全く新品の状態で届きました。
大変嬉しいです。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「帝国」ロシアの地政学 (「勢力圏」で読むユーラシア戦略) 単行本 – 2019/6/26
小泉 悠
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,640","priceAmount":2640.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,640","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"YkAC8ETPnJTUBcYxPSrK0fZPsBl6o%2BBtFXfGdOthkSoeXE4GdEQYXLji048rN2lUSXOIO6CyXx0lTfbCHX0Bdfgxytz%2BOQc0tlxw0ty9n%2F2zHUY1m%2BFzEYEofQ8%2F%2FafYNv5T75GaFC0%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
内容紹介
「兄弟国」ウクライナに対するロシアの侵攻は、全世界を驚かせた。本書は、帝国志向、大国志向、歴史的主権など、プーチン・ロシアの特殊な「論理」をわかりやすく分析する。今やロシアの勢力圏は旧ソ連諸国、中東、東アジア、そして北極圏へと張り巡らされているが、その狙いはどこにあるのか。北方領土問題のゆくえは。蜜月を迎える中露関係をどう読むか。ウクライナ、ジョージア、バルト三国など、旧ソ連諸国との戦略的関係は。中東政策にみるロシアの野望とは。
ロシアの秩序観を知り、国際社会の新たな構図を理解するのに最適の書。ウクライナ戦争の背景を読み解く基本書として幅広い評価を受けている。第41回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞作品。
目次
第1章 「ロシア」とはどこまでか――ソ連崩壊後のロシアをめぐる地政学
第2章 「主権」と「勢力圏」――ロシアの秩序観
第3章 「占領」の風景――グルジアとバルト三国
第4章 ロシアの「勢力圏」とウクライナ危機
第5章 砂漠の赤い星――中東におけるロシアの復活
第6章 北方領土をめぐる日米中露の四角形
第7章 新たな地政的正面 北極
「兄弟国」ウクライナに対するロシアの侵攻は、全世界を驚かせた。本書は、帝国志向、大国志向、歴史的主権など、プーチン・ロシアの特殊な「論理」をわかりやすく分析する。今やロシアの勢力圏は旧ソ連諸国、中東、東アジア、そして北極圏へと張り巡らされているが、その狙いはどこにあるのか。北方領土問題のゆくえは。蜜月を迎える中露関係をどう読むか。ウクライナ、ジョージア、バルト三国など、旧ソ連諸国との戦略的関係は。中東政策にみるロシアの野望とは。
ロシアの秩序観を知り、国際社会の新たな構図を理解するのに最適の書。ウクライナ戦争の背景を読み解く基本書として幅広い評価を受けている。第41回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞作品。
目次
第1章 「ロシア」とはどこまでか――ソ連崩壊後のロシアをめぐる地政学
第2章 「主権」と「勢力圏」――ロシアの秩序観
第3章 「占領」の風景――グルジアとバルト三国
第4章 ロシアの「勢力圏」とウクライナ危機
第5章 砂漠の赤い星――中東におけるロシアの復活
第6章 北方領土をめぐる日米中露の四角形
第7章 新たな地政的正面 北極
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社東京堂出版
- 発売日2019/6/26
- 寸法13.4 x 2.7 x 19.6 cm
- ISBN-104490210132
- ISBN-13978-4490210132
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 「帝国」ロシアの地政学 (「勢力圏」で読むユーラシア戦略)
¥2,640¥2,640
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り13点 ご注文はお早めに
¥1,610¥1,610
最短で4月5日 金曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
小泉 悠(著)
