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何を根拠に 単行本 – 2003/10/1

4.0 5つ星のうち4.0 28個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

2002年6月に急逝した消しゴム版画家の単行本初収録コラム集。雑誌『SFアドベンチャー』『ホットドッグプレス』に連載された幻の映画評、メディア批評コラムが1冊に。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 世界文化社 (2003/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 243ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4418035230
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4418035236
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 28個の評価

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ナンシー関
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりだったけどナンシー節を堪能しました。ナンシー、なんであんなに早くいなくなっちゃったのよ〜。
2012年1月15日に日本でレビュー済み
『でたとこ映画』
映画批評のコーナーのはずが、なぜか岡村靖幸についての対談をやるなど、かなりカオスな内容です。
映画評もそれなりに楽しめてしまうのですが、やはり本領発揮はテレビコラムなのでしょう。
なぜなら映画ではなく「全国大食い選手権」という番組について語った回が白眉なのですから。

まず方喰保弘という大食いチャンピオンには、大食いの「フリークス性」があると指摘します。
彼が大食いを変えたとも。
にも関わらずチャンピオン大会では、女性選手伊藤織恵が優勝する。
それについてナンシー関は
「他の選手は女に負けたことで悔しがったが、方喰は性別を超えたところで伊藤を意識していた」
と言います。
なぜか? 方喰以外で大食いの「フリークス性」を持っていたのは伊藤だけだから、という読み解き。

冷静に考えればそれこそ、この本のタイトル通り「何を根拠に」なのですが、異様な説得力があるので
気になりません。
こういう読み解きは今読んでも斬新ですね。

『メディアジャンキー』
メディアに乗ってるものならなんでも批評してやろうというコーナー。
さきほどの「全国大食い選手権」で見せたような鋭さが、ここでは存分に見られます。
「TVブックメーカー」という番組への批評は見もの。
またクイズ番組についての過激な指摘や、企業のイメージCMについての指摘は、
今も充分通用するでしょう。

笑ったのはものまね番組の審査員についての話。
「謎の権力者生田悦子」というタイトルなのですが、テレビ事情通だからこそできる小噺でした。

全体を通して言えるのは、読み物としては『メディアジャンキー』の方が面白いということ。
初めてナンシー関を読むのなら、そちらを先に読んで凄みに触れるのがいいでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年2月9日に日本でレビュー済み
とても面白く読ませていただきました。本当にありがとうございました。
2010年11月29日に日本でレビュー済み
作者自身の鑑賞した映画の感想やメディアへの批評が有ります。最近のテレビのバラエティーやクイズ番組の空虚さ、視聴率重視で視聴者に媚び諂う番組や、其処に出て来る芸の無い人達(口数が多いだけで中身が無く、話題が無いから人をネタにして悪口を言う等)を私自身いつも感じています(そういう番組はそういうことで見ませんが)。私自身は芸能人に余り興味が無く、本書の芸能批評は余りおもしろくありませんでした。世間には、マスメディア等の作った風評や世間話、流行、情報が常に溢れているが、其の殆んどが根拠の無いものばかりで、世間体や見栄、知識の無さ、世渡りの為に人は鵜呑みにする。何事も疑う姿勢を持ち、表面的なイメージ等の善し悪しに依らず、根本的原因や根拠を探っていき、真の改善・改革を行う事が大事であると思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年5月20日に日本でレビュー済み
「ナンシーの新刊を読みたい」という、もはや本能と化した欲望を断ち切られてから数年。

人生の楽しみをひとつ奪われて、クサす気持ちになる。

たぶん読んでいるはずの「根拠」が文庫になっていたので、購入してみる。

ほぼ15年前の、映画やメディアを切るナンシー。

そのなかで、岡村靖幸に関するところが際立っていた。こんなだったかしら。

岡村のライブにまで行ったというナンシー。「御心のままについていく」とまでいうナンシー。そうだったのかあ。しかし、「何で僕を笑うの」という気持ちを忘れて欲しくない、と言う。やっぱりナンシーははずさない。どこまでも「観察者」の視線を失わない。岡村を半分笑いものにして、半分乗ってやろうじゃないの、というナンシーの姿勢にいたく感心。

及川光博についてならどう書くのか聞いてみたいところだ。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年11月16日に日本でレビュー済み
ナンシーがいなくなってからの“新刊”は、どうしても「お蔵出し」ばかりで、正直いって単行本で購入するのはちょっとキツい、と感じてしまうものが多い。けれど、こうやって文庫で出てみると、なんだか“ちょうど”という感じがするから不思議だ。
『SFアドベンチャー』連載の「でたとこ映画」(『ホーム・アローン』『ダイ・ハード2』から『押忍!! 空手部』そして『ザ・ヒットマン 血はバラの匂い』―ヒデキ主演のVシネ―までと、映画のセレクトがいちいちいい味。これら映画評のはざまに、いきなり「全国大食い選手権終了記念スペシャル」やなんかが来るのも、ナンシーならでは)、そして『Hot-Dog Press』(懐かしい…)連載の「メディアジャンキー」という、90年代初頭の2つの連載をまとめたもの。生前刊行された著書に載っていたものほどの鋭さはないけど、要所要所でキメるところはキチッとキメており、「さすがナンシー」と思わせる。ちょっとした芸の域にすら達しているような“ぼやき”も多めに楽しめる。
巻頭カラー口絵の“工作のページ”も、いつもながら楽しい。こういうのだけで1冊出してくれないだろうか。
なお、表紙の消しゴム版画、モデルはロン毛時代の江口洋介である。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年5月10日に日本でレビュー済み
この本で描かれているのは1990年から91年にかけての映画とテレビ。そのころを懐かしく思いながら読むとよいのだろう。今の世相をナンシーなら、どう切るのだろうか。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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