言葉はすんなりと入ってくる。
岡崎マンガは、テーマはとてつもなく重いのに作者の思いを押し付けることなくいつだってポップで軽やかに終わっている。そういうところが好きだった。暗いけど、絶望はしない。
読み手に委ねることがうまい。
あとがきの方で書かれていて気づいたけど、インターネットも携帯もなかったんだなと。
今の世の中で、先生が描くとしたらどんな世界観になるだろう?未来が一瞬楽しみになった。
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岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ 大型本 – 2015/2/3
岡崎京子
(著)
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- 本の長さ394ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2015/2/3
- 寸法18.4 x 2.2 x 25.8 cm
- ISBN-104582206794
- ISBN-13978-4582206791
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対象商品: 岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2015/2/3)
- 発売日 : 2015/2/3
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 394ページ
- ISBN-10 : 4582206794
- ISBN-13 : 978-4582206791
- 寸法 : 18.4 x 2.2 x 25.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 21,955位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 36,268位コミック
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図録というより書籍だった。小沢健二さんの寄稿が読みたくて購入したが、面白い内容で満足。
2015年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品とその時代性を並べるだけでよかった。
ほかの評者がおっしゃっているようにトリビュートは余計でした。
作品が際立っていることが自明なら図録に徹してほしかった。
思い余るとこういう体裁になってしまうのも仕方がないことなのかもしれない。
得難いものは親族(弟)の談話と岡崎京子自身のコメントです。
会期中は訪れることをお勧めします。
訪れる方々の年齢を横目に想像しつつ、作品を感受する変化に歳月を感じることができます。
ほかの評者がおっしゃっているようにトリビュートは余計でした。
作品が際立っていることが自明なら図録に徹してほしかった。
思い余るとこういう体裁になってしまうのも仕方がないことなのかもしれない。
得難いものは親族(弟)の談話と岡崎京子自身のコメントです。
会期中は訪れることをお勧めします。
訪れる方々の年齢を横目に想像しつつ、作品を感受する変化に歳月を感じることができます。
2015年3月13日に日本でレビュー済み
ずっと読みたかった「平成枯れすすき」が収録されていたのが嬉しかったです。
昔、何かのあとがきで「大人の事情で収録できなかった」と書いてあったのですが
内容を読むと、どこがマズいポイントなのかがなんとなーく分かって、興味深かったです。
あんまり見た事の無いカラーの予告カットがたくさん入っているのも良かった。
値段も、作りのわりに良心的かと。
昔、何かのあとがきで「大人の事情で収録できなかった」と書いてあったのですが
内容を読むと、どこがマズいポイントなのかがなんとなーく分かって、興味深かったです。
あんまり見た事の無いカラーの予告カットがたくさん入っているのも良かった。
値段も、作りのわりに良心的かと。
2015年3月19日に日本でレビュー済み
未見の作品が読めましたしイラストのカットもどれも素敵で概ね満足です。
様々な媒体から引用された文章がよくまとめられていて、編集者の苦労がうかがえます。
しかしながらとんちんかんな論評が水をさします。トリビュートも誰も喜ばないのでは。ページの無駄遣いをせずにもっと岡崎京子の作品を載せて欲しいと思いました。
それから超個人的な意見ですが、最後のメッセージは展覧会と同じ色にして欲しかった。その方が展覧会の感動がよみがえったと思います。
短いメッセージですが、本人にとってもファンにとっても色んな気持ちがつまった大切な大切なメッセージだから、そう思います。
様々な媒体から引用された文章がよくまとめられていて、編集者の苦労がうかがえます。
しかしながらとんちんかんな論評が水をさします。トリビュートも誰も喜ばないのでは。ページの無駄遣いをせずにもっと岡崎京子の作品を載せて欲しいと思いました。
それから超個人的な意見ですが、最後のメッセージは展覧会と同じ色にして欲しかった。その方が展覧会の感動がよみがえったと思います。
短いメッセージですが、本人にとってもファンにとっても色んな気持ちがつまった大切な大切なメッセージだから、そう思います。
2015年5月3日に日本でレビュー済み
世田谷文学館での「岡崎京子展」は、そこいらへんの美術展よりも、感動を与えてくれた素晴らしい展示でした。
学芸員さんの愛とアイデアを感じる企画でした。(世田谷文学館の企画展は、手塚原画展やSF展も素晴らしかったです)
会場で泣いている人もいました。
出口にあった、感想カードも尋常じゃない量でした(あれも何かの形で公開してほしいなあ。あの感想カードが、本当に誰かの人生を支えていたんだなあ、という証拠であり、あの声が集まって、一つの文学でした。Twitterとかデジタルの時代では感じられない「愛」がありました。)
年代も、10代のリアルタイムじゃない方から、幅広い層まで来ていて、改めて凄い作家であり、
素晴らしい企画展だったと思います。
普通の美術館ではできなかったですし、「岡崎京子」さんこそ、「フィッシュマンズ」とともに、