1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)。民間企業、外務省専門分析員、未来工学研究所研究員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て2019年から東京大学先端科学技術研究センター特任助教、現在は専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障。主著に『軍事大国ロシア』(作品社)、『「帝国」ロシアの地政学──「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版、2019年サントリー学芸賞受賞)、『現代ロシアの軍事戦略』(ちくま新書)、『ロシア点描』(PHP研究所)、『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)等。
1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)。民間企業、外務省専門分析員、未来工学研究所研究員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て2019年から東京大学先端科学技術研究センター特任助教、現在は専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障。主著に『軍事大国ロシア』(作品社)、『「帝国」ロシアの地政学──「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版、2019年サントリー学芸賞受賞)、『現代ロシアの軍事戦略』(ちくま新書)、『ロシア点描』(PHP研究所)、『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)等。
登録情報
- 出版社 : 東京堂出版 (2019/6/26)
- 発売日 : 2019/6/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4490210132
- ISBN-13 : 978-4490210132
- 寸法 : 13.4 x 2.7 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,372位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15位ロシア・ソビエトの政治
- - 415位国際政治情勢
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロシアによるウクライナ侵攻を知った当初、これはロシアの防御的行為だろうと思った。ウクライナがNATOに加盟するとなるとロシアの心臓部へ近距離からミサイルを撃ち込まれ得る状況が生まれる訳でロシアにとっては喉首に匕首を突き付けられたようなもの、これに対する防御策のように見えた。折も折この書物がネットで紹介されているのを知り早速購入した次第。
この書物から知ったのはロシア特有の国家的心理である。我々の常識的な知識からすれば、ウクライナは独立国家でありそこに一方的に軍事行動を起こすロシアはなんとも乱暴な国、そう見るしかない。一方でロシア及びロシア人の伝統的な考え方に従えば、ロシア人の住むところそれが法的には他国であろうともそこはロシアの勢力が及ぶべき地域と考える。そこに暮らすロシア人は同胞であり従って仮に彼らが迫害にあったりロシアの援助を必要とする事態となれば躊躇なく援助するのが当然、という論理である。
ウクライナの場合、ドンバス地方に暮らすロシア人がウクライナ政府の権限を無視して一方的に独立を宣言したのは無法な行動であるが上の論理に基づくロシアから見ればこの動きは援助すべきものとなる。
歴史的に考えればロシアとウクライナは同一の祖先から分かれた同一民族である。ロシア帝国の時代、ソ連の時代を通してウクライナはロシアの一地方であった。ロシアから見ればロシアが本家でウクライナは分家とでも言った感じであろうか、上から目線でウクライナを見ている感じもある。分家のウクライナが本家に盾ついてNATOに走るということはロシアにとってはとんでもない背信行為と見えるのだろう。
この本家(ロシア)は大国である。そして国民には大国意識が強い。19世紀初頭にナポレオンが攻め込んできた時、モスクワを一旦は奪われたものの盛り返し、結局のところナポレオン軍は戦いに敗れて敗走した。第二次世界大戦ではナチスドイツを相手にレニングラード包囲戦を勝ち抜いた。アメリカを始めとする西側諸国の下風にはつかないという自負心も強い。
