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帝国ホテル建築物語 (PHP文芸文庫) 文庫 – 2023/1/11

4.2 5つ星のうち4.2 52個の評価

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1923年に完成した帝国ホテル二代目本館、通称「ライト館」。“世界一美しいホテル”“東洋の宝石”として絶賛された名建築だが、完成までの道のりは、想像を絶するものだった――。二十世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトによる飽くなきこだわり、現場との対立、難航する作業、襲い来る天災……。次々と困難が立ちはだかったが、男たちは諦めなかった。ライト館の建築に懸けた者たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説!
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出版社より

帝国ホテル ライト館 開業100周年 1923年 完成 帝国ホテル二代目本館 通称 世界一美しいホテル 東洋の宝石 絶賛 名建築 完成までの道のり 想像を絶する
人間 建築 関わり 迫力 面白かった 隈研吾 建築家
二十世紀 代表 米国人建築家 フランク・ロイド・ライト こだわり 現場 対立 難航 作業 襲い来る 天災 困難 男たち 諦めなかった
ライト館 建築 懸けた者 熱い闘い 描いた 著者渾身 長編小説 東京新聞 週刊現代 週刊新潮 各紙誌 書評 絶賛
家康の海 外交 徳川家康 外交戦略 万事オーライ 別府温泉 日本一 油屋熊八 梅と水仙 女子教育 津田梅子 大正の后 昭和 激動 大正天皇 昭和天皇 貞明皇后 調印の階段 重光葵 降伏文書 調印 家康の海 外交 徳川家康 外交戦略 万事オーライ 別府温泉 日本一 油屋熊八 梅と水仙 女子教育 津田梅子 大正の后 昭和 激動 大正天皇 昭和天皇 貞明皇后 調印の階段 重光葵 降伏文書 調印 家康の海 外交 徳川家康 外交戦略 万事オーライ 別府温泉 日本一 油屋熊八 梅と水仙 女子教育 津田梅子 大正の后 昭和 激動 大正天皇 昭和天皇 貞明皇后 調印の階段 重光葵 降伏文書 調印 家康の海 外交 徳川家康 外交戦略 万事オーライ 別府温泉 日本一 油屋熊八 梅と水仙 女子教育 津田梅子 大正の后 昭和 激動 大正天皇 昭和天皇 貞明皇后 調印の階段 重光葵 降伏文書 調印 家康の海 外交 徳川家康 外交戦略 万事オーライ 別府温泉 日本一 油屋熊八 梅と水仙 女子教育 津田梅子 大正の后 昭和 激動 大正天皇 昭和天皇 貞明皇后 調印の階段 重光葵 降伏文書 調印
家康の海 万事オーライ ――別府温泉を日本一にした男 梅と水仙 大正の后 ――昭和への激動 調印の階段 ――不屈の外交・重光葵
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価格 ¥2,090 ¥2,090 ¥1,980 ¥968 ¥858
発売日 2022年12月07日 2021年08月19日 2019年12月23日 2018年09月07日 2015年07月07日
判型 四六判上製(単行本) 四六判上製(単行本) 四六判上製(単行本) 文庫判 文庫判
内容紹介 家康の真骨頂は外交にあり! 西欧諸国の思惑、朝鮮との国交回復……知られざる徳川家康の外交戦略とその手腕を描いた長編歴史小説。 「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」――奇想天外なアイデアと規格外の行動力で、別府温泉を日本一にした油屋熊八を描いた歴史小説。 父との葛藤、帰国子女ゆえの周囲との軋轢を乗り越え、女子教育の先駆けとなった津田梅子の知られざる生涯を描いた感動の長編小説。 妻として大正天皇を支え、母として昭和天皇を見守り続けた貞明皇后。その感動の生涯と家族との絆を描いた著者渾身の長編小説。 日本史上、もっとも不名誉な“仕事”を買って出た男――降伏文書への調印を行なった外交官・重光葵の激動の生涯を描いた長篇小説。

商品の説明

著者について

静岡市出身。東京女子大学史学科卒業。出版社勤務、7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、作家に。2003年に『桑港にて』(文庫化時に『咸臨丸サンフランシスコにて』に改題)で歴史文学賞、09年に『群青 日本海軍の礎を築いた男』で 新田次郎文学賞、『彫残二人』(文庫化時に『命の版木』と改題)で中山義秀文学賞を受賞。著書に、『家康の海』『家康を愛した女たち』『万事オーライ』『梅と水仙』『大正の后』『調印の階段』『かちがらす』『慶喜の本心』『空と湖水』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2023/1/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/1/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 400ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569902685
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569902685
  • 寸法 ‏ : ‎ 15 x 10.5 x 1.1 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 52個の評価

