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「電機・半導体」大崩壊の教訓: シャ-プ、パナソニック、ソニ-、エルピ-ダ、ルネサス… 単行本 – 2012/11/1
湯之上 隆
(著)
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- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社日本文芸社
- 発売日2012/11/1
- 寸法13.4 x 2.2 x 19.4 cm
- ISBN-10453725954X
- ISBN-13978-4537259544
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- 出版社 : 日本文芸社 (2012/11/1)
- 発売日 : 2012/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 317ページ
- ISBN-10 : 453725954X
- ISBN-13 : 978-4537259544
- 寸法 : 13.4 x 2.2 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 424,150位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2023年10月5日に日本でレビュー済み
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本の状態は説明通りでした。配達日も予定通りに届きました。
2012年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小生は、以前に、湯之上氏に、研究用ということで、小生が苦労して推定した半導体の部門損益データを提供したが、小生の断りなしに、著書に使っているように思われる。図31、図53に、総合電機各社の半導体の営業利益率をグラフ化しているが小生の持つデータの最初の年と、氏が使った年と一致している。グラフの軸は82年からあるのに、グラフは84年からとなっている。IRデータとしているが、少なくとも80年代、92、3年代前半以前は、各社でIRは存在していないケースも多く、半導体部門の営業利益率など公表していない。また、DRAMだけのエルピーダと、他の半導体もある場合と比較するのはナンセンスである。名フレームからPCへのシフトもDRAM競争力低下の一因ではあるが、シェアが低い日本の統計だけで論じるのはナンセンスであり、また、80年代は、DRAMの家電依存度も高かった。
2013年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変わかりやすいがちょっと愚痴っぽい。湯之上さんらしいといえば湯之上さんらしい本。
2013年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の半導体業界は過去、DRAMでも圧倒的にシェアがあった。独占的に強かった
しかしながら、80年代と異なり、その後、坂を転げおちるように、弱くなってしまった
読者はその理由を歴史を追いながら分析している。半導体業界にはマーケティングが不在であった
NEC、三菱電機、日立どの企業にもマーケティングがなかった。DRAMはエルピーダとなり、マイコンはルネサスとなり
事業継続されるも主導権なき統合はさらなる不幸となった。
重ねがさね日本の製造業がいかにマーケティングをしてこなかったかを改めて考えさせられた。
どうしても顧客を見るのではなく、技術主導でものごとを考える。PCや携帯電話でマーケットが大きく変化しているのに、それでも汎用機のDRAMに拘ってしまった。
SOCではエンドユーザーの動きではなく、社内をみて、営業活動した。
つまり総合電機の一部門だから内部向けの偉業ばかりになってしまった
こういった経緯を聞きながら、日本の電機業界におきたことも基本的に同じだと思った
しかしながら、80年代と異なり、その後、坂を転げおちるように、弱くなってしまった
読者はその理由を歴史を追いながら分析している。半導体業界にはマーケティングが不在であった
NEC、三菱電機、日立どの企業にもマーケティングがなかった。DRAMはエルピーダとなり、マイコンはルネサスとなり
事業継続されるも主導権なき統合はさらなる不幸となった。
重ねがさね日本の製造業がいかにマーケティングをしてこなかったかを改めて考えさせられた。
どうしても顧客を見るのではなく、技術主導でものごとを考える。PCや携帯電話でマーケットが大きく変化しているのに、それでも汎用機のDRAMに拘ってしまった。
SOCではエンドユーザーの動きではなく、社内をみて、営業活動した。
つまり総合電機の一部門だから内部向けの偉業ばかりになってしまった
こういった経緯を聞きながら、日本の電機業界におきたことも基本的に同じだと思った
2013年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人の本は本当に面白い。事例が興味深く、生々しい。全部納得できる話だ。湯之上氏は「研究成果を誇る」為に本を書く人とは違う。誰にでも分かる様に分かり易く、誠実に、危機感を持って本を書いている。すぐ読める本なので、難しい話はヌキにして、とりあえず読んでおくべき本だと思う。
