この年になって銀河英雄伝説にはまってしまうとは・・・(67歳。アニメも秀逸でした)。エンタテインメント小説なんて,・・・ って無視していた自分が恥ずかしいですね。”失敗の本質”,”戦略の本質”,”孫氏の兵法”,石原莞爾の著作群,等に匹敵する面白さ・深さを兼ね備えた小説ですね。”スターウォーズ”も好きですが,歴史好きの年寄りには銀英伝のほうをお薦めします。今,並行してプラトンの”国家”を読み直しておりますが,彼の哲人王に最も近づいたのは”ラインハルト・フォン・ローエングラム”ではなかったでしょうか。
この外伝の最高の面白さは著者へのロングインタビューにあります。本作は著者が若かった頃だからこそ勢いで書けたのでしょうね。彼には来世に”ラーマーヤナ”,”ファウスト”に匹敵し,且つ,世界文学史に残る傑作を書いて欲しいですね。まだまだ精進して欲しいです。それと信仰が必要ですかね。”ヴァガヴァッド・ギーターを著者に推薦します。
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銀河英雄伝説外伝5 黄金の翼 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-15) 文庫 – 2009/6/25
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幼き日のラインハルトとその親友キルヒアイスの冒険を描く表題作他、「ダゴン星域会戦記」などの短編五篇にあわせ、著者ロングインタビュー「銀英伝のつくり方」を併載する。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2009/6/25
- 寸法10.7 x 1.4 x 14.8 cm
- ISBN-104488725155
- ISBN-13978-4488725150
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2009/6/25)
- 発売日 : 2009/6/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 352ページ
- ISBN-10 : 4488725155
- ISBN-13 : 978-4488725150
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 172,715位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 107位創元SF文庫
- - 925位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年10月22日、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。1988年「銀河英雄伝説」にて第19回星雲賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 野望円舞曲〈9〉 (ISBN-13: 978-4199052019 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年以上前に買った書籍を発見できないので、電子書籍で購入。評価は上記の通り。
2009年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
銀英伝は正伝10巻、外伝4巻で15年以上前に完結しています。
実際、この創元SF文庫以前の徳間の新書や文庫では発売されてません。
それだけに5巻!と飛びついてみたのですが、やはり書き下ろしではなく、
かつて色々な雑誌等に掲載された短編とインタビューをまとめたものでした。
銀英伝のファンで雑誌などマメにチェックしていた方には既読のものだと思います。
私も全編既読でしたが、本編を読んだのが10年以上前、それらの短編もはるか昔に
