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愛蔵版 初ものがたり 単行本 – 2001/5/24
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- 本の長さ277ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2001/5/24
- ISBN-104569616445
- ISBN-13978-4569616445
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商品の説明
商品説明
本書は、探偵役の岡っ引き「回向院の茂七」が、大江戸・本所深川に起こる事件を次々と解明していく短編時代小説。『本所深川ふしぎ草紙』に続く茂七親分シリーズだが、この本だけでも十分楽しめる。今回、単行本、文庫本ともに未収録の1編「糸吉の恋」を新たに加えた「愛蔵版」が上梓された。
著者は、初出の単行本で「季節感を織り交ぜながら、捕り物もある人情小説を書いてみたい」と抱負を語っているが、『初ものがたり』というタイトルが示しているように、江戸下町の四季折々を、その季節を彩る「初もの」に託している。蕪汁(かぶらじる)、白魚かまぼこ、柿ようかん、小田巻き蒸し、桜餅。「糸吉の恋」に登場するのは、菜の花。それらの食材の描写に思わずつばが出てきてしまうあたり、グルメ小説といってもいいだろう。しかも、この「初もの」たちは、事件解決のヒントになっているのだ。
さらに、全編通して読み手を引っ張り続ける仕掛けも、著者は忘れていない。富岡橋のたもとで、稲荷寿司の屋台を出している親父の正体は誰なのか。はたまた、霊感坊主「日道さま」と、茂七との対決の行方は?
著者が時代小説を手がけていると知らなかった人、知っていたけれど「時代小説だから」と敬遠していた人、ここに凝らされた趣向をぜひ堪能してほしい。宮部みゆきの筆力は、時代小説ゆえのおもしろさを十分に引き出している。(文月 達)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2001/5/24)
- 発売日 : 2001/5/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 277ページ
- ISBN-10 : 4569616445
- ISBN-13 : 978-4569616445
- Amazon 売れ筋ランキング: - 772,171位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 126,217位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。2022年 第70回菊池寛賞受賞。