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中国人エリートは日本人をこう見る ペーパーバック – 2017/7/31

4.1 5つ星のうち4.1 28個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本経済新聞出版 (2017/7/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/7/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ペーパーバック ‏ : ‎ 226ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4532915899
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4532915896
  • 寸法 ‏ : ‎ 11.71 x 1.45 x 18.69 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 28個の評価

著者について

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中島 恵
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中島 恵(なかじま・けい) 1967年、山梨県生まれ。新聞記者を経て、フリージャーナリスト。

公式ホームページ http://keinaka.com/ 

著書は出版順に『トラブらないトラベル会話 広東語』(三修社)、『職は中国にあり』(夏目書房)、『ポジャギ 韓国の包む文化』(白水社)、『中国人エリートは日本人をこう見る』、『中国人の誤解 日本人の誤解』(いずれも日経プレミアシリーズ)、『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』(中央公論新社)、『爆買い後、彼らはどこに向かうのか?』(プレジデント社)、『中国人エリートは日本をめざす』(中央公論新社)、『中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか』(プレジデント社)、『なぜ中国人は財布を持たないのか』『日本の「中国人」社会』『中国人は見ている。』(いずれも日経プレミアシリーズ)、『中国人のお金の使い道』(PHP研究所)、『いま中国人は中国をこう見る』(日経プレミアシリーズ)がある。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
28グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近、町で中国人と出会う機会が非常に増えた。彼らはどうせ、日本人のことを嫌っているのだろう、
と思っていたが、本書を読んで、そんな気持ちがひっくり返り、愕然とし、考えさせられた。

本書で取り上げているのは、中国の中でもエリートと呼ばれる大卒の人々である。著者はふだん、私たちが
身近に住んでいる中国人にはなかなか聞けないような話を真正面から突っ込んで聞き出してくれており、「なるほど、
実際は、そう思っていたのか」と参考になる。リアルで貴重な話ばかりだ。

本書を日本礼賛の本だと捉え、「信じられない、信じたくない」と耳をふさぐ日本人がいることは、残念である。
著者は、中国を悪ととらえる日本の極端なマスコミと、それによってゆがめられた日本人の中国観を
おだやかに覆し、正したかったのではないだろうか。

その証拠に、著者は単刀直入に日本観だけを聞いているのではない。彼らの生い立ちや
彼らの人生、中国でどういう生活をしてきて、なぜ、日本についてそう感じるのか?について丁寧に
インタビューしているからである。
おそらく、1人あたり、相当な時間をかけて、取材しているはずだ。

日本はすばらしい国→だから日本は中国よりも優れている→日本はこのままでよい、などとは、著者は言っていない。
日本が中国や世界から目標とされるような
存在でいるためにはどうしたらよいか、日本人に警鐘を鳴らしている本だと思う。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の書籍をいくつか読んで非常に興味を持ち、改めて本書を読みましたが、期待通り内容が非常に面白く、一気に読了しました。何故これほどハマってしまうのか?それは非常に良く書けた日本人論である為とつくづく感じました。最初から最後まで、良くも悪しくも我々日本人が何者なのか?凄く分かり易く教えてくれています。それを可能にしているのは、彼の国に精通し、綿密な取材を通して我々と切っても切れない大事な隣国、中国との比較論を語れる著者ならではあると実感。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国は経済的にも軍事的にも巨大化していることもあって、また金儲けをまず優先する国民だと思っていたので、本書で日本を正確に見つめ、日本の良い点も素直に評価してくれる中国人を見て、評価するものは評価するまともな人々であることを知りました。安心もし、中国への親近感を感じました。一読して良かったです。

しかし尖閣諸島などの領土問題は依然あり、南京問題なども恐らく今後もずっと平行線なのだと思います。中国人も、歴史問題や領土問題は、日本に譲れる問題ではないでしょう。

しかし国民同士は互いに理解し合うべきです。大事な事は、領土問題や歴史問題は、互いに譲れない問題であるとの認識を相応に持つ事だと思いました。互いに譲れない問題であることが両国に浸透すれば、互いの考えも浸透します。デッドロック状態となり、問題の解決が進まない状態になりますが、感情的になる度合いは減っていくと思います。本書を読んでそんな事を思いました。

