今回、私は初めてセクシュアルマイノリティが出てくる小説を読みました。
さまざまなセクシュアリティの人々がいました。私が普段生活している中では出会ったことがない(いたとしてもそのことについて話したことがない)セクシュアリティの人々と出会い、話し合ったような感覚を抱きました。
とくにトランスジェンダーに関しては、私はまだまだ勉強不足であり想像力が足りていないと痛感しました。
また、この本には台湾などの他の国で生まれた人物もいました。台湾であった出来事について私は何も知りませんでしたが、この本を読んで少しだけ知ることができ、いつか台湾に行ってみたいと思いました。
自分の人生やセクシュアリティについて悩んだり迷ったりしている方に、そのような方が近くにいらっしゃる方に、ぜひこの本を読んでいただきたいと思います。この本の中だけでも多様なセクシュアリティ、価値観や背景を持った人々がいるんです。ご自身の中の何かを決定するのに、何かの手掛かりになるかもしれません。
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ポラリスが降り注ぐ夜 (単行本) 単行本 – 2020/2/28
李 琴峰
(著)
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第71回 芸術選奨文部科学大臣新人賞 文学部門受賞
多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。第165回芥川賞受賞作家が送る、国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。
多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。第165回芥川賞受賞作家が送る、国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。
- 本の長さ265ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2020/2/28
- 寸法13.9 x 2.5 x 19.5 cm
- ISBN-104480804927
- ISBN-13978-4480804921
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出版社より
李琴峰(り・ことみ)
1989年台湾生まれ。作家・日中翻訳者。2013年来日。2015年、早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。2017年「独舞」にて第60回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。2018年『独り舞』を刊行(のちに自訳で台湾でも刊行)。2019年「五つ数えれば三日月が」が第161回芥川賞候補作となる。同年、『五つ数えれば三日月が』を刊行。その他の作品に「流光」「星月夜」などがある。
商品の説明
著者について
1989年生まれ。中国語を第一言語としながら、15歳より日本語を学習。また、その頃から中国語で小説創作を試みる。2013年、台湾大学卒業後に来日。15年に早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程を修了し、16年民間企業に就職。17年、「独舞」にて第60回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー(『独り舞』と改題し18年に刊行)。19年「五つ数えれば三日月が」(文學界6月号)が第161回芥川賞候補作となる(「セイナイト」を併録し、同題で19年刊行)。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2020/2/28)
- 発売日 : 2020/2/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 265ページ
- ISBN-10 : 4480804927
- ISBN-13 : 978-4480804921
- 寸法 : 13.9 x 2.5 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,255位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,858位日本文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月26日に日本でレビュー済み
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自分について、簡単にlgbtとラベルを貼らなくてもいいんだな、とすとんと落ちた素晴らしい作品でした。
2020年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