読んだものだたので、ほとんど忘れており、とても楽しめました。
ラインハルトの豪奢な金髪の描写や、人物たちの時代がかった話し方、
門閥貴族たちの傲慢な体制などかつて何度も読んだ正伝の雰囲気を思い出しました。
それはラインハルトやキルヒアイスの若き日の思い出とともに、自分自身の
ノスタルジーを喚起させるものでした。
もう一度、正伝、外伝14冊を読んでみようかな、と思いました。
収録されている5編中4編は若き日のラインハルトとキルヒアイスの冒険譚で、
同盟軍サイドの好きな人には少し物足りないかもしれません。
インタビューはこの作品もファンであれば興味深く読めるものだと思います。
実際、この創元SF文庫以前の徳間の新書や文庫では発売されてません。
それだけに5巻!と飛びついてみたのですが、やはり書き下ろしではなく、
かつて色々な雑誌等に掲載された短編とインタビューをまとめたものでした。
銀英伝のファンで雑誌などマメにチェックしていた方には既読のものだと思います。
私も全編既読でしたが、本編を読んだのが10年以上前、それらの短編もはるか昔に
読んだものだたので、ほとんど忘れており、とても楽しめました。
ラインハルトの豪奢な金髪の描写や、人物たちの時代がかった話し方、
門閥貴族たちの傲慢な体制などかつて何度も読んだ正伝の雰囲気を思い出しました。
それはラインハルトやキルヒアイスの若き日の思い出とともに、自分自身の
ノスタルジーを喚起させるものでした。
もう一度、正伝、外伝14冊を読んでみようかな、と思いました。
収録されている5編中4編は若き日のラインハルトとキルヒアイスの冒険譚で、
同盟軍サイドの好きな人には少し物足りないかもしれません。
インタビューはこの作品もファンであれば興味深く読めるものだと思います。
2017年2月14日に日本でレビュー済み
銀河英雄伝説シリーズの初版である
トクマ・ノベルズは外伝4までだったので
「新作?」と期待される方も多いかと思います。
しかし、すでに雑誌などで発表済みのものを
集めた内容なので、銀英伝ファンには初見でないものも多いかもしれません。
ただ、新しいファンや私のように文庫版から
入った人にとっては、いろんな資料を当たらずに
済むのでとても親切に感じました。
内容としては本編の前日譚やメイキングです。
もちろん、短編のそれぞれも面白いのですが
「本編で活躍した、あのキャラクターが活躍している」という
魅力も込みの価値なので
本編読了後に読まれることをオススメします。
収録内容は下記の通りです。
--本編の前史(主人公たちが生まれる前)
・外伝-5 ダゴン星域会戦記(短編)
--本編以前の、ラインハルトとヤンの物語---
・外伝-5 白銀の谷(短編) 帝国軍ラインハルトがメイン 陰謀に巻き込まれる
・外伝-5 黄金の翼(短編) 帝国軍ラインハルトがメイン
・外伝-5 朝の夢、夜の歌(短編) 帝国軍ラインハルトがメイン 事件を調査
・外伝-5 汚名(短編) 帝国軍キルヒアイスがメイン
--創作秘話---
・外伝-5 著者インタビュー
外伝で特にメイン扱いに昇格している
サブキャラクターは、本作品に収録されている
汚名で、帝国軍キルヒアイスです。
他の外伝では
外伝2で同盟軍のユリアン
外伝3で同盟軍のシェーンコップ などがあります。
銀英伝ファンとしては
こうしたサブキャラクターの活躍はとても嬉しいので
もっと読みたいところです。
特に下記のサブキャラクターをそれぞれ
主人公にした外伝が読みたいです
(同人小説などでは、すでにありそうですね)
オーベルシュタイン
メックリンガー
メルカッツ
ジェシカ
ポプラン
ビュコック
今年、2017年には再アニメ化のプロジェクトが
進行してますし、ニーズは高いと思われます。
ただ、著者の状況を考えると
・著者にとってまだ未完の長編が多いこと
・完結からすでに25年以上たっていること
などで現実的には難しいかもしれませんね。
以上が、本作品のレビューですが
ここからは、本編との関連も併せて
