映画(DVD)「虹色ほたる」に感動し、原作を買いました。
絶対おすすめです。
文は読みやすく、活字が苦手な私でも2日で読むことができました(引き込まれたことも理由ですが)。
内容には、映画版とは異なる良い所があります。私にとって映画版は「トコトン感動を楽しめるもの」でしたが、原作は「感動を楽しみながら教訓を得られるもの」でした。特に「さえ子の父」の嘆き(と部下の先生の返し言葉)、「青天狗」の話全般、容態にも家庭環境にも不安いっぱいのはずの「さえ子」の決意には、私も思うことがありました。
また、映画版であまり触れられていなかった感動(最終章で「梶原夫婦」たちが「宮舞蛍」を復活させたこと、目が見えるようになった「爽愛子」の気持ち)、映画版では説明がなかった箇所(タイムスリップの条件、「ユウタ」と会う前の「さえ子」のことなど)もあり、映画版から入った私にも新しい感動と発見がありました。
一方、映画版の方が良いと思ったのは「ユウタ」のキャラクター、そして別れの場面全部(吉澤さんとケンゾー、ユウタとさえ子、ユウタとおばあちゃん、ユウタとケンゾー、ユウタと深山井村)でした。
「ユウタ」は「映画版ユウタ」の方がカッコいいと思いました。深山井村に来て早い段階から記憶の件を把握したこともあるかもしれませんが、「原作版ユウタ」は落ち着きがあるというか(事故の犯人への思いは除く)、合理的に考えられるというか、「映画版ユウタ」(←さっぱりとしていて、「さえ子」との別れの場面など、深く考えずに直情的になってしまうところもあると思います)とは別人、または幾つか年上の感じがありました。
また、「ユウタ」と「さえ子」の別れの場面は、いろいろな点が映画版と原作で真逆になっていて、どちらにも感動できるのですが、私は「ユウタ」が「さえ子」を引っ張り、「ささやかに」誓いながら別れる映画版の方が好きでした(原作は思いっきり泣き合います)。あと、映画版のように、最後の祭を2人に少しでも楽しんでほしかったです。
しかし、これらの点も小説版の方が好きになる方はいらっしゃると思いますので、私のように映画版が好きな方にも絶対おすすめの本です。
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虹色ほたる: 永遠の夏休み 単行本 – 2012/3/1
川口 雅幸
(著)
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- 本の長さ397ページ
- 言語日本語
- 出版社アルファポリス
- 発売日2012/3/1
- 寸法12.8 x 2.1 x 18.8 cm
- ISBN-104434165135
- ISBN-13978-4434165139
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登録情報
- 出版社 : アルファポリス (2012/3/1)
- 発売日 : 2012/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 397ページ
- ISBN-10 : 4434165135
- ISBN-13 : 978-4434165139
- 寸法 : 12.8 x 2.1 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 326,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年、岩手県生まれ。
2004年、パソコンで文章を書く楽しさに目覚め、ホームページを開設。同年、サイト上にて『虹色ほたる~永遠の夏休み~』連載開始。大きな反響を呼び、2007年に同作でアルファポリスから出版デビュー。2012年には映画公開も決定する大ヒットとなる。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年6月22日に日本でレビュー済み
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2023年9月7日に日本でレビュー済み
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中学2年の娘が欲しがっていたので購入しました。一度読んだだけで後は、そのままです。
2018年8月27日に日本でレビュー済み
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5年生の子供に購入。面白く読みやすかったとの感想でした。
私が思っていたよりも挿絵が多めだったので、1から登場人物を想像しながら本を読む、というよりは絵を動かすような読み方になるかと思います。
私が思っていたよりも挿絵が多めだったので、1から登場人物を想像しながら本を読む、というよりは絵を動かすような読み方になるかと思います。
2013年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の、読書感想文として、購入しました。
夏休みのお話なので、読むにはぴったりだし、内容もとても感動的です。
後半部分は、完結させるために、急ぎ足の部分もありますが、
想像が膨らむ作品でした。
夏休みのお話なので、読むにはぴったりだし、内容もとても感動的です。
後半部分は、完結させるために、急ぎ足の部分もありますが、
想像が膨らむ作品でした。
2016年9月28日に日本でレビュー済み
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昭和の美しい田舎の風景が、読んでいて脳裏に浮かびます。タイムスリップなんて。と思いつつ読んでいましたが、後半は締め付けられる様な気持ちになります。涙が止まりませでした。親子で楽しめます。
2017年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・終盤に「いや、そんな鋭利なかっこつけた言葉なんかで安っぽく言い表せられるもんか」という表現があるのだけれど、これがあてはまる箇所が大量にある。言葉を飾りすぎで、せっかくの情景が薄っぺらく感じる。
・青天狗の最後の説教にげんなりした。そういうことをセリフで語ってしまっては物語の形を取っている意味がない。エッセイで書けばいい。
・視覚障害を感動のダシにしているのはいただけない。
・青天狗の最後の説教にげんなりした。そういうことをセリフで語ってしまっては物語の形を取っている意味がない。エッセイで書けばいい。
・視覚障害を感動のダシにしているのはいただけない。
2010年3月16日に日本でレビュー済み
それだけに、読みやすく感情移入しやすい作品です。
感動しました。
感動しました。