新品:
¥1,980 税込
ポイント: 119pt  (6%)
無料配送5月14日 火曜日にお届け
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥1,980 税込
ポイント: 119pt  (6%)  詳細はこちら
無料配送5月14日 火曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 本日中にお届け(1 時間 2 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
在庫あり。 在庫状況について
¥1,980 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥1,980
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
¥1,276 税込
ポイント: 13pt  (1%)  詳細はこちら
表紙は目立つ傷もなくとても綺麗です。中身も破れ,書き込み等なく良好な状態です。 表紙は目立つ傷もなくとても綺麗です。中身も破れ,書き込み等なく良好な状態です。 一部を表示
配送料 ¥257 5月16日-18日にお届け(20 時間 32 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り1点 ご注文はお早めに 在庫状況について
¥1,980 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥1,980
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
この商品は、shoppingmalls が販売、発送します。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

CHANGE 組織はなぜ変われないのか 単行本(ソフトカバー) – 2022/9/21

4.3 5つ星のうち4.3 132個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,980","priceAmount":1980.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,980","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"9fEuE15Jlv%2B6BEcPtrmzCnXdnmclyPZcgFtsxb670fehQlfsagTYd32Sj3%2FQyVhdAzmZwWgI%2F%2Bc7%2FkHn1aw%2BUO529SMYZJAyNYDcoiagJTINdZTGXM2aIvizMLJvJIKXHfdUR3U0EHc%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1,276","priceAmount":1276.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,276","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Suc9jt3wX2ou3WFMI%2FrLCBEY6%2BaF2WfdzyKp4toKhaP1ZlHjFQM2oL%2FU8eYDMbIxNb0vTaMl2xcNeJOOADICuOD44ai4e%2BH9q%2FL7AMXE6EPGJkI8XhDw%2BEgxlD0gzX3gUN5J41S8NhN0yzDFtl4NoXEZ9IDPKNmH2BSVJ6CeRwp1O4Qoz%2B0WtA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}

購入オプションとあわせ買い

『企業変革力』『リーダーシップ論』などあまたの名著を世に送り出してきたハーバード・ビジネス・スクール伝説の名誉教授にして組織論・リーダーシップ論の大家、コッター教授の集大成。生存本能が働きやすい人間のそもそもの性質を把握したうえで、コロナ禍以降の激変する世界に適応し、組織として進化する方法を説く。
続きを読む もっと少なく読む

よく一緒に購入されている商品

¥1,980
最短で5月14日 火曜日のお届け予定です
在庫あり。
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥2,200
最短で5月14日 火曜日のお届け予定です
残り18点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥2,200
最短で5月14日 火曜日のお届け予定です
残り20点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

商品の説明

出版社からのコメント

『企業変革力』『リーダーシップ論』などあまたの名著を世に送り出してきたハーバード・ビジネス・スクール伝説の名誉教授にして組織論・リーダーシップ論の大家、コッター教授の集大成。生存本能が働きやすい人間のそもそもの性質を把握したうえで、コロナ禍以降の激変する世界に適応し、組織として進化する方法を説く。

著者について

ジョン・P・コッター ハーバード・ビジネス・スクール 名誉教授 ハーバード・ビジネス・スクールの松下幸之助記念講座名誉教授。ベストセラー作家。 マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学卒業。 1980年に史上最年少の33歳でハーバード大学の正教授に就任、リーダーシップ論を担当。 2008年に共同創設者兼会長としてコッター・インターナショナル(現コッター社)を創設、リーダーシップ、組織変革、ビジネス戦略等のコンサルティング・サービスを提供。 研究成果は20冊を超える著書や論文等で発表され、その多くはベストセラーとなり、日本を含め世界各国で翻訳されている。 主な著書に『企業変革力』(日経BP社)、『カモメになったペンギン』『幸之助論』『リーダーシップ論 第2版』『実行する組織』(以上、ダイヤモンド社)など。 バネッサ・アクター コッター社 ディレクター ガウラブ・グプタ コッター社 ディレクター

