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芝浜謎噺―神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ) 単行本 – 2008/4/21
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あの「芝浜」を、故郷で病気の母に聞かせてやりたい……。
なんとかしてやりたいと弟弟子のために悩む八ちゃんこと寿笑亭福の助。そこへ起こった「紅梅亭ダイヤ消失事件」。ところがこぼれたカルピスが引き金になって、「芝浜」も「ダイヤ」もすべてに合点!
笑いあり、ほろりと泣ける、本格落語ミステリー第二弾!
なんとかしてやりたいと弟弟子のために悩む八ちゃんこと寿笑亭福の助。そこへ起こった「紅梅亭ダイヤ消失事件」。ところがこぼれたカルピスが引き金になって、「芝浜」も「ダイヤ」もすべてに合点!
笑いあり、ほろりと泣ける、本格落語ミステリー第二弾!
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2008/4/21
- ISBN-104562041528
- ISBN-13978-4562041527
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商品の説明
著者について
愛川晶 あいかわ・あきら
1957年福島生まれ。筑波大学卒業後、94年に『化身』で第5回鮎川哲也賞を受賞。「美少女代理探偵」シリーズをはじめとして、大仕掛けのトリックを駆使した本格推理に定評がある。また落語への造詣も深く、本格落語にミステリーを融合させた07年の『道具屋殺人事件』では演芸関係者からも高く評価された。主な著書に『光る地獄蝶』『夜宴』『巫女の館の密室』『六月六日生まれの天使』など多数。
1957年福島生まれ。筑波大学卒業後、94年に『化身』で第5回鮎川哲也賞を受賞。「美少女代理探偵」シリーズをはじめとして、大仕掛けのトリックを駆使した本格推理に定評がある。また落語への造詣も深く、本格落語にミステリーを融合させた07年の『道具屋殺人事件』では演芸関係者からも高く評価された。主な著書に『光る地獄蝶』『夜宴』『巫女の館の密室』『六月六日生まれの天使』など多数。
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2008/4/21)
- 発売日 : 2008/4/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 392ページ
- ISBN-10 : 4562041528
- ISBN-13 : 978-4562041527
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,570,986位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 372,225位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
落語ブームでいろいろな書籍も出ているが、玉石混交状態だと思う。しかし本書は噺家を探偵において、落語を背景にして謎を解いていく落語とミステリーをどちらも堪能できる秀作。読み終えた後に、本文中に出てきた噺をもう一度きき返してみたいと思わせてくれた。
2011年4月23日に日本でレビュー済み
知っている人なら芝浜だけで落語だと判るかも知れない。本書は珍しく落語を基にした短編ミステリ(「野ざらし死体遺棄事件」「芝浜謎噺」「試酒試」)である。
ただ苦言が三つある。
1 本のデザインはあまり良くない(個人的にだが)。
2 助詞の使い方が不自然な箇所がある(個人的にだが)。
3 致命的なのは、落語を題材にしているので、作者は当然落語を勉強したはずで、少なくとも一般の人より造詣が 深くなければならないのに、笑福亭松鶴のことを、松福亭松鶴と書いているのだ。基本の基本だろう。もし、作者がうっかりしていたのなら編集者・校正者、あるいは原書房が悪い。
単純な誤植はそれ以外にもあり、出版社の歴史の浅さが何とも惜しい気がする。
にもかかわらず投稿したのは、「芝浜謎噺」も「試酒試」も面白かったからで、特に「試酒試」は人情味たっぷりの展開に心を奪われたからだ。
ただ苦言が三つある。
1 本のデザインはあまり良くない(個人的にだが)。
2 助詞の使い方が不自然な箇所がある(個人的にだが)。
3 致命的なのは、落語を題材にしているので、作者は当然落語を勉強したはずで、少なくとも一般の人より造詣が 深くなければならないのに、笑福亭松鶴のことを、松福亭松鶴と書いているのだ。基本の基本だろう。もし、作者がうっかりしていたのなら編集者・校正者、あるいは原書房が悪い。
単純な誤植はそれ以外にもあり、出版社の歴史の浅さが何とも惜しい気がする。
にもかかわらず投稿したのは、「芝浜謎噺」も「試酒試」も面白かったからで、特に「試酒試」は人情味たっぷりの展開に心を奪われたからだ。
2008年11月20日に日本でレビュー済み
