プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 199pt
(12%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,650¥1,650 税込
ポイント: 199pt
(12%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥233
中古品:
¥233

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
検証・法治国家崩壊:砂川裁判と日米密約交渉 (「戦後再発見」双書3) 単行本 – 2014/7/20
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,650","priceAmount":1650.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,650","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Q9PbJX0LQiPXVzfUpAFKODwhPr%2Fb3bLomKuHGLMRgquxViaAHye7qm3KYsk4ItBXHhpov25JraqKU%2BX7hHo9FdL8JAwjL8AE0zagJ1DZjwxBErrip53IQB1iebehoof%2BaZj%2FkdUzggI%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥233","priceAmount":233.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"233","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"Q9PbJX0LQiPXVzfUpAFKODwhPr%2Fb3bLoM9ozyqjem%2BfKNOlsFh35Ije%2BtlwQBymr3z%2F0%2BrBYxKbM%2B0q%2F950powHRq%2BhFiLV0hskoO2ZPnT2%2F0NDr151lNvJkGJ5C3rHg6NUOdQRLmzVPxTluUVRArIVBSbpn2Y%2BJYiw1NpbueoI7tEkwc3%2FMDQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
最高最大法廷で起こった戦後最大の事件!
1959年12月16日、
在日米軍と憲法九条をめぐって下されたひとつの最高裁判決(「砂川事件最高裁判決」)。
アメリカ政府の違法な政治工作のもと出されたこの判決によって、
在日米軍は事実上の治外法権を獲得し、日本国憲法もまた、その機能を停止することになった…。
大宅賞作家の吉田敏浩が、機密文書を発掘した新原昭治、末浪靖司の全面協力を得て、
最高裁大法廷で起きたこの「戦後最大の事件」を徹底検証する!!
◎目次
PART1
マッカーサー大使と田中最高裁長官
PART2
秘密文書の発見
■砂川裁判干渉の秘密工作の背後にあった米軍の世界的な戦略
■アメリカと田中最高裁長官の深い関係、そしてアメリカが生み出した「九条解釈」
PART3
検証 法治国家崩壊
付録
核密約と「有識者」会議
年表
◎はじめにより
本書には、驚くべき事実が書かれています。
一九五九年一二月一六日に、日本の最高裁が出したひとつの判決。それによって、日本国憲法が事実上、その機能を停止してしまったこと。米軍の事実上の治外法権を認め、さまざまな人権侵害をもたらす「法的根拠」をつくりだしてしまったこと。そしてその裁判は、実は最初から最後まで、アメリカ政府の意を受けた駐日アメリカ大使のシナリオどおりに進行していたこと。
この日本の戦後史のなかでも最大といえるような「事件」が、アメリカ政府の解禁秘密文書によって、歴史の闇のなかから浮かびあがりました。困難な調査の末にそれらの文書を発見し、事件の全貌を確実な証拠によって立証したのが、本書の共著者である新原昭治と末浪靖司です。
最初の重要文書を新原が発見したのが二〇〇八年。わずか六年前のことです。ですからほとんどの日本人は、まだこの大事件の全貌を知りません。こうした入門書のかたちで読者の眼にふれるのも、これが初めてのことなのです。
1959年12月16日、
在日米軍と憲法九条をめぐって下されたひとつの最高裁判決(「砂川事件最高裁判決」)。
アメリカ政府の違法な政治工作のもと出されたこの判決によって、
在日米軍は事実上の治外法権を獲得し、日本国憲法もまた、その機能を停止することになった…。
大宅賞作家の吉田敏浩が、機密文書を発掘した新原昭治、末浪靖司の全面協力を得て、
最高裁大法廷で起きたこの「戦後最大の事件」を徹底検証する!!
