プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,760¥1,760 税込
ポイント: 53pt
(3%)
無料お届け日:
3月30日 土曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥111

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
彼女の名前は (単行本) 単行本(ソフトカバー) – 2020/9/23
購入オプションとあわせ買い
女性たちは立ち上がる。「次の人」のために。
セクハラにあった女性が戦い続けるわけとは?地下2階の部屋に住む女子生徒の悩みとは? 60人余りの女性へのインタビューを元に書かれ、『82年生まれ、キム・ジヨン』に続いて2018年に発表した作品。
暮らしのなかで感じる不条理に声を上げ、自分だけでなく「次の人」のために立ち上がる女性たちの、胸を打つ28編の物語。
「この本で出会う一人一人が愛おしい。
自分を生きようと決めた人は、ひたすらに強いんだ。」
――伊藤詩織(ジャーナリスト)
「無かったことにされてきた、どこにでもある、初めての物語たち。」
――王谷晶(作家)
『彼女の名前は』について、著者はこうも語っていた。『キム・ジヨン』によって、こんなことがあるのだと社会に認識されたことはよかった。だが、あのなかでキム・ジヨンは自分で声を上げない。あの本が出てから、自分も、社会も、認識しているだけではだめだと感じた。半歩でも前に進もうと、そのためにこの本を書いた、と。(「訳者あとがき」より)
解説: 成川彩 装丁:名久井直子 装画:樋口佳絵
【目次】
はじめに
第1章 それでもずっと、ときめきつづけていられる
二番目の人
ナリと私
彼女へ
若い娘がひとりで
私の名前はキム・ウンスン
大観覧車
公園墓地にて
第2章 私はまだ若く、この闘いは終わっていない
離婚日記
結婚日記
インタビュー――妊婦の話
ママは一年生
運のよい日
彼女たちの老後対策
声を探して
もう一度かがやく私たち
第3章 はあちゃん、けんきで
調理師のお弁当
運転の達人
20ねんつとめました
母の日記
ジンミョンのお父さん(あなた)へ
ばあちゃんの誓い
第4章 たくさんの先が見えない道のなか かすかな光を私は追いかけてる
浪人の弁
また巡り逢えた世界
老いた樫の木の歌
長女ウンミ
公転周期
十一歳の出馬宣言
エピローグ: 78年生まれ、J
日本の読者の皆さんへ
訳者あとがき
解説 82年生まれ、A 成川彩
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2020/9/23
- 寸法13.1 x 1.4 x 18.8 cm
- ISBN-104480832157
- ISBN-13978-4480832153
よく一緒に購入されている商品

