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なめらかな社会とその敵 ――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論 (ちくま学芸文庫 ス-28-1) 文庫 – 2022/10/13

4.4 5つ星のうち4.4 96個の評価

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成田悠輔氏(経済学者・データ科学者)絶賛!「敵はあなたかもしれない」
新論考「なめらかな社会への断章 2013-2022」を増補


「ジョン・レノンは『境界のない世界』を夢想できただけだったが、鈴木健は科学によってそれを現実的に構築する方法を模索する。複雑性の思想から生み出されたいまもっとも可能性豊かな世界像」(思想家・人類学者 中沢新一氏)
「インターネットがもたらす社会の生態学的進化をともに生き/造る若い世代の知的ネットワークの主要ノードである鈴木健。その彼が、社会科学の伝統的なストーリーを書き換え、実践的な意味を問う、刺激的で、おおいなる可能性をはらんだ試み」(スタンフォード大学名誉教授・経済学者 青木昌彦氏)

来たるべき300年後の社会を実行可能な形で構想した画期的試論、ついに文庫化! 複雑な社会を複雑なままで生きるにはどうすればよいのか――。これが本書の中心にある問いだ。生命の起源から説き起こし、細胞の膜と核の問題が社会制度と地続きであることが、最初に示される。社会の〈なめらかさ〉とは、膜の機能を弱め、諸物が連続的なつながりをなすネットワークへと開いていくことにほかならない。それは、情報技術の支援の下、貨幣・投票・法・軍事というコアシステムの変革によって実現される。近代のメジャーバージョンアップだ。巻末には、原著刊行後に顕在化した問題を俯瞰する新論考を付し、本書の現代性と可能性をあらためて照射する。

歴史的な閉塞感の中に生きる現代人にとって、本書は希望の書でありたいと願っている。
――「はじめに」より


【目次】
はじめに
文庫版によせて

第Ⅰ部 なめらかな社会
第1章 生命から社会へ
第2章 なめらかな社会

第Ⅱ部 伝播投資貨幣PICSY
第3章 価値が伝播する貨幣
第4章 PICSYのモデル
第5章 PICSY,その可能性と射程

第Ⅲ部 分人民主主義Divicracy
第6章 個人民主主義から分人民主主義へ
第7章 伝播委任投票システム

第Ⅳ部 自然知性
第8章 計算と知性
第9章 パラレルワールドを生きること

第Ⅴ部 法と軍事
第10章 構成的社会契約論
第11章 敵
終章 生態系としての社会へ


参考文献
あとがき
初出一覧
なめらかな社会への断章 2013-2022
文庫版 謝辞
人名索引
事項索引
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出版社より

なめらかな社会とその敵
鈴木健
成田悠輔
社会構想

商品の説明

著者について

鈴木 健(すずき けん):1975年長野県生まれ。1998年慶應義塾大学理工学部物理学科卒業。2009年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は複雑系科学、自然哲学。東京財団仮想制度研究所フェローを経て、現在、東京大学特任研究員、スマートニュース株式会社代表取締役会長兼社長。著訳書に『NAM生成』(共著、太田出版)、『進化経済学のフロンティア』(共著、日本評論社)、『現れる存在』(共訳、ハヤカワ文庫NF)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2022/10/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/10/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 448ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480511202
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480511201
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 1.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 96個の評価

著者について

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鈴木 健
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カスタマーレビュー

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96グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この複雑な世界をコントロールするなんて不可能。白黒で単純化出来ない。膜(囲い込みや境界)の核(中央集権)世界から網で繋がる世界へ。
この本で提案されている貨幣、投票や法のシステムが実現してほしい(トライ&エラーをしてほしい)と思うけど、実現するには強力な執行が必要。『近年,人工知能によって民主主義の意思決定を自動化するというアイデアが議論されるが,真にインパクトを与えるのは意思決定の自動化ではなく,むしろ執行の自動化である』とある通り、既得権益に負けず意思決定から執行までを自動化する仕組みが欲しい。
この本の次に、成田悠輔先生の『22世紀の民主主義』も読み返してみたいと思います。

【メモ】
『複雑な世界を複雑なまま生きることを可能にする新しい秩序,それがなめらかな社会である』
『権力者が組織的に要請されるのは,権力者が権力を行使したいからではなく,他の人々が権力者を通して権力を行使したいがためである.組織の人間関係の複雑さが一定量を超えると,全体を制御することが困難になる.権力者はこの問題を解決する社会制度である』
『中間的な状態が豊かに広がる社会では,お互いに完全に一致するアイデンティティを探すことはほぼ不可能で,万人がマイノリティであるような世界をつくりだす』
『著者がもっとも関心をもっているのは,複数のパラレルワールド同士で,人々はどのようにコミュニケーションをとっていけばいいのか,そこにおいて国家はどのような存在となりうるかという政治哲学上の問題にある』
『立法はプログラマー,行政は自動実行,司法は問題があったときのサポートになればいい』
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある方のFacebookの投稿で鈴木さんが渡米するという事で、タイミングよくこの本の事を知り読了しました。テクノロジードリブンではなく、あくまで人間や社会の成り立ちから課題を分解しているので納得感が凄い。そして、PICSYが浸透しやすいのはマイノリティ分野なのではないかと思った。汎用的に浸透させるのではなく、資本主義社会では馴染めないけど社会的に必要な行動との相性がいい。例えば家事や育児、もしくはチームスポーツではなく個人のマイナースポーツなど。これからのビジネスモデルの参考になりました。ありがとうございます。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界の分断について、生物的・社会的な切り口で評価し、数学的な解を与えようとする異色の著述。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2年ほど前のこと、あるベンチャーキャピタルに事業アイディアを説明しに行った際に、「そういう事業プランなら、これを読んだほうがいい」と担当のキャピタリストの方から勧められたので購入しました。
面白かったです。
2013年の12月31日に、著者である鈴木さんは、

