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イノベーションの競争戦略: 優れたイノベーターは0→1か? 横取りか? 単行本 – 2022/4/8
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取り逃す企業、連続して起こす企業、
どこが違うのか?
世の中に存在しなかった画期的な発明やサービスを生み出すことは、企業におけるイノベーションの必要条件ではない。それよりも新しい製品サービスを消費者や企業の日々の活動や行動の中に浸透させることこそがイノベーションの本質である。
筆者たちはこれを行動変容と呼ぶが、これこそが企業がイノベーションを起こすためのカギとなる。そのことをみんなに知ってもらいたいという想いが『イノベーションの競争戦略』の執筆の動機となっている。
イノベーションを世の中になかった商品・サービスを生み出すことと考えると、「イノベーションの競争戦略」は奇異に感じるかもしれない。
しかし、イノベーションとはいかに顧客の行動変容に至るかの競争なのだ。顧客の価値観や行動を変え、次世代の社会の常識を創ることで、自らがゲームチェンジャーとして新しい市場やビジネスモデルを創造することができる。競合他社に対する圧倒的な優位性を築くことができるわけだ。
さらに重要なことは、競争戦略の視点をもつことで、イノベーションに対する企業の取り組みが変わることだ。技術革新ではなく顧客の行動を変化させることをゴールとして取り組むのであれば、そのプロセスは一変することになる。イノベーションの競争戦略とは、顧客の行動を引き起こし、市場における優位性を築くことである。本書では、そのメカニズムを明らかにすることにフォーカスを当てる。
- 本の長さ263ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2022/4/8
- 寸法13.9 x 2.2 x 19.5 cm
- ISBN-104492534490
- ISBN-13978-4492534496
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出版社より

行動変容こそが企業がイノベーションを起こすためのカギ
<本書の構成>
第1章 競争戦略としてのイノベーション=イノベーションを捉えるフレームワーク
第2章 イノベーションのトライアングル=イノベーションを引き起こす3つのドライバー
第3章 イノベーションのストリーム=「価値創造」「態度変容」「行動変容」のステップ
第4章 逆転のイノベーション=主役の交代
第5章 連続するイノベーション=連続を生み出すメカニズム
第6章 イノベーション成功への提言=リーダーへのメッセージ
本書が成熟化社会で閉塞感に襲われて、なかなか企業変革を起こせていないビジネスパーソンのイノベーションのヒントになると信じている。(p.22)

技術的に新しさはなくともイノベーションと呼べる商品、サービスは存在する
Zoomの事例
Zoomの使用前は「オンラインでコミュニケーションなんて無理」と考えていた人が多かったはずだ。しかし、そのような人たちも実際に使い慣れてくるとオンラインでのコミュニケーションの工夫をするようになり、オンラインでもコミュニケーションはできると感じ、オンラインミーティングは当たり前に変化した。ビジネスだけの使用にとどまらず、大学の講義やオンラインでの講演、オンライン飲み会などまで使用する場所が広がるとZoomは日常ツールにまで昇華した。
このようにイノベーションとは技術革新だけに頼るのではなく、人々を取り巻く環境の変化や商品やサービスを利用する人の心理変化が、成功させる要素として必要なことが見えてくる。(p.18-19より一部抜粋)

これまでにない価値の創造により、顧客の行動が変わる
第1章より
ステップ1
表面化しつつあった共働き世帯の増加という社会構造の変化を背景に(社会構造)、家事からの解放や効率化を切実に必要とする人々が想定された(心理変化)。
ステップ2
「人の代わりに掃除をすることで、家事から解放された時間を提供する」というこれまでにない新しい価値を提供
ステップ3
「掃除はロボットに任せてもよい」という価値観を生み出した。
ステップ4
「ルンバが掃除をしやすいように床上スペースを10センチに上げた家具を揃える」というような顧客の行動変容を引き起こし、家具業界のトレンドにも変化をもたらした。
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イノベーションの競争戦略: 優れたイノベーターは0→1か? 横取りか? | バカ勝ち!アイデア: 人生のチャンスをすべてモノにする最強の発想法 | イノベーターのためのサイエンスとテクノロジーの経営学 | 創造思考: 起業とイノベーションを成功させる方法はミュージシャンに学べ | ストーリーとしての競争戦略 | 「価値」こそがすべて! | |
カスタマーレビュー |
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価格 | ¥1,980¥1,980 | ¥1,501¥1,501 | ¥2,860¥2,860 | ¥1,980¥1,980 | ¥3,080¥3,080 | ¥2,640¥2,640 |
著者 | 内田 和成 | 杉森 秀則 | 牧 兼充 | パノス・A・パノイ (著), R・マイケル・ヘンドリックス (著), 大田黒 奉之 (翻訳) | 楠木建 | フェリックス・オーバーフォルツァー・ジー (著), 原田 勉 (翻訳) |
