日本語のタイトルが「米中戦争前夜」となっているが、内容は世界の状況をどのように理解したらよいか的確に教えてくれる著書である。
ナンバー2が台頭してきてナンバー1の地位を揺るがしそうになった時、個人でも、グループでも、企業など組織でも、国家でもテュキディデスの罠は起こりうると考える。
時間を超えて古今東西起こりうることである。
破局は回避可能か。
今後もこの本の視点で世界情勢、特にアジアを見ていきたいと思った。
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米中戦争前夜――新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/2
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ハーバード大学ケネディスクール初代院長であり、レーガン~オバマ政権の歴代国防長官の顧問を務めリアルな国際政治にも通じるグレアム・アリソン教授が、過去500年の新旧大国の衝突をひもときつつ、現代における米中戦争の可能性と回避の方策を論じる1冊。
アテネ対スパルタにはじまり、ドイツ対イギリス(第一次大戦)や日本対アメリカ(第二次大戦)など、新興国の台頭が覇権国を脅かして生じた構造的ストレス(トゥキュディデス*の罠)で衝突した16ケースを解析。同時に、ワシントンが目を背けている中国の実力を政治・経済にわたり分析し、「数十年以内に米中戦争が起こりうる可能性は、ただ「ある」というだけでなく、現在考えられているよりも非常に高い」と指摘する。
日本にとっては、米中戦争のきっかけとなりうる5つの具体シナリオに、北朝鮮や尖閣諸島の領有問題も含まれるのが怖いところ。すわ戦争となれば「世界のどの国よりも影響を受けるのは日本」(日本語版序文)であり、自分事として米中関係を考え備えるための最適書ではないでしょうか。また、本書から得るべき示唆を深めたり、さらに波及する課題等について考えるうえでは、米中双方に詳しい元朝日新聞主幹でアジア・パシフィック・イニシアティブ理事長の船橋洋一氏による日本語版序文も必読です。
★実務家からも激賞続々★
キッシンジャー元国務長官
「米中が500年間で13番目の新旧戦争にならないよう願うほかない」
バイデン元副大統領
「アリソンは国際問題について最も鋭いオブザーバーのひとりであり、私も上院議員、副大統領時代を通じて常に助言を求めていた」
*トゥキュディデス:古代ギリシアの歴史家(紀元前460年頃~400年頃)。スパルタとアテネが争ったプロポネソス戦争(紀元前431~404年)を分析した著書『歴史』は、現代においても国際政治学の基本書とされ、戦争が勃発する3要因として「利益」「名誉」「恐怖」を挙げている。過去にも米歴史家ドナルド・ケーガンや英歴史家マイケル・ハワードなど多くの研究者がトゥキュディデスの3要素を援用してきたが、アリソンはその3要素のなかでも「恐怖」に注目。1急速に台頭する国家、2それを恐れる支配国、3それぞれが有する同盟関係のもつれ、が戦争を導く可能性が高いと論じ、「トゥキュディデスの罠」と命名。特にオバマ政権時代以降、よく聞かれるワーディングである。
アテネ対スパルタにはじまり、ドイツ対イギリス(第一次大戦)や日本対アメリカ(第二次大戦)など、新興国の台頭が覇権国を脅かして生じた構造的ストレス(トゥキュディデス*の罠)で衝突した16ケースを解析。同時に、ワシントンが目を背けている中国の実力を政治・経済にわたり分析し、「数十年以内に米中戦争が起こりうる可能性は、ただ「ある」というだけでなく、現在考えられているよりも非常に高い」と指摘する。
日本にとっては、米中戦争のきっかけとなりうる5つの具体シナリオに、北朝鮮や尖閣諸島の領有問題も含まれるのが怖いところ。すわ戦争となれば「世界のどの国よりも影響を受けるのは日本」(日本語版序文)であり、自分事として米中関係を考え備えるための最適書ではないでしょうか。また、本書から得るべき示唆を深めたり、さらに波及する課題等について考えるうえでは、米中双方に詳しい元朝日新聞主幹でアジア・パシフィック・イニシアティブ理事長の船橋洋一氏による日本語版序文も必読です。
★実務家からも激賞続々★
キッシンジャー元国務長官
「米中が500年間で13番目の新旧戦争にならないよう願うほかない」
バイデン元副大統領
「アリソンは国際問題について最も鋭いオブザーバーのひとりであり、私も上院議員、副大統領時代を通じて常に助言を求めていた」
