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ワイルド・アット・ハート 眠ってしまった冒険者たちへ 単行本 – 2007/7/20

4.9 5つ星のうち4.9 5個の評価

すっかり放浪作家のイメージが定着し、若者を中心にそのバガボンド体験が支持されているロバート・ハリス。その彼が、自らと同じ“団塊世代”に向けて書き下ろした初エッセイ。
定年後に様々な不安と戸惑いを抱くビジネスマンに捧げる、「アウトロー的人生論」であり、「残された時間の使い方」がメインテーマ。
これまで自著のタイトルを、『黒くぬれ!』=ローリング・ストーンズ、『ワイルドサイドを歩け』=ルー・リード、などとリスペクトする音楽になぞらえてきたが、本書は団塊世代の青春時代を象徴する映画をモチーフにした。
「団塊世代で観てない人はいないだろう」と言われるほど世界的にベビーブーマー世代に支持された名画『冒険者たち』。アラン・ドロン、ジョアンナ・シムカス、リノ・ヴァンチュラに憧れ、ロバート自身の「旅」人生のきっかけとなった映画でもある。
その『冒険者たち』に心熱くした団塊世代が一斉に定年を迎えている。死ぬまでにやりたいこと、やるべきことを見失っていないか。死ぬまでに観直したい映画、読み直したい本、聴き続けたい音楽は・・・。人生の最期に愛する人へ遺す物語は何か。本書は消費のターゲットに成り下がるな、と言うロバート流の団塊世代へのエールでもあり、遺言である。

ちなみに偶然だが、本書発売と機を一にして『冒険者たち』の最新のデジタル・リマスタリングによる40周年記念プレミアムDVDがリリースされる(発売元:ショウゲート、販売元:アミューズソフトエンタテインメント、税込¥3,990)。昨年のカンヌ映画祭で“愛しのレティシア”ジョアンナ・シムカスが主賓として迎えられ、『冒険者たち』がプレミア上映されたように、かつてのフラワームーヴメント(ヒッピー)世代が動き出そうとしている証だろう。単なる偶然ではないのかもしれない。
モノやコトを蓄積、増やすことに明け暮れてきた人生をここいらでリセット、あらゆる重荷を捨てて身軽になることの必要性を説くロバート。そのために、第二の通過儀礼としての旅に出ることをすすめている。
溜め込み続けてきた“荷物”を捨てれば、人生の午後はもっと楽しいことを、 放浪作家らしいエピソードで綴っており、元気の出る一冊となっている。
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商品の説明

著者について

ロバート・ハリス ROBERT HARRIS

作家,DJ,翻訳家.1948年横浜生まれ.上智大学卒業後,東南アジアを放浪.バリ島に滞在後,オーストラリアに渡り,延べ16年間滞在.シドニーにて書店&画廊“EXILES”(エグザイルス)を経営.オーストラリア国営テレビ局で日本映画の英語字幕を担当したのち,映画制作等に携わる.
帰国後,FMラジオJ-WAVEのナビゲーターや作家として活動の幅を広げている.「百万人の英語」で知られたJ.B.ハリス氏は実父.
主な著書に,『人生100のリスト』(講談社),『エグザイルス(放浪者たち)』『ワイルドサイドを歩け』(ともに講談社+α文庫),『地図の無い国から』(幻冬舎),『エグザイルス・ギャング』(幻冬舎アウトロー文庫),『幻の島を求めて』『MOROCCO ON THE ROAD』(ともに東京書籍),『黒くぬれ!アウトロー白書』(祥伝社),訳書に,『旅に出ろ! ヴァガボンディング・ガイド』(ロルフ・ポッツ著/ヴィレッジブックス)などがある.
『月刊PLAYBOY』『ロフィシェルジャポン』をはじめ雑誌連載も多数もつ.現在LOVE FMの番組「Elan Vital(エラン・ヴィタール)」のDJや,ライブハウスでのパフォーマンスやポエトリーリーディングなど,多彩な活動を展開している.

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社 (2007/7/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/7/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 214ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4492042830
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4492042830
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 5個の評価

著者について

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ロバート・ハリス
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カスタマーレビュー

星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年12月23日に日本でレビュー済み
久しぶりにロバートハリスさん読みました。
もう58歳になったんですね、これを書いた時。

あくまでもトリップではなくトラベルにこだわる世界のトラベラーたちの、最期を見据えた中での生き方指南書といえる。

時々ハリスさんの回顧録になるけれど、今の同世代へのロック魂やヒッピー魂を教えてくれる。

個人的にはエグザイルシリーズなど若い頃のほうが好きですが、久しぶりに元気になれた1冊。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月8日に日本でレビュー済み
まず、最初に思ったのが

  「読まないほうがいい。まだサラリーマンを続けたい人は。」

しかし、途轍もなく「夢」に依った生き方から生まれる至極の言葉がこの本にはあります

  「仮に世の中の人間を"通勤電車に乗った奴・乗らなかった奴"で二分すると、ぼくたちは刹那的な享楽に溺れ、おいてけぼりをくった人種にしか見えなかったと思う。」

  「それがいまは"ピンはいいよな、お前もいいよな"って感じになった。」

人生の幸せを考えさせていくれる至極の一冊
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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