鉱石ラジオの仕組みやパーツを分かりやすく説明してあり、とても親しみやすい1冊です。
他の電子工作本にはない著者の思い入れ、というか思想が反映されていて読み物としても面白いです。
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ぼくらの鉱石ラジオ 単行本 – 1997/9/1
小林 健二
(著)
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1997/9/1
- ISBN-104480860452
- ISBN-13978-4480860453
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
空中をただよう音のメッセージを、自作のごく単純な回路によってキャッチする。少年たちを科学の不思議と夢に誘った、「鉱石ラジオ」の魅力とその全貌を数多くの図版を使って紹介する。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1997/9/1)
- 発売日 : 1997/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4480860452
- ISBN-13 : 978-4480860453
- Amazon 売れ筋ランキング: - 397,624位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 168位通信工学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館の電子工作コーナーで1冊だけ違うオーラを放っていて引き寄せられるように借りたのが出会いです。結局本も購入し、著者のHPで作品を閲覧しすっかりファンになりました。
2015年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良質すぎて、どこか別のジャンルにまで突き抜けているガイドブックです。
表現しにくいけど唯一無二な本。
鉱石ラジオのことばかりな本なのに、鉱石ラジオを作ることはなくても一生楽しめそうな気がします。
なんなんでしょう?
重版されていないことが不思議でなりません。
自然科学の入門書としても学校図書館においてあって欲しいです。
表現しにくいけど唯一無二な本。
鉱石ラジオのことばかりな本なのに、鉱石ラジオを作ることはなくても一生楽しめそうな気がします。
なんなんでしょう?
重版されていないことが不思議でなりません。
自然科学の入門書としても学校図書館においてあって欲しいです。
2013年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良かったとても良かったとても良かったとても良かったとても良かった
2021年7月1日に日本でレビュー済み
詳しい解説がなかなか面白い。私の時代より古い話が盛り込まれ、読み物としても面白かったです。
2016年5月30日に日本でレビュー済み
本屋で見かけて、綺麗な鉱石を「検波」として使用することで鉱石ラジオをアートとして紹介している本で、
その取り上げ方が面白いと思ったので興味をもって買いました。
ラジオの仕組みを「原理研究編」で取り上げ、鉱石ラジオの作り方をいろんな図版と写真で紹介している、
ながめているだけで楽しい本ですが、この本の一番素晴らしいところは、
「空気中にただようメッセージを、自作のごく簡単な回路によってキャッチする。
かっての少年たちを科学の不思議と夢に誘った鉱石ラジオの魅力とその全貌。」
帯のそんな言葉通り、全編に渡って世界の仕組みと神秘に対する憧れが根底に流れていることだと思いました。
「詩」はこの本には一つも出てこないけれど、この本一冊が世界の秘密に対する憧れを、
科学の原理を説明することで表現した「詩」のような稀有の本だと思います。
著者の「効率や結果ばかりにとらわれない少年技師に出会いたいために、この本を書いているのです。
モーターや鉱石ラジオ、顕微鏡や天体望遠鏡をとおして天然の持っている力と出会うことで、たましいが本来持っている
好奇心を人間の世の行き詰るような規則や限界から解放してくれると信じているからです。」
という言葉に出会ったとき、
私は小学生の時に「学研の電子ブロック」でラジオを組立た時に
