この本を買ってから半年になる。
半年の間、デスクの右手に置いていた。
その時によって「校閲はゲラで語る」を読み、ドイツのマイスターの章を読む。
しみじみと嬉しくなる。繰り返し読んでいた。
そのわけは、1979年生まれの人が素直で新鮮なまなざしで本作りの先輩たちに向き合い、
心底からのリスペクトを胸に取材している姿が見えるからだ。
叩けよ、さらば開かれん。というが、扉を叩く者のハートの鼓動を感じるからこそ開いてもらえる扉だ。
この本を読むと、これがわかる。
本作りという部屋の中にいる日本有数の手練れたちが、核心部分を惜しみなく語ってくれた素因は、取材者の熱いハートにあるのではないか。
このおかげで読者は、とっときの秘話を手渡してもらえるのだ。
本書の各項目が持つ優れた特徴は、今現在、こんなに凄いんですよ、というのではない、ここに至るまでの歴史をたどってくれていることだ。
着物を着て30銭で働いていた時代が、目に見えるようだ。
東日本大震災でやられてしまい、失ってしまった製紙工場。呆然と佇む姿が見えてきて苦しくなるほどだ。
ふたたび立ち上がった工場の姿に読みながら拍手だ。
本作りの腕前という視点で本書を手に取るのも楽しい。
目次のデザインも素晴らしい。表紙も内容を見事に表現して明るい印象がある。
奥付に著者名と並んで装幀、装画、写真担当者の名前が列記されていることからも、本書自体の出来が半端ではない「作品」だと身にしみる作品となっている。
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「本をつくる」という仕事 (ちくま文庫 い 100-1) 文庫 – 2020/11/12
稲泉 連
(著)
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ミスをなくすための校閲。本の声である書体の制作。もちろん紙も必要だ。本を支えるプロに仕事の話を聞きにいった、情熱のノンフィクション。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2020/11/12
- 寸法10.6 x 1.1 x 14.8 cm
- ISBN-104480436995
- ISBN-13978-4480436993
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月1日に日本でレビュー済み
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「様々な『本をつくる人々』」のルポ。活字書体を改刻する人、製本マイスター、活版印刷を継承する人、校閲者、製紙会社の研究者、装幀家、外国書のエージェント、そして作家。ほとんどは「工業製品」―物質としての本に関わる人たちなのが面白い。本をつくるということはまさに分業と協業の作業なのだな。
ただ、そうはいっても本書の中で最も心に響いたのは最終章の角野栄子のルポ。お皿や盛りつけの良さも大事だが、やはり料理は味かなとも思う。
この本を私は電子書籍で読んだので装幀や製本や活字や紙を味わうことができなかったのは残念だ。
ただ、そうはいっても本書の中で最も心に響いたのは最終章の角野栄子のルポ。お皿や盛りつけの良さも大事だが、やはり料理は味かなとも思う。
この本を私は電子書籍で読んだので装幀や製本や活字や紙を味わうことができなかったのは残念だ。
2017年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本は著者だけでもできない。編集者だけでもできない。
そのほかにいくつもの職業の人……まさに職人がいて初めて出来る。
製本、印刷、紙、イラスト、装幀……それぞれの工程にプロがいる。
電子書籍の時代の波は大きいが、「紙の本」が好きな人間にとっては堪えられない一冊である。
それぞれの職人たちが、プライドを持ちながら、どんな気持ちで「仕事」をしているかが、
生き生きと伝わってくる。インタビューの巧さだろう。
本好きだけでなく、他の職業の人も大いに触発されるはずだ。
本に限らず、一つのモノをつくるためには、
たくさんの人の「思い」が集結しないと、いいものはできない。
私の仕事は出版関係だ。だからこの本に書かれていることの多くは「知っている」。
しかし読んでいて、なんだか熱くなった。
「そうだ、そうなんだよ!」と何度うなずいたことか。
もちろんデジタル化に関する職人、話題にもしっかり触れられており、
単なる「古き頑固職人礼賛」のような本にはなっていない。
実際、出版業界には若い人がたくさんいる。
レジェンドのような装幀家もいるが、20代、30代のブックデザイナーもいるのだ。
積ん読になっている本を開きたくなるような、素晴らしい一冊である。
そのほかにいくつもの職業の人……まさに職人がいて初めて出来る。
製本、印刷、紙、イラスト、装幀……それぞれの工程にプロがいる。
電子書籍の時代の波は大きいが、「紙の本」が好きな人間にとっては堪えられない一冊である。
それぞれの職人たちが、プライドを持ちながら、どんな気持ちで「仕事」をしているかが、
生き生きと伝わってくる。インタビューの巧さだろう。
本好きだけでなく、他の職業の人も大いに触発されるはずだ。
本に限らず、一つのモノをつくるためには、
たくさんの人の「思い」が集結しないと、いいものはできない。
