ひとは、必要だから言葉を習得する。
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ことばの教育を問いなおす (ちくま新書) 新書 – 2019/12/6
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大学入学共通テストへの民間試験・記述問題導入、
大村はまの教育、国語と英語の連携、
「スイミー」の読み方、ことばの力の鍛え方…
「国語」「英語」のあるべき姿とは?
大学入学共通テストへの記述問題・民間試験導入や学習指導要領の改訂などで揺れ動く国語教育・英語教育。
この危機の時代に、国語と英語という「 ことばの教育」にはそもそもどんな意味があるのか、
そしてどうやって「ことばの力」を鍛えるのか、
国語教育・英語教育・社会学の専門家3名がリレー形式でとことん思考する。
私たちの思考をつくるのは「ことば」であり、その教育が、子どもたちの未来をつくる。
「ことばの教育」を考えることこそが、いま大切なのである。
【目次より】
第1部 大村はまの教育
第1章 「国語力」は大丈夫か 苅谷夏子
第2章 母語と国語、外国語と英語 鳥飼玖美子
第3章 いきいきとした教室へ 苅谷夏子
第2部 理論と実践、演繹と帰納
第4章 理論とは何か 鳥飼玖美子
第5章 演繹的思考と帰納的思考 苅谷剛彦
第6章 英語と国語の連携 鳥飼玖美子
第3部 ことばの教育の未来
第7章 言語能力を鍛えるために 苅谷夏子
第8章 これからの言語教育へ向けて 鳥飼玖美子
第9章 大学入試改革を考える 鳥飼玖美子/苅谷夏子
第10章 徹底的に読み、書き、考える――ことばの力の鍛え方 苅谷剛彦
大村はまの教育、国語と英語の連携、
「スイミー」の読み方、ことばの力の鍛え方…
「国語」「英語」のあるべき姿とは?
大学入学共通テストへの記述問題・民間試験導入や学習指導要領の改訂などで揺れ動く国語教育・英語教育。
この危機の時代に、国語と英語という「 ことばの教育」にはそもそもどんな意味があるのか、
そしてどうやって「ことばの力」を鍛えるのか、
国語教育・英語教育・社会学の専門家3名がリレー形式でとことん思考する。
私たちの思考をつくるのは「ことば」であり、その教育が、子どもたちの未来をつくる。
「ことばの教育」を考えることこそが、いま大切なのである。
【目次より】
第1部 大村はまの教育
第1章 「国語力」は大丈夫か 苅谷夏子
第2章 母語と国語、外国語と英語 鳥飼玖美子
第3章 いきいきとした教室へ 苅谷夏子
第2部 理論と実践、演繹と帰納
第4章 理論とは何か 鳥飼玖美子
第5章 演繹的思考と帰納的思考 苅谷剛彦
第6章 英語と国語の連携 鳥飼玖美子
第3部 ことばの教育の未来
第7章 言語能力を鍛えるために 苅谷夏子
第8章 これからの言語教育へ向けて 鳥飼玖美子
第9章 大学入試改革を考える 鳥飼玖美子/苅谷夏子
第10章 徹底的に読み、書き、考える――ことばの力の鍛え方 苅谷剛彦
- 本の長さ252ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2019/12/6
- 寸法10.7 x 1.2 x 17.4 cm
- ISBN-104480072748
- ISBN-13978-4480072740
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商品の説明
著者について
鳥飼玖美子(とりかい・くみこ)
東京都生まれ。立教大学名誉教授。NHK「世界へ発信! SNS英語術」講師。コロンビア大学大学院修士課程修了、サウサンプトン大学大学院博士課程修了(Ph. D.)。著書に『英語教育の危機』(ちくま新書)、『英語教育論争から考える』(みすず書房)、『子どもの英語にどう向き合うか』(NHK出版新書)などがある。
苅谷夏子(かりや・なつこ)
1956年生まれ。大村はま記念国語教育の会事務局長。東京大学文学部国文科卒。著書に『フクロウが来た』(筑摩書房)、『大村はま 優劣のかなたに』(ちくま学芸文庫)、『評伝 大村はま』(小学館)、『教えることの復権』(共著、ちくま新書)などがある。
苅谷剛彦(かりや・たけひこ)
1955年生まれ。オックスフォード大学教授。ノースウェスタン大学大学院博士課程修了、Ph.D.(社会学)取得。著書に『追いついた近代 消えた近代』(岩波書店)、『学校って何だろう』(ちくま文庫)、『学力と階層』(朝日文庫)、『オックスフォードからの警鐘』(中公新書ラクレ)、『教え学ぶ技術』(共著、ちくま新書)などがある。
東京都生まれ。立教大学名誉教授。NHK「世界へ発信! SNS英語術」講師。コロンビア大学大学院修士課程修了、サウサンプトン大学大学院博士課程修了(Ph. D.)。著書に『英語教育の危機』(ちくま新書)、『英語教育論争から考える』(みすず書房)、『子どもの英語にどう向き合うか』(NHK出版新書)などがある。
