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あしたから出版社 (ちくま文庫, し-56-1) 文庫 – 2022/6/13
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33歳のぼくは、大切な人たちのために、一編の詩を本にすること、出版社を始めることを決心した──。
心がこもった良書を刊行しつづける「ひとり出版社」夏葉社の始まりから、青春の悩める日々、編集・装丁・書店営業の裏話、忘れがたい人や出来事といったエピソードまで。生き方、仕事、文学をめぐる心打つエッセイ。「四五歳のぼく」など新たに2篇を増補し文庫化。
解説=頭木弘樹 装画=望月ミネタロウ
【目次】
はじめに
1 ひとりで出版社をはじめる
従兄が死んだ/室戸/仕事を探す日々/Iのこと/人生は真っ暗だ/なにかをはじめよう/一編の詩/ぼくは本をつくりたい/お前は形から入るよな/吉祥寺のひとり出版社/はじめての仕事/さあ、どうしよう/高橋和枝さん/島田くんなら大丈夫/仕事ってなんだ/その名にちなんで/文学にすべてがあるような気がした/『レンブラントの帽子』/世田谷の現代詩教室/完璧な本/和田誠さん/ひとりではなにもできない/営業に行く/ツイッターと京都/最初の本ができた! /行き詰まる日々/ぼくのしあわせ/『昔日の客』/『昔日の客』の続き/ピースの又吉さん/日々の仕事/『さよならのあとで』/表参道で会いたい
2 よろこびとかなしみの日々
『冬の本』のよろこび。その一/『冬の本』のよろこび。その二/出版社をたたみたい/町の本屋さんが好き/古本が好き/ひとり遊び/デザインについて/叫びたい/居酒屋の隅で/堀部/文芸部の同級生/敬次郎さん/沖縄に住む/忘れられない人/アフリカに行かなくちゃ/いざ、アフリカ/煙草/食べものの話/『本屋図鑑』その一。利尻島の「ほんこや」のこと/『本屋図鑑』その二。本屋さんの図鑑ができるまで/『本屋図鑑』その三。「山に囲まれた海辺の町」の本屋さん/『本屋図鑑』その四。「図鑑」にした理由/『本屋図鑑』その五。「海文堂書店」のこと/『本屋図鑑』その六。時間が止まった棚/『本屋図鑑』その七。本屋さんのこれから/ハトヤ/かなしみの場所
おわりに
四五歳のぼく(文庫版書き下ろし)
文庫版あとがき
解説 残像のいい人=頭木弘樹
本書に登場する夏葉社の本
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2022/6/13
- 寸法10.7 x 1.3 x 14.9 cm
- ISBN-10448043822X
- ISBN-13978-4480438225
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出版社より
「 ひ と り 出 版 社 」 夏 葉 社 の 舞 台 裏

就職はあきらめた。 本をつくることに決めた。
青春の悩める日々、創業への道のり、編集・装丁・営業の裏話、忘れがたい人たち……「ひとり出版社」夏葉社を営む著者による心打つエッセイ。
2篇をあらたに増補し、待望の文庫化! 解説=頭木弘樹 装画=望月ミネタロウ
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『あしたから出版社』目次
はじめに
1 ひとりで出版社をはじめる 従兄が死んだ/室戸/仕事を探す日々/Iのこと/人生は真っ暗だ/なにかをはじめよう/一編の詩/ぼくは本をつくりたい/お前は形から入るよな/吉祥寺のひとり出版社/はじめての仕事/さあ、どうしよう/高橋和枝さん/島田くんなら大丈夫/仕事ってなんだ/その名にちなんで/文学にすべてがあるような気がした/『レンブラントの帽子』/世田谷の現代詩教室/完璧な本/和田誠さん/ひとりではなにもできない/営業に行く/ツイッターと京都/最初の本ができた! /行き詰まる日々/ぼくのしあわせ/『昔日の客』/『昔日の客』の続き/ピースの又吉さん/日々の仕事/『さよならのあとで』/表参道で会いたい