これから銀河英雄伝説を読む方への
本編10巻、外伝が5巻の位置づけ
について書いてみたいと思います。
ざっくり(私の理解で)本編&外伝の位置づけをいうと
本編10巻は
帝国軍ラインハルトと同盟軍ヤンを中心に据えた一連の物語
外伝1は本編前日譚で、帝国軍ラインハルトが中心の長編
外伝2は本編の別視点、ヤンの養子であるミンツが視点の日記形式の長編
外伝3は本編前日譚で、同盟軍シェーンコップが主役級の長編
外伝4は本編前日譚で、同盟軍ヤンが中心の長編
外伝5は4つの短編と著者インタビュー
となります。
銀河英雄伝説のファンによっては、
オススメの読み進めていく順番が色々あるようで
小説のフォーマットごとに
・本編1→10、外伝1→5 といった順番だけでなく
・雑誌発表順に読む
・作中の時系列順に読む
などもあるようです。
確かに発表順や作中の時系列順という読み方にも
惹かれるので、私自身も迷いました。
外伝の位置づけを分かってなかったので
文庫本のフォーマット順で鑑賞しましたが
それで十分に楽しめると思います。
多くの方がその順番で読むことを
著者も出版社も期待していると思うので
ハズレではないと思います。
「物語の時系列順に読みたい」と思う読者の気持ちも
わかります。
しかし、物語の作者というのは
「意図的に時系列順を入れ替え、物語を効果的に
演出する」ということを考え併せれば
作品としての成果物であるフォーマット順というのは
順当かと思います。
なので個人的には本編1→10を読む際に
「外伝を途中で挟んだほうがいいのか?」と迷わずに
先に読んで良いと思います。
とは言え、本編全10巻を読み終わった後に
「外伝の1→5の順が一番良いのか?」というと
”興味があるもの順でいい”と思いますので
外伝はどの順番で読んでもいいと思います。
しかしながら外伝5収録の著者インタビューは
いちばん最後のほうがいいかなぁって
個人的には思います。
ちなみに外伝5収録の短編は
”作品内世界の時系列順”です。
しかし、外伝1から4の長編を
併せて考慮すると、外伝自体は
時系列順ではないです。
本編、外伝併せて
作品世界の時系列順の中に並べると
下記のようになります。
注)基本的に長編単位で、・がついているのは章単位
--本編の前史(主人公たちが生まれる前)
・本編-6 地球衰亡の記録【六巻序章】
・本編-1 銀河系史概略【一巻序章】
・外伝-5 ダゴン星域会戦記(短編)
--以降、ラインハルトとヤンの物語---
外伝-4 螺旋迷宮 ヤンがメイン 事件を調査
・外伝-5 白銀の谷(短編) ラインハルトがメイン 陰謀に巻き込まれる
・外伝-5 黄金の翼(短編) ラインハルトがメイン
・外伝-5 朝の夢、夜の歌(短編) ラインハルトがメイン 事件を調査
外伝-3 千億の星、千億の光 同盟軍シェーンコップが主役級の長編
外伝-1 星を砕く者 帝国軍ラインハルトが中心の長編
・外伝-5 汚名(短編) 帝国軍キルヒアイスがメイン
本編-1 黎明篇
外伝-2 ユリアンのイゼルローン日記
本編-2 野望篇
本編-3 雌伏篇
本編-4 策謀篇
本編-5 風雲篇
本編-6 飛翔篇
本編-7 怒濤篇
本編-8 乱離篇
本編-9 回天篇
本編-10 落日篇
・外伝-5 著者インタビュー
最初は文庫フォーマット順、
再読時に時系列順、などにすると
面白いかもしれませんね。
参考まで
==銀河英雄伝説 外伝
本作は、本編でも活躍する同盟国の魅力的な登場人物である
シェーンコップにスポットが多く当たってます。
本長編作は、本編の前日譚というだけでなく
シェーンコップの物語、という意味合いもあるので
外伝的な魅力がとても強いと思いました。
以上が、本作品のレビューですが
ここからは、本編との関連も併せて
これから銀河英雄伝説を読む方への
本編10巻、外伝が5巻の位置づけ
について書いてみたいと思います。
ざっくり(私の理解で)本編&外伝の位置づけをいうと
本編10巻は
帝国軍ラインハルトと同盟軍ヤンを中心に据えた一連の物語