苅谷夏子(かりや・なつこ)
1956年生まれ。大村はま記念国語教育の会事務局長。東京大学文学部国文科卒。著書に『フクロウが来た』(筑摩書房)、『大村はま 優劣のかなたに』(ちくま学芸文庫)、『評伝 大村はま』(小学館)、『教えることの復権』(共著、ちくま新書)などがある。
苅谷剛彦(かりや・たけひこ)
1955年生まれ。オックスフォード大学教授。ノースウェスタン大学大学院博士課程修了、Ph.D.(社会学)取得。著書に『追いついた近代 消えた近代』(岩波書店)、『学校って何だろう』(ちくま文庫)、『学力と階層』(朝日文庫)、『オックスフォードからの警鐘』(中公新書ラクレ)、『教え学ぶ技術』(共著、ちくま新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2019/12/6)
- 発売日 : 2019/12/6
- 言語 : 日本語
- 新書 : 252ページ
- ISBN-10 : 4480072748
- ISBN-13 : 978-4480072740
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,924位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 774位ちくま新書
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- - 7,088位教育学一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大村はまの教え子である著者3人が、話し合いではなく、「書き言葉」でお互いに影響され合いながらの議論をまとめたのが本書である。書き言葉ゆえ、「対話」ならぬ「対書」だという訳である。大村はまについては、本書で頻繁に言及されるので、大村を知らない人にとっては少々とっつきづらい本かもしれない。
本書の細かい内容については、「おわりに」と「あとがき」を読めば足りる上に、他のレビュアーが書いているのでここでは触れない。今からは日本人の弱点である語学力について触れてみようと思う。
日本人(というか、黄色人種全般)は言語性IQが白人と比べて低い傾向にある事が分かっている。白人には複数の言語を操る人が少なくないが、日本人にはそんな人はほとんどいない。本書には日本語を勉強するアメリカ人の話が出てくるが、彼らはすぐに日本語を喋れるようになる。義務教育で何年もかけて英語を学んでいるにもかかわらず、一向に英語を話せるようにならない日本人とは対照的である。日本人には、語学・言語に関するセンスが全く欠けているのである。日本人が海外進出した時に通用しない原因は、往々にしてこの言語性IQ、言語能力の低さによるものである。
本書で度々言及される、コミュニケーションの4様式の中の、7技能(読む、聞く、書く、話す、話す事のやりとり、書く事のやりとり、仲介)というものだが、言語性IQを高める為に、この7技能を徹底的に鍛えるべきだと思う。個人的にお薦めなのは、外国語の辞書を読んで、その内容を丸暗記する事だ。これだけでもIQは上がる。
言葉をおろそかにしてはならない。言葉は人間を人間たらしめているものである。そう考えると、英語力も国語力も下がっている現代の日本人の行く末が心配になってくるが。
本書の細かい内容については、「おわりに」と「あとがき」を読めば足りる上に、他のレビュアーが書いているのでここでは触れない。今からは日本人の弱点である語学力について触れてみようと思う。
日本人(というか、黄色人種全般)は言語性IQが白人と比べて低い傾向にある事が分かっている。白人には複数の言語を操る人が少なくないが、日本人にはそんな人はほとんどいない。本書には日本語を勉強するアメリカ人の話が出てくるが、彼らはすぐに日本語を喋れるようになる。義務教育で何年もかけて英語を学んでいるにもかかわらず、一向に英語を話せるようにならない日本人とは対照的である。日本人には、語学・言語に関するセンスが全く欠けているのである。日本人が海外進出した時に通用しない原因は、往々にしてこの言語性IQ、言語能力の低さによるものである。
本書で度々言及される、コミュニケーションの4様式の中の、7技能(読む、聞く、書く、話す、話す事のやりとり、書く事のやりとり、仲介)というものだが、言語性IQを高める為に、この7技能を徹底的に鍛えるべきだと思う。個人的にお薦めなのは、外国語の辞書を読んで、その内容を丸暗記する事だ。これだけでもIQは上がる。
言葉をおろそかにしてはならない。言葉は人間を人間たらしめているものである。そう考えると、英語力も国語力も下がっている現代の日本人の行く末が心配になってくるが。
2020年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予想以上の内容で感動しました!買ってよかった!
