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神田橋條治 精神科講義 単行本 – 2012/8/14
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購入オプションとあわせ買い
病をもつ人、そのご家族そして両者を支える人たちに最高の言葉の贈り物
1986年から2011年まで、26年間にわたって行なわれた精神科病院での講演録。
現場の臨床の真っ只中で常によりよい治療に向けての工夫を重ねてきた著者の、
新しい技法発想の萌芽と展開が一望でき、多数の著書の解説としても読める。
「誤診と誤治療」をはじめ、「精神療法におけるセントラルドグマの効用」
「問題点の指摘の仕方」「臨床力を育てる方策」「フラッシュバックの治療」
「双方向性の視点」「治療者の偏見」など、
どの講義内容も示唆と警鐘と破格におもしろいアイディアに満ちている。
◎「まえがき」より
昭和四九年、私は研修医として精神科医のスタートを切った。
その前年、九大精神科精神病理研究室を主宰されていた西園昌久先生をはじめ
精神病理研究室に所属しておられた先生は、新しく出来た福岡大学精神科に移られていた。
九大の精神病理研究室には神田橋先生ほか五、六名の先輩の先生が残られただけであった。
恐る恐る参加するようになった精神病理研究会は、私にとって未体験領域の出来事であった。
研究会は症例検討にほとんどの時間を費やした。
症例の提示は発表者がバウムテストの絵を一枚だけ提示したり、患者の手紙を
提示したりして、各自連想を思いつくままに言い合うという型破りなものであった。
そもそもあらかじめ発表者を決めるということがなかった。互いの連想が交錯するうちに
もやもやとした中からおぼろげな形が浮かび上がってきた。
それはほとんど外れるということがなかった。
連想は参加者のある部分に微妙に共鳴し、
次第に同時に同じ連想をするという現象をもたらした。
「自由連想法とは、治療者が自由連想をすることができるようになるということなのよ」。
かつて、神田橋先生はそんなことを語っておられた。
研究会では時間の経過とともに、誰が先輩で誰が後輩なのかもわからなくなったり、
突然忘れていたような子どもの頃の記憶を思い出して、
急にわれに返ったりするという体験の連続であった。
いつとはなしに精神病理研究室では、互いを呼び合うときに「さん」と呼ぶのが慣わしとなった。
◎目次
はじめに
サポートについて
精神療法におけるセントラルドグマの効用
問題点の指摘の仕方
痴呆老人の看護
私達の精神健康法
粘り強い心をつくる
対話精神療法の初心者のために
共感について
知ること、知らせること
SSRIが登場してからの連想
臨床力を育てる方策
技法の工夫を支えるロマン
資質を生かす
治療論
臨床の新知見について
フラッシュバックの治療
双方向性の視点
治療者の偏見
誤診と誤治療
技を育む
ツボと経絡
震災ボランティアに聞いた
おわりに
1986年から2011年まで、26年間にわたって行なわれた精神科病院での講演録。
現場の臨床の真っ只中で常によりよい治療に向けての工夫を重ねてきた著者の、
新しい技法発想の萌芽と展開が一望でき、多数の著書の解説としても読める。
「誤診と誤治療」をはじめ、「精神療法におけるセントラルドグマの効用」
「問題点の指摘の仕方」「臨床力を育てる方策」「フラッシュバックの治療」
「双方向性の視点」「治療者の偏見」など、
どの講義内容も示唆と警鐘と破格におもしろいアイディアに満ちている。
◎「まえがき」より
昭和四九年、私は研修医として精神科医のスタートを切った。
その前年、九大精神科精神病理研究室を主宰されていた西園昌久先生をはじめ
精神病理研究室に所属しておられた先生は、新しく出来た福岡大学精神科に移られていた。
九大の精神病理研究室には神田橋先生ほか五、六名の先輩の先生が残られただけであった。
恐る恐る参加するようになった精神病理研究会は、私にとって未体験領域の出来事であった。
研究会は症例検討にほとんどの時間を費やした。
症例の提示は発表者がバウムテストの絵を一枚だけ提示したり、患者の手紙を
提示したりして、各自連想を思いつくままに言い合うという型破りなものであった。
そもそもあらかじめ発表者を決めるということがなかった。互いの連想が交錯するうちに
もやもやとした中からおぼろげな形が浮かび上がってきた。
それはほとんど外れるということがなかった。
連想は参加者のある部分に微妙に共鳴し、
次第に同時に同じ連想をするという現象をもたらした。
