奇想天外なアイディアの宝庫。しかも読み易い。
「センス・オブ・ワンダー」という言葉の意味を知りたい人は、これを読め!

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天使と宇宙船 (創元推理文庫 605-2) 文庫 – 1965/3/1
フレドリック ブラウン
(著),
小西 宏
(翻訳)
二つの太陽間を8の字形の軌道を描く惑星上では、何が起こるか? 十八万年前に生まれた男から届いた手紙とは? 電力を失った20世紀文明は? 悪魔と坊やとの大決戦は? 既刊『未来世界から来た男』で絶賛を博したブラウンのSFとファンタジー、男性も女性も大人も子供も楽しめる傑作中短編全16編を収録。解説=厚木淳/本文イラスト=司 修
●収録作品
「悪魔と坊や」
「死刑宣告」
「気違い星プラセット」
「非常識」
「諸行無常の物語」
「フランス菊」
「ミミズ天使」
「大同小異」
「ユーディの原理」
「探索」
「不死鳥への手紙」
「回答」
「帽子の手品」
「唯我論者」
「ウァヴェリ地球を征服す」
「挨拶」
●収録作品
「悪魔と坊や」
「死刑宣告」
「気違い星プラセット」
「非常識」
「諸行無常の物語」
「フランス菊」
「ミミズ天使」
「大同小異」
「ユーディの原理」
「探索」
「不死鳥への手紙」
「回答」
「帽子の手品」
「唯我論者」
「ウァヴェリ地球を征服す」
「挨拶」
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1965/3/1
- ISBN-104488605028
- ISBN-13978-4488605025
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1965/3/1)
- 発売日 : 1965/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 4488605028
- ISBN-13 : 978-4488605025
- Amazon 売れ筋ランキング: - 580,205位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Kindleのカウントでいうと50くらいのショートショートから、300前後から500くらいの短編、一番長いもので1000くらいの「ミミズ天使」が収録されています。
「ミミズ天使」はよくもこんな変な話を思いついたなと、面白いだけでなく、感心させられる話で、SFファンならこの作品だけでも読んでおくべきだと思います。
そのほかの話もアイデア重視でバラエティに富んだ作品で楽しめますが、玉石混合のきらいがあるので、星をひとつ減らしました。
いずれにせよ、バリントン・J・ベイリーのようなSFゴリゴリのアイデアは苦手でも、落語のような意味でのアイデアに富んだ短編を読みたいという人にお勧めできると思います。
「ミミズ天使」はよくもこんな変な話を思いついたなと、面白いだけでなく、感心させられる話で、SFファンならこの作品だけでも読んでおくべきだと思います。
そのほかの話もアイデア重視でバラエティに富んだ作品で楽しめますが、玉石混合のきらいがあるので、星をひとつ減らしました。
いずれにせよ、バリントン・J・ベイリーのようなSFゴリゴリのアイデアは苦手でも、落語のような意味でのアイデアに富んだ短編を読みたいという人にお勧めできると思います。
2016年4月19日に日本でレビュー済み
ミミズ、熱、カモ、花輪、エーテル…どういうつながりが? 答えを導き出した頭脳とその解決策の大胆さに、あっぱれ(「ミミズ天使」)。他の作品も、風が吹けば桶屋が儲かる式の(落語のような?)SF小説集。
2010年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブラウンのショートショートは「オチ」が力強く、印象的ですが、オチが判っていても再読するのが楽しいです。
この短編集には長めのものと短いものとが交互に収録されています。爽やかに終わるものや、ニヤニヤしてしまうものや、
ヒザを打つようなものやいろんなパターンといろいろあり、どれも読んでスッキリできます。
ずいぶん古い作品ですが、それでもその面白さは変わりません。お勧めです。
この短編集には長めのものと短いものとが交互に収録されています。爽やかに終わるものや、ニヤニヤしてしまうものや、
ヒザを打つようなものやいろんなパターンといろいろあり、どれも読んでスッキリできます。