◎目次
PART1
マッカーサー大使と田中最高裁長官
PART2
秘密文書の発見
■砂川裁判干渉の秘密工作の背後にあった米軍の世界的な戦略
■アメリカと田中最高裁長官の深い関係、そしてアメリカが生み出した「九条解釈」
PART3
検証 法治国家崩壊
付録
核密約と「有識者」会議
年表
◎はじめにより
本書には、驚くべき事実が書かれています。
一九五九年一二月一六日に、日本の最高裁が出したひとつの判決。それによって、日本国憲法が事実上、その機能を停止してしまったこと。米軍の事実上の治外法権を認め、さまざまな人権侵害をもたらす「法的根拠」をつくりだしてしまったこと。そしてその裁判は、実は最初から最後まで、アメリカ政府の意を受けた駐日アメリカ大使のシナリオどおりに進行していたこと。
この日本の戦後史のなかでも最大といえるような「事件」が、アメリカ政府の解禁秘密文書によって、歴史の闇のなかから浮かびあがりました。困難な調査の末にそれらの文書を発見し、事件の全貌を確実な証拠によって立証したのが、本書の共著者である新原昭治と末浪靖司です。
最初の重要文書を新原が発見したのが二〇〇八年。わずか六年前のことです。ですからほとんどの日本人は、まだこの大事件の全貌を知りません。こうした入門書のかたちで読者の眼にふれるのも、これが初めてのことなのです。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社創元社
- 発売日2014/7/20
- ISBN-104422300539
- ISBN-13978-4422300535
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 検証・法治国家崩壊:砂川裁判と日米密約交渉 (「戦後再発見」双書3)
¥1,650¥1,650
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
¥1,650¥1,650
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
在庫あり。
¥1,980¥1,980
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り2点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|---|---|
戦後史の正体 | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 | 検証・法治国家崩壊 | 核の戦後史 | 「日米合同委員会」の研究 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
600
|
5つ星のうち4.4
184
|
5つ星のうち4.4
46
|
5つ星のうち4.4
20
|
5つ星のうち4.3
97
|
価格 | ¥1,980¥1,980 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 |
内容紹介 | 元外務省・国際情報局長「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、日米関係と戦後70年の真実について語る。 | なぜ米軍は危険なオスプレイの訓練を日本でできるのか? 現代日本のさまざまな問題の源流、日米地位協定の真実に迫る。 | 「戦後史の正体」「日米地位協定入門」につづくシリーズ第3弾! 大宅賞作家が戦後最大の事件「砂川裁判」の真実にせまる。 | なぜ核兵器のない世界は実現されないのか、なぜ日本は脱原発に踏み切れないのか。Q&A形式で原爆と原発の必須知識を提供する。 | 日米合同委員会では何が話し合われているのか――国民の目の届かない密室で日本の主権を侵害する取り決めを交わす実態に迫る。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|---|---|
「日米指揮権密約」の研究 | 朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか | 9条入門 | 密約の戦後史 | 日米同盟・最後のリスク | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.7
28
|
5つ星のうち3.9
23
|
5つ星のうち4.5
71
|
5つ星のうち4.3
27
|
5つ星のうち4.6
33
|
価格 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 |