流麗な文章に導かれるまま、七つの短編を一気に読んでしまった。二丁目周辺を舞台にした一夜の連作短編からなる長編。その場所が受け入れるものを、そこで生まれる痛みや疎外も含めて、『ポラリスが降り注ぐ夜』は描き出そうとする。
女とは、セクマイとは、二丁目が受け入れるもの、疎外するもの、その中で生きること、そして世界と自分を共に革命すること。女に纏わるセクシャリティ─トランス、ビアン、バイ、パン、A、そして名付け得ぬもの─が全てあり、私が読みたい物語の全てがあった。
この物語はどれも、変えられない物と変えられる物に向き合い問い続けながら、自分の生き方にプライドを持とうとあがく、孤独で深く、大切な作業に関わる物語だ。それはプライドを持とうとする事(5月には東京でレインボープライドというセクシャルマイノリティの祭典があるけど、そのプライドだ)で、こんなにも自分の人生にプライドを持つ事について語ってくれる小説は、『ポラリスが降り注ぐ夜』の他にはきっとないだろう。時にそれが失敗し、しんどい重しになるとしても。
(以下軽いあらすじの紹介があります)
ビアン向け出会い系掲示板で身体だけの関係を求める人たち、台湾ひまわり革命の熱の最中で線を引かれ線を引いてしまった女性たち、恋愛をしないでどこか疎外感を覚えながらAセクシャルという名前を使ってみる人、80年代から二丁目のビアンの歴史を生きた人、世界への理不尽に憤りながら身近な人を傷つけあってしまいそれでも一緒にいる恋人たち、トランスジェンダでビアンな女性の生きるという格闘、そして若い世代が引き継いでいく夜明け。
『ポラリスが降り注ぐ夜』に収められた七つの短編のどの物語も、キラキラしていて同時に深い黒色を隠しもち、まるで宝玉のよう。世界に削られ傷つきながら、喜びと仲間を得て、自己をかえりみ、そして変えられない無二の私としての人生を生きていく彼女達の濃厚なリアリテイは、全ての女性達の物語だ。
女とは、セクマイとは、二丁目が受け入れるもの、疎外するもの、その中で生きること、そして世界と自分を共に革命すること。女に纏わるセクシャリティ─トランス、ビアン、バイ、パン、A、そして名付け得ぬもの─が全てあり、私が読みたい物語の全てがあった。
この物語はどれも、変えられない物と変えられる物に向き合い問い続けながら、自分の生き方にプライドを持とうとあがく、孤独で深く、大切な作業に関わる物語だ。それはプライドを持とうとする事(5月には東京でレインボープライドというセクシャルマイノリティの祭典があるけど、そのプライドだ)で、こんなにも自分の人生にプライドを持つ事について語ってくれる小説は、『ポラリスが降り注ぐ夜』の他にはきっとないだろう。時にそれが失敗し、しんどい重しになるとしても。
(以下軽いあらすじの紹介があります)
ビアン向け出会い系掲示板で身体だけの関係を求める人たち、台湾ひまわり革命の熱の最中で線を引かれ線を引いてしまった女性たち、恋愛をしないでどこか疎外感を覚えながらAセクシャルという名前を使ってみる人、80年代から二丁目のビアンの歴史を生きた人、世界への理不尽に憤りながら身近な人を傷つけあってしまいそれでも一緒にいる恋人たち、トランスジェンダでビアンな女性の生きるという格闘、そして若い世代が引き継いでいく夜明け。
『ポラリスが降り注ぐ夜』に収められた七つの短編のどの物語も、キラキラしていて同時に深い黒色を隠しもち、まるで宝玉のよう。世界に削られ傷つきながら、喜びと仲間を得て、自己をかえりみ、そして変えられない無二の私としての人生を生きていく彼女達の濃厚なリアリテイは、全ての女性達の物語だ。
2020年4月30日に日本でレビュー済み
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こんなにリアルな二丁目の小説は初めてでした。
一気に読み終えてしまいました。
一気に読み終えてしまいました。
2022年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国だけでなく世界的に、古代より同性愛者は存在していました。
人類史上、なんら特別でも異常でもありませんでした。
いまさら、同性愛者の疎外感を論じても意義はありません。
同性愛者の視点から見た、異性愛者は異常でしょうし、その反対も同様でしょう。
それだけのことにすぎません。
大した問題でもないことを大した問題だと思い込んでいる理由は、ただひとつ。
自分自身の思い込みを真理だと思い込みたいからでしょう。
これって、宣言ではなく宣伝でしょ、、、。
著者は、自分自身を特異な、神人のような存在に加工したいのでしょうか?
まったく共感できないし、理解できない心理状態で書かれた小説です。
人類史上、なんら特別でも異常でもありませんでした。
いまさら、同性愛者の疎外感を論じても意義はありません。
同性愛者の視点から見た、異性愛者は異常でしょうし、その反対も同様でしょう。
それだけのことにすぎません。
大した問題でもないことを大した問題だと思い込んでいる理由は、ただひとつ。
自分自身の思い込みを真理だと思い込みたいからでしょう。
これって、宣言ではなく宣伝でしょ、、、。
著者は、自分自身を特異な、神人のような存在に加工したいのでしょうか?
