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脳と心のしくみ (大人のための図鑑) 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/1
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社新星出版社
- 発売日2015/9/1
- 寸法1.4 x 21 x 18.4 cm
- ISBN-104405108048
- ISBN-13978-4405108042
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出版社より
★★★今大注目の脳研究者・池谷裕二先生監修!超ビジュアル解説!★★★ 私たち人間の心はどこにあり、脳はどのようなしくみでできているのだろう?

テレビ出演・執筆で大活躍の脳研究の第一人者・池谷裕二氏が得意とする最新脳研究の知見をもとに脳の不思議について解説します!
★★脳について基本のキから病気のこと、男女の違いなど誰もが気になる疑問に迫ります!★★

最先端技術でわかってきた本当の姿! ▽多彩な画像、3Dイラストにより直観的にわかる!▽

【死ぬってなに?】誰もが気になるあの疑問にも次々迫る!

【細胞が20代に戻る?】こんなことって本当にあるの?

登録情報
- 出版社 : 新星出版社; A5版 (2015/9/1)
- 発売日 : 2015/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 4405108048
- ISBN-13 : 978-4405108042
- 寸法 : 1.4 x 21 x 18.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 58,463位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 60位脳神経科学・神経内科学
- カスタマーレビュー:
著者について

─ 池谷裕二(いけがやゆうじ) 東京大学・薬学部・教授 ──
こんにちは、池谷です。脳の健康や発達、老化を探求する基礎研究を行いながら、脳に関する一般向けの本を書いています。
脳は知れば知るほど奥が深く、さらなる探究心がくすぐられます。研究現場は毎日がわくわくの連続です。この高揚感を自分だけにとどめておくのはもったいない ── 脳研究の最前線のトピックを、できるだけ噛み砕いて語ることで、「知の興奮」を皆様と共有したいと願っています。
初めて拙著を読まれる方は、高校生への講義シリーズ『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』『夢を叶えるために脳はある』(講談社)の3冊を、まずはお手に取ってみてください。私の「脳観」を感じ取っていただけると思います。
『脳はこんなに悩ましい』(新潮社)、『脳はみんな病んでいる』(新潮社)、『ココロの盲点 完全版』(講談社)も個人的に大好きな本です。より手軽な本としては、『海馬』(新潮社)、『脳には妙なクセがある』(扶桑社)、『パパは脳研究者』(扶桑社)、『記憶力を強くする』(講談社)などもございます。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
脳科学について網羅的な、図解で直感的にわかりやすい本を一冊持っておきたいと思い本書を購入。
上記の目的には適切な本だったと思います。
写真・イラスト満載です。
一個一個の話題については深追いはしていないので、
あくまできっかけを掴むための本として使うのが良いと思います。
・・・ちなみに、アルコール依存症について書かれたページでは
「アルコール依存症患者の脳では、前頭葉の細胞の一部が破壊されている」と明記されており、
改めてお酒について危機感を持ちました。
A5版、全230ページがアート紙で美しく鮮明な写真、イラストつきで脳と心を解説しています。
脳科学の進展は目まぐるしくスピディなので、池谷先生は雑誌に連載しているエッセイを一冊の本に出来るだけのボリュームになったところで本として発表しています。
最新の脳科学の成果を、素早く取り入れ、従来の学説、定説をくつがえしたり疑問を投げかけたりします。
ご自身の過去の本に書かれた内容も、その後の研究の進展で合わなくなっていることもしばしばです。
それほどの脳科学研究の進展をもたらしたのは、観察テクノロジーの進歩です。
1906年にノーベル賞を受賞したカミロ・ゴルジとラモン・イ・カハールは後に、脳神経についての学説で激しい論争を始めました。
今日でもゴルジ細胞の名付け親として知られるゴルジが脳神経細胞は連続してつながっていると主張したのに対して、カハールは脳神経細胞は独立しておりつながっておらず非連続と主張しました。
