南野森先生は、こっちの大学の先生で親しみやすいのと、SNSでおすすめを見て手に取りました。
AKB48の内山さん、頭がよくて一緒にお勉強している気持ちで読めるので、難しそうな憲法の話も、これなら入りやすい!
自国の憲法くらい理解してないと、改憲が必要かどうかすら論じられないと感じたのでとても勉強になりました。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
憲法主義 条文には書かれていない本質 (PHP文庫) 文庫 – 2015/11/5
もしも国民的アイドルが、日本国憲法を本気で学んだら……。
日本武道館のステージで憲法を暗唱して聴衆を沸かせた高校生(当時)アイドルが、気鋭の憲法学者による講義をマンツーマンで受けた結果、日本一わかりやすい憲法の入門書ができました!
とはいえ、「人権論」から「統治機構論」へと展開する本書の内容は、かなり本格的なもの。「表現の自由」が憲法全体に果たす役割の重さには驚きを禁じえません。また、恋愛の自由、パパラッチの問題など、アイドルなら気にせずにはいられない事象についても、真正面から論じています。さらには、国内外で注視されている「集団的自衛権」の問題についても、ガチンコで議論を戦わせている大注目の1冊です。
「大学で憲法を専門的に勉強している学生にも読んでほしい」(南野)
「基本を理解し、守り、発展させることの重要性を学びました」(内山)
日本武道館のステージで憲法を暗唱して聴衆を沸かせた高校生(当時)アイドルが、気鋭の憲法学者による講義をマンツーマンで受けた結果、日本一わかりやすい憲法の入門書ができました!
とはいえ、「人権論」から「統治機構論」へと展開する本書の内容は、かなり本格的なもの。「表現の自由」が憲法全体に果たす役割の重さには驚きを禁じえません。また、恋愛の自由、パパラッチの問題など、アイドルなら気にせずにはいられない事象についても、真正面から論じています。さらには、国内外で注視されている「集団的自衛権」の問題についても、ガチンコで議論を戦わせている大注目の1冊です。
「大学で憲法を専門的に勉強している学生にも読んでほしい」(南野)
「基本を理解し、守り、発展させることの重要性を学びました」(内山)
- 本の長さ277ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2015/11/5
- 寸法10.7 x 1.2 x 15.1 cm
- ISBN-104569764800
- ISBN-13978-4569764801
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より





商品の説明
出版社からのコメント
文庫版まえがき
初版まえがき
第1講 憲法とは何か?
憲法は「最高法規」である
警察官と誘拐犯はどう違うのか?
権限には根拠がある
第2講 人権と立憲主義
選挙権は人権ではない?
「人権」の誕生
フランス革命とhuman rights
第3講 国民主権と選挙
政治を動かしているのは誰か?
君主主権のわかりやすさ
国民主権は嘘である?
第4講 内閣と違憲審査制
いちばん偉い人の選び方
総理大臣の強力な権限
国会は「最高機関」でいいのか?
第5講 憲法の変化と未来
日本国憲法は「不磨の大典」?
最大の課題は憲法9条
当然の1項、異常な2項
より深く学ぶための文献ガイド
初版あとがき
日本国憲法(全文)
初版まえがき
第1講 憲法とは何か?
憲法は「最高法規」である
警察官と誘拐犯はどう違うのか?
権限には根拠がある
第2講 人権と立憲主義
選挙権は人権ではない?
「人権」の誕生
フランス革命とhuman rights
第3講 国民主権と選挙
政治を動かしているのは誰か?
君主主権のわかりやすさ
国民主権は嘘である?
第4講 内閣と違憲審査制
いちばん偉い人の選び方
総理大臣の強力な権限
国会は「最高機関」でいいのか?
第5講 憲法の変化と未来
日本国憲法は「不磨の大典」?
最大の課題は憲法9条
当然の1項、異常な2項
より深く学ぶための文献ガイド
初版あとがき
日本国憲法(全文)
著者について
(内山奈月)アイドル
(南野森)九州大学教授
(南野森)九州大学教授
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2015/11/5)
- 発売日 : 2015/11/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 277ページ
- ISBN-10 : 4569764800
- ISBN-13 : 978-4569764801
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 402,046位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 315位憲法 (本)
- - 367位司法・裁判(一般)関連書籍
- - 1,686位PHP文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

京都市生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科、パリ第十大学大学院を経て、2002年4月、九州大学法学部・大学院法学研究院助教授(現・准教授)に着任。2014年教授に昇進。Twitter、Facebook、YouTubeなどでの発信にも積極的。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
易しく書かれています。興味もそそられますね。
2016年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対談型式で書かれており、憲法について理解しやすいと思います。
ところで、2016年2月
高市総務大臣は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、電波停止を命じる可能性について言及してます。
この件について憲法解釈すれば、憲法の名宛人は国家権力であり、高市総務大臣が放送局の電波停止を命じる可能性について言及するのは「違憲」で良いのかな?