内容紹介 | 日米の秘密の取り決め、「指揮権密約」はいかにして結ばれた、日米政府は何をしてきたのか? 戦後日米関係の“真実”に迫る。 | これまであまり論じられてこなかった朝鮮戦争と日本の安全保障体制の関係についてときほぐし、進むべき日本の未来を展望する。 | 戦後日本の象徴として支持されてきた憲法9条の誕生と「マッカーサー」「昭和天皇」「日米安保」との相克を巡る成立初期の物語。 | 日本の米軍基地が単なる米軍の出撃基地ではなく、かつての戦争において核戦争を想定した出撃・訓練基地となっていた事実を暴く。 | 米軍が日本全土に核が搭載可能な新型ミサイルを配備しようとしている。気鋭のジャーナリストがその全貌を報告し、警鐘を鳴らす。 |
商品の説明
著者について
吉田敏浩(よしだ・としひろ)
1957年、大分県臼杵市生まれ。明治大学文学部卒。ジャーナリスト。『森の回廊』(NHK出版)で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に、『北ビルマ、いのちの根をたずねて』(めこん)、『生と死をめぐる旅へ』(現代書館)、『ルポ 戦争協力拒否』(岩波新書)、『反空爆の思想』(NHKブックス)、『密約 日米地位協定と米兵犯罪』(毎日新聞社)、『人を“資源"と呼んでいいのか』(現代書館)、『赤紙と徴兵』(彩流社)、『沖縄 日本で最も戦場に近い場所』(毎日新聞社)など多数。
新原昭治(にいはら・しょうじ)
1931年、福岡市生まれ。九州大学法学部卒(心理学)。国際問題研究者、ジャーナリスト。非核の政府を求める会世話人、原水爆禁止日本協議会専門委員、日本平和委員会理事。著書に、『「核兵器使用計画」を読み解く―アメリカ新核戦略と日本』(新日本出版社)、『日米同盟と戦争のにおい―米軍再編のほんとうのねらい』(学習の友社)、『日米「密約」外交と人民の戦い』(新日本出版社)など多数。編著書に、『砂川事件と田中最高裁長官―米解禁文書が明らかにした日本の司法』(日本評論社)がある。
末浪靖司(すえなみ・やすし)
1939年、京都市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学)卒。日本ジャーナリスト会議会員、日中友好協会常任理事。著書に、『九条「解釈改憲」から密約まで 対米従属の正体―米国立公文書館からの報告』(高文研)、共著書に、『日中貿易促進界―その運動と軌跡』(同時代社)がある。日米外交・安保条約関係の論文として、「中国はアメリカをどうみているか」(『季刊中国』2007年冬季号)、「オバマ政権と米中関係」(『季刊中国』2009年夏季号)など多数。
1957年、大分県臼杵市生まれ。明治大学文学部卒。ジャーナリスト。『森の回廊』(NHK出版)で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に、『北ビルマ、いのちの根をたずねて』(めこん)、『生と死をめぐる旅へ』(現代書館)、『ルポ 戦争協力拒否』(岩波新書)、『反空爆の思想』(NHKブックス)、『密約 日米地位協定と米兵犯罪』(毎日新聞社)、『人を“資源"と呼んでいいのか』(現代書館)、『赤紙と徴兵』(彩流社)、『沖縄 日本で最も戦場に近い場所』(毎日新聞社)など多数。
新原昭治(にいはら・しょうじ)
1931年、福岡市生まれ。九州大学法学部卒(心理学)。国際問題研究者、ジャーナリスト。非核の政府を求める会世話人、原水爆禁止日本協議会専門委員、日本平和委員会理事。著書に、『「核兵器使用計画」を読み解く―アメリカ新核戦略と日本』(新日本出版社)、『日米同盟と戦争のにおい―米軍再編のほんとうのねらい』(学習の友社)、『日米「密約」外交と人民の戦い』(新日本出版社)など多数。編著書に、『砂川事件と田中最高裁長官―米解禁文書が明らかにした日本の司法』(日本評論社)がある。
末浪靖司(すえなみ・やすし)
1939年、京都市生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学)卒。日本ジャーナリスト会議会員、日中友好協会常任理事。著書に、『九条「解釈改憲」から密約まで 対米従属の正体―米国立公文書館からの報告』(高文研)、共著書に、『日中貿易促進界―その運動と軌跡』(同時代社)がある。日米外交・安保条約関係の論文として、「中国はアメリカをどうみているか」(『季刊中国』2007年冬季号)、「オバマ政権と米中関係」(『季刊中国』2009年夏季号)など多数。
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大手メディア、大手マスコミが報道しない真実を克明な取材により明らかにした良書です。
2014年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「はじめに」に憲法違反の事例があります。
・憲法判断の範囲外にある米軍基地問題
・日本を多国籍企業のために改造しようとする密室のTPP交渉
・米軍と自衛隊の合同軍事行動のための秘密保護法制定
・アメリカとともに戦争ができる国にするための集団的自衛権
そしてなんと「砂川裁判」が集団的自衛権のための根拠にされている!
