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夏を殺す少女 (創元推理文庫) 文庫 – 2013/2/22

4.0 5つ星のうち4.0 302個の評価

地位も名誉もある男たちの事故死。病院に入院している少女の不審死。オーストリアの弁護士とドイツの刑事、ふたつの軌跡がであうとき、事件はそのおそるべき真の姿を現す。 ドイツでセンセーションを巻き起こした、衝撃作登場。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (2013/2/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/2/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 460ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488160050
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488160050
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.9 x 14.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 302個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
302グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
去年か、今年か。

初めてミステリー、ないし推理小説系の本を読みました。
非常によかったです。
皆さんのレビュー評価を見ながら買った上での感想になってしまいますが…。

まったく違う事件を追っていた二人が、互いの事件のピースをつなぎ合わせて、まったく別の視点から、事件の真相に迫る。
後半は、映画を見ているようでした。

作者さんの文章能力、構成能力ともに素晴らしいです。
ミステリー系読んだことのない人でも入りやすいと思います。おすすめです!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 キャラクターは立っているし、
 長編ものとしてのこれからが期待できる作品だと思う。

 説明不足な部分も少々あるけれど楽しめたかな~と。

 今2作目を購入した所なので結構楽しみです。
2016年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読めるぐらいは、面白く読めましたが、『殺人事件』自体は、フィルターがかかったような、あいまいな感じが否めません。

たとえば、計画的に少女を殺した犯人は、何も持たずに病院に侵入しています。
強い酒がなければ、目的は達成されなかったはずですが、それが病院長の部屋にあるのをなぜ予め知っていたのでしょうか?
後で「実は計画ではこうだったが、たまたま酒を見つけたので変更した」などという、何らかの説明があるのかと思えば、全くない・・・。
というのはほんの一例で、この本では『殺人』がたくさん出てきますが、どれもリアリティがないです。
アリバイとか、科学的な説明はすっ飛ばして、人間関係と動機のみ追っていくところが、テレビの2時間サスペンスドラマみたいでした。

ラスト辺りの、少女を殺した犯人の行動も、意味がわからないです。
「令状は? ない? じゃあまたね」でドアを閉めてから逃亡すればすむところを、
刑事を自分で招き入れるとか、その後の展開も、ちょっとあり得そうになくて
話をドラマチックに盛り上げるために著者が、犯人のキャラを無理矢理動かしている感じがします。
そのため、犯人が殺人を犯した切羽詰まった事情とか、感情とか、人間性とかが全く迫ってこなくて、すっきりしません。
二人の主人公たちの過去も、具体性が薄くて入り込めず、『よくある話』としか思えませんでした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
言うなればドイツ版踊る大捜査線です。
制度や権力との対決。小さな正義が結集して巨悪を叩くところ。熱い見せ場が随所にありとても面白いです。
章ごとの表題も読み進めていくごとに意味がわかってきます。
各章を読み進めるごとに発見と新たな謎が次々と湧き出てきて、読み手を飽きさせません。
ドイツやオーストリアの風景などは見た事はありませんがこの本を読めが情景がありありと浮かんできます。
すこし残念なところがあるとすればクライマックスも大どんでん返しや大きなインパクトを与える事は少なく、他の章と同じぐらいの謎・発見の量で終わってしまったところです。
ともあれ熱いミステリー物が好きな人はかなりヴォリュームがあるにもかかわらず夢中で読めると思うのでとてもオススメです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
邦題は秀逸ですね。
TVドラマのクリミナルマインド、LAW & ORDER(性犯罪特捜班)の欧州版とは
言い切れないけどテーマ的には、共通するかな?
児童虐待を扱った作品は、ちょっと読んでて辛いです。
大勢死にます。
大勢死ぬと、一人ひとりの死が希薄になってしまうような気がします。
プロットは大変面白く一気に読みました。最後の主人公二人の清々しさ(?)
には、違和感を覚えました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜでしょう。この表紙といい、冒頭の車を暴走させるシーンといい、サマードレスをまとった少女の魅力の虜になりました。
女弁護士が調べている事件と、刑事が調べている事件、一見無関係に見える二つが重なっていくところがまたゾクゾクしてたまりませんでした。真相の全容が見えてきたあたりも怖かったです。クルージングのあたり。こういうこと、実際にあるんでしょうね。
私的には、ちょっとしたサイコスリラーより怖かったです。あっという間に読み終えてしまいました。この作家さん、もっと活躍してほしいと思います。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドイツとオーストリアという舞台設定から、もっと陰鬱な雰囲気を予想していて、
amazonの評価が高いからダメ元で読んでみようか、程度のノリでした。

いやいや、これは結構いけます。
ミステリーとして極めてオーソドックスなストーリー展開ではあるのですが、
主な登場人物が根っこのところで楽観的なキャラクターに設定されていて、
重いテーマにもかかわらず読後感を明るくしてくれます。

ドイツの刑事ヴァルターとウィーンの女性弁護士エヴェリーン、それぞれ
個性的なこの二人が活躍する続編を、是非読んでみたいですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここでの評価が高かったので読んでみたが特に驚くような展開もなく。
途中で容易に事件の全体像は見えてくるし二人の主人公もそのうちどっかで合流して一緒に事件解決するんだろうなと思ってたらもちろんそのとおりに。
電話一本で何でも調べてくれる都合のいい仲間の存在や簡単に犯人の家に侵入できたりというご都合主義な展開も鼻につく。
映像化されるのを期待してそれを前提に書いていると思われる作家の意図が透けて見えるのもうんざり。
何より主人公二人が傲慢でかわいげがなく常に上から目線でこれっぽっちも魅力を感じないのが読んでいて苦痛でした。
この作家の作品はもう読むことはないかな。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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