月曜日の朝。
朝起きて歯を磨きながら
「帰りたい」
そう思った時に買いました。
職場には行きたくない。
家は落ち着かない。
故郷に帰りたいけど、帰る所がない。
大体こんな話。
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帰りたい 単行本(ソフトカバー) – 2022/6/28
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イギリスで暮らす対照的なムスリムの家族を襲う悲劇が、われわれには想像もつかない状況で展開します。
そして最後には、その悲劇が異文化という壁を大きく揺さぶります。ここ数年間で出会った翻訳作品のなかで最も衝撃的で、切なく、心を打たれた作品です。――金原瑞人
【本書の概要】
ブッカー賞最終候補、女性小説賞受賞作!
イスマ、アニーカ、パーヴェイズは、ロンドンで暮らすムスリム(イスラム教徒)の三人きょうだい。イスマは長女、下の二人は双子の姉弟。パキスタン系英国人の父親はイスマが幼い頃に家族を捨て、ジハードのためにボスニアに旅立ち、グアンタナモ収容所への搬送途中で病死した。3人に父親の記憶はほとんどない。母親も7年前に死んだ。長女のイスマは妹と弟を育てるために学業を中断して働いた。妹のアニーカは高校卒業後、奨学金を得て大学に。弟のパーヴェイズは音響関係のキャリアを目指す。イスマは渡米し、研究助手として大学院で勉強を続ける。そんなある日イスマは、カフェでエイモンという青年に出会う。エイモンもロンドン育ちだが、パキスタン系の父親は英国の国会議員で裕福な家庭だった。ロンドンに戻ったエイモンは、イスマの妹アニーカに会い、強く惹かれる。
一方、ロンドンに残ったパーヴェイズはパキスタンの親戚に会いにいくと嘘をつき、旅に出た。行き先は、シリアのラッカ。ジハード戦士だった父に憧れ、イスラム国に参加していたのだ。
イスマ、アニーカ、エイモンはそれぞれに悩みながらも、信念を貫き、あらゆる手段でパーヴェイズを救い出そうとするが、内務大臣となったエイモンの父やMI5(情報局保安部)の監視、国籍の問題など様々な壁が立ちはだかる……。
登場人物の各視点による五章で構成され、物語はヒースロー空港に始まり、マサチューセッツ、ロンドン、ラッカ、イスタンブールへと舞台を移しながら、スリリングに展開し、パキスタンの都市・カラチで衝撃の結末を迎える。ギリシャ悲劇『アンティゴネー』に着想を得て、家族の絆と国家の法律の対立を描き、国籍・国境のあやうさを訴えかける傑作長篇。英米各紙で「ブック・オブ・ザ・イヤー」に輝き、BBCが選ぶ「わたしたちの世界をつくった小説ベスト100」(過去300年に書かれた英語の小説が対象)の政治・権力・抗議活動部門で10作品に選ばれた。
また、ムスリムの人が西欧社会で生きていく上での多様な生きづらさが具体的に描かれ、登場人物それぞれの視点で実感できることも本書の大きな魅力となっている。
そして最後には、その悲劇が異文化という壁を大きく揺さぶります。ここ数年間で出会った翻訳作品のなかで最も衝撃的で、切なく、心を打たれた作品です。――金原瑞人
【本書の概要】
ブッカー賞最終候補、女性小説賞受賞作!
イスマ、アニーカ、パーヴェイズは、ロンドンで暮らすムスリム(イスラム教徒)の三人きょうだい。イスマは長女、下の二人は双子の姉弟。パキスタン系英国人の父親はイスマが幼い頃に家族を捨て、ジハードのためにボスニアに旅立ち、グアンタナモ収容所への搬送途中で病死した。3人に父親の記憶はほとんどない。母親も7年前に死んだ。長女のイスマは妹と弟を育てるために学業を中断して働いた。妹のアニーカは高校卒業後、奨学金を得て大学に。弟のパーヴェイズは音響関係のキャリアを目指す。イスマは渡米し、研究助手として大学院で勉強を続ける。そんなある日イスマは、カフェでエイモンという青年に出会う。エイモンもロンドン育ちだが、パキスタン系の父親は英国の国会議員で裕福な家庭だった。ロンドンに戻ったエイモンは、イスマの妹アニーカに会い、強く惹かれる。
一方、ロンドンに残ったパーヴェイズはパキスタンの親戚に会いにいくと嘘をつき、旅に出た。行き先は、シリアのラッカ。ジハード戦士だった父に憧れ、イスラム国に参加していたのだ。
イスマ、アニーカ、エイモンはそれぞれに悩みながらも、信念を貫き、あらゆる手段でパーヴェイズを救い出そうとするが、内務大臣となったエイモンの父やMI5(情報局保安部)の監視、国籍の問題など様々な壁が立ちはだかる……。
登場人物の各視点による五章で構成され、物語はヒースロー空港に始まり、マサチューセッツ、ロンドン、ラッカ、イスタンブールへと舞台を移しながら、スリリングに展開し、パキスタンの都市・カラチで衝撃の結末を迎える。ギリシャ悲劇『アンティゴネー』に着想を得て、家族の絆と国家の法律の対立を描き、国籍・国境のあやうさを訴えかける傑作長篇。英米各紙で「ブック・オブ・ザ・イヤー」に輝き、BBCが選ぶ「わたしたちの世界をつくった小説ベスト100」(過去300年に書かれた英語の小説が対象)の政治・権力・抗議活動部門で10作品に選ばれた。
また、ムスリムの人が西欧社会で生きていく上での多様な生きづらさが具体的に描かれ、登場人物それぞれの視点で実感できることも本書の大きな魅力となっている。
- 本の長さ326ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2022/6/28
- 寸法13.2 x 2.4 x 18.8 cm
- ISBN-104560090742
- ISBN-13978-4560090749
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商品の説明
著者について
【著者】
カミーラ・シャムジー Kamila Shamsie