いずれにせよロシアは日本にとっては隣人である。良きにつけ悪しきにつけ付き合っていかざるを得ない。付き合うためにはその隣人の性質をよく知っておく必要がある。この書物はそのロシアを知るための絶好の手引書である、大いに得るところがあった。
この書物から知ったのはロシア特有の国家的心理である。我々の常識的な知識からすれば、ウクライナは独立国家でありそこに一方的に軍事行動を起こすロシアはなんとも乱暴な国、そう見るしかない。一方でロシア及びロシア人の伝統的な考え方に従えば、ロシア人の住むところそれが法的には他国であろうともそこはロシアの勢力が及ぶべき地域と考える。そこに暮らすロシア人は同胞であり従って仮に彼らが迫害にあったりロシアの援助を必要とする事態となれば躊躇なく援助するのが当然、という論理である。
ウクライナの場合、ドンバス地方に暮らすロシア人がウクライナ政府の権限を無視して一方的に独立を宣言したのは無法な行動であるが上の論理に基づくロシアから見ればこの動きは援助すべきものとなる。
歴史的に考えればロシアとウクライナは同一の祖先から分かれた同一民族である。ロシア帝国の時代、ソ連の時代を通してウクライナはロシアの一地方であった。ロシアから見ればロシアが本家でウクライナは分家とでも言った感じであろうか、上から目線でウクライナを見ている感じもある。分家のウクライナが本家に盾ついてNATOに走るということはロシアにとってはとんでもない背信行為と見えるのだろう。
この本家(ロシア)は大国である。そして国民には大国意識が強い。19世紀初頭にナポレオンが攻め込んできた時、モスクワを一旦は奪われたものの盛り返し、結局のところナポレオン軍は戦いに敗れて敗走した。第二次世界大戦ではナチスドイツを相手にレニングラード包囲戦を勝ち抜いた。アメリカを始めとする西側諸国の下風にはつかないという自負心も強い。
いずれにせよロシアは日本にとっては隣人である。良きにつけ悪しきにつけ付き合っていかざるを得ない。付き合うためにはその隣人の性質をよく知っておく必要がある。この書物はそのロシアを知るための絶好の手引書である、大いに得るところがあった。
2024年1月1日に日本でレビュー済み
個人的に印象深かった点
・社会主義国を束ねて結成されたソ連と違い、ロシア連邦という国には明確なアイデンティティーが存在しない(国内にロシア以外の民族も多数いる一方、国外でも多くロシア民族が暮らしている)。そのため、ロシアの「心理的」な国境は、明確な線で区切れるものではなく、グラデーションのようなものである
・また、ロシアの視点では、他国に依存せず、自己決定権を有している完璧な主権国家はほんの一握りしか存在しない。
・上記の思想が重なり、旧ソ連諸国は引き続きロシアの勢力圏にあり、完全な主権国家としては扱われていない。ゆえに、グルジア、ウクライナなどが西側勢力に近づくことに対して、敏感に反発している(勝利しなくても、戦争が続いてさえいれば、NATO加盟はありえない)
・社会主義国を束ねて結成されたソ連と違い、ロシア連邦という国には明確なアイデンティティーが存在しない(国内にロシア以外の民族も多数いる一方、国外でも多くロシア民族が暮らしている)。そのため、ロシアの「心理的」な国境は、明確な線で区切れるものではなく、グラデーションのようなものである
・また、ロシアの視点では、他国に依存せず、自己決定権を有している完璧な主権国家はほんの一握りしか存在しない。
・上記の思想が重なり、旧ソ連諸国は引き続きロシアの勢力圏にあり、完全な主権国家としては扱われていない。ゆえに、グルジア、ウクライナなどが西側勢力に近づくことに対して、敏感に反発している(勝利しなくても、戦争が続いてさえいれば、NATO加盟はありえない)
2022年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本ではほぼ手に入らない、ロシアの視点が書いてあります。
米国西欧が正義の国というわけではないので、ロシア側の視点、考えも聞いてみたい知りたい方はぜひ読んでみてほしい。
※ウクライナへの侵略(許されない事)を正当化する本ではありません。
米国西欧が正義の国というわけではないので、ロシア側の視点、考えも聞いてみたい知りたい方はぜひ読んでみてほしい。
※ウクライナへの侵略(許されない事)を正当化する本ではありません。
2022年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本で暮らしていると、外交と言うのは目前の国(ロシア・北朝鮮・中国・韓国・台湾)と、背後の国(米国)との関係だけで考えてしまう。