外伝1は本編前日譚で、帝国軍ラインハルトが中心の長編
外伝2は本編の別視点、ヤンの養子であるミンツが視点の日記形式の長編
外伝3は本編前日譚で、同盟軍シェーンコップが主役級の長編
外伝4は本編前日譚で、同盟軍ヤンが中心の長編
外伝5は4つの短編と著者インタビュー
となります。
銀河英雄伝説のファンによっては、
オススメの読み進めていく順番が色々あるようで
小説のフォーマットごとに
・本編1→10、外伝1→5 といった順番だけでなく
・雑誌発表順に読む
・作中の時系列順に読む
などもあるようです。
確かに発表順や作中の時系列順という読み方にも
惹かれるので、私自身も迷いました。
外伝の位置づけを分かってなかったので
文庫本のフォーマット順で鑑賞しましたが
それで十分に楽しめると思います。
多くの方がその順番で読むことを
著者も出版社も期待していると思うので
ハズレではないと思います。
「物語の時系列順に読みたい」と思う読者の気持ちも
わかります。
しかし、物語の作者というのは
「意図的に時系列順を入れ替え、物語を効果的に
演出する」ということを考え併せれば
作品としての成果物であるフォーマット順というのは
順当かと思います。
なので個人的には本編1→10を読む際に
「外伝を途中で挟んだほうがいいのか?」と迷わずに
先に読んで良いと思います。
とは言え、本編全10巻を読み終わった後に
「外伝の1→5の順が一番良いのか?」というと
”興味があるもの順でいい”と思いますので
外伝はどの順番で読んでもいいと思います。
しかしながら外伝5収録の著者インタビューは
いちばん最後のほうがいいかなぁって
個人的には思います。
ちなみに外伝5収録の短編は
”作品内世界の時系列順”です。
しかし、外伝1から4の長編を
併せて考慮すると、外伝自体は
時系列順ではないです。
本編、外伝併せて
作品世界の時系列順の中に並べると
下記のようになります。
注)基本的に長編単位で、・がついているのは章単位
--
・本編-6 地球衰亡の記録【六巻序章】
・本編-1 銀河系史概略【一巻序章】
・外伝-5 ダゴン星域会戦記(短編)
--以降、ラインハルトとヤンの物語---
外伝-4 螺旋迷宮
・外伝-5 白銀の谷(短編) ラインハルトがメイン
・外伝-5 黄金の翼(短編) ラインハルトがメイン
・外伝-5 朝の夢、夜の歌(短編) ラインハルトがメイン
外伝-3 千億の星、千億の光
外伝-1 星を砕く者
・外伝-5 汚名(短編) ラインハルトがメイン
本編-1 黎明篇
外伝-2 ユリアンのイゼルローン日記
本編-2 野望篇
本編-3 雌伏篇
本編-4 策謀篇
本編-5 風雲篇
本編-6 飛翔篇
本編-7 怒濤篇
本編-8 乱離篇
本編-9 回天篇
本編-10 落日篇
・外伝-5 著者インタビュー
最初は文庫フォーマット順、
再読時に時系列順、などにすると
面白いかもしれませんね。
参考まで
トクマ・ノベルズは外伝4までだったので
「新作?」と期待される方も多いかと思います。
しかし、すでに雑誌などで発表済みのものを
集めた内容なので、銀英伝ファンには初見でないものも多いかもしれません。
ただ、新しいファンや私のように文庫版から
入った人にとっては、いろんな資料を当たらずに
済むのでとても親切に感じました。
内容としては本編の前日譚やメイキングです。
もちろん、短編のそれぞれも面白いのですが
「本編で活躍した、あのキャラクターが活躍している」という
魅力も込みの価値なので
本編読了後に読まれることをオススメします。
収録内容は下記の通りです。
--本編の前史(主人公たちが生まれる前)
・外伝-5 ダゴン星域会戦記(短編)
--本編以前の、ラインハルトとヤンの物語---
・外伝-5 白銀の谷(短編) 帝国軍ラインハルトがメイン 陰謀に巻き込まれる
・外伝-5 黄金の翼(短編) 帝国軍ラインハルトがメイン
・外伝-5 朝の夢、夜の歌(短編) 帝国軍ラインハルトがメイン 事件を調査