憲法 第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
憲法 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
ところで、2016年2月
高市総務大臣は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、電波停止を命じる可能性について言及してます。
この件について憲法解釈すれば、憲法の名宛人は国家権力であり、高市総務大臣が放送局の電波停止を命じる可能性について言及するのは「違憲」で良いのかな?
憲法 第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
憲法 第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2015年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味をひきつける授業をしてもらえていたら(たられば)もっと賢くなっていたかも
2014年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意外にも、というべきか。真面目な憲法本です。
本文を読む限り、AKB色はほとんど感じません。
対談形式ですが、喋っているのは、ほとんど南野先生です。
憲法条文の奥にあるもの。
歴史、背景、考え方などを、南野先生が噛んで含めるように説明しています。
対談形式ですし、物凄く読みやすいのですが、憲法のツボを的確にとらえているように思います。
文句なしの名著です。
巻末に、「より深く学ぶための文献ガイド」として、参考文献を列挙してあるのも嬉しい。
憲法本は、これまでも何冊か読んでいますが、今後、さらに勉強を深めたいと思います。
(追記)
その後、憲法本はたくさん読みましたが、改めて読み返すと、「憲法主義」はやはり名著。
ただ、(ツイッターを見ていると)著者の南野氏は、なんとなく人格に問題ありそうな感じもしますね。
本の内容とは関係ないと思いたいところですが。
.
本文を読む限り、AKB色はほとんど感じません。
対談形式ですが、喋っているのは、ほとんど南野先生です。
憲法条文の奥にあるもの。
歴史、背景、考え方などを、南野先生が噛んで含めるように説明しています。
対談形式ですし、物凄く読みやすいのですが、憲法のツボを的確にとらえているように思います。
文句なしの名著です。
巻末に、「より深く学ぶための文献ガイド」として、参考文献を列挙してあるのも嬉しい。
憲法本は、これまでも何冊か読んでいますが、今後、さらに勉強を深めたいと思います。
(追記)
その後、憲法本はたくさん読みましたが、改めて読み返すと、「憲法主義」はやはり名著。
ただ、(ツイッターを見ていると)著者の南野氏は、なんとなく人格に問題ありそうな感じもしますね。
本の内容とは関係ないと思いたいところですが。
.
2014年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
AKBには色々なメンバーがいるとはうすうす認識していたが、
まさか憲法全条文を諳んじている子がいるとは思わなかった。
しかし、実は、それは憲法(学)の本質、憲法の理解とは全く別のことだ。
「まえがき」で南野 森(みなみの しげる)九大准教授が書いているとおり、
内山さんは、非常に頭が良いお嬢さんである。
しかし、それもまた、本書の本質ではない(アイドルの本ではない)。
憲法とはなにか、法律とはなにか。憲法の最高法規性とはなにか。人権とはなにか。
憲法の存在目的はなにか、など、基本を知る為には、良い本である。
本書は2014年2月、たった2日間で行った集中講義を文字にまとめたものだそうだが、
安倍内閣の集団的自衛権に関する解釈改憲を完全に予期した講義と議論が為されている。
時期が時期だけに、安倍晋三内閣総理大臣が、大学教授とAKBのアイドルを使って、
国民を洗脳しようとしているのではないか、と危惧したが、南野准教授の説明は極めて適切である。
即ち、
「仮に、集団的自衛権の行使を認めるにしても『解釈改憲』によるべきではない。
憲法改正によって行うべきだ」
というのが南野准教授の論旨で、これは、最も公平中立な説明である。
本書は、憲法・法律の基本。また、それらを考える時の基本を知る為には適しているが、
本書一冊で憲法全体が分かった気になってはいけないのであって、
南野准教授が「まえがき」で書いている通り、巻末に掲げられた参考文献も、
合わせて読みたい。
まさか憲法全条文を諳んじている子がいるとは思わなかった。
しかし、実は、それは憲法(学)の本質、憲法の理解とは全く別のことだ。
「まえがき」で南野 森(みなみの しげる)九大准教授が書いているとおり、
内山さんは、非常に頭が良いお嬢さんである。
しかし、それもまた、本書の本質ではない(アイドルの本ではない)。
憲法とはなにか、法律とはなにか。憲法の最高法規性とはなにか。人権とはなにか。
憲法の存在目的はなにか、など、基本を知る為には、良い本である。
本書は2014年2月、たった2日間で行った集中講義を文字にまとめたものだそうだが、
安倍内閣の集団的自衛権に関する解釈改憲を完全に予期した講義と議論が為されている。
