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はるかな星 (ボラーニョ・コレクション) 単行本 – 2015/11/26
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ボラーニョ文学の要となる初期の重要作
軍政下のチリ、奇抜な空中詩パフォーマンスでその名を馳せたカルロス・ビーダー。複数の名をもつ彼の驚くベき生涯とは……『アメリカ大陸のナチ文学』最終章の主人公をめぐる、もうひとつの戦慄の物語。
語り手がその男に初めて出会ったのは1971年か72年のこと。当時はルイス=タグレと名乗り、詩の創作ゼミに出入りしていた。どこかよそよそしくとらえどころのない雰囲気で女子学生たちの心を征服し、男子学生たちは羨望と不信感を抱く。
やがて73年にクーデターが勃発。若い詩人たちまでもが血なまぐさい事件に直面させられたこの時代、語り手は拘留先でふたたび彼の姿を目撃する。だがそのときはまだ、収容所の空に飛行機雲で聖書の言葉を綴ったパイロットがルイス=タグレと同一人物だとは知らない。パイロットの名はカルロス・ビーダー、クーデター後、政権側に与し、数々の忌まわしい所業に手を染めていたことが判明する……
『アメリカ大陸のナチ文学』に登場するラミレス=ホフマンの物語を下敷きに、前衛詩人、写真家にして恐怖の殺人者ビーダーの物語が、ひとつの小説の形をとって新たに立ち上がる。後年の作品の萌芽が随所に感じ取れる、ボラーニョ文学の要。
軍政下のチリ、奇抜な空中詩パフォーマンスでその名を馳せたカルロス・ビーダー。複数の名をもつ彼の驚くベき生涯とは……『アメリカ大陸のナチ文学』最終章の主人公をめぐる、もうひとつの戦慄の物語。
語り手がその男に初めて出会ったのは1971年か72年のこと。当時はルイス=タグレと名乗り、詩の創作ゼミに出入りしていた。どこかよそよそしくとらえどころのない雰囲気で女子学生たちの心を征服し、男子学生たちは羨望と不信感を抱く。
やがて73年にクーデターが勃発。若い詩人たちまでもが血なまぐさい事件に直面させられたこの時代、語り手は拘留先でふたたび彼の姿を目撃する。だがそのときはまだ、収容所の空に飛行機雲で聖書の言葉を綴ったパイロットがルイス=タグレと同一人物だとは知らない。パイロットの名はカルロス・ビーダー、クーデター後、政権側に与し、数々の忌まわしい所業に手を染めていたことが判明する……
『アメリカ大陸のナチ文学』に登場するラミレス=ホフマンの物語を下敷きに、前衛詩人、写真家にして恐怖の殺人者ビーダーの物語が、ひとつの小説の形をとって新たに立ち上がる。後年の作品の萌芽が随所に感じ取れる、ボラーニョ文学の要。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2015/11/26
- ISBN-104560092664
- ISBN-13978-4560092668
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商品の説明
著者について
1953年、チリのサンティアゴに生まれる。1968年、一家でメキシコに移住。1973年、チリに一時帰国し、ピノチェトによる軍事クーデターに遭遇したとされる。翌74年、メキシコへ戻る。その後、エルサルバドル、フランス、スペインなどを放浪。77年以降、およそ四半世紀にわたってスペインに居を定める。1984年に小説家としてデビュー。1996年、『アメリカ大陸のナチ文学』と本書『はるかな星』を刊行。1997年に刊行された第一短篇集『通話』でサンティアゴ市文学賞を受賞。その後、長篇『野生の探偵たち』、短篇集『売女の人殺し』(いずれも白水社刊)など、精力的に作品を発表するが、2003年、50歳の若さで死去。2004年、遺作『2666』が刊行され、バルセロナ市賞、サランボー賞などを受賞。ボラーニョ文学の集大成として高い評価を受け、10以上の言語に翻訳された。
1956年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。ライス大学大学院修士課程修了。東京大学大学院教授。訳書にL・バレンスエラ『武器の交換』(現代企画室)、A・ルイ=サンチェス『空気の名前』(白水社)、共訳書にA・ラモネダ『ロルカと二七世代の詩人たち』(土曜美術社出版販売)など。
1956年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。ライス大学大学院修士課程修了。東京大学大学院教授。訳書にL・バレンスエラ『武器の交換』(現代企画室)、A・ルイ=サンチェス『空気の名前』(白水社)、共訳書にA・ラモネダ『ロルカと二七世代の詩人たち』(土曜美術社出版販売)など。
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2015/11/26)
- 発売日 : 2015/11/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 184ページ
- ISBN-10 : 4560092664
- ISBN-13 : 978-4560092668
- Amazon 売れ筋ランキング: - 822,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 265位その他の外国文学作品
- - 276位スペイン文学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年1月16日に日本でレビュー済み
架空のファシスト作家列伝『アメリカ大陸のナチ文学』の最後に登場する、メッサーシュミットBf109をあやつって空に自分の詩を書く連続殺人者「カルロス・ラミレス=ホフマン」のエピソードの拡大版(名前が若干変更されていますが)が本作です。たとえば『ナチ文学』ではラミレス=ホフマンがアパートの自室で開催した個展でどんな写真をお披露目したかは述べられていないのですが、本作ではこの点も詳細に語られています。
『ナチ文学』のラフスケッチ的な方がかえってラミレス=ホフマンの「闇」を想像させて良かったような気も若干しますが、『ナチ文学』を読んだのなら、これも読まない手はないと思います(逆に『はるかな星』だけ読んでも特に理解に支障があるわけではありません)。私は『ナチ文学』を読んで「カルロス・ラミレス=ホフマン」のエピソードに興味を持ち、『はるかな星』がこの拡大版だと知ってすぐに読み始めました。
物語の枠は、『野生の探偵たち』でおなじみの「二人の詩人が失踪した詩人の痕跡を追う」というものです。「詩人を見つけ出すにはほかの詩人の手助けが必要なんだ」という登場人物のセリフが印象的です。この手の物語が好きな向き(自分ですが)には文句なしにおすすめです。
帯と見開きにある影絵の作品はC. ボルタンスキーのものでしょうか?そういえば、連続殺人や独裁国家の強制連行で知らないうちに人がどんどんいなくなってしまい、そのあいまいな痕跡だけが残されていく、というのは、確かにボルタンスキーの作品が訴えてくるものに近いと思いました。
『ナチ文学』のラフスケッチ的な方がかえってラミレス=ホフマンの「闇」を想像させて良かったような気も若干しますが、『ナチ文学』を読んだのなら、これも読まない手はないと思います(逆に『はるかな星』だけ読んでも特に理解に支障があるわけではありません)。私は『ナチ文学』を読んで「カルロス・ラミレス=ホフマン」のエピソードに興味を持ち、『はるかな星』がこの拡大版だと知ってすぐに読み始めました。
物語の枠は、『野生の探偵たち』でおなじみの「二人の詩人が失踪した詩人の痕跡を追う」というものです。「詩人を見つけ出すにはほかの詩人の手助けが必要なんだ」という登場人物のセリフが印象的です。この手の物語が好きな向き(自分ですが)には文句なしにおすすめです。
帯と見開きにある影絵の作品はC. ボルタンスキーのものでしょうか?そういえば、連続殺人や独裁国家の強制連行で知らないうちに人がどんどんいなくなってしまい、そのあいまいな痕跡だけが残されていく、というのは、確かにボルタンスキーの作品が訴えてくるものに近いと思いました。