「地位協定入門」と同じく怒りと情けなさで満たされてます。
印象的なこと:
・戦後史の正体で善玉に分類された重光外相、岸首相も日本人をあざむいてアメリカに有利な密約を結んでいた
・日本を平和国家にするために新憲法で定めた司法の独立も、アメリカの都合で簡単に崩壊した
予想される反論:
・なんだかんだいってアメリカに守ってもらっているおかげで、平和で経済的負担も少なくすんでいるので仕方ない
・憲法もアメリカが適当につくっただけのものなので、どう解釈しようがアメリカ次第
・日本人には民主主義を自力でかちとったこともなく、運用する能力もないのでアメリカの属国の現状がまだマシ
戦前はアメリカが日本の10~20倍のGNPを持っていることを政府もマスコミも国民に知らせずに戦争に突入しました。
(自動車生産はアメリカが300倍)
アメリカの横暴の証拠もいつもアメリカ公文書館でみつかり、日本側からは皆無。
日本の情報公開がないのか、国民に知る気がないのか。
天木直人のような評者が推薦してくれて、戦後史の正体より売れてくれることを望みます。
・憲法判断の範囲外にある米軍基地問題
・日本を多国籍企業のために改造しようとする密室のTPP交渉
・米軍と自衛隊の合同軍事行動のための秘密保護法制定
・アメリカとともに戦争ができる国にするための集団的自衛権
そしてなんと「砂川裁判」が集団的自衛権のための根拠にされている!
「地位協定入門」と同じく怒りと情けなさで満たされてます。
印象的なこと:
・戦後史の正体で善玉に分類された重光外相、岸首相も日本人をあざむいてアメリカに有利な密約を結んでいた
・日本を平和国家にするために新憲法で定めた司法の独立も、アメリカの都合で簡単に崩壊した
予想される反論:
・なんだかんだいってアメリカに守ってもらっているおかげで、平和で経済的負担も少なくすんでいるので仕方ない
・憲法もアメリカが適当につくっただけのものなので、どう解釈しようがアメリカ次第
・日本人には民主主義を自力でかちとったこともなく、運用する能力もないのでアメリカの属国の現状がまだマシ
戦前はアメリカが日本の10~20倍のGNPを持っていることを政府もマスコミも国民に知らせずに戦争に突入しました。
(自動車生産はアメリカが300倍)
アメリカの横暴の証拠もいつもアメリカ公文書館でみつかり、日本側からは皆無。
日本の情報公開がないのか、国民に知る気がないのか。
天木直人のような評者が推薦してくれて、戦後史の正体より売れてくれることを望みます。
2014年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)
、
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2)
に続く第三弾。
第一弾が行政府、第二弾が立法府に焦点をあてた切り口だとすれば、本書は、法の番人たる司法に焦点を結んでいる。
傀儡国家と言ってもいいような国の現状については、既に前二書にも記されたところなので、
正直言うとそれほど大きな驚きはなかった。しかし、憲法という伝家の宝刀を懐に忍ばせる司法までもが、
対米従属のレールの上で、機関車の役割を果たしていたという事実には愕然とせざるを得ない。
映画マトリックスの中で、眠らされたまま良き夢を見せられる人間の集団が描かれているが、
独立国家の幻想の中で自由を謳歌する我々こそ、蒙昧の檻に入れられているのかもしれない。
司法の腐敗については、瀬木比呂志の 絶望の裁判所 (講談社現代新書) に詳しいが、源流は戦後史の当初にあったことがよく分かる。
その源流は、アメリカにおける機密文書の解禁によって偶然発見され、
時の最高裁判所長官が、陣頭指揮をとりながら憲法をアメリカ軍事戦略の下位に位置づける奮闘が生々しく描かれている。
アメリカの敷いたレールに従った者が、過分に報われる点も必見である。
砂川裁判の結論が、戦後の基地政策を大きく方向づけたことは間違いない。
法律に疎い者にとっても、ぜひ知っておきたい判例の一つである。
また、集団的自衛権、TPP交渉、原発政策についても、
アメリカの意向に逆らうことがどれほど難しいのかその一端が知れるだろう。
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2)
に続く第三弾。
第一弾が行政府、第二弾が立法府に焦点をあてた切り口だとすれば、本書は、法の番人たる司法に焦点を結んでいる。