*トゥキュディデス:古代ギリシアの歴史家(紀元前460年頃~400年頃)。スパルタとアテネが争ったプロポネソス戦争(紀元前431~404年)を分析した著書『歴史』は、現代においても国際政治学の基本書とされ、戦争が勃発する3要因として「利益」「名誉」「恐怖」を挙げている。過去にも米歴史家ドナルド・ケーガンや英歴史家マイケル・ハワードなど多くの研究者がトゥキュディデスの3要素を援用してきたが、アリソンはその3要素のなかでも「恐怖」に注目。1急速に台頭する国家、2それを恐れる支配国、3それぞれが有する同盟関係のもつれ、が戦争を導く可能性が高いと論じ、「トゥキュディデスの罠」と命名。特にオバマ政権時代以降、よく聞かれるワーディングである。
- 本の長さ424ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2017/11/2
- 寸法13.1 x 2.5 x 18.8 cm
- ISBN-104478103313
- ISBN-13978-4478103319
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商品の説明
著者について
著者:グレアム・アリソン(Graham Allison)
政治学者。ハーバード大学教授。同大ケネディ行政大学院初代学長、同大ベルファー科学・国際問題研究所長(本書刊行時)を務めた。専門は政策決定論、核戦略論。レーガン政権からオバマ政権まで歴代国防長官の顧問を、クリントン政権では国防次官補を務めた。1971年に刊行され今も政策決定論の必読文献である『決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析』(中央公論新社、日経BP社)のほか、『核テロ 今ここにある恐怖のシナリオ』(日本経済新聞社)、『リー・クアンユー、世界を語る』(サンマーク出版)など著書多数。マサチューセッツ州ベルモント在住、1940年生まれ。
訳者:藤原朝子(ふじわら・ともこ)
学習院女子大学非常勤講師。訳書に『シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問』『撤退するアメリカと「無秩序」の世紀』(ともにダイヤモンド社)など。慶大法学部政治学科卒。
政治学者。ハーバード大学教授。同大ケネディ行政大学院初代学長、同大ベルファー科学・国際問題研究所長(本書刊行時)を務めた。専門は政策決定論、核戦略論。レーガン政権からオバマ政権まで歴代国防長官の顧問を、クリントン政権では国防次官補を務めた。1971年に刊行され今も政策決定論の必読文献である『決定の本質 キューバ・ミサイル危機の分析』(中央公論新社、日経BP社)のほか、『核テロ 今ここにある恐怖のシナリオ』(日本経済新聞社)、『リー・クアンユー、世界を語る』(サンマーク出版)など著書多数。マサチューセッツ州ベルモント在住、1940年生まれ。
訳者:藤原朝子(ふじわら・ともこ)
学習院女子大学非常勤講師。訳書に『シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問』『撤退するアメリカと「無秩序」の世紀』(ともにダイヤモンド社)など。慶大法学部政治学科卒。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2017/11/2)
- 発売日 : 2017/11/2
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 424ページ
- ISBN-10 : 4478103313
- ISBN-13 : 978-4478103319
- 寸法 : 13.1 x 2.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 282,167位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,494位文化人類学・民俗学 (本)
- - 1,917位外交・国際関係 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アカデミックな内容ですが、なかなか面白いです。註釈やカッコ書きなどもあり、読みやすく書かれています。
多少、世界史の知識があると、さらに読みやすいと思います。私は、古代ギリシャなどの知識はありませんでしたが、カタカナ名称を、嫌がらず、ゆっくり読んでいったので理解出来ました。
古代ギリシャから始まって、現代C国まで進む話は、なかなか興味深いです。
古代ギリシャ時代に、アテネとスパルタが陥った「トゥキュディデスの罠」を軸に、米中関係を論説しています。
C国については、専門分野のようで、かなり深く理解して解説してくれていますが、日本に対する誤解(無知のため?)には閉口します。
多々納得がいかない部分もありますが、そういう考えもあるかなって感じです。