自分も複数のメーカーに勤務した経験を持ち、「もどかしさ」を感じながら仕事をしている。「なぜ皆はコレがわからないの?」と良いたくなることを、バッチリ上手に示してくれる。日本製造業が真剣に反省し、謙虚に学び、努力する為に、この人の意見は重要だと思う。
自分も複数のメーカーに勤務した経験を持ち、「もどかしさ」を感じながら仕事をしている。「なぜ皆はコレがわからないの?」と良いたくなることを、バッチリ上手に示してくれる。日本製造業が真剣に反省し、謙虚に学び、努力する為に、この人の意見は重要だと思う。
2013年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく面白く読める。
歯に衣着せぬ表現が多少気になることもあるが、それがまた面白い。
歯に衣着せぬ表現が多少気になることもあるが、それがまた面白い。
2013年1月5日に日本でレビュー済み
破壊的技術が創出されイノベーションが起きると、高い技術力を持ち、高性能・高品質の製品を生産することによって市場を独占していた大企業がまたたく間に転落するという『イノベーションのジレンマ』が日本半導体の敗戦の1つの理由として上げている。メインフレーム用に25年保証のDRAMを提供していた日本は、コンピュータがPCにパラダイムシフトした後も、25年保証の高品質DRAMを作り続け、韓国、台湾の安く大量生産する破壊的技術に駆逐された。過剰技術による過剰品質製品を作り続けてきたが、PCに必要なDRAMはそんな高価で高品質なものではなかったからだ。できたものを売るのではなく、マーケティングに力を入れ、売れるものを創ることが必要だと指摘する。また、後半には今後日本の半導体社がどの分野で勝負すべきかを指摘している。
この本の中で著者は日本の半導体社がなぜ低い利益率となっているか? その原因をあげているが、この中に興味深い指摘が何点かある。
・日本のLSIメーカはシステムを設計していない。
システムメーカの言うとおりにLSIを設計し製造しており、システム設計そのもので勝負していない。
・日本のメーカの組織の問題点
若い時に技術に優れたものが出世して管理職になるが、マネジメントが得意と限らないため無能な管理職となる可能性が高い。一方で設計をし続けるのは、残った優秀ではないエンジニアだ。つまり、管理職もエンジニアも得意でない者が行なうことになり、会社の組織は無能化されるという組織のジレンマに陥っている。
・半導体製造工程の全体を俯瞰するエンジニアの不在
半導体製造のステップは極めて複雑で、どの製造技術者も自分の担当以外の部分を理解しておらず、全行程を俯瞰し最適化するようなエンジニアが存在しない。結果としてどのエンジニアも過去の製造工程で必要であったものが、最新のテクノロジーでも必要なのかを判断できないことになり、工程は増える一方となる。これが高コスト化を引き起こしている。
非常に面白い内容となっているが、一点残念な点として、グラフや図がごちゃごちゃしていて、それぞれの趣旨を理解するのに少し時間がかかるし、そもそも数が多すぎる。改善するとより読みやすくなると思われる。
この本の中で著者は日本の半導体社がなぜ低い利益率となっているか? その原因をあげているが、この中に興味深い指摘が何点かある。
・日本のLSIメーカはシステムを設計していない。
システムメーカの言うとおりにLSIを設計し製造しており、システム設計そのもので勝負していない。
・日本のメーカの組織の問題点
若い時に技術に優れたものが出世して管理職になるが、マネジメントが得意と限らないため無能な管理職となる可能性が高い。一方で設計をし続けるのは、残った優秀ではないエンジニアだ。つまり、管理職もエンジニアも得意でない者が行なうことになり、会社の組織は無能化されるという組織のジレンマに陥っている。
・半導体製造工程の全体を俯瞰するエンジニアの不在
半導体製造のステップは極めて複雑で、どの製造技術者も自分の担当以外の部分を理解しておらず、全行程を俯瞰し最適化するようなエンジニアが存在しない。結果としてどのエンジニアも過去の製造工程で必要であったものが、最新のテクノロジーでも必要なのかを判断できないことになり、工程は増える一方となる。これが高コスト化を引き起こしている。
非常に面白い内容となっているが、一点残念な点として、グラフや図がごちゃごちゃしていて、それぞれの趣旨を理解するのに少し時間がかかるし、そもそも数が多すぎる。改善するとより読みやすくなると思われる。
2013年1月2日に日本でレビュー済み