後半の日本のおかしな所の指摘は、良く判る点もあります。また日本が良い確かに国なのでしょうが、多分欧州のどこかも良い国でしょうし、アメリカも良い国なのだと思います。うぬぼれないようにせねばとも思いました。

本書を読み、中国人を少し好きになりました。読んで良かったと思いました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の結論を挙げて考えてみると、
「すべての中国人が日本を嫌いなわけではない」
という発見を地道にしていった、ということになる。

では、どう「嫌いではない」のか?
それに対して、様々な境遇の人々にインタビューした、
その内容を説明したのが内容の8割程度だろう。

残りの2割は著者の論考であり、特に各章末の観点には
興味をそそられるものも多いのだが、そちらはかなり
ざっくりとまとめられていてちょっと残念だった。

著者はそうした論考において過度な判断を控えているよう
にも見えるが、何かに対する異論ということであれば、
彼らが日本のことを「嫌いではない」ということを超えて、
どうなのかという点について結論づけるべきではなかった
だろうか。

多分それは、「中国人」→「キライ」という単純さにはない
奥行きを読者に与えるものとなり得ただろうし、著者本人が
そうした奥行きに馴染んでいることも伺えるだけに、物足り
なさが伴う読書だった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常の面白く、読みやすく、納得でき、ハッとさせられる本。

青い空、他者に配慮する人々、安全な食品、何よりも最低限のインフラの高さ。中国人から見て日本の魅力は「日本人の日常」にあることがよくわかった、昔アメリカでは貧乏な家でも蛇口からお湯が出ることに「豊かな国」を感じたが、中国人にとって今の日本の日常インフラが同じような感じで「進んでいる」と思わせるものなのだろう。
4章だけが日本での生活で困惑することに当てられており、そこには日本的過剰サービスを支える側への同情や日本的曖昧さへの戸惑いなど、過剰に他者に配慮しなければならない日本人への疑問が書かれていて、中国人の合理主義精神は西洋人と同じ(アメリカ的)だなぁと感じた。

何よりも、著者の謙虚で誠実な取材&執筆姿勢が伝わってきて読んでいて気持ちの良い本だ。中国通として有名だった加藤喜一氏の本とはそこが大きく違う。加藤氏の著書に通底する中国共産党への配慮(自分を引き立ててくれたのでしょうがないのだろうが)や、学歴詐称に見られる浅薄な独尊色が中島氏にはない。ニュートラルな姿勢で中国人から話をきいている印象である。
中国を知りたいなら、遠藤誉先生、福島香織氏、近藤大介氏、野島剛氏らの本が良いと思っていたが、中島氏もそこに加わった。これから中島氏の他の著作も読みたいし、今後もどんどん執筆してほしいと思う。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
総ての本が同じ調子で書かれており、なんか業者から言われてしかたなく書いたような本で、避けるようになりました。
何故か作者の思いが感じられない。。。
2013年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際の中国人エリートに取材して取りまとめています。偏見なしに取材している点に好感が持てます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年6月23日に日本でレビュー済み
日本滞在11年目となる私は、10年前までの記憶ばかりを頼りに同胞の考え方を知ったか振りにしてきた分、本書から得た衝撃が強かったことから、正に「無知は罪」と改めて考えさせられました。

異なるバックグラウンドを持つ多数なサンプルに基づき、個人差による腑に落ちなさを感じさせない構成に加え、日本国内に留まらず、中国現地の人による話まで網羅することで、メディアにはなかなか取りあげられない中国人における「日本観」が本書によって浮き彫りになったと私は考えます。

自分自身も取材対象となっていたことから、「他の中国人の本音をも聞きたい」との期待に正に答えてくれたかのように、私に良い勉強をさせて頂いたと共に、「山の上には山がある」と身が引き締まる思いで本書を読み終えた次第です。

◆中国に少し興味があるが、気軽に読める本が欲しい
◆「中国人は一体何を考えているのか」が知りたいが、話のきっかけが無い
◆1億3千万弱が暮らすこの「村社会」に住む200人に1人が中国人である時代に活きるための参考書として、国籍問わず皆様も是非ご一読ください。

追伸
中島様、この度は誠にありがとうございました。
67人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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