この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より



『彼女の名前は』について、著者はこうも語っていた。『キム・ジヨン』によって、こんなことがあるのだと社会に認識されたことはよかった。だが、あのなかでキム・ジヨンは自分で声を上げない。あの本が出てから、自分も、社会も、認識しているだけではだめだと感じた。半歩でも前に進もうと、そのためにこの本を書いた、と。(「訳者あとがき」より)
著者/チョ・ナムジュ
1978年ソウル生まれ、梨花女子大学社会学科を卒業。放送作家を経て、2011年、長編小説『耳をすませば』で文学トンネ小説賞に入賞して文壇デビュー。2016年『コマネチのために』でファンサンボル青年文学賞を受賞。『82年生まれ、キム・ジヨン』で第41回今日の作家賞を受賞(2017年8月)。大ベストセラーとなる。2018年本書をタサンチェッパンから刊行、2019年『サハマンション』(民音社)、2020年『みかんの味』(文学トンネ)刊行。日本版『82年生まれ、キム・ジヨン』(斎藤真理子訳)は2018年筑摩書房刊。『サハマンション』は斎藤真理子訳で2021年筑摩書房から刊行予定。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
チョ・ナムジュ 著/ 斎藤 真理子 訳『82年生まれ、キム・ジヨン』 | チョ・ナムジュ 著/ 斎藤 真理子 訳『サハマンション』 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
2,238
|
5つ星のうち4.2
32
|
価格 | ¥900¥900 | ¥1,650¥1,650 |
韓国で136万部突破! チョン・ユミ、コン・ユ共演で映画化した大ベストセラー小説。ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作! | 『82年生まれ、キム・ジヨン』著者の最新長編小説。チョ・ナムジュ × 斎藤真理子コンビによる衝撃、再び! 超格差社会「タウン」最下層に位置する人々が住む「サハマンション」とは? 30年前の「蝶々暴動」とは? ディストピアの底辺で助け合い、ユートピアを模索することは可能か? |
商品の説明
出版社からのコメント
韓国には「卵で岩を打つ」ということわざがあります。卵を投げつけたからといって岩を穿つことができないように、絶対不可能で無謀なことをいう言葉です。これに対して「卵で岩は割れなくても汚すことはできる」というジョークも生まれました。誰が言い始めたのかわからないこの言葉が、私はとても好きです。役に立たない巨大な岩が私たちの前進を妨げているとき、そうか、と足を止めたり、引き返したりしたくありません。ここにそぐわない岩の塊が道を塞いでいるよと声を上げたいのです。一緒に悩んでみたいのです。
もしかしたら、ここにある物語は巨大で堅固な岩に投げつけられ割れた、無数の卵の痕跡かもしれません。そして私は、今日も卵を投げつけています。いつかこの岩は割れるはずだと、みんなで動かしてなくせるはずだと信じながら。向こうにどんな道があるのだろうと、胸をときめかせながら。
――チョ・ナムジュ
◯解説「82 年生まれ、A」より◯
『82 年生まれ、キム・ジヨン』が日本で売れているというニュースは、韓国にも伝わっている。「なんで#MeToo は盛り上がらない日本で、キム・ジヨンは売れるの?」という質問を何度か受けた。それこそ、日本の女性たちが我慢している証拠だと思う。『彼女の名前は』に登場する年齢も職業も多彩な韓国の女性の話は、きっとまた共感を生み、声を上げる勇気につながるだろう。悩んでいるのは、あなた一人じゃない。そんなJさんのメッセージが聞こえてくる。
――成川彩
著者について
1978年ソウル生まれ、梨花女子大学社会学科を卒業。放送作家を経て、長編小説「耳をすませば」で文学トンネ小説賞に入賞して文壇デビュー。2016年『コマネチのために』でファンサンボル青年文学賞受賞。『82年生まれ、キム・ジヨン』で第41回今日の作家賞を受賞(2017年8月)。大ベストセラーとなる。2018年『彼女の名前は』(タサンチェッパン)、2019年『サハマンション』(民音社)、2020年『みかんの味』(文学トンネ)刊行。日本版『82年生まれ、キム・ジヨン』(斎藤真理子訳)は2018年筑摩書房刊。『サハマンション』は斎藤真理子訳で2021年筑摩書房から刊行予定。
訳者/小山内園子(おさない・そのこ)
東北大学教育学部卒業。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。訳書に、『韓国の自然主義文学』(姜仁淑、クオン)、『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに』(キム・シンフェ、竹書房)、『四隣人の食卓』(ク・ビョンモ、書肆侃侃房)、『女の答えはピッチにある』(キム・ホンビ、白水社)、共訳書に『北朝鮮 おどろきの大転換』(リュ・ジョンフン他、河出書房新社)、『私たちにはことばが必要だ』(イ・ミンギョン、タバブックス、すんみと共訳)などがある。
訳者/すんみ
早稲田大学大学院文学研究科修了。訳書に『あまりにも真昼な恋愛』(キム・グミ 晶文社)、『屋上で会いましょう』(チョン・セラン、亜紀書房)、共訳書に『北朝鮮 おどろきの大転換』(リュ・ジョンフン他、河出書房新社)、『私たちにはことばが必要だ』(イ・ミンギョン、タバブックス、小山内園子と共訳)などがある。
解説者/成川彩(なりかわ・あや)
韓国在住映画ライター。1982年、大阪生まれ。神戸大学在学中に2度ソウルへ留学し、韓国映画の魅力にはまる。2008~2017年、朝日新聞記者として文化を中心に取材。退社後2017年からソウルの東国大学映画映像学科(修士)へ留学し、韓国映画を学びながら、朝日新聞GLOBE+、中央日報(韓国)など日韓の様々なメディアで執筆。2020年からはKBS WORLD Radioの日本語番組「玄界灘に立つ虹」で韓国の本や映画を紹介している。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2020/9/23)
- 発売日 : 2020/9/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4480832157
- ISBN-13 : 978-4480832153
- 寸法 : 13.1 x 1.4 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 127,917位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42位その他の外国文学作品
- カスタマーレビュー:
著者について

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
断片的な客観的記録だけだ。
KTXのCA、有名な女性アナから、市営バスの女性運転手、給食のおばさん、ナプキンの買えない中学生など、さまざまな階層の人々の話題からなっている。
社会問題として大きく取り上げられた人々から、誰にも知られることのない市井の人々。
共通点は女性であること、特に、透明な女性差別が背景にあることだろう。
詳細な状況の描写から、著者は、参与観察を行う社会学者なみに現場へ出て、詳しく調査をしているようだ。
面白い物語ではなく、冷静な社会の観察を通して、女性差別を変えていこうというのが、著者の姿勢のようだ。
女性たちの様々な闘いのかたちを全編読み終えて、著者あとがきの「日本の読者の皆さんへ」の「卵で岩は割れなくても汚すことはできる」という言葉が、じんわりと心に広がり救いとなる。
訳者あとがきでの、記事から小説への生まれ変わるプロセスも興味深かった。
書いた短編集です。
様々な年代の女性たちの苦労話がこれでもかと出てくるのですが、どれも特別な人の話
ではなく、日本女性も日々体験しているようなことばかりでした。
ただ、違っているのは、韓国女性は戦うんです。デモで、裁判で、または、突然大声を
あげて泣き出したりして。日本男性が男尊女卑な理由は様々あると思いますが、私たち
日本女性が見逃してきたのもいけなかったのだと、改めて感じさせられました。