2020年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本質を見極めた三者の対書。教育に関わる誰もが感じている疑問を考えるヒントが見つかる。
2021年2月6日に日本でレビュー済み
「伝説の国語教師」の大村はまさんの教え方が素晴らしいという流れで最初は展開してありました。「『何のために国語を教えるのか』という目的と理念が確固としてあるからこその『実践』(39p)」という考え方の大切さを問うています。
本書の冒頭から紹介されている大村はまさんの教えを具体的に知りたい、教育実践方法を知りたいと思いながらも、なかなかその詳しい実情が分からないのが残念でした。本書を筆者たちは自明の事かもしれませんが、門外漢にある程度イメージが伝わるような説明があればよかったのにと思っています。
3人の筆者による対談ならぬ「対書」という体裁を取っていました。それぞれが国語や英語の研究者なので、言葉の教育というものに対して持論を展開し、それに呼応して次の人が別途持論を展開していくという形式を取っていました。自説を書き連ねながら、論点を深く探っていっていました。
大村さんの「てびき」にも触れ、「大村が準備段階で自分自身が本気になってそのプロジェクトに取り組み、教室の生徒たちをリアルに思い浮かべながら、頭の働かせ方、目の配り方、なにが難しく、なにが陥りやすい失敗か、そうしたことを一歩先に知っていたからに他なりません。(77p)」という個所にも関心を持ちました。その取り組み事例はどのようなものだったのでしょうか。そのさわりでも本書で示してほしかったですね。
当方が国語教育について何も知らない門外漢なのと、大村さんの教育方法を知らないので、いくら言葉を重ねてもらっても、なかなかイメージしづらかったのは事実です。その点をもう少し丁寧に具体的な教育実践例として挙げていただければ分かりやすかったのにと思いました。
「異言語習得の基盤になるのは『母語』(48p)」という考え方には同調します。日本語で複雑な思考力を養った後に、外国語の論理的な文章理解が進むと思っています。その意味でも国語教育は大切です。小学校での英語教育についても言及されており、否定的な論調でした。その通りだと思います。
大学入試にも言及してありました。現在の大学入試の最大の欠点は、回答としてマークでの選択肢ばかりで、文字を書かせていない点にあると思います。昔のような記述式の大切さを今一度思い浮かべてほしいですね。思考力を養うのにも有用ですし、文章力の向上にもつながります。論理的な語りも醸成できます。そこにはベースの書くという訓練があればこそですから。社会に出て必要なビジネス文書作成能力を養う意味でも高校教育の在り方や大学の入試制度の改変が望まれます。
本書の冒頭から紹介されている大村はまさんの教えを具体的に知りたい、教育実践方法を知りたいと思いながらも、なかなかその詳しい実情が分からないのが残念でした。本書を筆者たちは自明の事かもしれませんが、門外漢にある程度イメージが伝わるような説明があればよかったのにと思っています。
3人の筆者による対談ならぬ「対書」という体裁を取っていました。それぞれが国語や英語の研究者なので、言葉の教育というものに対して持論を展開し、それに呼応して次の人が別途持論を展開していくという形式を取っていました。自説を書き連ねながら、論点を深く探っていっていました。
大村さんの「てびき」にも触れ、「大村が準備段階で自分自身が本気になってそのプロジェクトに取り組み、教室の生徒たちをリアルに思い浮かべながら、頭の働かせ方、目の配り方、なにが難しく、なにが陥りやすい失敗か、そうしたことを一歩先に知っていたからに他なりません。(77p)」という個所にも関心を持ちました。その取り組み事例はどのようなものだったのでしょうか。そのさわりでも本書で示してほしかったですね。
当方が国語教育について何も知らない門外漢なのと、大村さんの教育方法を知らないので、いくら言葉を重ねてもらっても、なかなかイメージしづらかったのは事実です。その点をもう少し丁寧に具体的な教育実践例として挙げていただければ分かりやすかったのにと思いました。
「異言語習得の基盤になるのは『母語』(48p)」という考え方には同調します。日本語で複雑な思考力を養った後に、外国語の論理的な文章理解が進むと思っています。その意味でも国語教育は大切です。小学校での英語教育についても言及されており、否定的な論調でした。その通りだと思います。
大学入試にも言及してありました。現在の大学入試の最大の欠点は、回答としてマークでの選択肢ばかりで、文字を書かせていない点にあると思います。昔のような記述式の大切さを今一度思い浮かべてほしいですね。思考力を養うのにも有用ですし、文章力の向上にもつながります。論理的な語りも醸成できます。そこにはベースの書くという訓練があればこそですから。社会に出て必要なビジネス文書作成能力を養う意味でも高校教育の在り方や大学の入試制度の改変が望まれます。
2020年1月26日に日本でレビュー済み
ことばの教育、という視点から英語と国語教育の問題を連携させて論じたこの書は評価できる。私個人も考えてきたことだが、国語力と外国語運用能力は関連がある。とくに国語の読み書き能力が外国語学習に影響する。一気に読ませていただいたが、すでに繰り返し言われている問題を取り上げ、批判に終わってしまっていたのは残念。具体的な策に切り込んでほしかった。具体策と言えば、日本の教育に最も欠けていることは、「どのように学んだらよいか」という学習者の立場でのとらえ方。いつも「何をどのように教えたらよいか」ばかり。これはもしかして、「タブラ・ラサ」状態をいまだにどこかで学習者に当てはめてとらえているからではないか、とも思う。人間には学ぶ力がある。小学生にもなれば知識をもっと得たい、もっと知りたいと思うようになる。中高生になればさらに知識欲は増えていく。学習とは世界を客観視してとらえる力の体得。この力を生涯にわたって維持できるように、学習者はどうしたらよいか、この点をもっと掘り下げてほしかった。
2020年9月4日に日本でレビュー済み
久々に苅谷剛彦先生の本を読みたいなと思って手に取った。本書はその先生を含む3人の識者が書き言葉で順番に対話している。「対書」と呼ばれる形式らしい。まあ、それは良いだろう。
本書で得た新たな知識は、大村はまさんという言語教育の先駆者のこと。伝説の国語教師と呼ばれているらしい。「普段着の・・・」という部分はとても参考になった。夏子さん、教えて頂きありがとう。
教育社会学の苅谷剛彦先生もさすがだ。演繹と帰納の話は彼の得意な分野だが、相当入れ込んでいるらしい。参考になる。私にはとても真似出来ないけれど。
問題は鳥飼さん。英語教育の話をしている部分はとても良いのだが、言葉使いが少し・・・。例えば58頁。「最今」って何? 最近? 昨今? 言葉の使い方について議論をしているのに、自分が間違っちゃいけないじゃん。
あと、やはり彼女の書いた第10章が酷すぎる。入試改革の本質的な内容ではなく、その運用に関しての細かな難癖。若い人がよく考えて、新しいことをやろうとしているのだから、年寄りが邪魔してはいけない。
本書で得た新たな知識は、大村はまさんという言語教育の先駆者のこと。伝説の国語教師と呼ばれているらしい。「普段着の・・・」という部分はとても参考になった。夏子さん、教えて頂きありがとう。
教育社会学の苅谷剛彦先生もさすがだ。演繹と帰納の話は彼の得意な分野だが、相当入れ込んでいるらしい。参考になる。私にはとても真似出来ないけれど。
問題は鳥飼さん。英語教育の話をしている部分はとても良いのだが、言葉使いが少し・・・。例えば58頁。「最今」って何? 最近? 昨今? 言葉の使い方について議論をしているのに、自分が間違っちゃいけないじゃん。
あと、やはり彼女の書いた第10章が酷すぎる。入試改革の本質的な内容ではなく、その運用に関しての細かな難癖。若い人がよく考えて、新しいことをやろうとしているのだから、年寄りが邪魔してはいけない。
2019年12月27日に日本でレビュー済み
すでに著者の本を読んだことのある人には物足りないと思います。
苅屋剛彦先生がもっと議論の展開役として、具体と抽象を行き来して掘り下げて欲しかった。
大村はまの思い出話と英語言語学の解説のやり取りが多く、「で?」の部分は読者が掘り下げる必要があったのでしょう。
でも、せっかく剛彦先生がいるなら、その掘り下げの担い手を行いつつできたのでは?
苅屋剛彦先生がもっと議論の展開役として、具体と抽象を行き来して掘り下げて欲しかった。
大村はまの思い出話と英語言語学の解説のやり取りが多く、「で?」の部分は読者が掘り下げる必要があったのでしょう。
でも、せっかく剛彦先生がいるなら、その掘り下げの担い手を行いつつできたのでは?