著者について

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植松 三十里
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10歳までは埼玉県川口市で、その後は静岡県静岡市で育つ。昭和52年、東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社編集局入社。7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。平成15年「桑港にて」で歴史文学賞を受賞して作家デビュー。平成21年「群青 日本海軍の礎を築いた男」で新田次郎文学賞受賞。同年「彫残二人」で中山義秀文学賞受賞。

公式サイト:http://30miles.moo.jp

ブログ:http://30miles.jugem.jp

インスタグラム:https://www.instagram.com/midori_uematsu/

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諦めないという強い思い。その一人一人の強い熱意が「永遠」をかたち作ったのだ。
5 星
諦めないという強い思い。その一人一人の強い熱意が「永遠」をかたち作ったのだ。
ニューヨークの山中商会で実績を積み、渋沢栄一と大倉喜八郎によって日本人初の帝国ホテル支配人を任された林愛作、スキャンダルにまみれながらも、林によって米国から招へいされたフランク・ロイド・ライト、林に案内されてホテルを見学し、やがてライトの助手となる遠藤新(あらた)、林タカ、遠藤都、名もなき職人たち。建築に丸4年、構想から実に12年。世界に誇れる"最新の迎賓館"を実現するための男女の熱い思いが交錯し、衝突し、溶解する。地位を失った者、家族を失った者、完成を待つことなく日本を去った者、それぞれの人生を手繰り寄せながら、物語は綴られる。・日本人の目には西洋的に映り、西洋人の目には日本的に感じられる、世界のどこにもないホテル(p155)。それがシカゴ万国博覧会でロイドが目にした数枚の日本家屋の絵画に起因しているとは、誰が知るだろう。・美術品の価値。英語の重要さ(p30,48)。これらは昔も現代も変わらないのだな。・イギリス皇太子訪日時の火災に、ライト館オープン当日の関東大震災。それらを乗り越えて「帝国ホテルに泊まるために日本を訪れるというブーム」(p308)が引き起こされたことは、生命を賭した関係者にとって最大の弔いとなったことだろう。「覚悟」と「徹底」。ライト館の建築を言葉で表現すると、こう言えるだろうか。いまや明治村の顔ともなった帝国ホテル旧本館・中央玄関部。フランク・ロイド・ライトの精神が宿った傑作だが、当時の経営者の評判は意想外に低かったのだと本書で知った。情熱の前に立ちはだかる納期とコスト、そして世相の壁。否、それらを曲がりなりにも乗り越えたからこそ「仕事」が永遠に残されたのだといえよう。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年3月7日に日本でレビュー済み
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建築業界に身をおいてきたライトフファンの私からすると、登場人物は全てが実在かどうかはわかりませんが、帝国ホテル建築にかかわる人物としてほぼ私が知っている人物でしたので、小説を読むというよりドキュメントを読んでいるように気になってしまいました。会話そのものは作家の創作でしょうが、ライトの建築家というより芸術家然とした発言はさもありなん。
帝国ホテルの工費が膨大に膨らんだことも知っていました。
日頃、厳しい予算内に納めるべく必死でつましい建築をコツコツと設計している市井の無名建築士の身からすると、ライトクラスになると予算を無視できるんだなーと思っていましたが、ライトほどのスター建築家でもその対応はやはり厳しかったんだなと知ることができ、いささかホッとしたところもありました。
優れた建築を実現するまで生じた困難辛苦の問題処理が関係者の必死の働きで実現に至った様子は、大小の建築に関わらず共通すると教えられました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月2日に日本でレビュー済み
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配達日は守られ、本も非常に良い状態でした。ただ、薄いビニールに入れられただけで、干渉になる様な包装がされていたかったので星を4つにしました。
2023年3月5日に日本でレビュー済み
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帝国ホテルライト館の明治村への移築と、ライト館建築時のお話のふたつを
取り上げた小説。現帝国ホテルの入り口で、ライト館の一部や当時の模型が展示されているのを見たり、ライト館のVRを森美術館の展示で観たことがある程度の前知識だったので、ここまでさまざまなドラマが建築時や移築時にあったとは想像もしませんでした。レンガ入手のエピソードは、その時代ならではだなぁと思い、また火災や地震、戦前戦後のことなど、なんて盛りだくさんなのでしょうか。残された関係者の言葉や当時の資料を集めて作者が物語にしてまとめてくれたので、こうして当時を知ることができるのは嬉しいです。フランク・ロイド・ライトの芸術的なデザインを形にした職人の方々と、それを支えた人々があってこそのライト館だったのをよく理解しました。残念なのは、彼が途中で帰国せざるを得ない状況になってしまったことや、その後二度と来日しなかったことでしょうか。
本書には、参考文献が載っていて、著者がどんな書籍から本書をまとめたか知ることができるものの、あとがきや解説がないのが残念です。著者がどういう経緯で本書を執筆することにしたか、など知りたかったなと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年3月14日に日本でレビュー済み
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帝国ホテルという近代建築の最高傑作が生まれる瞬間。建築家フランク・ロイド・ライトの超人的な活躍と取り巻く人々の多彩な努力と苦悩が生き生きと描かれている。近代建築を主人公としてこれだけの大きなドラマを描いたものは他にない。史実に基づきながら、作家の想像力が羽ばたいて、見事な作品に結実している。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月1日に日本でレビュー済み
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一つの目標に対する思い、執念の凄さを感じました。感動です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月14日に日本でレビュー済み
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ニューヨークの山中商会で実績を積み、渋沢栄一と大倉喜八郎によって日本人初の帝国ホテル支配人を任された林愛作、スキャンダルにまみれながらも、林によって米国から招へいされたフランク・ロイド・ライト、林に案内されてホテルを見学し、やがてライトの助手となる遠藤新(あらた)、林タカ、遠藤都、名もなき職人たち。建築に丸4年、構想から実に12年。世界に誇れる"最新の迎賓館"を実現するための男女の熱い思いが交錯し、衝突し、溶解する。地位を失った者、家族を失った者、完成を待つことなく日本を去った者、それぞれの人生を手繰り寄せながら、物語は綴られる。
・日本人の目には西洋的に映り、西洋人の目には日本的に感じられる、世界のどこにもないホテル(p155)。それがシカゴ万国博覧会でロイドが目にした数枚の日本家屋の絵画に起因しているとは、誰が知るだろう。
・美術品の価値。英語の重要さ(p30,48)。これらは昔も現代も変わらないのだな。
・イギリス皇太子訪日時の火災に、ライト館オープン当日の関東大震災。それらを乗り越えて「帝国ホテルに泊まるために日本を訪れるというブーム」(p308)が引き起こされたことは、生命を賭した関係者にとって最大の弔いとなったことだろう。