傀儡国家と言ってもいいような国の現状については、既に前二書にも記されたところなので、
正直言うとそれほど大きな驚きはなかった。しかし、憲法という伝家の宝刀を懐に忍ばせる司法までもが、
対米従属のレールの上で、機関車の役割を果たしていたという事実には愕然とせざるを得ない。
映画マトリックスの中で、眠らされたまま良き夢を見せられる人間の集団が描かれているが、
独立国家の幻想の中で自由を謳歌する我々こそ、蒙昧の檻に入れられているのかもしれない。
司法の腐敗については、瀬木比呂志の 絶望の裁判所 (講談社現代新書) に詳しいが、源流は戦後史の当初にあったことがよく分かる。
その源流は、アメリカにおける機密文書の解禁によって偶然発見され、
時の最高裁判所長官が、陣頭指揮をとりながら憲法をアメリカ軍事戦略の下位に位置づける奮闘が生々しく描かれている。
アメリカの敷いたレールに従った者が、過分に報われる点も必見である。
砂川裁判の結論が、戦後の基地政策を大きく方向づけたことは間違いない。
法律に疎い者にとっても、ぜひ知っておきたい判例の一つである。
また、集団的自衛権、TPP交渉、原発政策についても、
アメリカの意向に逆らうことがどれほど難しいのかその一端が知れるだろう。
2020年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の一人である末浪氏は183ページで、「ポツダム宣言は同年七月二十六日に、アメリカのルーズベルト大統領、イギリスのチャーチル首相、中国の蒋介石総統によって署名されました。」と記述しているが、ルーズベルトは1945年4月12日に死亡しているし、蒋介石はポツダムには来ていなかった。こんな初歩的なミスをするようでは著者が目指している本題も疑ってかかる必要がありそうだ。
2017年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とんでもない真実を知ってしまった脱力感 最高裁判長が米国の手下だとは
無知な安倍総理が砂川裁判を国会答弁で持ち出していたが 恥の上塗りである
正に日本は独立国家ではなく 米国の植民地そのもの 呆れてものが言えない
この真実を多くの国民が知ることがまずは第一歩
ただこのままでいいはずが無い 子供達に何と説明するのか?この真実を
無知な安倍総理が砂川裁判を国会答弁で持ち出していたが 恥の上塗りである
正に日本は独立国家ではなく 米国の植民地そのもの 呆れてものが言えない
この真実を多くの国民が知ることがまずは第一歩
ただこのままでいいはずが無い 子供達に何と説明するのか?この真実を
2018年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰が、この国を売ったのかが判ります。
こんな事があって、良いのでしょうか!全く憤りが沸いて来ます。
こんな事があって、良いのでしょうか!全く憤りが沸いて来ます。
2018年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧な対応、ありがとうございました。貴重な歴史の資料として大いに役立っています。
2014年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この3部作は、いずれも「対米従属」が基軸になっている。
そんなもの、あるわけがない、日米は対等だ……と思う人は、
眉唾でもいいから読んでみるといいだろう。
実に論理的に、日本という国がアメリカに操られていることがわかる。
単なる従属ではない。
アメリカも日本を必要としている。
つまり……うまく利用されているのだ。
法治国家を謳うなら、この現実も知っておくべきだろう。
もちろんアメリカと絶縁すれば日本は崩壊するかもしれない。
しかしそのことと「隷属」は違うはずだ。
読み終えて、中国との関係も含め、日本はなんと外交が稚拙だと感じた。
そんなもの、あるわけがない、日米は対等だ……と思う人は、
眉唾でもいいから読んでみるといいだろう。
実に論理的に、日本という国がアメリカに操られていることがわかる。
単なる従属ではない。
アメリカも日本を必要としている。
つまり……うまく利用されているのだ。
法治国家を謳うなら、この現実も知っておくべきだろう。
もちろんアメリカと絶縁すれば日本は崩壊するかもしれない。
しかしそのことと「隷属」は違うはずだ。
読み終えて、中国との関係も含め、日本はなんと外交が稚拙だと感じた。