■ 十二章のイタリア 内田 洋子
不思議な印象・読後感を残す。
ロアルド・ダール、シャーリィ・ジャクスン、スタンリィ・エリン、ジャック・フィニィ・・・などなど " 奇妙な味の小説 " というジャンルがあるが、この " 十二章のイタリア " を置き換えて「奇妙な味のエッセイ」と表現してもいいかも知れない。
三枚の写真について細かい説明が提示され、やがて " 居心地の良い料理 " に着地する「レシピ集」。60歳を超えて、ずっと売れない画家を訪ねる旅がいつの間にかヘミングウェイの(創作)晩年につながり、最期には金物細工をするドイツ人が作ることになった変った本の話「貴重な一冊」etc , etc 。
最高のフィクションはノンフィクションの香りがどこかするものだし、ひっくり返せば、最高のエッセイ(ノンフィクション)はフィクションが薫るのか ? ・・・そんな余韻を残す。
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十二章のイタリア (創元ライブラリ) 文庫 – 2021/1/28
内田 洋子
(著)
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本書が魅惑的なのは全編が深い陰翳に富んでいるからなのだ。
イタリアの本当の魅力がこの一冊にギュッと詰まっている。—APU学長 出口治明(本書解説より)
イタリア在住30有余年、常にイタリアの今を切り取ってみせてくれる著者が、本と人をめぐる出来事を軸に描く、半生記ともいうべきエッセー集。『ジーノの家』で日本エッセイスト・クラブ賞と講談社エッセイ賞を史上初ダブル受賞した著者ならではの、一編一編がまるで短編小説を読むように味わい深い一冊。本を、そして人間を愛する人々に。 目次 1辞書、2電話帳、3レシピ集、4絵本、5写真週刊誌、6巡回朗読、7本屋のない村、8自動車雑誌、9貴重な一冊、10四十年前の写真集、11テゼオの船、12本から本へ あとがき 解説・出口治明
イタリアの本当の魅力がこの一冊にギュッと詰まっている。—APU学長 出口治明(本書解説より)
イタリア在住30有余年、常にイタリアの今を切り取ってみせてくれる著者が、本と人をめぐる出来事を軸に描く、半生記ともいうべきエッセー集。『ジーノの家』で日本エッセイスト・クラブ賞と講談社エッセイ賞を史上初ダブル受賞した著者ならではの、一編一編がまるで短編小説を読むように味わい深い一冊。本を、そして人間を愛する人々に。 目次 1辞書、2電話帳、3レシピ集、4絵本、5写真週刊誌、6巡回朗読、7本屋のない村、8自動車雑誌、9貴重な一冊、10四十年前の写真集、11テゼオの船、12本から本へ あとがき 解説・出口治明
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2021/1/28
- ISBN-104488070817
- ISBN-13978-4488070816
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社; 文庫版 (2021/1/28)
- 発売日 : 2021/1/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4488070817
- ISBN-13 : 978-4488070816
- Amazon 売れ筋ランキング: - 251,508位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,526位近現代日本のエッセー・随筆
- - 60,831位文庫
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月29日に日本でレビュー済み
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行ったこともない場所の物語で面白い。作者の著書はどの本も同じに見えて途中で退屈&デジャブ
2021年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内田洋子(1959年~)氏は、神戸生まれ、東京外語大イタリア語学科を卒業後、40年来イタリアに在住するジャーナリスト、エッセイスト。2011年に『ジーノの家 イタリア10景』で日本エッセイスト・クラブ賞と講談社エッセイ賞をダブル受賞。現在、通信社ウーノ・アソシエイツ代表を務め、イタリアに関するニュースを配信するとともに、イタリアの風土、社会、人々、食をテーマに、年1~2作のペースでエッセイ集などを発表している。2019年には、日伊両国間の相互知識や情報をより深めることに貢献したジャーナリストに対して伊日財団より贈られる、「ウンベルト・アニエッリ記念ジャーナリスト賞」を受賞している。
本書は、2017年に単行本で出版され、2021年に文庫化された。
私は、『ジーノの家』にはじまり、『ミラノの太陽、シチリアの月』、『カテリーナの旅支度』、『皿の中に、イタリア』、『どうしようもないのに、好き』、『対岸のヴェネツィア』。。。と、著者の数々のエッセイ集を読んできたが、毎回、登場する著者の友人・知人たちの人間模様の複雑さ・多様さに驚き、また、それらを紡ぎ出すことのできる著者の、類稀な感受性、誠実さ、面倒見の良さ、人への興味、柔軟性、忍耐強さ、フットワークと、イタリアに対する愛情に、ただただ脱帽するのである。
