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恐怖の谷 (創元推理文庫 101-8) 文庫 – 1960/11/11

4.4 5つ星のうち4.4 36個の評価
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恐怖の谷【新訳版】 (創元推理文庫)
恐怖の谷【新訳版】 (創元推理文庫)
￥880
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残り9点（入荷予定あり）
シャーロック・ホームズ最後の長編は、彼の最大の敵、悪の天才モリアーティ教授との喰うか喰われるかの死闘であった。イングランドの山村に起きた殺人事件は、アメリカ開拓時代の過去にさかのぼって、悪の集団のおそるべき正体を暴露する！　ドイル十八番の伝奇的要素を豊富にもりこんだ本書は、すさまじい迫力で読者をひきずりこむのだ。
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  1. 本の長さ
    251ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    東京創元社
  4. 発売日
    1960/11/11
  5. ISBN-10
    4488101089
  6. ISBN-13
    978-4488101084
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京創元社 (1960/11/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1960/11/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 251ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4488101089
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4488101084
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 36個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

Amazon Customer
5つ星のうち5.0 コナンドイルの長編は最高
2014年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シャーロック・ホームズは短篇集も面白いが、長編が最高。100年以上前のイギリスとアメリカ、インド、南アフリカ等の国々との関わりが、歴史の教科書にはない世界として描かれています。40年前に読んだ時とは違う感動です。
役に立った
 レポート
堺のおじいさん
5つ星のうち4.0 シャーロック・ホームズを初めて読まれる方に
2014年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もし、あなたがシャーロック・ホームズを初めて読まれるならば、出版順に読まれることをお勧めする
　先ず、最初は「緋色の研究」と「四つの署名」は読んで欲しい。ついで短編集の「シャーロック。ホームズの冒険」、「シャーロック・ホームズの想い出」、長編「パスカヴィル家の犬」、「シャーロック・ホームズの帰還」、長編「恐怖の谷」、「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」、そして、最後に「シャーロックホームズの事件簿」を読み終えると完全読破したことになる。但し新潮文庫版では、短編集の都合で先の作品から落とされた物を集めて「シャーロック・ホームズの叡智」なる表題で出版されているので、他の出版社の作品を選ぶ方が良いとおもう。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
Martha Argerich
5つ星のうち5.0 黒い背景に冷たい目
2010年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
　『緋色の研究』、『四人の署名』、『シャーロック・ホームズの冒険』、『回想のシャーロック・ホームズ』、『バスカヴィル家の犬』、
『シャーロック・ホームズの生還』に続いて刊行されたシリーズ第七作。長編としては最後の作品にあたります。

支配的な頭脳で犯罪社会を操るモリアーティ教授。そんな犯罪顧問の一味から届いた奇妙な暗号文が本書の事件の発端だ。難解なパズルを
鮮やかに解いて見せたホームズだったが、そこで密告されていた殺人はすでに一足違いで現実のものとなっていた。。
現場に出向き観察・分析を重ね、意外な結末を導き出すホームズだったが、それは過去の信じがたいドラマへと続くのです。
ドイルお得意の第一部の動機を明かす形で展開する第二部の構成。本書はとりわけ秀逸です。舞台はアメリカ。恐怖の谷と呼ぶにふさわしい
荒涼とした大地でのちょっとしたハードボイルド譚だ。そしてこちらにも劇的で意外な結末が用意されていて中々凝っているのです。

また登場はせず間接的な形ながら、本書でのモリアーティ教授の描写はインパクトが強い。彼はシリーズ中の主要人物なことは間違いないが、
実際に登場している回数自体は少ない。だので余計に、本書エピローグでの展開はぶきみだし、締めくくり方にはゾクッと来ますね。
悪の糸を四方八方にめぐらせ、自身は中央に猛毒の蜘蛛のように存在しているのです。作中でワトスンが表現しているが、ホームズが探偵を
科学的と表現するなら、モリアーティ教授は犯罪の科学者なのだ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
レモン
5つ星のうち4.0 話のキレが良い
2007年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに　コナン・ドイルを読みました。

「恐怖の谷」題名に惹かれて読む気になりました。
第１部　第２部とも　つながりがあるとはいえ、どちらにも落ちがあり、
まるで別々の物語を読んでいるようでした。

なぜ　殺人が行われたかが　２部に書かれています。
最後は・・・これは別の本に続くのでしょうか？

これは　また　ドイルを読まないと落ち着かないかもしれません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
トモ蔵りん
5つ星のうち4.0 第2部が圧巻です。
2006年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シャーロック・ホームズ最後の長編。中学生の時以来、10年以上振りに読んだと思いますが、楽しむことができました。モリアーティ教授の一味が絡んでいますが、この組織との戦いが主題ではないようです。しかし、この一味が絡んでいるということで、作品全体に暗い雰囲気が漂っています。第1部はイングランドで起きた殺人事件でのホームズの活躍。しかし、この事件の主人公の活躍以上に、第2部の物語の緊迫感が凄いです。19世紀後期のアメリカの恐怖の谷における物語。内容をあまり記憶していなかったこともありますが、引き込まれてあっという間に読み終えてしまいました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
minoru223
5つ星のうち4.0 カーは本作をドイルの最高傑作に挙げているそうです。
2006年4月24日に日本でレビュー済み
シャーロック・ホームズ・シリーズの長編としては最後となった第4作です。3作目の『バスカヴィル家の犬』はそれまでの2作の特徴であった前半と後半を分ける形式を排していましたが、今作では再びそのパターンに戻っています。ドイルの前半と後半を分けるパターンは、前半部と後半部の関わりが薄く、後半の過去のいきさつの部分を読んだからといって前半の現代の事件の部分がより面白くなるというわけでもないので概して評判が悪いです。しかし、本作では後半部分が独立した物語として非常に面白いので、その欠点があまり気になりませんでした。

また、前半部におけるホームズの推理手法はなかなか見事です。現在の推理小説の常識に照らして考えるとホームズの推理のいい加減さが気になることがありますが、本作では現在の名探偵に引けを取りません。但し、宣伝文句に“モリアーティ教授との死闘”と書かれているのはちょっと頂けません。彼はほんのちょっとしか登場しないからです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート