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組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす 単行本 – 2018/10/18
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日本の人事部「HRアワード2019」書籍部門・最優秀賞受賞! !
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▶︎注目の「組織開発」の本質と手法を「思想的源流」にまでさかのぼって解説した決定版!!
▶︎経営幹部・マネジャー・人事担当者……“職場・組織をつくる"すべての人、必読!!
▶︎「最強で絶妙なコラボレーション(共創)」――金井壽宏(神戸大学大学院 経営学研究科)推薦!!
いま、「組織開発(Organizational Development)」が注目を集めている――。
一般的には、組織の「健全さ」などを高めることを目的に、
コミュニケーションを活性化させる取り組みを指しているようだが、
どこか「つかみどころのない概念」なのは間違いない。
人材開発(Human Resource Development)は「働く個人の成長支援」だが、
組織開発となると、そうした単純化した説明が難しい。
そもそも組織開発は「ある特定の手法」を指しているわけではないうえ、
その背景には、人の心理を操作するような悪しき手法や、
自殺者を出すまでに至った複雑な「黒歴史」があるからだ。
「組織開発」とは、つまるところ何なのか/b>
その基礎にはどんな「理論」があり、どんな「実践」が可能なのか/b>
なぜいま、これほどまでに「組織に関わる人たち」を惹きつけているのか/b>
これを探究すべく、組織開発研究における国内トップランナーの2人がタッグを組み、
本書『組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす』が誕生した――。
組織開発の100年の歴史を遡り、
その思想的源流から手法の変遷までをたどった本邦初の試み。
その「本質」から組織開発をつかみたい人が、手元に置くべき一冊!
日本の人事部「HRアワード2019」書籍部門・最優秀賞受賞! !
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いま、「組織開発(Organizational Development)」が注目を集めている――。
一般的には、組織の「健全さ」などを高めることを目的に、
コミュニケーションを活性化させる取り組みを指しているようだが、
どこか「つかみどころのない概念」なのは間違いない。
人材開発(Human Resource Development)は「働く個人の成長支援」だが、
組織開発となると、そうした単純化した説明が難しい。
そもそも組織開発は「ある特定の手法」を指しているわけではないうえ、
その背景には、人の心理を操作するような悪しき手法や、
自殺者を出すまでに至った複雑な「黒歴史」があるからだ。
「組織開発」とは、つまるところ何なのか/b>
その基礎にはどんな「理論」があり、どんな「実践」が可能なのか/b>
なぜいま、これほどまでに「組織に関わる人たち」を惹きつけているのか/b>
これを探究すべく、組織開発研究における国内トップランナーの2人がタッグを組み、
本書『組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす』が誕生した――。
組織開発の100年の歴史を遡り、
その思想的源流から手法の変遷までをたどった本邦初の試み。
その「本質」から組織開発をつかみたい人が、手元に置くべき一冊!
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2018/10/18
- 寸法15.4 x 2.8 x 21.8 cm
- ISBN-104478106444
- ISBN-13978-4478106440
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥4,950¥4,950 | ¥2,640¥2,640 | ¥3,520¥3,520 |
書籍の特徴 | 人と組織の課題解決のための7つのステップを徹底解説 | ニッポンの研修評価をアップデート | 「本質」から組織開発をつかみたい人が、手元に置くべき一冊 |
著者名 | 中原 淳 | 中原 淳 | 中原 淳 |
発売日 | 2023/6/28 | 2022/6/1 | 2018/10/18 |
ページ数 | 464 | 236 | 408 |
商品の説明
出版社からのコメント
[第1部]初級編 組織開発を感じる
・第1章 組織開発とは何か
・第2章 組織開発を“感じる"ための3つの手がかり
[第2部]プロフェッショナル編(1) 組織開発の歴史学
・第3章 組織開発を支える哲学的な基盤
・第4章 組織開発につながる2つの集団精神療法
・第5章 組織開発を支える経営学的基盤
・第6章 組織開発の黎明期
[第3部]プロフェッショナル編(2) 組織開発の発展
・第7章 組織開発の誕生
・第8章 組織開発の発展
・第9章 日本における組織開発
・第10章 組織開発と「似て非なるもの」の暴走
・第11章 組織開発の復活 組織開発の見直しと対話型組織開発の広がり
[第4部]実践編 組織開発ケーススタディ
[第5部]対談 「組織開発の未来」
・第1章 組織開発とは何か
・第2章 組織開発を“感じる"ための3つの手がかり
[第2部]プロフェッショナル編(1) 組織開発の歴史学
・第3章 組織開発を支える哲学的な基盤
・第4章 組織開発につながる2つの集団精神療法
・第5章 組織開発を支える経営学的基盤
・第6章 組織開発の黎明期
[第3部]プロフェッショナル編(2) 組織開発の発展
・第7章 組織開発の誕生
・第8章 組織開発の発展
・第9章 日本における組織開発
・第10章 組織開発と「似て非なるもの」の暴走
・第11章 組織開発の復活 組織開発の見直しと対話型組織開発の広がり
[第4部]実践編 組織開発ケーススタディ
[第5部]対談 「組織開発の未来」
著者について
中原 淳(なかはら・じゅん)
立教大学経営学部教授。大阪大学博士。
「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における
人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。
ダイヤモンド社「研修開発ラボ」監修。
立教大学経営学部においては、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、
立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。
著書に『企業内人材育成入門』『研修開発入門』(以上、ダイヤモンド社)、
『人材開発研究大全』(東京大学出版会)、『残業学』(光文社新書)など多数。
中村 和彦(なかむら・かずひこ)
南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。
専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、
グループ・ダイナミックス。
アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。
組織開発実践者のトレーニングやコンサルティングを通して、
さまざまな現場の支援に携わるとともに、
実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む。
著書に『入門 組織開発』(光文社新書)、
訳書に『対話型組織開発 その理論的系譜と実践』(英治出版)がある。
立教大学経営学部教授。大阪大学博士。
「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における
人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。
ダイヤモンド社「研修開発ラボ」監修。
立教大学経営学部においては、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、
立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。
著書に『企業内人材育成入門』『研修開発入門』(以上、ダイヤモンド社)、
『人材開発研究大全』(東京大学出版会)、『残業学』(光文社新書)など多数。
中村 和彦(なかむら・かずひこ)
南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。
専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、
グループ・ダイナミックス。
アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。
組織開発実践者のトレーニングやコンサルティングを通して、
さまざまな現場の支援に携わるとともに、
実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む。
著書に『入門 組織開発』(光文社新書)、
訳書に『対話型組織開発 その理論的系譜と実践』(英治出版)がある。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2018/10/18)
- 発売日 : 2018/10/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 408ページ
- ISBN-10 : 4478106444
- ISBN-13 : 978-4478106440
- 寸法 : 15.4 x 2.8 x 21.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 12,175位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 57位企業経営一般関連書籍
- - 113位マネジメント・人材管理
- - 114位ビジネスライフ (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

立教大学経営学部 教授。大阪大学博士(人間科学)。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等をへて、2006年より現職。
「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発、組織開発を研究している。専門は経営学習論・組織行動論。立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース主査、リーダーシップ研究所副所長をつとめる。
研究の詳細は、Blog:NAKAHARA-LAB.NET(http://www.nakahara-lab.net/)。Twitter ID : nakaharajun
【最近のその他の共著】
「職場学習論」「経営学習論」「人材開発研究大全」(東京大学出版会)「企業内人材育成入門」(ダイヤモンド社)、「ダイアローグ 対話する組織」(ダイヤモンド社)、「リフレクティブマネジャー」(光文社)、「フィードバック入門」(PHP新書)など多数
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月30日に日本でレビュー済み
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組織をマネジメントする者だけでなく、全ての人間にとって重要な示唆が得られる。ジョン・デューイの経験の自覚化は子供への教育で語られてきたが、大人を含めた全ての人間に通じる真理だと思える。
2020年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アカデミックにはやや古典すぎるきらいがあるものを参照していたりしますが、そもそも組織開発がどのぐらい怪しいものだったか、みたいなことを再確認するにはいいかなあ、と思いました。
キャリア論等の中には、チクセントミハイのフロー状態等が出てきたりして、これでアカデミック?と思うようなものが続出ですが、この書籍からは参照先に対する誠意、系譜に対する敬意を感じます。まあ、確かにビジネスの組織開発ってこれぐらい怪しいものだし、セオリーとしてこうだと言えるもんでもないよね、と。
これがスタートラインであって、今後、ちゃんとした学問になっていく気配を感じますが、そこで話は終わりです。つまりは、系譜を語って、現状のアプローチの蓋然性の高さを確認するにとどまり、そこからどう発展するかはこれからだよ、というお話です。
今後の著者たちの研究と実践に期待、といったところです。だったらタイトルにそう書けよ・・・、と毎度毎度思います。
現場からは以上です。
キャリア論等の中には、チクセントミハイのフロー状態等が出てきたりして、これでアカデミック?と思うようなものが続出ですが、この書籍からは参照先に対する誠意、系譜に対する敬意を感じます。まあ、確かにビジネスの組織開発ってこれぐらい怪しいものだし、セオリーとしてこうだと言えるもんでもないよね、と。
これがスタートラインであって、今後、ちゃんとした学問になっていく気配を感じますが、そこで話は終わりです。つまりは、系譜を語って、現状のアプローチの蓋然性の高さを確認するにとどまり、そこからどう発展するかはこれからだよ、というお話です。
今後の著者たちの研究と実践に期待、といったところです。だったらタイトルにそう書けよ・・・、と毎度毎度思います。
現場からは以上です。
2019年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体構成のわかりやすさも去ることながら、組織開発の歴史的背景や各種理論、応用技術を惜しみなく記した名著。専門的な実践方法は専門書を参照する必要があるが、総括的、体系的に理解する上で優れています。個人が分断され、遠心力が働きやすい時代に組織とは何か、組織を開発するとは何か、体系的に理解することは大変重要だと思います。人事、人材開発、組織開発の担当者必読書です。
2024年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は濃いですが、読み進めたくなるような工夫はないのでこの内容を読みたい人のための本。そういう意味では読ませる力はないです。
大変良質な講義ですが、惹きつける魅力は薄いというか。大学時代こういう講義よくありました。大変勉強になります。学術的に濃い良書です。
これに限らず中身の質と読みやすさを併せ持つ本は多くありません。アカデミックな面白さだけでなく、読み手を惹きつけていく力があると組織開発の本だけに説得力があると感じつつ、この先も読み返すと思います。
大変良質な講義ですが、惹きつける魅力は薄いというか。大学時代こういう講義よくありました。大変勉強になります。学術的に濃い良書です。
これに限らず中身の質と読みやすさを併せ持つ本は多くありません。アカデミックな面白さだけでなく、読み手を惹きつけていく力があると組織開発の本だけに説得力があると感じつつ、この先も読み返すと思います。
2018年10月28日に日本でレビュー済み
初めて組織開発を学ぶ方にとっては分かりやすく、
既に組織開発にどっぷり浸かっている方には学びほぐしの一助として心強い一冊
そして、組織開発に携わる方だけでなく
リーダーや管理職の方など
組織において人に関わる方には
今日、必読の書だと思う
まお、読んでいて いいな と思ったのが、この本、中原先生と中村先生の組織開発への愛が溢れてる
はじめに を読むだけで、組織開発に携わっている私には胸に迫るものがありました
既に組織開発にどっぷり浸かっている方には学びほぐしの一助として心強い一冊
そして、組織開発に携わる方だけでなく
リーダーや管理職の方など
組織において人に関わる方には
今日、必読の書だと思う
まお、読んでいて いいな と思ったのが、この本、中原先生と中村先生の組織開発への愛が溢れてる
はじめに を読むだけで、組織開発に携わっている私には胸に迫るものがありました
2019年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マネジメント職に任命されたころ、とにかくHow toを求めていました。
ですから問題点あればそれに対応する方法を著した本やグーグル先生に聞くことで対応しようとしてました。
しかし残念ながらその方法では解決しないのです。表面上では良いかもしれませんが、結局それは他の組織で良かった方法であり私の組織に最適化されたものでは無いからです。
また対応方法に異論を唱えられてもベースとなる部分が無いため、断片的であいまいな説明しかできず、スタッフにとって納得性の低いものであったと感じています。
そのなかである程度月日が経ち、様々な経験や学習をしてきた中で出会ったこの本は、だからこの方法なんだとか、いかにも凄いことのように説明されていたテクニックは実は昔から言われてたことじゃんなど様々な発見に繋がりました。
またこの書籍のオンライン読書会なる世界初の試みにも参加してみました。
前半の組織開発をとことん掘り下げたパートは私たちには難解で、これはまずいかなと思いましたが後半の部分は仲間内でも会話が弾むような内容で良い学びの時間となりました。
なにより地方に住む我々には読書会なんてとても参加のハードルが高いものだったのに中原先生の思いのおかげでその雰囲気を体感できました。ありがとうございました。
もちろん音声や回線の問題などあり、とても良い環境!とは言い難かったですが、職場内のメンバーで後日会話をする機会が持て、この本以外でも定期的に感想を言い合うだけの会でもいいから開きたいねというようなフレーズも飛び出すなど我々の組織にとってはとても良い効果を与えて下さったと感じてます。
ですから問題点あればそれに対応する方法を著した本やグーグル先生に聞くことで対応しようとしてました。
しかし残念ながらその方法では解決しないのです。表面上では良いかもしれませんが、結局それは他の組織で良かった方法であり私の組織に最適化されたものでは無いからです。
また対応方法に異論を唱えられてもベースとなる部分が無いため、断片的であいまいな説明しかできず、スタッフにとって納得性の低いものであったと感じています。
そのなかである程度月日が経ち、様々な経験や学習をしてきた中で出会ったこの本は、だからこの方法なんだとか、いかにも凄いことのように説明されていたテクニックは実は昔から言われてたことじゃんなど様々な発見に繋がりました。
またこの書籍のオンライン読書会なる世界初の試みにも参加してみました。
前半の組織開発をとことん掘り下げたパートは私たちには難解で、これはまずいかなと思いましたが後半の部分は仲間内でも会話が弾むような内容で良い学びの時間となりました。
なにより地方に住む我々には読書会なんてとても参加のハードルが高いものだったのに中原先生の思いのおかげでその雰囲気を体感できました。ありがとうございました。
もちろん音声や回線の問題などあり、とても良い環境!とは言い難かったですが、職場内のメンバーで後日会話をする機会が持て、この本以外でも定期的に感想を言い合うだけの会でもいいから開きたいねというようなフレーズも飛び出すなど我々の組織にとってはとても良い効果を与えて下さったと感じてます。
2019年11月17日に日本でレビュー済み
日本の人事部「HRアワード2019」の書籍部門 最優秀賞受賞作である。長く人事に携わる身として、ノミネート書籍のほとんどを読んだが、内容の濃さ、深さなどあらゆる面から総合的に判断して、圧倒的に同書が優れていたと思う。
第1部は初級者向けとして軽いタッチで読者を誘おうとしているが、第2部、第3部と進むにつれ、難解ではないが予備知識がない人には読み進めることに苦を感じるかもしれない。だが、組織開発という今の人事部門には避けて通れないテーマに立ち向かうためのベースとして、その歴史や発展を学ぶことには大きな意味がある。そして私がまさにそうなのだが、組織開発全般には通じているが、体系的に捉えてこなかった人事パーソンには知識の棚卸しとして非常に有益だった。
圧巻なのは最後の第5部である。両著者が組織開発や、人事部門を超えて、ヒトと組織に関わるすべてのビジネスパーソンに対する熱い想いとエールをひしひしと感じ、映画のクライマックスのような高揚感すら覚えた。
著者の1人である、中原さんは人材開発をメインテーマに多くの著書を書かれているが、帯に神戸大学大学院の金井さんが推薦文を書かれているのも納得で、さらに広く人事マターに影響を与える学者になられたのだと強く感じた。
また、一通り、組織開発を理解している人事パーソンにとっては、読みようによっては容易に理解することもできるが、その背景に、デューイ、フロイト、フッサールといった中原さんの研究の原点となっている理論がわかっていてこそ、真の理解にたどり着けるという奥深い書物であるとも言える。
おそらくであるが、この本は中原さんが組織開発についてフルコミットしていきますよという意思表明であるとともに、これから組織開発や人事について学んでいこうとしている人への応援歌であり、またなんとなく組織開発をわかった気になって専門家を気取っている人事パーソンに対して、本当の意味で組織開発を『探究』する必要があるのではないですか?という問いかけでもある。
本書を安易なノウハウ本や、解決策を提示している本として受け取ると読み誤る。
著者たちはもっと深いところで私たちに大きな問いを投げかけているのだと思う。
第1部は初級者向けとして軽いタッチで読者を誘おうとしているが、第2部、第3部と進むにつれ、難解ではないが予備知識がない人には読み進めることに苦を感じるかもしれない。だが、組織開発という今の人事部門には避けて通れないテーマに立ち向かうためのベースとして、その歴史や発展を学ぶことには大きな意味がある。そして私がまさにそうなのだが、組織開発全般には通じているが、体系的に捉えてこなかった人事パーソンには知識の棚卸しとして非常に有益だった。
圧巻なのは最後の第5部である。両著者が組織開発や、人事部門を超えて、ヒトと組織に関わるすべてのビジネスパーソンに対する熱い想いとエールをひしひしと感じ、映画のクライマックスのような高揚感すら覚えた。
著者の1人である、中原さんは人材開発をメインテーマに多くの著書を書かれているが、帯に神戸大学大学院の金井さんが推薦文を書かれているのも納得で、さらに広く人事マターに影響を与える学者になられたのだと強く感じた。
また、一通り、組織開発を理解している人事パーソンにとっては、読みようによっては容易に理解することもできるが、その背景に、デューイ、フロイト、フッサールといった中原さんの研究の原点となっている理論がわかっていてこそ、真の理解にたどり着けるという奥深い書物であるとも言える。
おそらくであるが、この本は中原さんが組織開発についてフルコミットしていきますよという意思表明であるとともに、これから組織開発や人事について学んでいこうとしている人への応援歌であり、またなんとなく組織開発をわかった気になって専門家を気取っている人事パーソンに対して、本当の意味で組織開発を『探究』する必要があるのではないですか?という問いかけでもある。
本書を安易なノウハウ本や、解決策を提示している本として受け取ると読み誤る。
著者たちはもっと深いところで私たちに大きな問いを投げかけているのだと思う。
2018年12月4日に日本でレビュー済み
組織開発の淵源を100年前の哲学者、
デューイ、フッサール、フロイトに求める、
世界でも、おそらく類例のない論考である。
「働き方改革」が、=「時短」と解釈され、
素っ頓狂な方向に進んでいるが、
それでも心ある企業はもう少し真剣に対話を促進し、
働きやすさとともに生産性向上を実現させている。
歴史をさかのぼりつつ知的探求を進めながら、
具体的な実践事例も紹介する、
組織開発の基本書である。
デューイ、フッサール、フロイトに求める、
世界でも、おそらく類例のない論考である。
「働き方改革」が、=「時短」と解釈され、
素っ頓狂な方向に進んでいるが、
それでも心ある企業はもう少し真剣に対話を促進し、
働きやすさとともに生産性向上を実現させている。
歴史をさかのぼりつつ知的探求を進めながら、
具体的な実践事例も紹介する、
組織開発の基本書である。