・外伝-5 汚名(短編) 帝国軍キルヒアイスがメイン
--創作秘話---
・外伝-5 著者インタビュー
外伝で特にメイン扱いに昇格している
サブキャラクターは、本作品に収録されている
汚名で、帝国軍キルヒアイスです。
他の外伝では
外伝2で同盟軍のユリアン
外伝3で同盟軍のシェーンコップ などがあります。
銀英伝ファンとしては
こうしたサブキャラクターの活躍はとても嬉しいので
もっと読みたいところです。
特に下記のサブキャラクターをそれぞれ
主人公にした外伝が読みたいです
(同人小説などでは、すでにありそうですね)
オーベルシュタイン
メックリンガー
メルカッツ
ジェシカ
ポプラン
ビュコック
今年、2017年には再アニメ化のプロジェクトが
進行してますし、ニーズは高いと思われます。
ただ、著者の状況を考えると
・著者にとってまだ未完の長編が多いこと
・完結からすでに25年以上たっていること
などで現実的には難しいかもしれませんね。
以上が、本作品のレビューですが
ここからは、本編との関連も併せて
これから銀河英雄伝説を読む方への
本編10巻、外伝が5巻の位置づけ
について書いてみたいと思います。
ざっくり(私の理解で)本編&外伝の位置づけをいうと
本編10巻は
帝国軍ラインハルトと同盟軍ヤンを中心に据えた一連の物語
外伝1は本編前日譚で、帝国軍ラインハルトが中心の長編
外伝2は本編の別視点、ヤンの養子であるミンツが視点の日記形式の長編
外伝3は本編前日譚で、同盟軍シェーンコップが主役級の長編
外伝4は本編前日譚で、同盟軍ヤンが中心の長編
外伝5は4つの短編と著者インタビュー
となります。
銀河英雄伝説のファンによっては、
オススメの読み進めていく順番が色々あるようで
小説のフォーマットごとに
・本編1→10、外伝1→5 といった順番だけでなく
・雑誌発表順に読む
・作中の時系列順に読む
などもあるようです。
確かに発表順や作中の時系列順という読み方にも
惹かれるので、私自身も迷いました。
外伝の位置づけを分かってなかったので
文庫本のフォーマット順で鑑賞しましたが
それで十分に楽しめると思います。
多くの方がその順番で読むことを
著者も出版社も期待していると思うので
ハズレではないと思います。
「物語の時系列順に読みたい」と思う読者の気持ちも
わかります。
しかし、物語の作者というのは
「意図的に時系列順を入れ替え、物語を効果的に
演出する」ということを考え併せれば
作品としての成果物であるフォーマット順というのは
順当かと思います。
なので個人的には本編1→10を読む際に
「外伝を途中で挟んだほうがいいのか?」と迷わずに
先に読んで良いと思います。
とは言え、本編全10巻を読み終わった後に
「外伝の1→5の順が一番良いのか?」というと
”興味があるもの順でいい”と思いますので
外伝はどの順番で読んでもいいと思います。
しかしながら外伝5収録の著者インタビューは
いちばん最後のほうがいいかなぁって
個人的には思います。
ちなみに外伝5収録の短編は
”作品内世界の時系列順”です。
しかし、外伝1から4の長編を
併せて考慮すると、外伝自体は
時系列順ではないです。
本編、外伝併せて
作品世界の時系列順の中に並べると
下記のようになります。
注)基本的に長編単位で、・がついているのは章単位
--本編の前史(主人公たちが生まれる前)
・本編-6 地球衰亡の記録【六巻序章】
・本編-1 銀河系史概略【一巻序章】
・外伝-5 ダゴン星域会戦記(短編)
--以降、ラインハルトとヤンの物語---
外伝-4 螺旋迷宮 ヤンがメイン 事件を調査
・外伝-5 白銀の谷(短編) ラインハルトがメイン 陰謀に巻き込まれる
・外伝-5 黄金の翼(短編) ラインハルトがメイン
・外伝-5 朝の夢、夜の歌(短編) ラインハルトがメイン 事件を調査
外伝-3 千億の星、千億の光 同盟軍シェーンコップが主役級の長編
外伝-1 星を砕く者 帝国軍ラインハルトが中心の長編
・外伝-5 汚名(短編) 帝国軍キルヒアイスがメイン
本編-1 黎明篇