私の仕事は出版関係だ。だからこの本に書かれていることの多くは「知っている」。
しかし読んでいて、なんだか熱くなった。
「そうだ、そうなんだよ!」と何度うなずいたことか。
もちろんデジタル化に関する職人、話題にもしっかり触れられており、
単なる「古き頑固職人礼賛」のような本にはなっていない。
実際、出版業界には若い人がたくさんいる。
レジェンドのような装幀家もいるが、20代、30代のブックデザイナーもいるのだ。
積ん読になっている本を開きたくなるような、素晴らしい一冊である。
2018年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本を読むことが好きな人は是非、一読してほしいと願う一冊だと思う。本というのは、どうしても本に書かれている内容にフォーカスされてしまう。その内容ではない部分の本の価値を知ることができる。読んでいる過程、そして読み終えたあとに、本書の紙質や構成などを思わず確認してしまう。本に更なる愛着を持つことができる本だ。
著者である稲泉蓮さんのとは同世代であり、仕事漂流という本で著者を知ることになった。願わくば30歳、40歳の転職活動に特化した仕事漂流2を執筆していただきたいと思う。
著者である稲泉蓮さんのとは同世代であり、仕事漂流という本で著者を知ることになった。願わくば30歳、40歳の転職活動に特化した仕事漂流2を執筆していただきたいと思う。
2017年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活字、製本、印刷、校正、紙、装丁、翻訳、絵本…、と本作りにまつわるいろんな仕事を紹介している。各章ごとに登場する職人たちが、一人一人に人間味があってよい。活版印刷のよいところを問われて「よいところがたくさんあったらこんなに廃れなかったんじゃないか」と笑う活版印刷屋とか。紙の本が好きな身としては、すべてめちゃくちゃ関心を持てた。たとえば、今まで「製本」にこだわりが存在するとは考えもしなかったし。
本が好きという人は、この本を読んで作家と編集者以外にこれだけ重要な役割を担っている職人がいることを、よく知るべきだと思う。あと、本好きじゃなくても、たぶんまったく別業種のサラリーマンでも熱くなれる。初めの章の、大企業の一部署が、7年かけて12万字以上の活字をデジタル化していく様子なんか、プロジェクトXそのもの。
本が好きという人は、この本を読んで作家と編集者以外にこれだけ重要な役割を担っている職人がいることを、よく知るべきだと思う。あと、本好きじゃなくても、たぶんまったく別業種のサラリーマンでも熱くなれる。初めの章の、大企業の一部署が、7年かけて12万字以上の活字をデジタル化していく様子なんか、プロジェクトXそのもの。
2017年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
娘の卒業式で、体育館の壁に映し出された将来の夢は「編集者」でした。これまたタイミングよく東京の角川書店本社にも行くことができ、娘の夢の一部に実際触れたような気がしています。更にこの本で、読む側だけでなく作る側のお気持ちも感じてくれればうれしいです。
2017年3月5日に日本でレビュー済み
著者は『
ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死
』(中央公論新社)で第36回(2005年) 大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したライター。筑摩書房のPR誌「ちくま」に2014年から2016年まで連作した原稿をもとに一冊にまとめたのがこの書です。
「本をつくる」仕事として著者が訪ね歩いたのは、活字開発、製本の技、活版印刷業、校閲者、製紙企業、装幀家、翻訳権エージェント、童話作家の8職種。
校閲の仕事については最近ドラマ化もされた宮木あや子『 校閲ガール 』を読んでおおよそわかっていたつもりでしたが、校閲と校正の違いは今回この書で初めて知りました。ゲラ刷りが原稿通りになっているかをチェックするのが校正、内容の事実確認や正誤を含めて調べ、全体の矛盾などを洗い出すのが校閲なのだとか。
ある作家は自作の小説で遊女の日記を現代文で書いて、あとは遊女風に<翻訳>してほしいと新潮社の校閲担当者に頼んだといいます。もちろんこれは本来の校閲者の仕事の範疇を超えていますが、それでも新潮社の校閲部がそれに応じることができるほどの人材を抱えていることを示す挿話として興味深く読みました。
活版印刷の世界はどんどんと仕事が減って、携わっていた職人の数も減っていく一方。そんな中、取材相手が著者に語った次の言葉が私の心にも残りました。
「(活版印刷は)要するに、とにかく物質的な「手ごたえ」のあった世界だと僕は思うんです。印刷業ではその「手ごたえ」が効率化にとって邪魔なものだったので、どうにかしてなくそうとして努力を重ねてきた」(68頁)
数値によって明確に表すことを目指す効率化の行きつく果てに、数値によっては表現できない「手ごたえ」が消えていく。その寂しさは、活版印刷に限った話ではありません。<無駄>や<無為>が必ずしも<無意味>ではない世界のあることを今一度思いました。