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2022/9/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/9/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 282ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4478114684
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478114681
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 13 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 132個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
ジョン・P.コッター
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
132グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう
さすがコッターとしか言いようがない、深い人間理解に基づく納得の組織論
5 星
さすがコッターとしか言いようがない、深い人間理解に基づく納得の組織論
最近はオープン・フラットを理想とする組織論が大流行り。だが理想を追求するあまり絵空ごと感が強く、「ナマモノとしての人間を知らないんじゃないの?」と言いたくなるものも少なくない。この本がそれらの本と違うのは「ちゃんとした人間の理解」をベースにしているところにある。この本が提示する重要な要素は二つ。一つ目は人間には危機的状況で活性化する「生存チャネル」とワクワクしている時に活性化する「繁栄チャネル」の二つのモードがあり、どちらも大切だが生存チャネルはかつての人類が肉食動物などの外敵に襲われた時にそこから脱出するために使っていた「火事場のくそ力」的なモードであり、短期的に解決できる課題に対処するには良いが現代で多く発生する長期間にわたってじっくり取り組まなければならないような課題に対応するには繁栄チャネルを活性化して(ワクワクしながら」取り組むことが大事だと説く。二つ目は、従来の階層型組織の必要性も肯定しながらも、それとは別なフラットなネットワークを同時に構築する「デュアルシステム」の提言である。そもそもマネージャーとリーダーは別な概念であり、リーダー(自ら考えて動くことでまわりを引っ張るもの)は階層組織のどのレイヤーにも存在するべきであり、リーダーのちょっとした成功を見逃さずに祝福することが組織運営の要点であると説く。これにより組織の中にリーダーが増えていき、リーダーのネットワークを中心に自ら考えて動くカルチャーが醸成されていく。本の舞台となっているのはアメリカであるが、今なら日本企業においてもこれらの主張は実践可能だと思う。「リーダーの小さな成功を見逃さずに祝福する」簡単ではないが、きっとできる。我々も繁栄チャネルを呼び覚まそう!そう思える福音の一冊。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした

上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近はオープン・フラットを理想とする組織論が大流行り。だが理想を追求するあまり絵空ごと感が強く、「ナマモノとしての人間を知らないんじゃないの?」と言いたくなるものも少なくない。

この本がそれらの本と違うのは「ちゃんとした人間の理解」をベースにしているところにある。
この本が提示する重要な要素は二つ。

一つ目は人間には危機的状況で活性化する「生存チャネル」とワクワクしている時に活性化する「繁栄チャネル」の二つのモードがあり、どちらも大切だが生存チャネルはかつての人類が肉食動物などの外敵に襲われた時にそこから脱出するために使っていた「火事場のくそ力」的なモードであり、短期的に解決できる課題に対処するには良いが現代で多く発生する長期間にわたってじっくり取り組まなければならないような課題に対応するには繁栄チャネルを活性化して(ワクワクしながら」取り組むことが大事だと説く。

二つ目は、従来の階層型組織の必要性も肯定しながらも、それとは別なフラットなネットワークを同時に構築する「デュアルシステム」の提言である。
そもそもマネージャーとリーダーは別な概念であり、リーダー(自ら考えて動くことでまわりを引っ張るもの)は階層組織のどのレイヤーにも存在するべきであり、リーダーのちょっとした成功を見逃さずに祝福することが組織運営の要点であると説く。これにより組織の中にリーダーが増えていき、リーダーのネットワークを中心に自ら考えて動くカルチャーが醸成されていく。

本の舞台となっているのはアメリカであるが、今なら日本企業においてもこれらの主張は実践可能だと思う。
「リーダーの小さな成功を見逃さずに祝福する」簡単ではないが、きっとできる。
我々も繁栄チャネルを呼び覚まそう!そう思える福音の一冊。
カスタマー画像
5つ星のうち5.0 さすがコッターとしか言いようがない、深い人間理解に基づく納得の組織論
2024年1月13日に日本でレビュー済み
最近はオープン・フラットを理想とする組織論が大流行り。だが理想を追求するあまり絵空ごと感が強く、「ナマモノとしての人間を知らないんじゃないの?」と言いたくなるものも少なくない。

この本がそれらの本と違うのは「ちゃんとした人間の理解」をベースにしているところにある。
この本が提示する重要な要素は二つ。

一つ目は人間には危機的状況で活性化する「生存チャネル」とワクワクしている時に活性化する「繁栄チャネル」の二つのモードがあり、どちらも大切だが生存チャネルはかつての人類が肉食動物などの外敵に襲われた時にそこから脱出するために使っていた「火事場のくそ力」的なモードであり、短期的に解決できる課題に対処するには良いが現代で多く発生する長期間にわたってじっくり取り組まなければならないような課題に対応するには繁栄チャネルを活性化して(ワクワクしながら」取り組むことが大事だと説く。

二つ目は、従来の階層型組織の必要性も肯定しながらも、それとは別なフラットなネットワークを同時に構築する「デュアルシステム」の提言である。
そもそもマネージャーとリーダーは別な概念であり、リーダー(自ら考えて動くことでまわりを引っ張るもの)は階層組織のどのレイヤーにも存在するべきであり、リーダーのちょっとした成功を見逃さずに祝福することが組織運営の要点であると説く。これにより組織の中にリーダーが増えていき、リーダーのネットワークを中心に自ら考えて動くカルチャーが醸成されていく。

本の舞台となっているのはアメリカであるが、今なら日本企業においてもこれらの主張は実践可能だと思う。
「リーダーの小さな成功を見逃さずに祝福する」簡単ではないが、きっとできる。
我々も繁栄チャネルを呼び覚まそう!そう思える福音の一冊。
このレビューの画像
カスタマー画像
カスタマー画像
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
組織改革についての書籍を何冊か読んでみて、この著者とおなじように、人類の生き物としての特性と、産業社会との関係に問題の原因を措定するものが幾つかあった。この著者の「生存チャネル」と「繁栄チャネル」という命名はとても分かりやすい。
その両方を適度に活性化させることが必要で、そのためには二重化された組織が適切だという解決策は、ゲゼルシャフトとゲマインシャフト(だっけ?)に共通するものがある。大きな組織に適用する難しさについて著者は実例を紹介しているが、イマイチ納得できない。試してみるしかないのか。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
間違いなく名著。ふたつのチャネル、生存と繁栄、腹落ちしました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大勢の多層・多様な人がリーダーシップを発揮することが重要と説くが、結局どうすればいいのという点では前著『企業変革力』の方がまとまっていてわかりやすいと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コッターの変革論は、次第に実際的な方向に進化しているように感じる。本書は過去の考えを踏襲しつつ、議論を分かりやすくかつ応用範囲を広げて論じている。

例えばこのフレーズ
“(企業変革の際に現場のスタッフは)自分たちが変革に参加しているというより、変革の標的にされているような気がする”
こうなってしまうと、もう目先の脅威ばかりに目が行き抵抗を示すようになると語る。あまりによくあるケースではないだろうか。

“100件近くの大規模な変革の取り組みについて調べた研究によると、とくに目覚ましい成功を収めたとみなせる20件の取り組みのなかで、経験や感情よりもデータや分析が成功のカギを握っていた例はひとつもなかった”
というのも、コンサルがトップダウンで強引に進める変革像とは大いに異なる。

代替案として具体的に提案されるデュアルシステムは本書が初出ではないが、その説得力も増している。
#本書の良さとは関係ないが、残念なのはコッターの会社が日本でサービス提供していないこと。日本企業に合うかどうかの感想は知りたい

コッターの入門書としても、初期のものより良いと思う。文句なし良書。星5つ。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月21日に日本でレビュー済み
本書を読み進めるうえで、序盤に押さえておかないといけないのは、脳のメカニズムには2つのチャネル
があることです。次の2つです。(図表2-1より)

       〈レーダー〉〈感情〉  〈行動〉
生存チャネル:脅威を察知、不安と恐怖、迅速な問題解決
繁栄チャネル:機会を察知、情熱と興奮、イノベーションとコラボレーション

文中に書かれているワードで補足するなら、「生存チャネル」は、集中力の上昇(内向き)を内包し、
変化よりも安定を志向します。フィットする組織は、ピラミッド型組織です。
「繁栄チャネル」は、視野の拡大(外向き、開放的)を含み、機会をとらえるためなら変革を厭いま
せん。フィットする組織は、ネットワーク組織です。
ジョン・コッターはピラミッド型組織とネットワーク型組織の両方を土台とする「デュアル・システム」
をもつことが、成果を生み出し、変革を成功させるために重要であると説いています。