外伝-2 ユリアンのイゼルローン日記
本編-2 野望篇
本編-3 雌伏篇
本編-4 策謀篇
本編-5 風雲篇
本編-6 飛翔篇
本編-7 怒濤篇
本編-8 乱離篇
本編-9 回天篇
本編-10 落日篇
・外伝-5 著者インタビュー
最初は文庫フォーマット順、
再読時に時系列順、などにすると
面白いかもしれませんね。
参考まで
==銀河英雄伝説 外伝
本作は、本編でも活躍する同盟国の魅力的な登場人物である
シェーンコップにスポットが多く当たってます。
本長編作は、本編の前日譚というだけでなく
シェーンコップの物語、という意味合いもあるので
外伝的な魅力がとても強いと思いました。
以上が、本作品のレビューですが
ここからは、本編との関連も併せて
これから銀河英雄伝説を読む方への
本編10巻、外伝が5巻の位置づけ
について書いてみたいと思います。
ざっくり(私の理解で)本編&外伝の位置づけをいうと
本編10巻は
帝国軍ラインハルトと同盟軍ヤンを中心に据えた一連の物語
外伝1は本編前日譚で、帝国軍ラインハルトが中心の長編
外伝2は本編の別視点、ヤンの養子であるミンツが視点の日記形式の長編
外伝3は本編前日譚で、同盟軍シェーンコップが主役級の長編
外伝4は本編前日譚で、同盟軍ヤンが中心の長編
外伝5は4つの短編と著者インタビュー
となります。
銀河英雄伝説のファンによっては、
オススメの読み進めていく順番が色々あるようで
小説のフォーマットごとに
・本編1→10、外伝1→5 といった順番だけでなく
・雑誌発表順に読む
・作中の時系列順に読む
などもあるようです。
確かに発表順や作中の時系列順という読み方にも
惹かれるので、私自身も迷いました。
外伝の位置づけを分かってなかったので
文庫本のフォーマット順で鑑賞しましたが
それで十分に楽しめると思います。
多くの方がその順番で読むことを
著者も出版社も期待していると思うので
ハズレではないと思います。
「物語の時系列順に読みたい」と思う読者の気持ちも
わかります。
しかし、物語の作者というのは
「意図的に時系列順を入れ替え、物語を効果的に
演出する」ということを考え併せれば
作品としての成果物であるフォーマット順というのは
順当かと思います。
なので個人的には本編1→10を読む際に
「外伝を途中で挟んだほうがいいのか?」と迷わずに
先に読んで良いと思います。
とは言え、本編全10巻を読み終わった後に
「外伝の1→5の順が一番良いのか?」というと
”興味があるもの順でいい”と思いますので
外伝はどの順番で読んでもいいと思います。
しかしながら外伝5収録の著者インタビューは
いちばん最後のほうがいいかなぁって
個人的には思います。
ちなみに外伝5収録の短編は
”作品内世界の時系列順”です。
しかし、外伝1から4の長編を
併せて考慮すると、外伝自体は
時系列順ではないです。
本編、外伝併せて
作品世界の時系列順の中に並べると
下記のようになります。
注)基本的に長編単位で、・がついているのは章単位
--
・本編-6 地球衰亡の記録【六巻序章】
・本編-1 銀河系史概略【一巻序章】
・外伝-5 ダゴン星域会戦記(短編)
--以降、ラインハルトとヤンの物語---
外伝-4 螺旋迷宮
・外伝-5 白銀の谷(短編) ラインハルトがメイン
・外伝-5 黄金の翼(短編) ラインハルトがメイン
・外伝-5 朝の夢、夜の歌(短編) ラインハルトがメイン
外伝-3 千億の星、千億の光
外伝-1 星を砕く者
・外伝-5 汚名(短編) ラインハルトがメイン
本編-1 黎明篇
外伝-2 ユリアンのイゼルローン日記
本編-2 野望篇
本編-3 雌伏篇
本編-4 策謀篇
本編-5 風雲篇
本編-6 飛翔篇
本編-7 怒濤篇
本編-8 乱離篇
本編-9 回天篇
本編-10 落日篇
・外伝-5 著者インタビュー
最初は文庫フォーマット順、
再読時に時系列順、などにすると
面白いかもしれませんね。
参考まで