言及されている書籍の写真や図版が思いのほか少ないので、少々ストレスがたまる読書になったところがあったのは残念です。大日本印刷の秀英体という活字フォントがどんなものなのかわかりませんでしたし、「一目見て衝撃を受ける」と著者が熱く語るカルヴィン・トムキンズ『 優雅な生活が最高の復讐である 』の単行本の装幀も写真がないので要領を得ませんでした。それぞれネットで検索してようやく理解できたほどです。
「本をつくる」仕事として著者が訪ね歩いたのは、活字開発、製本の技、活版印刷業、校閲者、製紙企業、装幀家、翻訳権エージェント、童話作家の8職種。
校閲の仕事については最近ドラマ化もされた宮木あや子『 校閲ガール 』を読んでおおよそわかっていたつもりでしたが、校閲と校正の違いは今回この書で初めて知りました。ゲラ刷りが原稿通りになっているかをチェックするのが校正、内容の事実確認や正誤を含めて調べ、全体の矛盾などを洗い出すのが校閲なのだとか。
ある作家は自作の小説で遊女の日記を現代文で書いて、あとは遊女風に<翻訳>してほしいと新潮社の校閲担当者に頼んだといいます。もちろんこれは本来の校閲者の仕事の範疇を超えていますが、それでも新潮社の校閲部がそれに応じることができるほどの人材を抱えていることを示す挿話として興味深く読みました。
活版印刷の世界はどんどんと仕事が減って、携わっていた職人の数も減っていく一方。そんな中、取材相手が著者に語った次の言葉が私の心にも残りました。
「(活版印刷は)要するに、とにかく物質的な「手ごたえ」のあった世界だと僕は思うんです。印刷業ではその「手ごたえ」が効率化にとって邪魔なものだったので、どうにかしてなくそうとして努力を重ねてきた」(68頁)
数値によって明確に表すことを目指す効率化の行きつく果てに、数値によっては表現できない「手ごたえ」が消えていく。その寂しさは、活版印刷に限った話ではありません。<無駄>や<無為>が必ずしも<無意味>ではない世界のあることを今一度思いました。
言及されている書籍の写真や図版が思いのほか少ないので、少々ストレスがたまる読書になったところがあったのは残念です。大日本印刷の秀英体という活字フォントがどんなものなのかわかりませんでしたし、「一目見て衝撃を受ける」と著者が熱く語るカルヴィン・トムキンズ『 優雅な生活が最高の復讐である 』の単行本の装幀も写真がないので要領を得ませんでした。それぞれネットで検索してようやく理解できたほどです。
2021年12月6日に日本でレビュー済み
ちくま文庫で読みました。文庫の良さは解説が付いているところで、「本書が明らかにするように、一冊の本には、あまりにも数多くの人がかかわっている。」のコメントの通りの内容でした。
それだけに限らず、印刷や製本の奥深さが伝わってきます。ひとえに稲泉連さんの真摯な取材姿勢のたまものでしょう。
最初の大日本印刷の秀英体の書体への思い入れが凄いですね。改刻という作業もそうですが、本づくりの背景にはこのようなこだわりが様々な人々によって作りあげられているのです。なにしろ大日本印刷の100周年の記念事業として行われたわけですから。
活版印刷の工程も懐かしく読みました、文選箱、組版という言葉自体が少しずつ過去のものとなっているわけですから。電算写植、オフセット印刷という印刷の進行形も詳しく書かれてあり、若い世代の方にとっては過去の印刷形態を知るよすがになったことでしょう。
校閲部の仕事も実に奥深いですね。これだけの知識と技術を必要されるわけで、今も新潮社では校閲部があるとのことで、その出版社の質へのこだわりと矜持が見て取れました。「校閲は出版社の価値であり、良心である。(134p)」の言葉の重みが伝わってきます。
「プレイガイドジャーナル」の名前を懐かしく読みました。創刊号近くからずっと読み続けていました。独特の風合いが伝わってくるミニコミ情報誌で、ここで活躍された編集者たちの名前も久しぶりに読んだ気がしています。
本づくりの各工程の歴史を知ることが出来るので、出版社や印刷会社の新人研修のテキストとしても有用でしょう。それだけの価値は内在しています。
それだけに限らず、印刷や製本の奥深さが伝わってきます。ひとえに稲泉連さんの真摯な取材姿勢のたまものでしょう。
最初の大日本印刷の秀英体の書体への思い入れが凄いですね。改刻という作業もそうですが、本づくりの背景にはこのようなこだわりが様々な人々によって作りあげられているのです。なにしろ大日本印刷の100周年の記念事業として行われたわけですから。
活版印刷の工程も懐かしく読みました、文選箱、組版という言葉自体が少しずつ過去のものとなっているわけですから。電算写植、オフセット印刷という印刷の進行形も詳しく書かれてあり、若い世代の方にとっては過去の印刷形態を知るよすがになったことでしょう。
校閲部の仕事も実に奥深いですね。これだけの知識と技術を必要されるわけで、今も新潮社では校閲部があるとのことで、その出版社の質へのこだわりと矜持が見て取れました。「校閲は出版社の価値であり、良心である。(134p)」の言葉の重みが伝わってきます。
「プレイガイドジャーナル」の名前を懐かしく読みました。創刊号近くからずっと読み続けていました。独特の風合いが伝わってくるミニコミ情報誌で、ここで活躍された編集者たちの名前も久しぶりに読んだ気がしています。
本づくりの各工程の歴史を知ることが出来るので、出版社や印刷会社の新人研修のテキストとしても有用でしょう。それだけの価値は内在しています。