身近な例で言えば、狭小住宅に住んでいる住民が、お向かいさんと、両隣、それに裏のお宅と上手くやっていけば済む。まあそんな感覚だろう。家族も親子4人で仲良くで良い。
しかし、何千坪もある敷地に、その中には、雑木林や竹藪もある。そこに大きな家を建てて、3世代同居で暮らしていて、離婚して戻って来た子供もいるようなお宅ではどうだろうか。境界を接するご近所さんも沢山いてなんだかんだと揉め事も多い。家族の中でも上手くやらないとこじれてしまう。ロシアのそんな特質を著者は丁寧に説明している。
欧州、中央アジア、中国、北極海を挟んで米国。内部には少数民族。そこへもって来て、ロシア人がロシアの中だけでなく、旧ソ連地域にも散らばっている。牽強付会と言われようとも、なんとか理屈を付けてまとめなければならない。そんなロシアの判断基準が非常に良く分かった。
相手がどう考えるかを知る事が、商談であれ外交であれ交渉事の基本とすれば、日本の対露外交は、かなり無邪気であったように思えた。
身近な例で言えば、狭小住宅に住んでいる住民が、お向かいさんと、両隣、それに裏のお宅と上手くやっていけば済む。まあそんな感覚だろう。家族も親子4人で仲良くで良い。
しかし、何千坪もある敷地に、その中には、雑木林や竹藪もある。そこに大きな家を建てて、3世代同居で暮らしていて、離婚して戻って来た子供もいるようなお宅ではどうだろうか。境界を接するご近所さんも沢山いてなんだかんだと揉め事も多い。家族の中でも上手くやらないとこじれてしまう。ロシアのそんな特質を著者は丁寧に説明している。
欧州、中央アジア、中国、北極海を挟んで米国。内部には少数民族。そこへもって来て、ロシア人がロシアの中だけでなく、旧ソ連地域にも散らばっている。牽強付会と言われようとも、なんとか理屈を付けてまとめなければならない。そんなロシアの判断基準が非常に良く分かった。
相手がどう考えるかを知る事が、商談であれ外交であれ交渉事の基本とすれば、日本の対露外交は、かなり無邪気であったように思えた。
2020年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のロシア探訪記といった感じで、中公新書の「物語ロシア」といった所。なので値段が割高に感じる。それに地政学的な、またはロシア人の心理に迫る考察が一切ないのが残念。
2022年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロシアの行動に対する違和感をどうにかしたく本書を読みました。
ロシアについて特段詳しくない方でもよく理解できる内容です。
より踏み込みたい方向けにナビゲートもされており、好奇心が煽られる良い本だと感じました。
ロシアについて特段詳しくない方でもよく理解できる内容です。
より踏み込みたい方向けにナビゲートもされており、好奇心が煽られる良い本だと感じました。
2022年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウクライナ戦争に於いて、何故ロシアはこんな事をしたのか? 中国の存在を考えれば日本にとっても他人事ではないと思い知りたいと思った。しかしネット上における意見はロシアを悪として非難する側どころか、ロシアは正義と擁護する側ですら、ネオナチがどうとかユダヤがどうとか納得する意見が見られず。
それを知りたくて本書を手に取った。結果は大正解だった。ロシアという国の価値観や世界観を理解する上で、本書は知りたい事をフラットな視線で語ってくれている。(ロシアが不信感を募らせた西側の仕打ちを語りつつ、じゃあウクライナの件が正当化されるかといえばきちんとNOというなど。)
著者の来歴や著作を見れば判るが、彼はロシア(ソ連や旧ソ連領も)大好き人間である。現地での経験も豊富だ。
だが日本人から見た安全保障という観点も、きちんと備えた人間でそのバランス感覚は大変素晴らしい。
プロパガンダ合戦に辟易してる諸兄に必読の一冊である。少し高いが是非購入を勧めたい。
それを知りたくて本書を手に取った。結果は大正解だった。ロシアという国の価値観や世界観を理解する上で、本書は知りたい事をフラットな視線で語ってくれている。(ロシアが不信感を募らせた西側の仕打ちを語りつつ、じゃあウクライナの件が正当化されるかといえばきちんとNOというなど。)
著者の来歴や著作を見れば判るが、彼はロシア(ソ連や旧ソ連領も)大好き人間である。現地での経験も豊富だ。
だが日本人から見た安全保障という観点も、きちんと備えた人間でそのバランス感覚は大変素晴らしい。
プロパガンダ合戦に辟易してる諸兄に必読の一冊である。少し高いが是非購入を勧めたい。