まさに「世田谷」が生んだ「世田谷的なもの」、普通の日常の中にある「至福」を言葉にして、形にする表現者の
系譜に位置する作家だと思いました。
しかし、この図録は、本当に、残念すぎます。
まず、トリビュートの文章は「オザケン」のもの以外、まったくいらない。完全にズレてます。
各種から集めた原稿は、あとのページにでも、集めて、束ねて入れてほしかった。
いろいろ売るため、しょうがないんでしょうが、せめて構成だけは、いちいち、絵と交互に入れないでほしかった。。。
絵や原画にとって、そこで挿入される、誰かの「思い入れ」なんて、完全に「邪魔」なので、むしろマイナス。
中には、明らかに「仕事」だから書いた、みたいな原稿もあって、うーん。。。
みんなが「私にとって」でしか語れない、惹きつけてしまうものすごい人柄なのは、充分に、
原画だけでわかりますとも。ええ。
オザケンだけは、さすがです。90年代のポップと消費社会の「嵐のど真ん中」にいた人にしか書けない文章です。
「みなさんの話は禁物」は、ぜひ読んでみて下さい。
CDが大量に売れていた時代、本や映画がまだマジックを起こす力のあった時代、
渋谷にレコード屋がたくさんあって、みんなが新しいレコードを探していた時代、
エンタメが今のような「マーケティング」に完全に取り込まれる前の時代であったこと、
「みなさん」というのが、「みなさん」じゃなくて(わかりにくくてすいません)
本当に、ここにいる「僕」や「あたし」だったこと。
オザケンと岡崎京子がやっていた時代の「共振」が、今になってハッキリとわかります。
「ライフ」や「岡崎京子」の漫画が、今でも全然古くなっていない理由でしょうね。
コズフィッシュ祖父江さんのブックデザインは、素晴らしいものが多いのですが、これに関してはマイナスです。
本当に、見にくい。
目次がわかりにくかったり、ページが本の真ん中に印刷されているのは、怒りを通り越して、ムカつくレベルです。
こういう「本の実験」は、他の本でいくらでもできるのだから、
御願いだから、「岡崎京子」さんなのだから、「そのまんま」淡々と図版を載せるだけでいいのに、
ぶち壊さないで〜、、、という感じ。
本当に類を見ないぐらいの、素晴らしい展示でしたので、
できれば、違う形で全ての原画集、もしくは、素材は、デジタルでも何でもいいので、
みせてほしい。心から。
御願いします。
学芸員さんの愛とアイデアを感じる企画でした。(世田谷文学館の企画展は、手塚原画展やSF展も素晴らしかったです)
会場で泣いている人もいました。
出口にあった、感想カードも尋常じゃない量でした(あれも何かの形で公開してほしいなあ。あの感想カードが、本当に誰かの人生を支えていたんだなあ、という証拠であり、あの声が集まって、一つの文学でした。Twitterとかデジタルの時代では感じられない「愛」がありました。)
年代も、10代のリアルタイムじゃない方から、幅広い層まで来ていて、改めて凄い作家であり、
素晴らしい企画展だったと思います。
普通の美術館ではできなかったですし、「岡崎京子」さんこそ、「フィッシュマンズ」とともに、
まさに「世田谷」が生んだ「世田谷的なもの」、普通の日常の中にある「至福」を言葉にして、形にする表現者の
系譜に位置する作家だと思いました。
しかし、この図録は、本当に、残念すぎます。
まず、トリビュートの文章は「オザケン」のもの以外、まったくいらない。完全にズレてます。
各種から集めた原稿は、あとのページにでも、集めて、束ねて入れてほしかった。
いろいろ売るため、しょうがないんでしょうが、せめて構成だけは、いちいち、絵と交互に入れないでほしかった。。。
絵や原画にとって、そこで挿入される、誰かの「思い入れ」なんて、完全に「邪魔」なので、むしろマイナス。
中には、明らかに「仕事」だから書いた、みたいな原稿もあって、うーん。。。
みんなが「私にとって」でしか語れない、惹きつけてしまうものすごい人柄なのは、充分に、
原画だけでわかりますとも。ええ。
オザケンだけは、さすがです。90年代のポップと消費社会の「嵐のど真ん中」にいた人にしか書けない文章です。
「みなさんの話は禁物」は、ぜひ読んでみて下さい。
CDが大量に売れていた時代、本や映画がまだマジックを起こす力のあった時代、
渋谷にレコード屋がたくさんあって、みんなが新しいレコードを探していた時代、
エンタメが今のような「マーケティング」に完全に取り込まれる前の時代であったこと、
「みなさん」というのが、「みなさん」じゃなくて(わかりにくくてすいません)
本当に、ここにいる「僕」や「あたし」だったこと。
オザケンと岡崎京子がやっていた時代の「共振」が、今になってハッキリとわかります。
「ライフ」や「岡崎京子」の漫画が、今でも全然古くなっていない理由でしょうね。
コズフィッシュ祖父江さんのブックデザインは、素晴らしいものが多いのですが、これに関してはマイナスです。
本当に、見にくい。
目次がわかりにくかったり、ページが本の真ん中に印刷されているのは、怒りを通り越して、ムカつくレベルです。
こういう「本の実験」は、他の本でいくらでもできるのだから、
御願いだから、「岡崎京子」さんなのだから、「そのまんま」淡々と図版を載せるだけでいいのに、
ぶち壊さないで〜、、、という感じ。
本当に類を見ないぐらいの、素晴らしい展示でしたので、
できれば、違う形で全ての原画集、もしくは、素材は、デジタルでも何でもいいので、
みせてほしい。心から。
御願いします。
2015年2月5日に日本でレビュー済み
『岡崎京子初の大規模展覧会公式カタログ』と銘打ってはいるものの、主催者ではなく、一般の出版社が書籍として発行するという、昨今よくある形になっているので、思い通りにいかない部分も少なくなかったのだろうが、展覧会図録なんだから、会場にはなかった出来の悪いトリビュートなんて要らなかったし、つまらない評論も減らして、もっと会場に展示されていた作品、特に、単行本を全部揃えても手に入らないカットや超初期作品を掲載して欲しかったね。もちろん、展示作品全点掲載なら言うことなかったんだけど。
あと、この図録にも会場にも、出品リストがなかったのは不親切。
ということで、★1個マイナスにさせてもらいました。
あと、この図録にも会場にも、出品リストがなかったのは不親切。
ということで、★1個マイナスにさせてもらいました。