「自由連想法とは、治療者が自由連想をすることができるようになるということなのよ」。
かつて、神田橋先生はそんなことを語っておられた。
研究会では時間の経過とともに、誰が先輩で誰が後輩なのかもわからなくなったり、
突然忘れていたような子どもの頃の記憶を思い出して、
急にわれに返ったりするという体験の連続であった。
いつとはなしに精神病理研究室では、互いを呼び合うときに「さん」と呼ぶのが慣わしとなった。
◎目次
はじめに
サポートについて
精神療法におけるセントラルドグマの効用
問題点の指摘の仕方
痴呆老人の看護
私達の精神健康法
粘り強い心をつくる
対話精神療法の初心者のために
共感について
知ること、知らせること
SSRIが登場してからの連想
臨床力を育てる方策
技法の工夫を支えるロマン
資質を生かす
治療論
臨床の新知見について
フラッシュバックの治療
双方向性の視点
治療者の偏見
誤診と誤治療
技を育む
ツボと経絡
震災ボランティアに聞いた
おわりに
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社創元社
- 発売日2012/8/14
- 寸法15 x 2.6 x 21 cm
- ISBN-104422115448
- ISBN-13978-4422115443
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対象商品: 神田橋條治 精神科講義
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商品の説明
著者について
神田橋 條治(かんだばし じょうじ)
鹿児島県生まれ。1961年に九州大学医学部を卒業後、1984年まで同大学医学部精神神経科。
1971年から72年まで、モーズレイ病院、ならびにタビストックに留学。
現在、鹿児島市にある伊敷病院に非常勤で勤めるかたわら、後輩の育成と指導に努める。
著書 『精神科診断面接のコツ』岩崎学術出版社、1984年(追補 1994年)
『発想の航跡 神田橋條治著作集』岩崎学術出版社、1988年
『精神療法面接のコツ』岩崎学術出版社、1990年
『対話精神療法の初心者への手引き』花クリニック神田橋研究会、1997年
『精神科養生のコツ』岩崎学術出版社、1999年(改訂 2009年)
『治療のこころ1〜16』花クリニック神田橋研究会、2000~2010年
『発想の航跡2 神田橋條治著作集』岩崎学術出版社、2004年
『「現場からの治療論」という物語』岩崎学術出版社、2006年、ほか。
鹿児島県生まれ。1961年に九州大学医学部を卒業後、1984年まで同大学医学部精神神経科。
1971年から72年まで、モーズレイ病院、ならびにタビストックに留学。
現在、鹿児島市にある伊敷病院に非常勤で勤めるかたわら、後輩の育成と指導に努める。
著書 『精神科診断面接のコツ』岩崎学術出版社、1984年(追補 1994年)
『発想の航跡 神田橋條治著作集』岩崎学術出版社、1988年
『精神療法面接のコツ』岩崎学術出版社、1990年
『対話精神療法の初心者への手引き』花クリニック神田橋研究会、1997年
『精神科養生のコツ』岩崎学術出版社、1999年(改訂 2009年)
『治療のこころ1〜16』花クリニック神田橋研究会、2000~2010年
『発想の航跡2 神田橋條治著作集』岩崎学術出版社、2004年
『「現場からの治療論」という物語』岩崎学術出版社、2006年、ほか。
登録情報
- 出版社 : 創元社 (2012/8/14)
- 発売日 : 2012/8/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4422115448
- ISBN-13 : 978-4422115443
- 寸法 : 15 x 2.6 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 279,105位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 517位精神医学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神田橋先生が日々の実践で感じられたことがまとめれれています。先生自身、考えておられることを言葉にしながら考え直すという場にしているという旨を話していますが、内容だけでなく、実践と知をどのように結びつけるのかという視点も学べます。