1973年、パキスタンのカラチ生まれ。米国ハミルトン大学創作科卒業後、マサチューセッツ州立大学アマースト校でファインアート修士号を取得。98年に In The City by the Sea で作家デビュー。2007年、英国に移住。13年に英国籍を取得。アイデンティティの問題に悩むマイノリティの主人公、というテーマで国際色豊かな作品を書き続ける。七作目になる本作は、2017年のブッカー賞最終候補、2018年の女性小説賞を受賞。BBCが選ぶ『わたしたちの世界をつくった小説ベスト100』の政治・権力・抗議活動部門で10作品のひとつに選ばれた(対象は過去300年間に書かれた英語の小説)。また、本作は「ガーディアン」「ニューヨーク・タイムズ」「オブザーバー」「テレグラフ」など各紙で〈ブック・オブ・ザ・イヤー〉を獲得した。本書が本邦初訳。
【訳者】
法政大学教授。翻訳家。80年代後半より新聞、雑誌などでヤングアダルト向けの書評を執筆。訳書に、ペック『豚の死なない日』、ヘス『イルカの歌』、マコックラン『不思議を売る男』、グリーン『さよならを待つふたりのために』、シアラー『青空のむこう』、ウェストール『ブラッカムの爆撃機』、クールマン『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』、ヴォネガット『国のない男』、モーム『月と六ペンス』、サリンジャー『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』、バーサド『文学効能事典 あなたの悩みに効く小説』など。著書に、『サリンジャーに、マティーニを教わった』、『翻訳エクササイズ』など。ブックガイドの監修に、『今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150! 』、『金原瑞人監修による12歳からの読書案内 多感な時期に読みたい100冊』、『13歳からの絵本ガイドYAのための100冊』などがある。
安納令奈(あんのう れいな)
英日翻訳者。大学卒業後、アメリカン・エキスプレス日本支社や国際NGOなどで、広報・ブランディング・マーケティングに携わる。訳書に、ソルター『世界で読み継がれる子どもの本100』(金原瑞人と共訳)、シュワブ他『グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界』(共訳)、ロビンソン『ビジュアルストーリー 世界の陰謀論』、ケリガン『いつかは訪れたい 美しき世界の寺院・神殿』などがある。
カミーラ・シャムジー Kamila Shamsie
1973年、パキスタンのカラチ生まれ。米国ハミルトン大学創作科卒業後、マサチューセッツ州立大学アマースト校でファインアート修士号を取得。98年に In The City by the Sea で作家デビュー。2007年、英国に移住。13年に英国籍を取得。アイデンティティの問題に悩むマイノリティの主人公、というテーマで国際色豊かな作品を書き続ける。七作目になる本作は、2017年のブッカー賞最終候補、2018年の女性小説賞を受賞。BBCが選ぶ『わたしたちの世界をつくった小説ベスト100』の政治・権力・抗議活動部門で10作品のひとつに選ばれた(対象は過去300年間に書かれた英語の小説)。また、本作は「ガーディアン」「ニューヨーク・タイムズ」「オブザーバー」「テレグラフ」など各紙で〈ブック・オブ・ザ・イヤー〉を獲得した。本書が本邦初訳。
【訳者】
法政大学教授。翻訳家。80年代後半より新聞、雑誌などでヤングアダルト向けの書評を執筆。訳書に、ペック『豚の死なない日』、ヘス『イルカの歌』、マコックラン『不思議を売る男』、グリーン『さよならを待つふたりのために』、シアラー『青空のむこう』、ウェストール『ブラッカムの爆撃機』、クールマン『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』、ヴォネガット『国のない男』、モーム『月と六ペンス』、サリンジャー『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』、バーサド『文学効能事典 あなたの悩みに効く小説』など。著書に、『サリンジャーに、マティーニを教わった』、『翻訳エクササイズ』など。ブックガイドの監修に、『今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150! 』、『金原瑞人監修による12歳からの読書案内 多感な時期に読みたい100冊』、『13歳からの絵本ガイドYAのための100冊』などがある。
安納令奈(あんのう れいな)
英日翻訳者。大学卒業後、アメリカン・エキスプレス日本支社や国際NGOなどで、広報・ブランディング・マーケティングに携わる。訳書に、ソルター『世界で読み継がれる子どもの本100』(金原瑞人と共訳)、シュワブ他『グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界』(共訳)、ロビンソン『ビジュアルストーリー 世界の陰謀論』、ケリガン『いつかは訪れたい 美しき世界の寺院・神殿』などがある。
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2022/6/28)
- 発売日 : 2022/6/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 326ページ
- ISBN-10 : 4560090742
- ISBN-13 : 978-4560090749
- 寸法 : 13.2 x 2.4 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 154,498位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- カスタマーレビュー:
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