時期が時期だけに、安倍晋三内閣総理大臣が、大学教授とAKBのアイドルを使って、
国民を洗脳しようとしているのではないか、と危惧したが、南野准教授の説明は極めて適切である。
即ち、
「仮に、集団的自衛権の行使を認めるにしても『解釈改憲』によるべきではない。
憲法改正によって行うべきだ」
というのが南野准教授の論旨で、これは、最も公平中立な説明である。
本書は、憲法・法律の基本。また、それらを考える時の基本を知る為には適しているが、
本書一冊で憲法全体が分かった気になってはいけないのであって、
南野准教授が「まえがき」で書いている通り、巻末に掲げられた参考文献も、
合わせて読みたい。
2014年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
法律のテキストは堅苦しいものが多いように思える。
しかし、この「憲法主義」は違う。実に読みやすい。しかも、
内容も充実している。
分かりにくい「9条と自衛権」の関係も明確に説明されていて、
目から鱗が落ちたようだった。これほどクリアな解説は他では
見たことがなかった。
南野氏の講義は実に分かりやすい。それは、AKBの内山奈月という
優れた質問者があってこそだろう。南野氏だけでは、専門的ではあるが、
平板な本になっていたことだろう。
それにしても、内山奈月の賢さには驚かされる。講義ノートもよく
まとまっている。会話や文章から、頭の良さだけではなく、人柄の良さ
も伝わってくる。今後のさらなる活躍に期待したいと思う。
しかし、この「憲法主義」は違う。実に読みやすい。しかも、
内容も充実している。
分かりにくい「9条と自衛権」の関係も明確に説明されていて、
目から鱗が落ちたようだった。これほどクリアな解説は他では
見たことがなかった。
南野氏の講義は実に分かりやすい。それは、AKBの内山奈月という
優れた質問者があってこそだろう。南野氏だけでは、専門的ではあるが、
平板な本になっていたことだろう。
それにしても、内山奈月の賢さには驚かされる。講義ノートもよく
まとまっている。会話や文章から、頭の良さだけではなく、人柄の良さ
も伝わってくる。今後のさらなる活躍に期待したいと思う。
2014年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
憲法学と日本国憲法の一般向け入門書。九州大学法学部の南野森准教授が先生,AKB48の内山奈月さんが生徒となって行った授業を,紙上で再現したものである。現在,YouTubeで「授業」の様子を紹介した6分ほどのPR動画が視聴できる(「憲法主義」で検索すれば出てくる)。
法律学の入門書を読むときは,本書のように,真っ当な学者が書いている本で, 内容の新しいものを選んだ方が良い。というのも,法律学の基礎も知らないで書かれたようなデタラメな本が堂々と売られていることが結構あるからだ。また,憲法や法律を取り巻く状況は時とともに変わるので(法律も頻繁に改正されている),古い本を読むと具体的なイメージが湧きにくいこともある。本書でいえば,たとえば第5講で言及されている集団的自衛権の話がタイムリーなトピックである。
本の帯に「一億人のための憲法講義」と書かれているように,憲法のことなんて何も知らないという人が,本書の主な対象読者である。構成やレイアウトも工夫されており,高校生,あるいは中学生でも頑張れば,読み通すことができるはず。章末には簡単な研究課題も載っているので,学校の授業などでも使えるのではないだろうか。全体的に平易ながらも,内容的に踏み込んだ箇所もあるので,法学部の学生にも有用だと思う。
現政権が珍妙な舵取りをしているおかげで,最近,憲法絡みの本がよく出されるようになってきた。本書のような授業形式の本は,間違えやすいポイントや重要な箇所が,双方の対話から自然に浮かび上がるので,読み手は気を楽にして本に向かうことができる。生徒の内山さんがとても利発で,そのためにしっかりとした授業になっているのが素晴らしい。
法律学の入門書を読むときは,本書のように,真っ当な学者が書いている本で, 内容の新しいものを選んだ方が良い。というのも,法律学の基礎も知らないで書かれたようなデタラメな本が堂々と売られていることが結構あるからだ。また,憲法や法律を取り巻く状況は時とともに変わるので(法律も頻繁に改正されている),古い本を読むと具体的なイメージが湧きにくいこともある。本書でいえば,たとえば第5講で言及されている集団的自衛権の話がタイムリーなトピックである。
本の帯に「一億人のための憲法講義」と書かれているように,憲法のことなんて何も知らないという人が,本書の主な対象読者である。構成やレイアウトも工夫されており,高校生,あるいは中学生でも頑張れば,読み通すことができるはず。章末には簡単な研究課題も載っているので,学校の授業などでも使えるのではないだろうか。全体的に平易ながらも,内容的に踏み込んだ箇所もあるので,法学部の学生にも有用だと思う。
現政権が珍妙な舵取りをしているおかげで,最近,憲法絡みの本がよく出されるようになってきた。本書のような授業形式の本は,間違えやすいポイントや重要な箇所が,双方の対話から自然に浮かび上がるので,読み手は気を楽にして本に向かうことができる。生徒の内山さんがとても利発で,そのためにしっかりとした授業になっているのが素晴らしい。