前作『道具屋殺人事件─神田紅梅亭寄席物帳』に続く落語ミステリの2作目。
前作に引き続き、今回も落語の世界を堪能しました。
前作よりも面白かったのは、ミステリーの部分よりも人情ものとしてのストーリーが秀逸だったから。
『野ざらし死体遺棄事件』
『芝浜謎噺』
『試酒試』
の3つストーリーが少しずつオーバーラップしながら語られていきます。
読んでるだけで落語通になれそう。
寄席に行ってみたくなりました。
最高だったのは最後の『試酒試』。
脳溢血で体が不自由になった馬春師匠に「さすが名人!」と声をかけたくなります。
そして最後は涙、涙。
いや〜、いい話でした。
こういう人情ものには弱いです。
前作に引き続き、今回も落語の世界を堪能しました。
前作よりも面白かったのは、ミステリーの部分よりも人情ものとしてのストーリーが秀逸だったから。
『野ざらし死体遺棄事件』
『芝浜謎噺』
『試酒試』
の3つストーリーが少しずつオーバーラップしながら語られていきます。
読んでるだけで落語通になれそう。
寄席に行ってみたくなりました。
最高だったのは最後の『試酒試』。
脳溢血で体が不自由になった馬春師匠に「さすが名人!」と声をかけたくなります。
そして最後は涙、涙。
いや〜、いい話でした。
こういう人情ものには弱いです。
2011年6月30日に日本でレビュー済み
「野ざらし死体遺棄事件」
半身麻痺でリハビリ中の師匠が謎を解き、キーワードだけを弟子に伝え、その弟子が高座で全てを落語の中で明らかにする。
そして弟子の女房が語り部という、凝った設定だが、これが読みやすい。
「試酒試」
やられましたわ〜。人情噺なうえに、どんでん返しありで、
高座ならば、割れんばかりの拍手のなか緞帳がさがること間違い無し。
半身麻痺でリハビリ中の師匠が謎を解き、キーワードだけを弟子に伝え、その弟子が高座で全てを落語の中で明らかにする。
そして弟子の女房が語り部という、凝った設定だが、これが読みやすい。
「試酒試」
やられましたわ〜。人情噺なうえに、どんでん返しありで、
高座ならば、割れんばかりの拍手のなか緞帳がさがること間違い無し。
2009年8月13日に日本でレビュー済み
前作「道具屋殺人事件」に続く神田紅梅亭寄席物帳シリーズ第二弾。
今回も前作同様二つ目寿笑亭福の助とその妻亮子を中心とした短編が3篇収録されています。
見所は弟弟子がわけありで演じざるを得ない大ネタ「芝浜」を中心とした「芝浜謎話」から「試酒試」の2編。
それぞれ落語のネタ自体に隠された謎と、その話を取り巻く中で起こる謎が最後に綺麗に解決されます。
普段何気なく見聞きしている落語の奥深さも感じられる構成です。
また今回はミステリー要素を含みながらの、人情小説としても出来が秀逸です。
特に最後の「試酒試」は師匠と弟子、一門の絆に素直に感動できる話となっています。
あとがきにある次回作も期待です。
今回も前作同様二つ目寿笑亭福の助とその妻亮子を中心とした短編が3篇収録されています。
見所は弟弟子がわけありで演じざるを得ない大ネタ「芝浜」を中心とした「芝浜謎話」から「試酒試」の2編。
それぞれ落語のネタ自体に隠された謎と、その話を取り巻く中で起こる謎が最後に綺麗に解決されます。
普段何気なく見聞きしている落語の奥深さも感じられる構成です。
また今回はミステリー要素を含みながらの、人情小説としても出来が秀逸です。
特に最後の「試酒試」は師匠と弟子、一門の絆に素直に感動できる話となっています。
あとがきにある次回作も期待です。
2011年6月13日に日本でレビュー済み
修行中の理系落語家を表の探偵役、引退中の前師匠を真の探偵役、ひょんなことから見初められて「なっちゃった」落語家の女房をワトソン役として、落語界の日常の謎を解くと同時に、古典落語のストーリーに潜む謎を解いて行くという、ありそうでなかったスタイルが斬新且つ巧妙です。
前作も快作でしたが、第二作である本作の方が、ワトソン役や探偵役の自分語りが少ない分、純粋に日常の謎系推理小説を楽しめます。ネタになっている落語を聞くと、もっと楽しめますよ。
舞台が舞台だけに、探偵小説としてはなかなか大ネタが出ません。そこは残念ですね。
前作も快作でしたが、第二作である本作の方が、ワトソン役や探偵役の自分語りが少ない分、純粋に日常の謎系推理小説を楽しめます。ネタになっている落語を聞くと、もっと楽しめますよ。
舞台が舞台だけに、探偵小説としてはなかなか大ネタが出ません。そこは残念ですね。
2008年11月12日に日本でレビュー済み
落語シリーズ第2弾。これとっても面白かったです。落語とミステリーが、きちんと融和されていて奥深かったです。江戸の人情味溢れる感じも江戸っ子の血が混ざっている私には、マットしてました。★短編3話から構成されています。★『野ざらし死体遺棄事件』こちらは、亮子が苦手とする叔父の秘密をうまく暴いたお話。ありがちなお話も落語が絡む事で妙にイキイキしていました。★『芝浜謎噺』こちらは難しいとされている『芝浜』をある事情から亀吉がやらざるをえず…というお話。そこにちょっとした恋に絡む事件も…!★『試酒試』亀吉の『芝浜』公演日に思いもよらぬ一大事件が…!これが一番良かった。まさかのラストのオチ。泣けて笑いありで最高でした。