イヤホンから音声が流れて来たときの感動が心によみがえってきました。
物づくりに携わっている人、科学に関わっている人が、
「世界の秘密」に対する憧憬を確かめるためには最高の一冊。
続編をお願いしたいと思いました。
あるいは、「ぼくらの顕微鏡」とか、「ぼくらの理科室」で
世界の秘密に対する憧れを科学の原理で表現した「詩」をもっと書いてくれれば、
数式の迷路に囚われて、「科学」が嫌いになった人たちにも
素晴らしい贈り物になると思う。お奨め。
その取り上げ方が面白いと思ったので興味をもって買いました。
ラジオの仕組みを「原理研究編」で取り上げ、鉱石ラジオの作り方をいろんな図版と写真で紹介している、
ながめているだけで楽しい本ですが、この本の一番素晴らしいところは、
「空気中にただようメッセージを、自作のごく簡単な回路によってキャッチする。
かっての少年たちを科学の不思議と夢に誘った鉱石ラジオの魅力とその全貌。」
帯のそんな言葉通り、全編に渡って世界の仕組みと神秘に対する憧れが根底に流れていることだと思いました。
「詩」はこの本には一つも出てこないけれど、この本一冊が世界の秘密に対する憧れを、
科学の原理を説明することで表現した「詩」のような稀有の本だと思います。
著者の「効率や結果ばかりにとらわれない少年技師に出会いたいために、この本を書いているのです。
モーターや鉱石ラジオ、顕微鏡や天体望遠鏡をとおして天然の持っている力と出会うことで、たましいが本来持っている
好奇心を人間の世の行き詰るような規則や限界から解放してくれると信じているからです。」
という言葉に出会ったとき、
私は小学生の時に「学研の電子ブロック」でラジオを組立た時に
イヤホンから音声が流れて来たときの感動が心によみがえってきました。
物づくりに携わっている人、科学に関わっている人が、
「世界の秘密」に対する憧憬を確かめるためには最高の一冊。
続編をお願いしたいと思いました。
あるいは、「ぼくらの顕微鏡」とか、「ぼくらの理科室」で
世界の秘密に対する憧れを科学の原理で表現した「詩」をもっと書いてくれれば、
数式の迷路に囚われて、「科学」が嫌いになった人たちにも
素晴らしい贈り物になると思う。お奨め。
2014年7月7日に日本でレビュー済み
昔の科学雑誌には 「鉱石ラジオの作りかた... 」 というような記事が良く出ていました。
それを膨らませてまるまる一冊の本にしたような印象。懐古趣味のおじさん達が大喜び
するでしょう。それにしても、ここまで鉱石ラジオの工作に徹した本はすばらしい。同調
コイルや鉱石検波器はもちろん、工作道具を駆使してバリコンをつくり、樹脂を型に流し
てダイヤルや箱まで作るのですからね。しかもその作業手順を詳しく解説してあります。
大昔の鉱石ラジオの写真もたくさん載っていてほんとうに言うことありません。
それを膨らませてまるまる一冊の本にしたような印象。懐古趣味のおじさん達が大喜び
するでしょう。それにしても、ここまで鉱石ラジオの工作に徹した本はすばらしい。同調
コイルや鉱石検波器はもちろん、工作道具を駆使してバリコンをつくり、樹脂を型に流し
てダイヤルや箱まで作るのですからね。しかもその作業手順を詳しく解説してあります。
大昔の鉱石ラジオの写真もたくさん載っていてほんとうに言うことありません。
2008年6月11日に日本でレビュー済み
鉱石ラジオの資料集としては、すばらしい写真と図が揃っている。
原材料の性質から、工作の話まで幅広く、細かいところまでいきとどいた内容になっている。電気回路から、電磁波まで、基本的な事項について分かりやすい解説がある。
鉱石ラジオというと、やはり最初が石とコイルとコンデンサという電気回路及びその半田付けが中心で、アンテナ(空中線回路)の話題はその次ぎになってしまうのだろうか。
マクスウェルの話はでてくるが、方程式の形と原理についても、分かりやすく説明してもらえるとありがたかった。
原材料の性質から、工作の話まで幅広く、細かいところまでいきとどいた内容になっている。電気回路から、電磁波まで、基本的な事項について分かりやすい解説がある。
鉱石ラジオというと、やはり最初が石とコイルとコンデンサという電気回路及びその半田付けが中心で、アンテナ(空中線回路)の話題はその次ぎになってしまうのだろうか。
マクスウェルの話はでてくるが、方程式の形と原理についても、分かりやすく説明してもらえるとありがたかった。