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ダイエット幻想 (ちくまプリマー新書) 新書 – 2019/10/8
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毎日の体重測定に疲れたあなたへ
やせたい気持ちとうまく付き合うための文化人類学からの処方箋
やせたいと願う人はたくさんいる。でも、どうしてやせたいんだろう? 健康のため? 「かわいい」あるいは「かっこいい」と思われたい? おしゃれがしたい? 理由はいろいろあるけれど、それに人生、振り回されていませんか? 食べること、他者と生きることをあらためて見つめなおす一冊。
第一章 やせたいのか、やせたいと思わされているのか?
第二章 人に認めてもらいたい
第三章 かわいいの落とし穴 ――「女の子」はいつまで続く
第四章 シンデレラ体重
第五章 愛されること、競うこと
第六章 数字の魔力で世界は消える
第七章 糖質はダメなのか? ――「正しい知識」のトラップ
第八章 ふつうに食べるをバカにしない
終章 世界を抜けてラインを描け!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2019/10/8
- 寸法10.8 x 1.5 x 17.3 cm
- ISBN-104480683615
- ISBN-13978-4480683618
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出版社より
モテたい、選ばれたい、認められたい......ダイエットの動機は様々だけど、その強い思いで生きづらくなっていませんか?

ダイエットの語源は生き方(way of life)!
「やせる」ことへのプレッシャーが過度に高い国、日本。
私たちはどうしてやせたいと思うのでしょう?
「やせる」を通して「承認欲求」、「ジェンダー」、日本における「愛され」などの問題をていねいに分析。
やせたい気持ちを肯定しつつ、他者からの声に飲み込まれずに生きる方法とは?
自分の体と人生を取り戻すための「処方箋のような本」です。
イラスト: はらだ有彩
商品の説明
著者について
著者について

人がわからない未来を前にどう生きるのか、に関心を持っています。人類学の魅力を学問の外に開きたい。
国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年4月より独立しました。研究者としての所属は慶應大学大学院です。
(略歴)1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
(HP )https://www.mahoisono.com
(研究業績)https://researchmap.jp/mahoisono
(twitter)@mahoisono
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
昔から体型や見た目へのコンプレックスが強く、華奢な身体はかわいい。そしてかわいくなければ、痩せていなければ愛されない。男性から愛される存在でいなければ生きる術も価値もない。そんなふうに思っていました。
読み進めるにつれて、かわいい女の子じゃなきゃ!と自分にかけていた呪いが優しく解かれていくような感覚になりました。
そして文中にあった「あなたは大人になっていい。」の言葉に急に涙が溢れ出して止まりません。
泣きながらこのレビューを書いています。
誰かに愛されるためにかわいい女の子でいるのはやめて、自分自身が変化して成長していくことを受け入れて大人になろうと思いました。
誰かに愛して欲しいと願うより、まずは自分を愛そうと思いました。
この本に出会えて良かったです。
涙はまだ止まらないですが、今から続きを読みます。
手を取り出しやすいサイズの本だが、同著者の『なぜふつうに食べられないのか?』の方が内容がとっつきやすいので、最初に手を出すならそちらがおすすめ。もちろん二冊読むのも良いと思う。
『なぜふつうに食べられないのか?』はハードカバーなので一見難しそうだが、著者が取材した女性たちのインタビューが半分あり、それから専門的な話に入るのでわかりやすかった。
こちらの『ダイエット幻想』は、考察が深いので本を読みなれてないと難しい部分がちらほらある。
大学受験の国語的な文章だと感じた。
たとえば、
p40 《わたし》は自分の中ではなく、他者との差異の中に存在しているのです。《わたし》と異なる他者が《わたし》を存在させており、他者とは違う《わたし》が他者を存在させています。
というような文を、「???」とならずすんなり理解できるくらいの読解力は必要かもしれない。
私は何回か、前後含め読み直してしまう部分がかなりあった。
この本から私がもらったもののなかで一番は、「おとなになっていい」という言葉だった。
かわいいを目指さなくていい。
かわいいが正義のこの国で、かわいいを卒業したら、楽になれそうな気がします。
皆と一緒に行動することに安心感を覚える国民性や村社会、空気を読みすぎる気質がその根底に潜んでいるのだと解釈されました。
全女学生に読んで欲しい
ダイエットというより、生きていく上で
何を必要としていたか、何を大切にすべきか。
結果的には自分自身の人生についての理解が深まり、精神的に励まされることになりました。
読めてよかった。
ダイエットに限らず、人と比べて綺麗になりたいとかもっといい成績がとりたい、業績を出したいと思って努力して疲れてしまっている人にぜひ読んでほしい。
生きる指針になる