この論を、デジタル・トランスフォーメーション、リストラクチャリング、組織文化、アジャイル原則
という切り口から検証しているのが本書のボディです。
読んでいて常に頭から離れなかったのは、これは『両利きの経営』を、同氏のリーダーシップ論と組織
変革論に当てはめたものだろうという考えです。
ですので、『両利きの経営』に企業の未来を見ている読者にとっては、相性の良い本です。
かたやそれに懐疑的な見方をしている読者にとっては、歯切れが悪いかもしれません。
”切り取り” になっているかもしれませんが、著者自身が「このような適応力のある文化を目の当たり
にしたことがない」と述べているところを見ると、この「デュアル・システム」の構築と維持に成功
した”ごく一部” の企業は、それを短期間では変わらない企業文化として定着させることで、圧倒的な
優位性をもつことになることを示唆しているように思えます。
これからどうなっていくかは予測できませんが、最もわかりやすい成功例は、アマゾンです。

コッター教授のリーダーシップ論に戻るなら、「カリスマだけがリーダーシップを備える組織では
なく、大勢の人のリーダーシップを引き出せる企業が、適応力の高い文化をもつ」と書いています。
『より多くの人に、より多くのリーダーシップを発揮させる』という章の名称そのままですが、中央
集権型で一部の幹部がすべてのシナリオを考えて、指示命令をカスケードしていっても組織は、文化は
変わりません。
著者が言うように、「やらなくてはならない」ではなく、「やりたい」に基づく行動を活性化させる
必要があるのでしょう。

とするならば、ニューノーマルの時代のリーダー(トップマネジメントなど)に求められるのは、
多くの社員のマインドを、持続性のある「やりたい」という「思い」や「信念」にまで高めて維持
できる、ある種、カリスマ型リーダーよりも難易度の高い、人間性で惹きつけて牽引するタイプの
リーダーシップなのかと思うと、心もとないです。
しかも、それを属人的なものに頼らない企業文化にまで定着させることが求められるのであれば、
著者が嘆くように「そのようなリーダーシップのあり方を実現できている企業は非常に少ない」し、
これからも増える保証はありません。

「デュアル・システム」に可能性を見出したいという方には価値ある書ですし、これからの変革を
成功させるには何が決め手になるのか、その時に必要なリーダーシップのあり方はどのようなもの
かをしっかりと考えたい、多くのビジネスパーソンのための書でもあります。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年10月8日に日本でレビュー済み
リーダーシップ論の大家であるジョン・コッターが、脳科学の知見を採り入れ、人と組織を動かす為の方法論を説いている。

既に知られているように、人間にとって生命の危険に溢れていた太古の日々に培われた生存本能は、現代に生きる我々の性質としても非常に強く残っており、絶えず脅威に眼を光らせるメカニズムが人間には備わっている。筆者はこれを「生存チャネル」と呼ぶ。
このシステムは、我々の日常生活の中で身の安全を担保する重要な機能である一方、仕事の上での危険を強く感じると、「生存チャネル」が過熱し、緊張が高まり、警戒状態に置かれ、的確な思考が出来なくなったり、身動きが取れなくなったりすることもある。この状態になると、視野が狭くなる為、チャンスに気づいたり、冷静に創造的に物事を考えたりする能力が低下することも多いとされる。

「生存チャネル」が危険や脅威に対して眼を光らせるのに対して、機会を捉えるレーダーの役割を果たすものを「繁栄チャネル」と呼ぶ。これは、新しいチャンスを察知すると、副交感神経系が活性化されて、オキシトシンなどの脳内化学物質が放出され、情熱や興奮が高まるもので、チャンスへの好奇心により、視野が拡がり、コラボレーションに前向きになり、創造性とイノベーションが活発になる。

今日の組織が十分なスピードで賢明な変化を実現するには、「生存チャネル」が過熱することを防ぎ、「繁栄チャネル」を活性化させる必要があると筆者は説く。組織変革やイノベーションを成功させるには、脳科学が明らかにする「人間の性質」をよく理解し、的確に対応することの重要性に気づかされる。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年2月7日に日本でレビュー済み
コンサルティング会社になって、各段にわかりやすくなった。コッター教授以外のメンバーが入り、学術的な束縛から離れたからだろう。他の方もレビューされているが、コッター理論と両利きの経営は、実は同じ話をしているように思う。コッターの理論は組織経営の理想的な姿なのだが、それを実務的には実現するのが難しいので、両利きのアプローチがある、と整理すると腑に落ちる。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート