こどもの哲学 大人の絵本
素晴らしいですね。なぜ?を考えることの楽しさを教えてくれるし、大人の経験があると色々なキーワードを深読みするから余計にワクワクします。
人間が初めて見た風景、って雨だったのかもって思うと昔の人に親近感を感じました。
思索って面白い。
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四角形の歴史 (ちくま文庫) 文庫 – 2022/3/14
赤瀬川 原平
(著)
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犬は風景を見るのだろうか? 四角い画面。四角いファインダー。その四角形はどこからやってきたのだろう? 文明論的考察。解説 ヨシタケシンスケ犬は風景を見るのだろうか?四角い画面。四角いファインダー。その四角形はどこからやってきたのだろう……。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した「こどもの哲学 大人の絵本」第2弾。文明論的な考察にまで思索をめぐらせ、読者を「眼の冒険」にご招待します! 解説 ヨシタケシンスケ【目次】I 風景を見るLooking at the Scenery II 絵の歴史Th e History of Paintings III もっと昔の絵の歴史Th e History of Older Paintings IV 四角形の歴史Th e History of Frames V 四角形と犬A Frame and a Dog あとがき 解説にかえて ヨシタケシンスケさんインタビュー
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2022/3/14
- 寸法10.6 x 0.7 x 14.8 cm
- ISBN-104480437959
- ISBN-13978-4480437952
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著者について
1937年横浜生まれ。画家。作家(尾辻克彦)。60年代には「ハイレッド・センター」など前衛芸術家として活動、70年代には「櫻画報」など独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍、81年には『父が消えた』で芥川賞を受賞。1986年、藤森照信、南伸坊らと「路上観察学会」を結成。他に高梨豊、秋山祐徳太子との「ライカ同盟」、山下裕二との「日本美術応援団」の活動がある。2014年没。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2022/3/14)
- 発売日 : 2022/3/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 128ページ
- ISBN-10 : 4480437959
- ISBN-13 : 978-4480437952
- 寸法 : 10.6 x 0.7 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 24,580位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73位ロシア・東欧文学研究
- - 83位ちくま文庫
- - 437位日本文学研究
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月23日に日本でレビュー済み
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こんなにも分かりやすい哲学書ははじめてです。少ない文字で書かれているからこそ、各々の頭の中で更に思考することが出来る。
なにより絵がかわいいんです笑
みんな読んで、、、
哲学書のあるべき姿がここにあるような気がします!
なにより絵がかわいいんです笑
みんな読んで、、、
哲学書のあるべき姿がここにあるような気がします!
2022年12月7日に日本でレビュー済み
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オススメ528。"人間は四角い画面を持つことで、はじめて余白を知ったのだ。その余白というものから、はじめて風景をのぞいたらしい。"2006年発刊の本書は絵と言葉のリズム、バランスが絶妙な著者晩年の『大人のための絵本』傑作。
個人的には主宰する読書会で参加者にすすめられて手にとりました。
さて、そんな本書は前衛美術家、写真家、漫画家、芥川賞作家と様々な肩書きをもつ著者が"世の中の物がだいたい四角形になっているのは、子供のころから変に感じていた"と『犬も風景を見るのだろうか』から始まり、モネやピサロ、ゴッホたち『印象派』西洋美術史での捉え方といったことも紹介しながら考察しているのですが。
まず、私的に読書会とは別に美術史講座も主宰している立場としては、内容を知らずに手にとったこともあり、本書で印象派はもちろん【『風景画』の誕生に触れている】ことに驚き、ニヤリとしてしまった。
また以前より『著者の多才』さには憧れしかありませんでしたが。本書の【下描きせずに鉛筆で描かれた】やわらかいタッチの絵も素晴らしく。流石だなあと感じました。
著者ファンはもちろん。"ものの眺め方"について禅問答的に考えたい方にオススメ。
個人的には主宰する読書会で参加者にすすめられて手にとりました。
さて、そんな本書は前衛美術家、写真家、漫画家、芥川賞作家と様々な肩書きをもつ著者が"世の中の物がだいたい四角形になっているのは、子供のころから変に感じていた"と『犬も風景を見るのだろうか』から始まり、モネやピサロ、ゴッホたち『印象派』西洋美術史での捉え方といったことも紹介しながら考察しているのですが。
まず、私的に読書会とは別に美術史講座も主宰している立場としては、内容を知らずに手にとったこともあり、本書で印象派はもちろん【『風景画』の誕生に触れている】ことに驚き、ニヤリとしてしまった。
また以前より『著者の多才』さには憧れしかありませんでしたが。本書の【下描きせずに鉛筆で描かれた】やわらかいタッチの絵も素晴らしく。流石だなあと感じました。
著者ファンはもちろん。"ものの眺め方"について禅問答的に考えたい方にオススメ。
2022年3月20日に日本でレビュー済み
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「こどもの哲学 大人の絵本」シリーズの文庫化第2弾。
第1弾『自分の謎』は鏡の中の自分を見る/に見られるからお話は始まったが、今度は犬は風景を見るかで始まる。
そして、見るということを理屈で考えていき、四角形に行き当たる。
意識するということ、意識せずに受け入れるということ、そんなことも書いてあるように思う。
ここに書いてあることが正しいとかそうでないとか、そういうことはどうでもよくて、見る、意識する、考える、感じる、ということが沁みてきてゆったりとした気持ちになる。
何度でも読めて、読むたびに新たな発見がありそうな気がする。
このあたり、哲学であり、絵本であるな、と考える。
第1弾『自分の謎』は鏡の中の自分を見る/に見られるからお話は始まったが、今度は犬は風景を見るかで始まる。
そして、見るということを理屈で考えていき、四角形に行き当たる。
意識するということ、意識せずに受け入れるということ、そんなことも書いてあるように思う。
ここに書いてあることが正しいとかそうでないとか、そういうことはどうでもよくて、見る、意識する、考える、感じる、ということが沁みてきてゆったりとした気持ちになる。
何度でも読めて、読むたびに新たな発見がありそうな気がする。
このあたり、哲学であり、絵本であるな、と考える。
2022年7月20日に日本でレビュー済み
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ほとんど文字がなく、絵本のようにぱらぱらと読める。モノの見方について考え方を育める。
2019年12月10日に日本でレビュー済み
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サッと読めるが、しっかり頭を悩ます。日常の目線に奥行きが出る感じがします。
2022年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕が卒業制作のテーマとして、余白を選び、四角を意識していたものの、その間をうまく言語化できずにいた。それが今少し進んだ。
2009年5月1日に日本でレビュー済み
昔から赤瀬川原平の発想の豊かさに感じいる所がありました。路上観察から「超芸術トマソン」を生み、何作か読んだ記憶があります。美術史家の山下裕二氏と繰り広げる大人の修学旅行での確かな審美眼と着想力に感心することがありました。
古くは、裁判にもなった「千円札」を美術館で鑑賞したこともありますし、流行語大賞にもなった「老人力」も少しずつその領域に入りつつある身には無関心ではいられません。芥川賞作家でもあります。
著者の赤瀬川原平の名前を見ただけで本能的に読みたくなったのが本書です。様々な事象を鉛筆で描いて示し、空いた所に少しのコメント、それも含蓄のある思索的な言葉が並ぶ大人の絵本というものです。不思議な読後感を覚えました。
内容は、1 風景を見る、2 絵の歴史、3 もっと昔の絵の歴史、4 四角形の歴史、5 四角形と犬、となっています。項目を列挙しても本書の内容はよく分からないと思います。
私の受け取り方としては、自然界に四角形のものは存在しない、これは人類が作り出したものだ、というテーマが通奏低音のように繰り広げられています。犬は風景を見ているようで見ていない、対象物にしか関心がない。画家にとっても風景画を意識して描いたのは印象派のころからだった(この見解には異論がありますが)、四角のフレームがあってはじめて風景が生まれ、自然を意識するという展開がなされています。
物事を突き詰めて観念的に考える必要もありましょうし、誰もが当たり前と思っている事柄に対して関心を持ち考え抜く、という行為も美しいと思います。
知識偏重の読書をしている者にとって、絵(とても良い絵です)と思索的な言葉で綴られる内容に消化不良の感が付きまといました。
古くは、裁判にもなった「千円札」を美術館で鑑賞したこともありますし、流行語大賞にもなった「老人力」も少しずつその領域に入りつつある身には無関心ではいられません。芥川賞作家でもあります。
著者の赤瀬川原平の名前を見ただけで本能的に読みたくなったのが本書です。様々な事象を鉛筆で描いて示し、空いた所に少しのコメント、それも含蓄のある思索的な言葉が並ぶ大人の絵本というものです。不思議な読後感を覚えました。
内容は、1 風景を見る、2 絵の歴史、3 もっと昔の絵の歴史、4 四角形の歴史、5 四角形と犬、となっています。項目を列挙しても本書の内容はよく分からないと思います。
私の受け取り方としては、自然界に四角形のものは存在しない、これは人類が作り出したものだ、というテーマが通奏低音のように繰り広げられています。犬は風景を見ているようで見ていない、対象物にしか関心がない。画家にとっても風景画を意識して描いたのは印象派のころからだった(この見解には異論がありますが)、四角のフレームがあってはじめて風景が生まれ、自然を意識するという展開がなされています。
物事を突き詰めて観念的に考える必要もありましょうし、誰もが当たり前と思っている事柄に対して関心を持ち考え抜く、という行為も美しいと思います。
知識偏重の読書をしている者にとって、絵(とても良い絵です)と思索的な言葉で綴られる内容に消化不良の感が付きまといました。