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ワイルドサイドをほっつき歩け --ハマータウンのおっさんたち 単行本(ソフトカバー) – 2020/6/2
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史上初! 著者2年連続ノミネート!
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に次ぐ
待望のエッセイ集、10万部突破!!
日常をゆるがす大問題を前に果敢に右往左往する
おっさん(おばさん)たちの人生を音楽にのせて描く。
ブレイディみかこの新たなる代表作、誕生!!
恋と離婚、失業と抵抗。絶望している暇はない。
EU離脱の是非を問う投票で離脱票を入れたばっかりに、
残留派の妻と息子に叱られ、喧嘩が絶えないので仲直りしようと
漢字で「平和」とタトゥーを入れたつもりが、
「中和」と彫られていたおっさんの話……
本を読むことを生きがいにしていたのに
緊縮財政で図書館が子ども遊戯室の一角に縮小され、
それでも諦めずに幼児たちに囲まれながら本を読むうち、
いつしか母子たちに信頼されていくこわもてのおっさんの話……
などなど、笑って泣ける21篇。
「みんなみんな生きているんだ、友だちなんだ」!
――――――――――――――――――――――
世界でいちばん愛すべきおっさんたち(&おばさんたち)が、ここにいる。
あんたら、最高すぎるんだけど……
――高橋源一郎(小説家)
イギリスの市井の人の魅力を引き立てるブレイディさんの愛と観察眼と筆力に心を丸ごと持っていかれた。
一編一編が人情に満ちた極上のドラマ!
――ヤマザキマリ(漫画家/随筆家)
高みからレッテル貼ってるだけじゃわからない、厄介で愛おしい人生たち!
――ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
優しい人の間違いを見逃さないことも大切だけど、間違う人の優しさを見逃さないことも大切。
ブレイディさんの「見つめ続ける」視線に、大きな勇気をもらいました。
――西加奈子(小説家)
イギリスというとジェームズ・ボンドとか、ベッカムとか、かっこいいイメージがあったけど、日本のおじさんとちょっと近いところがあって、登場人物にすごく親近感がわいた。
僕らの年代的にもちょうどいい。名曲のパターンによくあるけど、本書は前作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』との両A面!
――博多華丸(お笑い芸人)
ブレイディさんは鳥の目と蟻の目を両方持っている。空高くから、イギリスにおける緊縮財政の余波を観察する一方で、地べたから、その中で生きる人々の姿を観察している。
若い世代から目の敵にされている「ブーマー世代」のおっさんたちのしぶとさを、ブレイディさんは鳥と蟻の両方の視点で描いてくれた。「風雪ながれ旅」を生き延びてきたおっさんたちに、少しの愛とやさしさを、そして健康ドリンクと腰痛の薬を送りたくなった。
――関美和(翻訳家)
――――――――――――――――――――――
「『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で青竹のようにフレッシュな少年たちについて書きながら、そのまったく同じ時期に、人生の苦汁をたっぷり吸い過ぎてメンマのようになったおっさんたちについて書く作業は、複眼的に英国について考える機会になった。二冊の本は同じコインの両面である。」(「あとがき」より)
装丁:岩瀬聡
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2020/6/2
- 寸法13.4 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104480815503
- ISBN-13978-4480815507
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出版社より

恋と離婚、失業と抵抗。絶望してる暇はない。笑って泣ける、待望のエッセイ集!



