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いつか森で会う日まで 単行本 – 2002/7/1
作家・田口ランディが生まれる転機となった屋久島。樹に触れ、雨に濡れ、森に抱かれるうちに、かたく閉ざされていた心はしだいに解きほぐされ、ある決意へと変わってゆく。「森には、封印した魂を、生き返らせる力が、あるのかもしれない」
屋久島に魅せられた写真家・山下大明と作家・田口ランディがコラボレートする屋久島へのメモワール。
- 本の長さ151ページ
- 言語日本語
- 出版社PHPエディターズ・グループ
- 発売日2002/7/1
- ISBN-104569622119
- ISBN-13978-4569622118
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : PHPエディターズ・グループ (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 151ページ
- ISBN-10 : 4569622119
- ISBN-13 : 978-4569622118
- Amazon 売れ筋ランキング: - 225,806位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 461位日本文学(日記・書簡)
- カスタマーレビュー:
著者について

Randy Taguchi first began writing online in 1996 and soon attracted a large following in Japan, where she is sometimes referred to as the "Queen of the Internet." She is a popular and prolific author, whose work includes a busy blog, seventeen novels, two of which -- Outlet and Fujisan -- have been released in English to date, many short stories, and more than twenty essays. She is currently supporting the Fukushima Kid's Summer Camp program, helping children impacted by the 2011 earthquake, and she released a brief essay entitled "How Japan Made the Nuclear Choice" in reaction to the incident. Her latest work, Zazen Girl, was released in 2014.
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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きっと、忘れる事の出来ない旅行になるはずです。
そしてできれば、観光名所めぐりをぎゅうぎゅうに詰めた旅ではなく
ゆっくりと自然を楽しむ旅行を。
田口ランディさんも山下大明さんも、屋久島を心から愛する人です。
山で水筒に水を汲んできて、宿に帰ってお風呂あがりに焼酎を飲みながら
ぺらぺらと読み進めていくと、屋久島がもっと好きになります。
春の晴れた日に屋久島の川辺の木陰で読めたら最高です。
屋久島を訪れその自然に触れ共にすごすうちに、ピュアな自分のコア(核)を発見する作者のそこから自分自身をゆっくり再生していく過程が美しい写真とともに語られています。
ぬり絵の断片をあわただしく塗りつぶしていくような毎日に心のどこかで違和感を感じていた私にとって、ふと青空をみつけたような希望を感じる一冊です。
本自体も、帯からカバーまで全体が緑色で、屋久島の森を思い出します。中身は見開き1ページごとに文章と写真が載せられており、エッセイも写真も満足のいく量があると思います。山下さんの写真、本当に美しいです。霧に包まれた森の写真が多く、自然体の屋久島が収められています。他にも空や海・花・植物・樹氷など、四季折々の様々な風景を見ることができます。
読んだ感想は、思ったとおりというかそれ以上でした。今の私も当時の彼女と一緒で、いろんなもので心の中がパンパンでした。それをゆっくり溶かしていってくれるような、言葉と写真で綴られた再生の物語。読み進むうちに涙が止まらなくなってしまいました。
自分に自信がなくなってしまった人に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。