私は関西大手企業に入社して撮像素子の研究開発に従事した。入社した1975年は単撮像管式家庭用ビデオカメラの商品化を進めるソニーに追従する研究室に配属され、信号処理回路基板の小型化を担当した。2年後に固体撮像カメラの時代が来ると睨んだ課長の判断で開発が始まり、先輩はCCD型撮像素子、私はMOS型撮像素子を担当した。CCD型撮像素子は点傷の歩留まりが悪く事業化に苦戦していたが、私は事業部研究所と共同でMOSとCCDの欠点を克服するCPD型撮像素子を事業化した。CPDを量産したお陰でCCDの点傷の原因が分かり、CCDプロセスが急激に改善されて、CCDの事業化が開始された。CPDはMOSに由来する雑音が多いために、やがて量産は中止となった。しばらくして、監視用カメラを量産していた通信工業から、CCDはダイナミックレンジが不十分なので、一桁性能を改善したものを開発して欲しい、という要請が来た。我々は次世代の撮像素子を数種類開発していたが、要請に応えられそうなテーマに全メンバーを集結し、事業部と密に開発を進めた結果、量産可能な性能を持つHyper-D CCDを実現した。Hyper-Dは従来CCDの構成と異なるため、従来LSIを一部修正した程度では利用できない。そこで、TI社のシミュレータを購入し、並列処理を組み込んだLSI開発を決断した。TI社の製造ラインを借りて、サンプルを試作した。PDPと名付けたこのLSIは一発で動作し、Hyper-D評価システムをHyper-D製造工場4台納入し、通信工業にはHyper-Dカメラ性能評価システムを1台納入した。お陰で量産は計画通りに開始され、現在でも改良されたSuper-D監視用カメラは主力商品となっている。
この頃(1995年当時)、敗戦した日本軍と同様な経験を味わった。事業化に奔走し、一区切りがついて研究所に落ち着いて見ると、開発に失敗した幾つかのテーマの担当者で構成された研究企画部門がテーマの管理を始めたのである。その中から事業化を知らない研究所長や部長が増産され、テーマリーダーの自主性を奪うのを目にしたのである。当時の私はそうした体制を「男大奥」と揶揄して顰蹙を買っていたが、そうした流れは加速するばかりであった。間もなく、研究所と事業部が連携する開発業務は禁止され、事業化の夢と活力は一気に削がれる事になった。会社を潰す回し者かと思ったほどである。
そうした経験があったので、本書の内容には基本的に共感できた。
著者は「爆発的に売れるものをつくること(それは新しい市場を創造すること)」に切り替えることを推奨する(p.316)が、そのために必要なのは、著者も言うように、無能な技術者・無能なマネージャを排除すること(p.254)と、出来るだけ自由競争にすることである。もちろん、そうすることによる弊害もあるが、逆の場合より被害は少ないのである。
なお、著者が示した【図121】は、William F. Hamiltonの“Strategic choice”(1992)とGeoffrey A. Mooreの“Crossing the CHASM“(1991)および“Dealing with Darwin(2005)”を参照して理解を深めるのが望ましい。
21世紀はナノテクノロジーの時代である。ナノテクで重要なことは、ナノスケールで長さ・組成分布・径を揃えたナノマテリアル・プロセスを量産技術に仕上げることである。その設計を可能にするのが第一原理計算である。『計算機マテリアルデザイン入門』(笠井編)が一つの見本である。
著者も言うように、日本がやるべきことは「設計力とマーケッティング力の強化」(p.115)である。
しかし、もっと正確に言うのであれば「ナノテクの設計力とマーケッティング力の強化」である。しかもこの二つは密接に連携している。設計力が一流でなければ一流のマーケッティング力は生まれない。そのためにも、第一原理計算を技術者が自分のものとすべきなのは焦眉の急である。
この頃(1995年当時)、敗戦した日本軍と同様な経験を味わった。事業化に奔走し、一区切りがついて研究所に落ち着いて見ると、開発に失敗した幾つかのテーマの担当者で構成された研究企画部門がテーマの管理を始めたのである。その中から事業化を知らない研究所長や部長が増産され、テーマリーダーの自主性を奪うのを目にしたのである。当時の私はそうした体制を「男大奥」と揶揄して顰蹙を買っていたが、そうした流れは加速するばかりであった。間もなく、研究所と事業部が連携する開発業務は禁止され、事業化の夢と活力は一気に削がれる事になった。会社を潰す回し者かと思ったほどである。
そうした経験があったので、本書の内容には基本的に共感できた。
著者は「爆発的に売れるものをつくること(それは新しい市場を創造すること)」に切り替えることを推奨する(p.316)が、そのために必要なのは、著者も言うように、無能な技術者・無能なマネージャを排除すること(p.254)と、出来るだけ自由競争にすることである。もちろん、そうすることによる弊害もあるが、逆の場合より被害は少ないのである。
なお、著者が示した【図121】は、William F. Hamiltonの“Strategic choice”(1992)とGeoffrey A. Mooreの“Crossing the CHASM“(1991)および“Dealing with Darwin(2005)”を参照して理解を深めるのが望ましい。
21世紀はナノテクノロジーの時代である。ナノテクで重要なことは、ナノスケールで長さ・組成分布・径を揃えたナノマテリアル・プロセスを量産技術に仕上げることである。その設計を可能にするのが第一原理計算である。『計算機マテリアルデザイン入門』(笠井編)が一つの見本である。
著者も言うように、日本がやるべきことは「設計力とマーケッティング力の強化」(p.115)である。
しかし、もっと正確に言うのであれば「ナノテクの設計力とマーケッティング力の強化」である。しかもこの二つは密接に連携している。設計力が一流でなければ一流のマーケッティング力は生まれない。そのためにも、第一原理計算を技術者が自分のものとすべきなのは焦眉の急である。