内容紹介 | イノベーションを横取りする企業、 取り逃す企業、連続して起こす企業、 どこが違うのか? | いまや【勝率88%】常勝プランナーの「超実践的ノウハウ」。 多くの業界人が知りたがった独自のアイデア発想法を初公開! | 本書では、シリコンバレー型にとどまらない先端的なイノベーションや起業の研究について、32本の海外の学術論文(定量論文)を具体的に読み解きながら、そのエッセンスを紹介していく。論文の探し方から情報の読み解き方までを学ぶ一冊としても有用である。 | なぜ彼らは 時代の先を行くことができるのか? IDEO(最強のデザインファーム)×バークリー(世界が注目)音楽(する起業家)大学(教育機関)の鬼才がトップアーティスト達の取材から解き明かした、新しい世界を切り開く思考とマインド | 30万部突破のロングセラー! 戦略の神髄は 思わず人に話したくなるような 面白いストーリーにある。 本書では、この「ストーリー」という視点から、究極の競争戦略と競争優位、その背後にある思考のパターンの本質を、多くの企業の事例を挙げながら解明していく。 | 優れた戦略はたった1つの図で表せる!HBS教授が20年の歳月をかけて導いた価値創造の戦略フレームワークが学べる! |
発売日 | 2022/4/8 | 2022/4/22 | 2022/3/25 | 2021/9/10 | 2012/5/10 | 2023/4/7 |
商品の説明
著者について
東京大学工学部卒業。慶應義塾大学大学院経営学修士(MBA)。日本航空を経て、1985年ボストン コンサルティング グループ(BCG)入社。2000年6月から2004年12月までBCG日本代表。2006年には「世界の有力コンサルタント25人」(米コンサルティング・マガジン)に選出された。2006年より2022年3月まで早稲田大学教授。ビジネススクールで競争戦略論やリーダーシップ論を教えるほか、エグゼクティブ・プログラムでの講義や企業のリーダーシップ・トレーニングも行なう。著書に『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』『右脳思考を鍛える』(以上、東洋経済新報社)、『ゲーム・チェンジャーの競争戦略』(編著)『異業種競争戦略』『リーダーの戦い方』(以上、日本経済新聞出版社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2022/4/8)
- 発売日 : 2022/4/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 263ページ
- ISBN-10 : 4492534490
- ISBN-13 : 978-4492534496
- 寸法 : 13.9 x 2.2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,933位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 85位経営戦略
- カスタマーレビュー:
著者について

早稲田大学ビジネススクール教授。東京大学工学部卒。慶應義塾大学でMBA(経営学修士)を取得。日本航空を経て、1985年にボストンコンサルティング グループ(BCG)に入社。2000年6月から2004年12月までBCG日本代表、2009年12月までシニア・アドバイザーを務める。ハイテク、情報 通信サービス、自動車業界を中心に、マーケティング戦略、新規事業戦略、中長期戦略、グローバル戦略などの策定・実行支援プロジェクトを数多く経験(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『BCG流 競争戦略 加速経営のための条件』(ISBN-10:402330848X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まず、イノベーションのトライアングル(技術革新・社会構造・心理変化)があり、そこから「価値創造」が起こる。
画期的なプロダクトが生まれても、そのプロダクトにより人々の「態度変容」「行動変容」が起こらなければ、イノベーションとはいえない。
たしかに、イノベーションについて納得の説明であり、腑に落ちた。
多くの日本企業がイノベーションを価値創造のみに主眼を置き、プロダクトを開発したはいいものの、顧客の態度・行動が変わらずに終了している物が多いことに共感した。
開発するプロダクトで人々の行動がどう変わる、変えるのかがきちんと見えていることが重要であることを学んだ。
イノベーションってよく聞くけど、イノベーションって具体的に何?と思われている方にはオススメの本です。
プロダクトももちろん大切ですが、ユーザーとセットになった取り組みが不可欠ということですね。
内田氏が教えるMBAの学生が、たくさんの事例を集めたところに価値があります。自分でリサーチしたら、どれくらい時間がかかるか分かりません。有難いです。
後書きによれば、本書は著者単独でなく、内田ゼミ生のイノベーション研究会の成果をまとめたものである。ビジネス偉人の言葉を解釈したようなものではなく、全部で1000例に近いイノベーションの事例を分析して普遍性のある理論を導くという、アカデミックな手法を取りつつ、そこはビジネス書におけるベストセラーを生み出す内田本独自の軽快で、時に毒のあるユーモアを含んだ文体が一種のグルーブ感を生み出している。自分も一流コンサルの仲間に入ったような気分と言ったらちょっと大袈裟かもしれないが、読む者をワクワクさせる力を感じた。