まったく共感できないし、理解できない心理状態で書かれた小説です。
2021年9月19日に日本でレビュー済み
『ポラリスが降り注ぐ夜』は、新宿二丁目のレズビアンバーにある夜集っていた七人の、それぞれの物語が七つおさめられた短編集である。台湾と日本を跨いだストーリーは、著者の人生と同じではないが、人生自体がインスピレーションだろう。
最近、企業経営や企業カルチャーなどの話題で、Empathy エンパシーという概念をよく聞くようになった。いろんな説明があるけれど、エンパシーは、自分と異なる価値観や主張を持つ人の心を、想像する力ということになるだろう。
シンパシー同情・共感が、直感的で自然な自分の心の動きだとすると、エンパシーは、最初は理解の外にあっても、想像力を働かせることによって、なんとか自分の理解の中に入れようとする努力かもしれない。
李琴峰さんは、台湾人の作家。先日、芥川賞をとった『彼岸花が咲く島』の著者といったほうがピンとくるかも。
ひとくちにレズビアンといってもそれぞれの人生は違いを持っている。それぞれがお互いにシンパシーを持つこともあれば、エンパシーを働かせなければ傷つけあってしまうこともある。
この短編集はレズビアンを公認する著者が、近くて遠い人たちにエンパシーを働かせた足跡であり、それは台湾人から日本人へのエンパシーでもあるだろう。
何より、台湾人の彼女が書く、美しい日本語に魅了される。所々に残る違和感が、結果として文体になっているのかもしれない。
コロナ禍で私たちの現実はますます狭くなっている。良い本は、そんな日々の中で、私たちにエンパシーを働かせるようにせまってくる。
もちろん、彼女が後書きで言うように全ての理解は誤解であり、理解に「近づく」ことしかできないのですが。
最近、企業経営や企業カルチャーなどの話題で、Empathy エンパシーという概念をよく聞くようになった。いろんな説明があるけれど、エンパシーは、自分と異なる価値観や主張を持つ人の心を、想像する力ということになるだろう。
シンパシー同情・共感が、直感的で自然な自分の心の動きだとすると、エンパシーは、最初は理解の外にあっても、想像力を働かせることによって、なんとか自分の理解の中に入れようとする努力かもしれない。
李琴峰さんは、台湾人の作家。先日、芥川賞をとった『彼岸花が咲く島』の著者といったほうがピンとくるかも。
ひとくちにレズビアンといってもそれぞれの人生は違いを持っている。それぞれがお互いにシンパシーを持つこともあれば、エンパシーを働かせなければ傷つけあってしまうこともある。
この短編集はレズビアンを公認する著者が、近くて遠い人たちにエンパシーを働かせた足跡であり、それは台湾人から日本人へのエンパシーでもあるだろう。
何より、台湾人の彼女が書く、美しい日本語に魅了される。所々に残る違和感が、結果として文体になっているのかもしれない。
コロナ禍で私たちの現実はますます狭くなっている。良い本は、そんな日々の中で、私たちにエンパシーを働かせるようにせまってくる。
もちろん、彼女が後書きで言うように全ての理解は誤解であり、理解に「近づく」ことしかできないのですが。
2022年9月9日に日本でレビュー済み
作家が女性なのでレズビアンの方が書いた作品だと思ってましたが、どうやらトランス女性のようでガッカリです。
自分が悪いのですが勝手な先入観で騙された気分になりました。
自分が悪いのですが勝手な先入観で騙された気分になりました。
2022年8月21日に日本でレビュー済み
表紙もタイトルもグッと来て、表紙買いした本です。
自分は日本で生まれ育ったけれど、こんなに美しい文章は書けないし、日本語にはこれほど綺麗な表現があったんだ、とこの本を通して教えていただきました。
内容も息を吸うようにスルスル入って読みやすく、オムニバス形式の一つ一つの物語が愛おしくて抱きしめたい気持ちになりました。
LGBTという言葉に関わりがある人もない人も、等しく楽しめ心が浄化される本だと思います。
自分は日本で生まれ育ったけれど、こんなに美しい文章は書けないし、日本語にはこれほど綺麗な表現があったんだ、とこの本を通して教えていただきました。
内容も息を吸うようにスルスル入って読みやすく、オムニバス形式の一つ一つの物語が愛おしくて抱きしめたい気持ちになりました。
LGBTという言葉に関わりがある人もない人も、等しく楽しめ心が浄化される本だと思います。