第8章の各シナリオは、きっとそうなるかも?、でも、そうなっては困る、と思えるシナリオです。
付録に、本書内の16ケースファイルがありますので、本文を理解するための補足となっています。
バイデン政権発足?のこのタイミングで、もう一度、冷静に考えるべきテーマと思います。
多少、世界史の知識があると、さらに読みやすいと思います。私は、古代ギリシャなどの知識はありませんでしたが、カタカナ名称を、嫌がらず、ゆっくり読んでいったので理解出来ました。
古代ギリシャから始まって、現代C国まで進む話は、なかなか興味深いです。
古代ギリシャ時代に、アテネとスパルタが陥った「トゥキュディデスの罠」を軸に、米中関係を論説しています。
C国については、専門分野のようで、かなり深く理解して解説してくれていますが、日本に対する誤解(無知のため?)には閉口します。
多々納得がいかない部分もありますが、そういう考えもあるかなって感じです。
第8章の各シナリオは、きっとそうなるかも?、でも、そうなっては困る、と思えるシナリオです。
付録に、本書内の16ケースファイルがありますので、本文を理解するための補足となっています。
バイデン政権発足?のこのタイミングで、もう一度、冷静に考えるべきテーマと思います。
2020年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者のグレアム・アリソンは、現代政治学の代表的古典である『決定の本質』の著者としてあまりにも有名であるが、私の理解では、典型的な「一発屋」であり、それ以降、まともな研究成果を残せていない。専門外の米中関係について論じた本書も、研究書ではなく一般向けの書物であり、センセーショナルではあるが中身が乏しい本なのだろうなと予想しつつ本書を読破した。
結論としては、悪くはない本である。今後の国際政治の焦点である米中関係を、歴史上の大国関係と比べながら分析している。筆者は、中国や日本のことについてほとんど知らず、引用する文献もアメリカ人学者のものばかりであり、議論に深みや正確性に欠ける箇所が少なくないが、これからの米中関係を考え、論じるに当たっての必読書であろう。
結論としては、悪くはない本である。今後の国際政治の焦点である米中関係を、歴史上の大国関係と比べながら分析している。筆者は、中国や日本のことについてほとんど知らず、引用する文献もアメリカ人学者のものばかりであり、議論に深みや正確性に欠ける箇所が少なくないが、これからの米中関係を考え、論じるに当たっての必読書であろう。
2019年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に勉強になりました。
米中開戦リスクは非常に高いようです。
今の私の心配は、子供達がこれから活躍していく社会が平和であって欲しい。
ただそれだけです。
今この本を読み、この世界を捉えるフレームのうちの一つとしても非常に読み応えがあります。
本で説明している理論は会社内においてもあると思いました。
米中開戦リスクは非常に高いようです。
今の私の心配は、子供達がこれから活躍していく社会が平和であって欲しい。
ただそれだけです。
今この本を読み、この世界を捉えるフレームのうちの一つとしても非常に読み応えがあります。
本で説明している理論は会社内においてもあると思いました。
2019年10月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新興国アテネ、覇権国スパルタ、この二国が引き起こしたのがペロポネソス戦争。同戦争に従事、活写・分析した古代アテネの歴史家、トゥキディデスによると、新興国の台頭と覇権国の恐怖、この間に生じた構造的ストレスが、戦争に発展する大きな三つの要素は国益、不安、名誉だと言う。
その「トゥキディデスの罠」が当てはまる事例は、過去500年で16ケースあり(ハーバード大学「トゥキディデスの罠プロジェクト」調べ)、うち12件で最終的に戦争が起きた。戦争に突入した一例は真珠湾攻撃(覇権国:アメリカ、新興国:日本)、回避できた一例はキューバ危機(覇権国:アメリカ、新興国:ソ連)。そのアメリカも、20世紀初頭はイギリスに対して肉薄する新興国だった。
果たして緊迫する米中関係は、同じ轍を踏むのか否か?アメリカが打つべき戦略的オプションとは?という応用歴史学の視点で切り込んだ本。あくまで読者対象はアメリカ人で(日本から見る中国像と異なる部分や、あまりにもアメリカ的な戦略の指南も)、批判的なものを含め、類書を複数読まないと批評は出来ないが、今後、米中関係を考える際の思考の軸になったことは間違いない。中国の政治学者が同じタイトルで書いたら、どんな内容になるのだろう?