「この本は300年後の、24世紀の読者に向けて書きました。 〜中略〜この社会を再設計する新たな運動が起きねばなりません。」

と、twitterで発言していました。

また、当時、サルガッソー株式会社のホームページには、

「わたしたちのミッションはソフトウェアとサービスの提供を通じて、
文明とライフスタイルをデザインすることです」

と書かれていました。

ちくしょう、なんていう視座の高さだと、当時は悔しい気にさせられました。

今、鈴木さんは、スマートニュースの共同代表をされています。

面白いと私は思います。そう感じるのは、1%ととか、それ以下の人達だけなのかもしれませんが。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月27日に日本でレビュー済み
貨幣の価値は取引というフローにあることは誰でも分かる。共通のコモディティが貨幣になると、人々は貨幣の価値がフローからもたらされていることを忘れてしまう。貨幣そのものに価値があると信じ、溜め込むようになる。こういた貨幣に対するフェティシズムこそが恐慌現象の核心だ。そこで著者は、フローをベースにした伝播投資貨幣システムPICSYを創発した。

 PICSYの効果を医者の例で考察すると、良い医者は不要な薬を投与することでお金を稼ぐ。それに対し、良い医者は不要な薬を売ることなく患者をすぐに直してしまうので、あまり稼ぐことはできない。これにフローの貨幣であるPICSYを使うと、もし患者の具合が良くなり社会に対して大きく貢献すると、良い医者の口座の残高は増えることになる。悪い医者の場合は、ベッドで寝たままなので、残高は減っていく。価値の伝播が社会の境界止まらないよう、マルコフ過程を原理として、創発されたものだ。PICSYという伝播投資貨幣の価値そのものを「貢献度」と考えると分かりやすい。PICSYはGoogleのPageRankがWebページの評価システムであるように、どれだけ社会に貢献したかに応じて購買力を与える。2002年のIPAの未踏ソフトウェア創造事業で、PICSYのデモソフトが採用された。採用理由は「良くわからないが、何かありそうだから」とのこと。

 PICSYをフローの貨幣と考えると、社会が対象となり、数百年後の仕組みという位置づけになってしまう可能性が高いが、例えば、企業内部でのKPIを、売上や利益よりもPICSYによるソーシャルインパクトを重要な指標とすると、その企業は社会貢献度が高いということになる。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても楽しく読みました。
前半三分の一くらいは、「この話はどこへ行くのかなぁ」と思いながらのんびり読んでいたのですが、
その後はかなり面白くて本を閉じられず、駆けるように読了してしまいました。
主体性というものの一貫性のなさについてこのところ考えていたせいか、
特に後半はカチッと嵌る感覚が続いて気持ちよかったです。

引用されていたルソーの文章があまりにひどくて笑ってしまったので、
社会契約論はそのうち読んでみようかと思います。
シュミットもやはり読むべきだなと思ったので、読もうと思います。

もし友人が現在というものに疲れている様子だったら、プレゼントしたい本です。
静かな野山にテントを張っての読書にも最適だと思います。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鈴木健さんの『なめらかな社会とその敵』を読み終わる。
発売当日から読み出したけれど、いろいろ締め切りや講演やらイベントが立て込んで、ようやく読了。
名著だと思う。
タイトルを借用したカー・ポパーの『開かれた社会とその敵』に手触りが似ている。
数理的な思考による社会システム論であるが、「ロジカルに正しいことを言っていれば、いずれ真理は全体化するのだから、読みやすさなどというものは考慮しない」というタイプの科学的厳密主義とは無縁である。
とにかく読んで、理解して、同意して、一緒に「なめらかな社会」を創り出さないか、という著者からの「懇請」がじわじわと伝わってくる。
数式がぞろぞろと続くページも、著者は私の袖を握ってはなさない。
「意味わかんないよ」
と私が愚痴っても、
「あとちょっとでまた数式のないページにたどり着くから、読むのやめないで!」
とフレンドリーな笑顔を絶やさない。
「苦労人なんだな」
と思う。
サルガッソーというのがどんな会社か知らないし、そこで働いていたはずの森田真生君から聞いた話でも、やっぱり何やってる会社かよく分からなかったけれど、「こういうこと」をしたいとビジネスマンたちに説き聞かせていたのだとしたら、そりゃたいへんご苦労されただろうと思う。
「素人相手に自分のプランを説明して、納得させる」
という修業を長くされてきたことが行間ににじんでいる。
素人は専門的な話の中身は理解できない。
でも、「今こうやって必死にしゃべっている青年は、私利私欲のためにそうしているのか、功名心とかルサンチマンに駆られてやっているのか、それとも本気で『住みやすい世の中』を世のため人のために創り出そうと思ってそうしているのか」なら非専門家でもわかる。
この青年は本気だ。
素晴らしいことだと思う。
これだけの知力と馬力があれば、個人資産を増やすことも、世俗的な名声を勝ち得ることもむずかしいことではなかったはずだ。
でも、鈴木さんはそういうことには力を用いなかった。
その知恵と力を「この世界を、手堅い方法で、住みやすいものにする」という事業に注いだのである。
偉いものである。
「青年」という存在が地を払って久しいけれど、乱世になるとこうやってちゃんと出現してくるのである。
423人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年7月2日に日本でレビュー済み
オートポイエーシス理論には、エクソソームもエピジェネティクスも、ウィルスによる進化も、RNAによるリプログラミングも出てきませんね。元にされているオートポイエーシス理論は、ひと昔前の概念と思った方がいいかもしれません。mRNAワクチン打って、オートポイエーシス理論のDNAをリプログラミングして、アップデートですかね(๑>◡<๑)
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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