2 よろこびとかなしみの日々 『冬の本』のよろこび。その一/『冬の本』のよろこび。その二/出版社をたたみたい/町の本屋さんが好き/古本が好き/ひとり遊び/デザインについて/叫びたい/居酒屋の隅で/堀部/文芸部の同級生/敬次郎さん/沖縄に住む/忘れられない人/アフリカに行かなくちゃ/いざ、アフリカ/煙草/食べものの話/『本屋図鑑』その一。利尻島の「ほんこや」のこと/『本屋図鑑』その二。本屋さんの図鑑ができるまで/『本屋図鑑』その三。「山に囲まれた海辺の町」の本屋さん/『本屋図鑑』その四。「図鑑」にした理由/『本屋図鑑』その五。「海文堂書店」のこと/『本屋図鑑』その六。時間が止まった棚/『本屋図鑑』その七。本屋さんのこれから/ハトヤ/かなしみの場所
おわりに
四五歳のぼく(文庫版書き下ろし)
文庫版あとがき
解説 残像のいい人=頭木弘樹
本書に登場する夏葉社の本
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島田 潤一郎 (しまだ・じゅんいちろう)
1976年高知県生まれ、東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが、方向転換。2009年9月に出版社・夏葉社を東京の吉祥寺で創業した。著書に『古くてあたらしい仕事』(新潮社)、『父と子の絆』(アルテスパブリッシング)、『90年代の若者たち』『本屋さんしか行きたいとこがない』(岬書店)がある。
商品の説明
著者について
1976年高知県生まれ、東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが、方向転換。2009年9月に出版社・夏葉社を東京の吉祥寺で創業した。著書に『古くてあたらしい仕事』(新潮社)、『父と子の絆』(アルテスパブリッシング)、『90年代の若者たち』『本屋さんしか行きたいとこがない』(岬書店)がある。
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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著者の活躍のことは知りませんでした。
この文庫ではじめて知りました。
私自身が出版社をはじめようとしていて
いろいろリサーチしているなかで見つけました。
なにより、本が好き、紙の本が好き、
という著者の情熱に共感できるものがありすぎて
ページをめくりながら、頷きっぱなしでした。
読み物としても普通にすごく面白いです。
たいへんなご苦労があるかとは思いますが、
著者のますますのご活躍をお祈りいたします。
だからこの方は凄いんだと思う。
自分は雇われで満足。。。
ということではなく、
それもかなわなかったから、紆余曲折ありながら立ち上げに至った出版社。
やっぱり尊敬する。
だから、せめて自分は毎日ある仕事を片付けていこうと前向きになれた。自分は。
むしろちょっとダメな人のように思えるのだが(失礼)、そんな人でも
夏葉社という、近年それなりに高い評価を受けている出版社を一人で
興せたという事実に、勇気をもらえたと感じる読者は少なくないだろう。
ただ、とくに後半のエッセイ部分に、やや締まりがなく冗長と思える部分
があるのが残念で、もう少しスリムな造りにして定価を下げた方がいい
ような気がした(夏葉社の本とは違って、装丁もさほど良くないと思う)。
さておき、肝心の本書の内容に関しては前述した通りにノウハウ的な出版社起業本を期待した方だと肩すかしを食らう可能性が高いと思われるが。しかし、中年になっても社会に、組織に溶け込むことが出来ずに言わば【レールから外れてしまった】と、でも【自己責任】だと日々生きづらさを感じている人にとっては、著者の等身大の正直さ、素直な言葉には勇気付けられるのではないかと思いました。
一人出版社を考えている誰かはもちろん、全ての本好きに。またギラギラした強い言葉ではなく【自分に正直な生き方、働き方】を探す誰かにオススメ。
小学生の男の子のように、思い立ったらまっしぐら、
不器用に、でもどこまでも真摯に本づくりに
取り組む姿に胸を打たれました。
器用に賢く、生きていく人生もありますが、
こういう人生はとても豊かだなあ、と思いました。