2012年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巷で色々と書かれている銀英伝のパラレルストーリーが本当かどうか確認したくて購入しました。
今のところパラレルストーリーがダタの趣味で書かれて程度のものだと確認できただけで十分です。
安かったですし買ってよかったと思います。
今のところパラレルストーリーがダタの趣味で書かれて程度のものだと確認できただけで十分です。
安かったですし買ってよかったと思います。
2022年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何とも言い難い短編集 若きラインハルト・キルギアイスの話や歴史のヤンの調査の話、著作とのロングインタビューの話で納得するところもあれば、どうでも良くないかなぁ…と言う内容で、もう少し期待したが本編に比べると読んでも読まなくても差し障りがないかなぁと思えた。
その後の話が読みたいところではあるが、落日編の終わり方で良かったのかもしれない。
その後の話が読みたいところではあるが、落日編の終わり方で良かったのかもしれない。
2022年4月14日に日本でレビュー済み
外伝の中でもキルヒアイスの内面に迫る話を読める!悲劇的な死を遂げて以来、ラインハルトの懐古の中で見てきたキルヒアイスなのだが、この話では懐かしむ対象のキルヒアイスではなく、今を生きる青少年キルヒアイスを見ることが出来る。アンネローゼへの思い、ラインハルトを見つめる眼差し。いい。
最後に著者田中芳樹氏へのロングインタビュー。これもまた味わい深い。著者が見る登場人物と読者の見る登場人物。もう作品として生まれたら、作者の手を離れるんだなあ。
しばらく銀英伝ロスになりそう。
最後に著者田中芳樹氏へのロングインタビュー。これもまた味わい深い。著者が見る登場人物と読者の見る登場人物。もう作品として生まれたら、作者の手を離れるんだなあ。
しばらく銀英伝ロスになりそう。
2013年11月19日に日本でレビュー済み
既に、短編集の方は他の方が触れているので、ロングインタビューのレビューです。
黎明篇、野望篇、雌伏篇、策謀篇、風雲篇、飛翔篇、怒涛篇、乱離篇、落日篇と分けてインタビューが行われていますが、登場人物や社会・政治体制、さらには銀英伝における悪とは等、銀英伝ファンにはたまらない作者のコメントが書かれています。
例えば、
ラインハルト
「目標を掲げてそこに全力疾走していって、当たるを幸い跳ね飛ばしていく」
ヤン
「建設的に屈折するとヤンになる」
ロイエンタール
「ラインハルトやミッターマイヤーと出会ったから救われたのか、あるいは無意識のうちに誰かに救われることを求めていたのか」
オーベルシュタイン
「歴史的な過程の中で、こういう役割をはたさなきゃならない人っていうのはやっぱりいる」
等です。
それ以外にも、キルヒアイス、ビッテンフェルト、ミッターマイヤー、ユリアン、フレデリカ、トリューニヒト、ビュコック、メルカッツ、シェーンコップ等出てきますので、楽しんでください。
銀英伝ファン必読の最終巻です!!
黎明篇、野望篇、雌伏篇、策謀篇、風雲篇、飛翔篇、怒涛篇、乱離篇、落日篇と分けてインタビューが行われていますが、登場人物や社会・政治体制、さらには銀英伝における悪とは等、銀英伝ファンにはたまらない作者のコメントが書かれています。
例えば、
ラインハルト
「目標を掲げてそこに全力疾走していって、当たるを幸い跳ね飛ばしていく」
ヤン
「建設的に屈折するとヤンになる」
ロイエンタール
「ラインハルトやミッターマイヤーと出会ったから救われたのか、あるいは無意識のうちに誰かに救われることを求めていたのか」
オーベルシュタイン
「歴史的な過程の中で、こういう役割をはたさなきゃならない人っていうのはやっぱりいる」
等です。
それ以外にも、キルヒアイス、ビッテンフェルト、ミッターマイヤー、ユリアン、フレデリカ、トリューニヒト、ビュコック、メルカッツ、シェーンコップ等出てきますので、楽しんでください。
銀英伝ファン必読の最終巻です!!