各章の扉で引用されていた名言の中から胸に刺さったものを二つ。
「歴史が繰り返されることはないが、韻を踏むことはある」ーーマーク・トウェイン
「戦争の終わりを見たことがあるのは、死者だけだ」ーージョージ・サンタヤナ
その「トゥキディデスの罠」が当てはまる事例は、過去500年で16ケースあり(ハーバード大学「トゥキディデスの罠プロジェクト」調べ)、うち12件で最終的に戦争が起きた。戦争に突入した一例は真珠湾攻撃(覇権国:アメリカ、新興国:日本)、回避できた一例はキューバ危機(覇権国:アメリカ、新興国:ソ連)。そのアメリカも、20世紀初頭はイギリスに対して肉薄する新興国だった。
果たして緊迫する米中関係は、同じ轍を踏むのか否か?アメリカが打つべき戦略的オプションとは?という応用歴史学の視点で切り込んだ本。あくまで読者対象はアメリカ人で(日本から見る中国像と異なる部分や、あまりにもアメリカ的な戦略の指南も)、批判的なものを含め、類書を複数読まないと批評は出来ないが、今後、米中関係を考える際の思考の軸になったことは間違いない。中国の政治学者が同じタイトルで書いたら、どんな内容になるのだろう?
各章の扉で引用されていた名言の中から胸に刺さったものを二つ。
「歴史が繰り返されることはないが、韻を踏むことはある」ーーマーク・トウェイン
「戦争の終わりを見たことがあるのは、死者だけだ」ーージョージ・サンタヤナ
2019年6月4日に日本でレビュー済み
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単純ですが、凄い、怖い、読まなかった方が良かったと思う本。
2017年5月30日に英語版が出版されているのに、今の米中貿易戦争が米中覇権戦争であり、激化して新冷戦(対中封じ込め)に進むことを的確に指摘している。
周主席が長征を持ち出して国内を引き締めている状況を聞くにつけ、この摩擦は、ソ連を追い込んだように中国を封じ込めるか、逆に米国が太平洋の西側を諦めて撤退するまで、終わらないことを理解できた。
前者のシナリオなら良いが、後者になると、日本が石油の輸入も中国の顔色を伺わなくてわならない、今の韓国の状況になるのかと思うとなんとも言えない。
どっちになるにしろ、日本はこれから5-10年は米中に挟まれ、難しい状況になることを覚悟させられました。
2017年5月30日に英語版が出版されているのに、今の米中貿易戦争が米中覇権戦争であり、激化して新冷戦(対中封じ込め)に進むことを的確に指摘している。
周主席が長征を持ち出して国内を引き締めている状況を聞くにつけ、この摩擦は、ソ連を追い込んだように中国を封じ込めるか、逆に米国が太平洋の西側を諦めて撤退するまで、終わらないことを理解できた。
前者のシナリオなら良いが、後者になると、日本が石油の輸入も中国の顔色を伺わなくてわならない、今の韓国の状況になるのかと思うとなんとも言えない。
どっちになるにしろ、日本はこれから5-10年は米中に挟まれ、難しい状況になることを覚悟させられました。
2018年3月13日に日本でレビュー済み
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長年ハーバードで教鞭をとった著者らしく様々なデータからこれまでの米中とその関係を分析し、過去の様々な新興国と覇権国の対立をもとにして新たな米中関係を考える良書
上のレビューでは中国共産党のプロパカンダを鵜呑みにしているという話だが実際に読むと「そう信じたくなる」のも頷ける
ただし、これは著者も指摘しているように中国のプロパカンダは自らを後進国だと言い、国際社会に特例を認めさせる方向に行われており
もはや新たな覇権国になりつつある現状の方が不都合な事実だと理解させられてしまう
上のレビューでは中国共産党のプロパカンダを鵜呑みにしているという話だが実際に読むと「そう信じたくなる」のも頷ける
ただし、これは著者も指摘しているように中国のプロパカンダは自らを後進国だと言い、国際社会に特例を認めさせる方向に行われており
もはや新たな覇権国になりつつある現状の方が不都合な事実だと理解させられてしまう
2019年1月10日に日本でレビュー済み
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思ったより良かったかな?値も安いから、満足でした。