「持つこと」、「あること」という二つの人間のあり方を軸に、良き人生を送るための方法を示している。
経済市場における自身の価値や、生まれ育っていく過程でいつの間にか染み付いていただけの価値観を人生の中心に置いてしまっていたことに気づかせてくれる。
フロムの著書の中では珍しく実践的内容を含んでいて面白い(瞑想や神経の集中の仕方など)。
20台の若者から年配まで、広く読まれて欲しいと思います。
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よりよく生きるということ 単行本 – 2000/2/1
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- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社第三文明社
- 発売日2000/2/1
- ISBN-104476032281
- ISBN-13978-4476032284
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出版社より
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
現代の精神状況の到来に予言的な危機感を抱いたフロムが残した遺稿であり、自己存在の覚醒を促す警告の書。フロム思想の新展開を告げる隠された未邦訳の遺稿。
登録情報
- 出版社 : 第三文明社 (2000/2/1)
- 発売日 : 2000/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 269ページ
- ISBN-10 : 4476032281
- ISBN-13 : 978-4476032284
- Amazon 売れ筋ランキング: - 198,970位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 206位死生観
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年4月22日に日本でレビュー済み
1970年代フロム翁70歳の境地。私から見ると、焦点が定まらない玉石混交の著述。この責任は「生きるということ」の草稿をもとに本書を組み立てた編者にある。"Art of Being"という原題もおそらく編者によるもので、"Art of Loving"との関連をフロムが意図していたわけではない。訳出は生硬でわかりやすいとは言えない。「生きる」をキーワードに心の在り様を知らしめる一方で、哲学的思考(実存的)/精神分析の風潮/消費社会・資本主義社会/瞑想のやり方などが、ユダヤ教のバックグラウンドで語られて、はっきり言って「ごちゃごちゃ」している。また、社会を見る目にフロムがフロイト左派と分類されるのが納得できる。
1章 存在の技について 〇 マズローに通じる思想
2章 大いなるまやかし △
3章 取るに足らないおしゃべり △
4章 努力なし、苦痛なし △ 宗教(ユダヤ教)的
5章 反権威主義 △
6章 一つのことを志すこと 〇 キルケゴールへの言及
7章 目覚めてあること △
8章 気づき 〇 マルクスの暴露とフロイトの暴露
9章 集中するということ 〇 集中を妨げるもの テレビ
10章 瞑想するということ △
11章 精神分析と自覚 〇 フロイト批判は適切ではない気がする
12章 自己分析 △ 精神分析家批判
13章 自己分析の方法 △
14章 所有の文化について × 不要
15章 所有の哲学について × 不要
16章 所有の心理学について 〇 黄金とは蓄積された労働で死蔵であり機能なき所有物
17章 所有から存在へ 〇
よりよく生きるというテーマに、はずれていることはないのだが、構成はもっとうまくできただろうと思う。読みづらい。
1章 存在の技について 〇 マズローに通じる思想
2章 大いなるまやかし △
3章 取るに足らないおしゃべり △
4章 努力なし、苦痛なし △ 宗教(ユダヤ教)的
5章 反権威主義 △
6章 一つのことを志すこと 〇 キルケゴールへの言及
7章 目覚めてあること △
8章 気づき 〇 マルクスの暴露とフロイトの暴露
9章 集中するということ 〇 集中を妨げるもの テレビ
10章 瞑想するということ △
11章 精神分析と自覚 〇 フロイト批判は適切ではない気がする
12章 自己分析 △ 精神分析家批判
13章 自己分析の方法 △
14章 所有の文化について × 不要
15章 所有の哲学について × 不要
16章 所有の心理学について 〇 黄金とは蓄積された労働で死蔵であり機能なき所有物
17章 所有から存在へ 〇
よりよく生きるというテーマに、はずれていることはないのだが、構成はもっとうまくできただろうと思う。読みづらい。
2009年11月30日に日本でレビュー済み
財産による実存様態では、「私は自分の持っているもので在る」が標語であった。しかし、ブレイクスルーが起こったあとでは、「私の為すことが私で在る」になる。もっとシンプルに言えば、「私は在る者で在る」。
まさに、こう在りたいものだ。
内容的には、かなり哲学的な本であり、著者も前書きで述べているように、生きる技を学習するための処方箋となるようなものではない。
ただ、生きることの師の書物を読み、難解な言葉の真の意味を理解するよう努力し、生きるための技を磨く。
そして、自らの生を使って何がやりたいかについて、自分のオリジナルの信念を固めていくことの助力にする、そう考えると辛抱強く読めると思う。
まさに、こう在りたいものだ。
内容的には、かなり哲学的な本であり、著者も前書きで述べているように、生きる技を学習するための処方箋となるようなものではない。
ただ、生きることの師の書物を読み、難解な言葉の真の意味を理解するよう努力し、生きるための技を磨く。
そして、自らの生を使って何がやりたいかについて、自分のオリジナルの信念を固めていくことの助力にする、そう考えると辛抱強く読めると思う。
2003年12月14日に日本でレビュー済み
よく生きるためのフロムの見解が述べられていますが、現代社会において実践する事は困難な内容です。例えばフロムは日常会話を取るに足らないお喋りとして禁じています。そして特に自己の「ナルシズム」と「所有」を改めることを強く勧めています。ナルシズムの克服や所有の制御(フロムは所有ではなく活動に重きを置いています)は、現代の競争と消費を奨励する経済社会・格差社会にあっては実践することは非常に難しいと感じました。
しかし、それらがより良く生きるために重要な事であることを、本書は説得力を持って説明しています。本書を読むと、人間がよりよく生きることと現代の経済社会は断絶してしまっていると感じます。読者は本書を読んだ後、成す術が無いことを感じてしまうのではないでしょうか?しかし、ナルシズムについては哲学者ショーペンハウアーも同様な見解であり、著者の指摘は蓋然性が高いと思います。
しかし、それらがより良く生きるために重要な事であることを、本書は説得力を持って説明しています。本書を読むと、人間がよりよく生きることと現代の経済社会は断絶してしまっていると感じます。読者は本書を読んだ後、成す術が無いことを感じてしまうのではないでしょうか?しかし、ナルシズムについては哲学者ショーペンハウアーも同様な見解であり、著者の指摘は蓋然性が高いと思います。