◎ブレイディみかこは、おじさんを描かせてもすごい!!「子どもを描くノンフィクション作家」というイメージを彼女にお持ちの方もいらっしゃるかと思います。しかし本作に登場するのはおじさん、おじさん、時々おばさん。描写の対象が変わろうとも、地べたから世界を切り取る手腕は相変わらずピカイチです。(司書の友里さん・図書館関係者)
◎英国の労働者階級の人々をこんなにも身近に感じられることが、いまだかつてあっただろうか、と思うくらい、時に爽快で、時にほろりと泣けるストーリーだった。「Always look on the bright side of life(いつも人生のブライト・サイドを見ようよ)」!(由記さん・読者)
◎なかなか伺い知ることのできない、イギリス、ブライトンの労働者階級の中高年の日常。ジェネレーションギャップやEU離脱投票をめぐる対立など、面白くわかりやすく書かれていて秀逸。時に差別されても、辛抱強く相手の懐に飛び込むバイタリティが凄い!(のんぴさん・読者)
◎イギリスが昔から好きだ。子どもの時に読んでいた児童文学に出てくる寄宿学校やお菓子にとても憧れたし、私にとってすごく心惹かれるお話が多かった。ただそこには労働者階級の人たちが主人公の物語はなかった気がする。EU離脱に伴うイギリスでの内情やそこで生活している人たちのリアルが書かれていて、おじさん達のどうしようもない所に感心するやら共感するやらですごく面白かった。特に大酒飲みなのに歳を取るとつい健康志向になっちゃったり、こんまりに影響を受けるところが可愛らしい。イギリスの「今」を知るための資料としても役に立ちます。(恵美子さん・図書館関係者)
◎1977年にパンクロックやモッズに夢中だったハマータウンの野郎どもはいつしかおっさんになり、若い世代に煙たがられるようになった。そんな野郎のスラングな言葉使いや風刺の効いたブラックジョークは今も健在で、ユニークないいまわしに笑ってしまうのはぼくだけではないはず。いつの時代も不況や政権の移り変わりにほんろうされるのは労働者階級であるが、その労働者階級の日常が世界を作っているとおもうと愛しくもなる。(誠一さん・読者)

ブレイディみかこ
ライター・コラムニスト。一九六五年福岡市生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、一九九六年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。二〇一七年、『子どもたちの階級闘争』(みすず書房)で第十六回新潮ドキュメント賞受賞。二〇一八年、同作で第二回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞候補。二〇一九年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第 七十三回毎日出版文化賞特別賞受賞、第二回 Yahoo! ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞受賞、第七回ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)受賞。 著書は他に、『花の命はノー・フューチャー DELUXE EDITION』(ちくま文庫)、『アナキズム・イン・ザ・UK』(Pヴァイン)、『ヨーロッパ・コーリング――地べたから のポリティカル・レポート』(岩波書店)、『 THIS IS JAPAN ――英国保育士が見た日本』(新潮文庫)、『いまモリッシーを聴くということ』(Pヴァイン)、『労働者階級の反乱――地べたから見た英国EU離脱』(光文社新書)、『女たちのテロル』(岩波書店)などがある
商品の説明
著者について
ライター・コラムニスト。一九六五年福岡市生まれ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、一九九六年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。二〇一七年、『子どもたちの階級闘争』(みすず書房)で第十六回新潮ドキュメント賞受賞。二〇一八年、同作で第二回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞候補。二〇一九年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第 七十三回毎日出版文化賞特別賞受賞、第二回 Yahoo! ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞受賞、第七回ブクログ大賞(エッセイ・ノンフィクション部門)受賞。
著書は他に、『花の命はノー・フューチャー DELUXE EDITION』(ちくま文庫)、『アナキズム・イン・ザ・UK』(Pヴァイン)、『ヨーロッパ・コーリング――地べたから のポリティカル・レポート』(岩波書店)、『 THIS IS JAPAN ――英国保育士が見た日本』(新潮文庫)、『いまモリッシーを聴くということ』(Pヴァイン)、『労働者階級の反乱――地べたから見た英国EU離脱』(光文社新書)、『女たちのテロル』(岩波書店)などがある