「覚悟」と「徹底」。ライト館の建築を言葉で表現すると、こう言えるだろうか。いまや明治村の顔ともなった帝国ホテル旧本館・中央玄関部。フランク・ロイド・ライトの精神が宿った傑作だが、当時の経営者の評判は意想外に低かったのだと本書で知った。情熱の前に立ちはだかる納期とコスト、そして世相の壁。否、それらを曲がりなりにも乗り越えたからこそ「仕事」が永遠に残されたのだといえよう。
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5つ星のうち5.0 諦めないという強い思い。その一人一人の強い熱意が「永遠」をかたち作ったのだ。
2020年12月14日に日本でレビュー済み
ニューヨークの山中商会で実績を積み、渋沢栄一と大倉喜八郎によって日本人初の帝国ホテル支配人を任された林愛作、スキャンダルにまみれながらも、林によって米国から招へいされたフランク・ロイド・ライト、林に案内されてホテルを見学し、やがてライトの助手となる遠藤新(あらた)、林タカ、遠藤都、名もなき職人たち。建築に丸4年、構想から実に12年。世界に誇れる"最新の迎賓館"を実現するための男女の熱い思いが交錯し、衝突し、溶解する。地位を失った者、家族を失った者、完成を待つことなく日本を去った者、それぞれの人生を手繰り寄せながら、物語は綴られる。
・日本人の目には西洋的に映り、西洋人の目には日本的に感じられる、世界のどこにもないホテル(p155)。それがシカゴ万国博覧会でロイドが目にした数枚の日本家屋の絵画に起因しているとは、誰が知るだろう。
・美術品の価値。英語の重要さ(p30,48)。これらは昔も現代も変わらないのだな。
・イギリス皇太子訪日時の火災に、ライト館オープン当日の関東大震災。それらを乗り越えて「帝国ホテルに泊まるために日本を訪れるというブーム」(p308)が引き起こされたことは、生命を賭した関係者にとって最大の弔いとなったことだろう。

「覚悟」と「徹底」。ライト館の建築を言葉で表現すると、こう言えるだろうか。いまや明治村の顔ともなった帝国ホテル旧本館・中央玄関部。フランク・ロイド・ライトの精神が宿った傑作だが、当時の経営者の評判は意想外に低かったのだと本書で知った。情熱の前に立ちはだかる納期とコスト、そして世相の壁。否、それらを曲がりなりにも乗り越えたからこそ「仕事」が永遠に残されたのだといえよう。
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2019年7月14日に日本でレビュー済み
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登場人物の写真や建物の写真などもページに入れてもいいのでは?
文章だけだとわかりにくいです。現実にこの建物を知っている人はいいですが、知らない人のことも考えて少し画像を増やしてほしいと思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年10月10日に日本でレビュー済み
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内容が面白くて一気に読めます。