本書は、1.辞書、2.電話帳、3.レシピ集、4.絵本、5.写真週刊誌、6.巡回朗読、7.本屋のない村、8.自動車雑誌、9.貴重な一冊、10.四十年前の写真集、11.テゼオの船、12.本から本へ、という12章から成っているが、いくつかの点で他のエッセイ集と趣を異にする。
ひとつは、各章のタイトル通り、広い意味での書物(と人)をテーマに編まれている点である。「テゼオの船」では、「本を読まない人は、七十歳になればひとつの人生だけを生きたことになる。その人の人生だ。しかし本を読む人は、五千年を生きる。本を読むということは、不滅の過去と出会うことだからだ。」と語ったウンベルト・エーコが描かれ、実に興味深いし(「テゼオの船」はエーコが作った出版社の名前)、「本から本へ」では、著者が後に『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(2018年)に著す、トスカーナの山間の村モンテレッジォが取り上げられている。
もうひとつは、著者自身のことが描かれている点である。他のエッセイの多くでは、著者が見、聞き、感じたことがテーマとなっていたが、本書では、著者とイタリア(語)の出会いからこれまでの出来事が随所に登場する。「半生記」とまでは言わないが、ファンとしては、如何にして内田洋子は内田洋子と成り得たのかが垣間見られる、興味惹かれるものだった。
著者の数ある名エッセイ集の中でも、本(書物)好き、内田洋子ファンには、取り分け楽しめる一冊である。
(2021年2月了)
本書は、2017年に単行本で出版され、2021年に文庫化された。
私は、『ジーノの家』にはじまり、『ミラノの太陽、シチリアの月』、『カテリーナの旅支度』、『皿の中に、イタリア』、『どうしようもないのに、好き』、『対岸のヴェネツィア』。。。と、著者の数々のエッセイ集を読んできたが、毎回、登場する著者の友人・知人たちの人間模様の複雑さ・多様さに驚き、また、それらを紡ぎ出すことのできる著者の、類稀な感受性、誠実さ、面倒見の良さ、人への興味、柔軟性、忍耐強さ、フットワークと、イタリアに対する愛情に、ただただ脱帽するのである。
本書は、1.辞書、2.電話帳、3.レシピ集、4.絵本、5.写真週刊誌、6.巡回朗読、7.本屋のない村、8.自動車雑誌、9.貴重な一冊、10.四十年前の写真集、11.テゼオの船、12.本から本へ、という12章から成っているが、いくつかの点で他のエッセイ集と趣を異にする。
ひとつは、各章のタイトル通り、広い意味での書物(と人)をテーマに編まれている点である。「テゼオの船」では、「本を読まない人は、七十歳になればひとつの人生だけを生きたことになる。その人の人生だ。しかし本を読む人は、五千年を生きる。本を読むということは、不滅の過去と出会うことだからだ。」と語ったウンベルト・エーコが描かれ、実に興味深いし(「テゼオの船」はエーコが作った出版社の名前)、「本から本へ」では、著者が後に『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(2018年)に著す、トスカーナの山間の村モンテレッジォが取り上げられている。
もうひとつは、著者自身のことが描かれている点である。他のエッセイの多くでは、著者が見、聞き、感じたことがテーマとなっていたが、本書では、著者とイタリア(語)の出会いからこれまでの出来事が随所に登場する。「半生記」とまでは言わないが、ファンとしては、如何にして内田洋子は内田洋子と成り得たのかが垣間見られる、興味惹かれるものだった。
著者の数ある名エッセイ集の中でも、本(書物)好き、内田洋子ファンには、取り分け楽しめる一冊である。
(2021年2月了)
2022年10月1日に日本でレビュー済み
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著者の本を初めて読みました。正直、読み物としてストリーテリング力を感じられず、イタリア好きのバイアスがあったとしても読み切るに苦労しました。
2021年4月17日に日本でレビュー済み
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本を開くだけでイタリアの世界へ。少しずつ味わいながら楽しめる本。短編集だけどどれも内容が詰まった話の集まり。
2019年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内田洋子さんが日本エッセイスト・クラブ賞を受賞していることを知り、この作品を購読した。
文章で表現することへのこだわりを教えられた。
私が文章を書く上で、何気なく使っていた言葉に無駄があることを知った。
この作品を読んで、自分自身がワンランクアップできた。
感謝である。
文章で表現することへのこだわりを教えられた。
私が文章を書く上で、何気なく使っていた言葉に無駄があることを知った。
この作品を読んで、自分自身がワンランクアップできた。
感謝である。
2018年8月7日に日本でレビュー済み
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内田洋子さんのエッセイは先ず読みやすく!興味深く楽しみながら読ませて頂いてます。
2017年11月13日に日本でレビュー済み
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内田さんのご本を何冊も読みましたが、新しく読むたびに感動します。
何気ない景色の描写にいつも心を動かされ、また次を読みたくなります。
次のご本を楽しみにしています。
何気ない景色の描写にいつも心を動かされ、また次を読みたくなります。
次のご本を楽しみにしています。