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2020/6/2)
- 発売日 : 2020/6/2
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4480815503
- ISBN-13 : 978-4480815507
- 寸法 : 13.4 x 1.5 x 18.8 cm
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- - 1,403位コミュニティ (本)
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著者について

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上位レビュー、対象国: 日本
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イギリスの中年のおっさんを観察するだけで、国民保険サービス、タクシー、ブレグジットの離婚、人種問題、図書館の消滅、フェス事情等、イギリスの問題が浮かび上がってきます。「僕はイエローで~」で若年層の事を書いたので、こんどは中年を書いたそうで、解説にある通り、コインの表裏の様でした。
第二部では今のイギリスの世代、階級、酒の事情について、触れられてらっしゃいます。世代では5つに分けてその構造を探り、階級では7つに分けてその構造について探り、最後に飲酒が減った事情について述べられております。
個人的には、40代後半なので、ここで触れられている中高年の実態にしゃれにならない物を感じて怖かったです。人生100年生きるといわれておりますが、本当にそうなのか、金が足りるのか心配だったりします。
ブレイディさんの前に書いた「労働者階級の叛乱」でEU離脱に投票した人は緊縮財政への当てつけだったとかかれておりましたが、その後の議会選挙で離脱を掲げた保守党が勝利し、本当にEUから離脱してしまったので、そのへんの捩じれ事情にもいつか書いてほしいです。
また、本書とは直接関係ないかもしれませんが、今、50か60くらいの人が低年齢だった頃、移民が増加してその時親の世代だった方は不満を持ったそうですが、低年齢の人は一緒に学校で勉強したりして差別意識はあまりなかったそうで、その頃低年齢だった世代が20くらいになった時、パンクのムーブメントが起こって、レゲエのアーティストとパンクのバンドが一緒に人種差別反対のイベントをやったそうですが(この辺の事情は2020年くらいに公開された「白い暴動」という映画でよく判りました)、今はその世代が移民に反感があるそうで、その辺の事情もいつか書いてほしいですね。
いずれにしてもまた面白かったです。必読。
けれども、、
やっぱりブレイディさん自身が、もっとカッコ悪い自分をさらけ出してくれたら、さらに共感できる気がするし、勇気をもらえる気がするし、本当に分断の架け橋になるような存在になる気がします。
いやそんなものになる必要なんかないですかね。
イギリスのブレググジットの今の庶民生活がわかります。一人一人のおっさんの懸命さはユーモラスでも切実です。
著者はイギリスが好きで文章の端々にそれが感じられます。サッチヤーの新自由主義や、グローバリズムを批判しています。が、緊縮財政になぜなったのか、そこまでは追及していません。
昔の「ゆりかごから墓場まで」の時代を懐かしんでいますが、あの時代は植民地からの利益がまだありました。第三世界の貧しさのなかで可能だったのです。今のイギリスには革新的な技術も、斬新な文化の波ももはやありません。
いくら大英帝国よ再びと願う人たちがブレグジットで啖呵を切っても、もはや経済と新しい革新は太平洋地域に移りました。これからはアメリカ、中国、インド、ドイツに代表されるEUが続く時代になりました。
もはや植民地という資本のないイギリスは貧すれば鈍す、という言葉に近い状況です(日本もそうなりつつあり)。著者はかってのロックやら反抗する若者文化に憧れていた。
それはそれで、その人の資質ですが、それではなぜイギリスが貧しくなったのか、過去にどうして豊かだったのか、考察して書いてほしいです。
編集者から「おっさんを書いてください(p.251)」と言われて書き始めたという。
著者のこれまでの本の中では、緊縮財政批判など政治色は薄め。その分、「おっさんだって生きている(p.8)」ことのリアリティが活写される。
それにしても、著者が何度も引用する
「『病気とは人々が金銭を払ってする道楽ではないし、罰金を払わねばならぬ犯罪でもない。それは共同体がコストを分担すべき災難である』(by NHS創立の父、アナイリン・ベヴァン(p.123)」
という言葉はみごとである。医療、さらには福祉、教育を考える際の指針となるだろう。
若い時のようにかっこつけようとしても、カッコつかなくなるけど、そんな自分もいいじゃない。そう思わせてくれる一冊です。
みかこさんの文章は、登場人物を、その人と同じ目線で温かく見守っているのが伝わってきて、とても好感が持てます。