ずいぶん古い作品ですが、それでもその面白さは変わりません。お勧めです。
2014年8月16日に日本でレビュー済み
人を喰ったお話が多くておかしい。「唯我論者」とか「プラセット」とか好きだな。
「ミミズ天使」も傑作だ。「ウァヴェリ地球を征服す」は最後の最後が粋だ。
この短篇集に限らず、一体にこの人は語呂合わせとか洒落とか地口とか
誤植とか、そういうネタが得意でしかもキレがいい。無理がない。そういうのを
翻訳で読むのはどうか・・・というと、訳もよくできていて違和感なく楽しめるので
ご安心を。
「ミミズ天使」も傑作だ。「ウァヴェリ地球を征服す」は最後の最後が粋だ。
この短篇集に限らず、一体にこの人は語呂合わせとか洒落とか地口とか
誤植とか、そういうネタが得意でしかもキレがいい。無理がない。そういうのを
翻訳で読むのはどうか・・・というと、訳もよくできていて違和感なく楽しめるので
ご安心を。
2018年11月16日に日本でレビュー済み
ミステリとSF、両刀使いの名人フレドリック・ブラウンのファンタジー作品集。ベリー・ショート・ショートから読み応えありのきっちりした短編まで収録されている。著者らしいサイエンス・フィクションもちらほら。
感情を持つライノタイプの暴走「諸行無常の物語」、ミミズの天使が現る魔訶不識「ミミズ天使」、十八万年生きた男の回想「不死鳥への手紙」、風変わりな地球侵略者「ウァヴェリ地球を征服す」、あたりがお気に入り(ライノタイプがなんだかわからないが、植字機というところだろうか)。
ちらりと毒を含んでるのもブラウン流。
感情を持つライノタイプの暴走「諸行無常の物語」、ミミズの天使が現る魔訶不識「ミミズ天使」、十八万年生きた男の回想「不死鳥への手紙」、風変わりな地球侵略者「ウァヴェリ地球を征服す」、あたりがお気に入り(ライノタイプがなんだかわからないが、植字機というところだろうか)。
ちらりと毒を含んでるのもブラウン流。
2018年4月6日に日本でレビュー済み
白人男性に偏った人物描写などに古さを感じるが、ユーモラスなアイディアが後の作家に影響を与えたことは分かる。現代では廃れたライノタイプなど、1950年頃のカルチャーや科学技術が興味深い。レトロフューチャー。
2003年6月9日に日本でレビュー済み
本書は全16編が収められたSF短編集であり、短編、ショートショートから構成されている。フレドリック・ブラウンは良く知られているようにミステリー、ファンタジー、SF、普通小説と様々な分野で才能を示しているが、本短編集においてもSFという範疇に留まらない味のある奥行きを醸し出している。
個人的にブラウンの短編で最も好きなものの一つはこの短編集に収められている「ミミズ天使」。主人公チャーリーは印刷会社に勤める結婚を間近に控えた男だが、ある朝釣りの餌としてミミズを探していたところ、後光を放って羽ばたいて飛んでいくミミズを目撃してしまう。そしてそれ以降、土砂降りの中でひどい日焼けをしたりありえない場所でカモを見つけてしまうなど次々と奇怪な現象が彼の周りで発生する。!そして気が狂いそうになり結婚式も挙げることができず自殺未遂までしてしまう彼がついに見つけだした奇想天外な真実とは・・・。ファンタジーとミステリーがこれほどまでに見事に融和している短編小説はなかなかお目にかかれない。
この他、自己暗示によってあたかもなんでも言うことを聞くこびとがいるように物事が自動的に進んでしまう装置の本当の機能は驚くべきものであった「ユーディの原理」など、ファンタジー、SFファンには堪えられない一冊である。
個人的にブラウンの短編で最も好きなものの一つはこの短編集に収められている「ミミズ天使」。主人公チャーリーは印刷会社に勤める結婚を間近に控えた男だが、ある朝釣りの餌としてミミズを探していたところ、後光を放って羽ばたいて飛んでいくミミズを目撃してしまう。そしてそれ以降、土砂降りの中でひどい日焼けをしたりありえない場所でカモを見つけてしまうなど次々と奇怪な現象が彼の周りで発生する。!そして気が狂いそうになり結婚式も挙げることができず自殺未遂までしてしまう彼がついに見つけだした奇想天外な真実とは・・・。ファンタジーとミステリーがこれほどまでに見事に融和している短編小説はなかなかお目にかかれない。
この他、自己暗示によってあたかもなんでも言うことを聞くこびとがいるように物事が自動的に進んでしまう装置の本当の機能は驚くべきものであった「ユーディの原理」など、ファンタジー、SFファンには堪えられない一冊である。