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数の女王 単行本(ソフトカバー) – 2019/7/16
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人間一人ひとりに「運命の数」が与えられている世界。
メルセイン王国の王妃は、呪いで敵を殺しているという噂があった。
王妃の娘で13歳のナジャはある日、数年前に死んだ最愛の姉ビアンカが、実は王妃によって殺されたという話を耳にする。
その数日後、ナジャはあるきっかけで、王国では禁じられた「計算」を行う妖精たちと出会い、王妃の秘密を知ることになる――
目次
第1章 惨劇の記憶
第2章 数を喰らう者
第3章 女戦士と侍女
第4章 扉の向こうへ
第5章 約束の楽園
第6章 欺かれた日
第7章 運命の文様
第8章 巡る数
第9章 刃と宝玉
第10章 神と化す
第11章 影の正体
第12章 寛容で過酷な裁き
数学的解説、参考文献、あとがき
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社東京書籍
- 発売日2019/7/16
- ISBN-104487812534
- ISBN-13978-4487812530
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出版社より

ーあらすじー
人間一人ひとりに「運命の数」が与えられている世界。
物語の舞台・メルセイン王国は、正統な血筋を引く国王に代わって、王妃が実権を握っている。
その王妃には、呪いで敵を殺しているという噂があった。
王妃の娘で13歳のナジャは、ある日、数年前に死んだ最愛の姉ビアンカが、実は王妃によって殺されたのだという話を耳にする。
数日後、ナジャはあるきっかけで、王国では禁忌とされている計算を行う妖精たちと出会い、王妃の秘密を知ることになる……
人々の運命を「数」が司る不思議な国で繰り広げられる、数学が好きでも苦手でも楽しめる、新たなるファンタジーの傑作!
登場人物(イメージ)紹介(1)王家の人々 (c)Kaitan
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ナジャ13歳の少女。幼いころに両親を失い、王妃に引き取られて養女となるが、城では使用人同様の扱いを受けている。 |
ビアンカ王妃の長女で、ナジャの最愛の姉。8年前の「ある惨劇」から行方不明。 |
リヒャルト王妃の長男で、残忍な性格の持ち主。王妃に溺愛されている。 |
王妃メルセイン王国の王妃。国王を差し置いて王国の支配者として君臨している。呪いを実践しているという噂がある。 |
登場人物(イメージ)紹介(2)城に仕える人々
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マティルデ王妃の侍女。城の敷地内で薬草畑と蜂小屋を管理する。 |
ラムディクス若く高名な詩人。王妃の愛人と噂されている。 |
トライアメルセイン城の衛兵隊長の女性。代々、メルセイン王家に仕えている戦士の家系。 |
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商品の説明
出版社からのコメント
素数、フィボナッチ数列、リュカ数列、メルセンヌ素数、完全数、友愛数、三角数、フェルマーの小定理、コラッツ予想など
★たくさんの入口がある本です。ファンタジーとしても、数学の本としても魅力的な物語です。
著者について
作家。九州大学文学部文学科卒業(言語学専攻)。2005年同大学大学院にて博士号(文学)取得。専門は言語学、自然言語処理。国立情報学研究所研究員、津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授などを経て、2012年から2016年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。
登録情報
- 出版社 : 東京書籍 (2019/7/16)
- 発売日 : 2019/7/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 333ページ
- ISBN-10 : 4487812534
- ISBN-13 : 978-4487812530
- Amazon 売れ筋ランキング: - 248,687位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,333位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
う。本書「数の女王」は数をあつかう学問「数論」と童話「白雪姫」を見事に合体させたファンタジー作
品である。
物語は白雪姫の童話を彷彿とさせるもので、色々とユニークなアイディアがみられる。これについては
先のレビュアーさんが分かり易く簡潔に述べられているので、ここでは割愛する。
舞台となっているメルセイン王国では数の計算という行為そのものが厳禁となっている。これは即ち白
雪姫のいるファンタジーの世界にはコンピュータなど不要・・・と暗示するメタファーなのかもしれない。
物語の内容にはこれ以上触れられないが「数論」といっても難しい箇所はなく、数の不思議な法則やビッ
クリする計算法などが紹介されており、結構楽しめる。読んでいると「アリスマ王の愛した魔物(小川一
水)」や「トランスヒューマン・ガンマ線バースト童話集(三方行成)」、「博士の愛した数式(小川洋
子)」などが頭に浮かび、思わずニヤリとします。数論・ファンタジーともに楽しめる作品です。
(蛇足)
個人的には「最終定理(アーサー・C・クラーク&F・ポール)」に出てくるロシア式かけ算が面白か
った。但し、数学が嫌いな人には、この数論ってどこが面白いの?それがどうしたの?なんか役に立つの
?・・・と感じるかもしれません。
多少文章にぎこちなさがあったり、視点主人公が入れ替わり過ぎるのが気になったり、女王と娘の関係が「銀河鉄道999(映画版)」っぽかったり、女騎士が「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライエニーっぽかったり、ってのはご愛敬。
最後はちょっと泣かされちゃいました。満足満足。
数学ガールのような、数学そのものが題材になっているタイプの本をおすすめします。
数学を仕事の道具として使うことがある方で、指輪物語のようなファンタジーがお好きな方なら、
きっと、いろいろな数や関わる規則の生み出す不思議さやおもしろさを楽しむことができるでしょう。
計算によって得た結果を魔法(呪い)とするのは興味深い世界観でした。
数学的な要素を使って「自分の行いは自分に返ってくる」という教訓をうまく昇華させていたように感じました。
特に憎しみや恐怖といった黒い感情は自らの身を「刻んでしまう」ものだというのは、読んでいて示唆に富んだものだなと感じました。