2019年7月13日に日本でレビュー済み
臨床と理論のバランスが取れた一冊です。
きちんと理論のツボを押さえた上で、臨床で使えるところ、使えないところ、補うべきところが提示されています。
「名人芸」とされる神田橋先生の治療ですが、決してトンデモな民間療法ではありません。
私自身、心身のバランスを崩して現在治療中ですが、この本を通じて自分の症状をある程度客観視できるようになり、今のかかりつけ医の先生の治療方針が私に合っているのだと認識できるようになりました。
きちんと理論のツボを押さえた上で、臨床で使えるところ、使えないところ、補うべきところが提示されています。
「名人芸」とされる神田橋先生の治療ですが、決してトンデモな民間療法ではありません。
私自身、心身のバランスを崩して現在治療中ですが、この本を通じて自分の症状をある程度客観視できるようになり、今のかかりつけ医の先生の治療方針が私に合っているのだと認識できるようになりました。
2012年10月28日に日本でレビュー済み
不思議な本です。読んでいると、文脈と直接関係なく、患者さんの顔が浮かんできて、「あれは無理強いだったな」と気付いたり、「今こういうことが起きてるのか」「今度こう会ってみよう」という発想が沢山湧いてきたりしました。
また、「この言葉をもっと早く読んでいたら、あのとき、あの人との関わりは変わっていただろうな・・」という申し訳なさ・悔いる思いを味わいながら読むこともありました。
未熟な自分を知って申し訳なくなり、同時に技を磨くことに何とも言えない生きがいを覚えてワクワクしてくるのです。
何気ない先生の一言をきっかけに発想が湧いてくる。周りの正論や、理論や公式でがんじがらめになった私の頭が、自由に動き始めるのです。そんな一言が本全体にちりばめられています。
読み心地としては、ベテラン職人の日々の呟きを聞きながら、それが生まれる師匠の考え方・生きる姿勢・技を懸命に汲み取ろうとする弟子になったような、そんな感じでした。
日々、「正しい治療法」と、「感性」との間で悩んでいる人に、お勧めしたいです。
また、「この言葉をもっと早く読んでいたら、あのとき、あの人との関わりは変わっていただろうな・・」という申し訳なさ・悔いる思いを味わいながら読むこともありました。
未熟な自分を知って申し訳なくなり、同時に技を磨くことに何とも言えない生きがいを覚えてワクワクしてくるのです。
何気ない先生の一言をきっかけに発想が湧いてくる。周りの正論や、理論や公式でがんじがらめになった私の頭が、自由に動き始めるのです。そんな一言が本全体にちりばめられています。
読み心地としては、ベテラン職人の日々の呟きを聞きながら、それが生まれる師匠の考え方・生きる姿勢・技を懸命に汲み取ろうとする弟子になったような、そんな感じでした。
日々、「正しい治療法」と、「感性」との間で悩んでいる人に、お勧めしたいです。
2012年10月25日に日本でレビュー済み
実用的だけどマニュアルじゃない。
深く考えさせられるけど、重くない。
厳しいけれど、やさしい。
知己に満ちたこの本を読んで人に勧めたくてたまらなくなった私は大切なお友達にもプレゼントしました。
初心者にもベテランにも。
臨床家を目指すものもそうでないものも。
自分だけの人生のヒントが見つかるはずです。
深く考えさせられるけど、重くない。
厳しいけれど、やさしい。
知己に満ちたこの本を読んで人に勧めたくてたまらなくなった私は大切なお友達にもプレゼントしました。
初心者にもベテランにも。
臨床家を目指すものもそうでないものも。
自分だけの人生のヒントが見つかるはずです。
2012年10月26日に日本でレビュー済み
臨床の場で迷った時、神田橋先生の本を読み返し、足元と進む方向を確認しています。
そして、この本も読み返す一冊に仲間入りしました。
まず、話し言葉なので、分かりやすさが◎
でも、読むたびに気づくことがあります。
講演録なので、先生の考えがどんな道筋を巡って生まれてきたかが,よくわかります。
綺麗にできた理論を読むよりも、臨床の場で迷いながら進んでいるものには、どうもしっくりくるんですよね。
若い臨床家の方にぜひ読んで欲しい!!
そして、この本も読み返す一冊に仲間入りしました。
まず、話し言葉なので、分かりやすさが◎
でも、読むたびに気づくことがあります。
講演録なので、先生の考えがどんな道筋を巡って生まれてきたかが,よくわかります。
綺麗にできた理論を読むよりも、臨床の場で迷いながら進んでいるものには、どうもしっくりくるんですよね。
若い臨床家の方にぜひ読んで欲しい!!