本書ではまず著者の考えるイノベーションの定義が明記される。この定義を理解すれば、子供の頃読んだ伝記のタイトルは『発明王エジソン』ではなく、『イノベーション王エジソン』とすべきだと思うだろう。同時に、そのイノベーションがイノベーションとして成立するための、方程式であるイノベーションストリームが提示される。方程式と言っても数式ではない。イノベーションストリームは、一つのエレガントな三角形と三つの四角形で表現される定性的な理論である。ネタバレを防ぐために敢えて比喩的に言えば、卵が青虫になって、蛹になって、蝶になるような、変容理論である。序章+6章立ての本書のうち序章から第3章までイノベーションストリーム理論が詳述されている。そして、解説文のほとんどが事例を使って説明される。理論のための理論とか、中間指標の介在など一切ない。研究会で分析された1000近い事例から厳選されたと思われる事例が説明を買って出ているのである。冒頭本書にグルーブ感があると述べた所以である。理論の説明が事例紹介を兼ねているから「一粒で2度美味しい(アーモンドチョコレートのこと)」構造になっているのだ。
序章から第3章まで、ボリューム的にほぼ半分である。ここまでの内容だとイノベーションストリームの教えに従ってコツコツ努力すればいつかイノベーションの果実にありつけるだろうと、考える人が出てくるかもしれない。だが仮に、運にも恵まれてイノベーションを生み出す事ができても、それで安心するのは人が良すぎるのだ。
後半の4〜6章は、本書のタイトル『イノベーションの競争戦略』の後半でもある「競争戦略」上の観点が強調されている。イノベーションを持続すること、あるいはそもそもイノベーションを自前でやらない手法に関して、その秘訣が述べられているのだ。それはトンビ理論と呼んでも良さそうな、誤解を恐れずに言えば、相当えげつない手法なのである。空飛ぶ鳶は、人間で言えば7.0くらいの視力(数値は未検証)で地表をよく観察しており、発見した油揚に襲いかかってくる。そして「パクリ」とやるのだ。筆者は本書で触れられているレッドブルの事例に関して知らなかった。だがレッドブルの成功が我がリポビタンDの成功に依拠しているのを知って驚いたものだ。
「博士課程修了者を多数養成して日本の基礎研究を充実させ、女子社員や外国人社員の採用・起用を活発化してダイバーシティを実現し、失敗しても再チャレンジできる風土を醸成して破壊的なイノベーションを創出していかねばならない」・・・・こんな出来もしないことを言っているうちに、年老いた後進国になってしまう。イノベーションを至高のものとして、無い物ねだりの領域に閉じ込めて言い訳にするのは怠慢なビジネスマンのやることだ。著者は本書において何回もそのような考え方や態度を叱り飛ばしている。退職記念のパーティでコンサル時代の同僚の方が、内田氏にはニコニコ笑いながら目の前にいるクライアントをボロクソに言う特技があった、と言っていた。こんな特技の片鱗が感じられる。
本書を読了した方は、イノベーションは縁遠い概念ではない、博士がいなくても基礎研究所がなくてもイノベーションができる、いや、すべきであると痛感されるのではないか。結論として、本書は「日本におけるイノベーション論(もしくはあまたあるイノベーション書)のイノベーションをしている」のだ。そう気づいた途端、なんだか痛快な気分になってきたのである。
<以下蛇足である。筆者がその一隅に生息するマーケティングサイドからの愚痴です>
大ドラッカーは、企業はマーケティングとイノベーションさえやっていれば良い、と言ったらしい。マーケティングとイノベーションは別のものと認識していたのだろう。これは残念なことである。いや、本当だろうか。250ページの本書で、マーケティングやコミュニケーションの話は、5、6行しか出てこない。だが、本書で提起されているイノベーションストリームの出発点である三角形を構成する要素は、マーケティングでいう戦略マーケティングの中で扱う要素と共通点がある。またイノベーションが成立するための変容理論は、広告効果を検証する際の消費者行動論と共通点がある。マーケティングにおいてこの二つは川上と川下の理論であって、出てくる場所が違う。それぞれに縦割りの専門領域になっているようだ。これをイノベーションの観点から、内田氏のようにクリエイティブな視点で結びつけて論じた例を見た事がない。羨ましい。マーケティングはイノベーションの必要条件だが、十分条件ではないのかもしれない。多分イノベーションはマーケティングのプロセスでなく、結果の状態を表現しているような概念なのだろう。ある方の表現をお借りすれば、マーケティングが時間だとすると、イノベーションは時計のようなものに違いない。そこに包含関係はなく、次元が交錯しているのではないだろうか。こんなことをいくら言っていても、解決策がない・・・・。だから愚痴なのでした。
「イノベーションは誰も見たことのない全く新しい商品やサービスを作ること」
「今の日本企業ではなぜ生まれないのか」
という話をよく聞きます。
八方塞がりのように一見見えるこの話に対して、この本は現状をスッキリ説明してくれて、これから私たちがどう動けばいいのかヒントと希望を見せてくれます。
事例もたくさん載っていてイメージがしやすいと感じました。
特にイノベーションを起こしたいと思っている若い方に読んで欲しいと思いました。
自分のやりたい方向を見つけるのにいい本だと思います。
一部、古い事例や納得感の低い部分もあったので星マイナス1にしました。
自分は大企業で経営企画として新規事業開発を担当していたが、とにかく「アイデア」で止まった事業が多かった。ビジネスをローンチすることが目的になってしまい、そのサービスが本当に誰かの行動を変えるのか、と言う視点を得られることは少なかったと思う。
この本の特徴は、上記の要諦をベースに、成功事例、失敗事例が紹介されているので、BtoB、BtoCいろんな企業の方に参考になると思う。