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情報選択の時代 単行本 – 1990/8/1
リチャード・S. ワーマン
(著),
松岡 正剛
(翻訳)
- 本の長さ386ページ
- 言語日本語
- 出版社日本実業出版社
- 発売日1990/8/1
- ISBN-104534016212
- ISBN-13978-4534016218
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登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (1990/8/1)
- 発売日 : 1990/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 386ページ
- ISBN-10 : 4534016212
- ISBN-13 : 978-4534016218
- Amazon 売れ筋ランキング: - 494,154位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 292位情報・コンピュータ産業
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態は紙の変色がありますが均一な変色で読むのに支障は無いです。内容については簡単にはまとめられないですが、個人が処理出来るデータ量を超越してしまった今にこそ必要な考察なんじゃないかなと思います。
2014年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報が溢れている時代にあっては、
情報選択の力が重要になる。
本書は1990年に出版されている。
インターネットが発達する前の段階で、
情報の本質、情報があふれる社会の本質について触れていて興味深い。
情報とは何か、
意味ある情報とそうでない情報を区別するとはどういうことか、
そして学ぶとはどういうことか、
情報を使いこなせるとはどういうことかについて考えさせられる。
知らなくていいということを知るということが、
実は結構大事だと思う。
古くはアリストテレスが無知の知と指摘した、
そのことである。
情報を手放せるから情報を活用できる。
情報を知識や知恵にしていくにはどうしたらよいかを知っている。
情報を知るより、
情報の生かし方を知る。
読み応えがある1冊。
“しかし、理解のためにもっとも本質的な要件は、何かがわからないときに、それを容認できる能力である。わからないことを認める能力があれば、束縛から開放される。全部知ることはない、と自分自身を許せば、ずっとリラックスできる。この状態が、新しい情報を受け取るのに理想的な心の状態である。新しい情報にほんとうに耳を傾け、耳を澄まそうとするなら、心を気楽な状態にしなくてはならない。”
情報選択の力が重要になる。
本書は1990年に出版されている。
インターネットが発達する前の段階で、
情報の本質、情報があふれる社会の本質について触れていて興味深い。
情報とは何か、
意味ある情報とそうでない情報を区別するとはどういうことか、
そして学ぶとはどういうことか、
情報を使いこなせるとはどういうことかについて考えさせられる。
知らなくていいということを知るということが、
実は結構大事だと思う。
古くはアリストテレスが無知の知と指摘した、
そのことである。
情報を手放せるから情報を活用できる。
情報を知識や知恵にしていくにはどうしたらよいかを知っている。
情報を知るより、
情報の生かし方を知る。
読み応えがある1冊。
“しかし、理解のためにもっとも本質的な要件は、何かがわからないときに、それを容認できる能力である。わからないことを認める能力があれば、束縛から開放される。全部知ることはない、と自分自身を許せば、ずっとリラックスできる。この状態が、新しい情報を受け取るのに理想的な心の状態である。新しい情報にほんとうに耳を傾け、耳を澄まそうとするなら、心を気楽な状態にしなくてはならない。”
2012年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代に建築家ルイス・カーンに教えを受けた著者らしい3次元+時間軸のパースペクティヴを日々の思考空間に応用している鋭利な分析とそれを育んだ豊かな読書歴を踏まえた知的な議論で、アメリカの教養主義が実に生き生きとしている。並みの学識ではない、それを裏打ちしてきたのは著者達が編集し、出版してきた様々な都市ガイドブックや案内書を編集と設計の観点で見直しながら、情報不安症の実態を一般人の現象に還元して描き出した達意の文章力。重々しい文章ではなく読みやすい。その一方で本文外に書き込まれたエピソードや引用文の知的なこととその証拠(エヴィデンス)としての豊かさもこの著者が、建築学を納めているが故に深く広範囲で普遍的な理論に捨象し、かつまた具象的な論証を可能にしている。アメリカ最初の情報設計士(Information Architect)という呼称は的外れではない。情報リテラシーを含めて、データ、情報、知にういて実に教えられることの書物である。
2002年10月19日に日本でレビュー済み
編集工学の開祖、松岡正剛が監修をつとめた一冊である。リチャードワーマンは情報建築家とよばれ、有名なデザイナーでもある。アクセス社をたちあげ、都市・医療などに関するガイドブックを出版している。情報はただそれだけでは、ゴミにすぎない。加工され、配置されたときに真に意味のある情報となるのだという。同じ情報の専門家である松岡氏が共感したのも分かる。インターネットで膨大な情報が手にはいる時代。どれがゴミでどれが情報なのか、そして本を買っても読んでいないという罪悪感にかられている人。よんだら癒されるかもね。
2000年11月19日に日本でレビュー済み
我々の目にする情報は昔に比べて、莫大な量になってきれいます。TV、新聞、ラジオなどからインターネット、携帯などなど、情報も上手く付き合わないと情報の洪水におぼれてしまいます。そんなわけで情報選択のノウハウが詰まったこの本は、いろんな例を散りばめてわかりやすく解説してくれています。 私も疑問に思っていた「何故、デジタル時計がすたれたか」にも見事な解答が書いてあります。 雑学としても面白いです。
2001年1月23日に日本でレビュー済み
私がこの本に出合ったのは出版時だからもうかなり以前のことになる。以来折に触れ再読を重ねてきたが、未だに本書からは多くの示唆を与えられている。 この本が優れているのは、小手先の情報ハンドリング技術ではなく、ヒトが大量の情報にどう対処していけば上手くいくのかという基礎概念から説き明かしている点だろう。原題は「情報不安症」。情報爆発の時代に生きる人間が情報不安症に陥らずに生きていくには?、またすで罹ってしまったならどうやって抜け出すか? 出版後年月は経ったが、内容がまったく古びない点も素晴らしい。これは先見の明というより、本質的な内容だからだろう。