2人の論争に決着をつけたのは、1932年に開発された電子顕微鏡でした。
電子顕微鏡により、詳しい構造が明らかになり、細胞同士はつながっていないことがわかりました。
観察テクノロジーの進歩により正しい学説が打ち立てられた一例です
今日では観察テクノロジーの性能はますます進んでいます。
脳の断面画像を連続的に可視でききるMRI画像(磁気共鳴画像法)、神経細胞のつながりまでも映しだした拡散テンソル画像法、脳内の血液の流れをリアルタイムで可視化したMRA(磁気共鳴血管造影法)、生きた脳の活動を視覚化するfMRI(機能的磁気共鳴画像法)、脳の活動がリアルタイムで見て取れるPET(陽電子放射断層撮影法)、神経細胞をつぶさに観察できる蛍光顕微鏡、生命活動を見る2光子励起顕微鏡、シナプスの活動まで見えるSTEP顕微鏡などです。
もう圧倒される最新の観察機械の進歩ぶりです。
シナプスは脳内に100兆個あり、そのサイズは20nm(1nm=10億分の1m)に過ぎません。
それがこの本に鮮やか写真で掲載されています。
ため息が出ます。
内容は、心の成長、働き、学習、記憶、言語と脳、脳と心の病気、夢、医学への応用技術、人工知能、ロボットなど多岐に渡っています。
これまでの脳研究、学説の歴史も書かれています。
池谷先生は薬学の専門家で、精神病治療に役立つ創薬研究がメインです。
脳のポテンシャル開発を目指す脳創発プロジェクトも立ち上げて研究開発中です。
今はマウスでの実験段階ですが脳チップをマウスの脳に埋め込んで飛躍的に能力アップしています。
肉体、学習、記憶、運動、などの機能をアップさせる脳チップを人間の脳に埋め込む時代が来るのかもわかりません。
じゃあ、この本は役に立たないのかというとそんなことはない。現代の脳科学の知見が、とても見やすい図版や写真とともに広く浅く紹介されている。ひととおり読めば脳科学の基礎知識が得られるので、これからいろいろとマニアックに脳のことを勉強していくときに理解が早まるのではないかと思われる。
監修している池谷裕二氏は東大薬学部の教授であるが、写真で見ると童顔の若い先生だ。研究室のウェブサイトを見ると、すごい勢いで研究成果(論文)を出している。その傍らでこのような一般向けの本を何冊も出している売れっ子のようである。この先生、そうとう脳が活性化していると思われる。いったいどうしたらそんなふうになれるのだろうかというところに興味を持ってしまう。
さて本にもどるが、いろいろと興味深いことを知ることができた。例えば、昼間覚醒しているときと睡眠中では脳の活動している場所が違うらしい。睡眠中は、記憶に関わる海馬や感情に関わる偏桃体といった大脳辺縁系は覚醒しているものの、論理的な思考や判断を担う前頭前野は眠っている。そのため、海馬に保存されている記憶が無秩序に現れて、日常ではあり得ない荒唐無稽な夢を見るという。また、夢の中ではとてつもなく悲しかったり感情におぼれてしまうような感じになることがあるが、それは偏桃体の働きを前頭前野が制御できていないからだろうか。さらに、睡眠中は視覚野が働いていて心象をつくることができるが、空間処理にかかわる頭頂葉は活動しないので、シュールでへんてこりんな風景が夢に現れるのかもしれない。
自転車やスキーなど運動を覚えるとき、始めのうちは大脳で制御して手足を動かすが、その一連の動きのイメージを小脳がコピーすることで、考えなくても体が動くようになる。近年、小脳のこうした機能は、運動だけでなく思考においても発揮されることがわかってきた。1つの課題を考え続けていると、ある瞬間にそれに関する解決策がすらすらと浮かんでくることがある。こうした思考の高度化にも小脳が働く。同じように、大脳基底核の線条体も、運動の自動化と思考の高度化に働いている。
GDF11(Growth Differentiation Factor 11)というタンパク質を年老いたマウスの血中に注入すると、脳血管の量や神経幹細胞の数が増え、記憶力の向上、脳全体の血流の増加がもたらされるという実験結果が報告されている。脳の老化を止める方法になるのか、今後の研究が待たれている。
ヒトの脳が学習するとき、ある行動の結果から得られた満足度によって、次にどのような行動をとることが最適かを選ぶ。それを試行錯誤して繰り返すことで学んでいくことを「強化学習」という。このプロセスを組み込んだロボットが自ら学習を繰り返すうちに、うつ状態に似た行動をとるケースがあるという。その原因を調べることで、うつ病の人間の脳で何が起こっているのかを調べることにつながる可能性があるという。
一方、うつやうつ病薬の研究のために、うつ病モデルのネズミが使用される。しかし、著者によると、これは本当のうつ病ではないという。著者が計画している研究では、うつ病の患者の脳とネズミの脳をコンピューターでつなぐことで、本当のうつ病をネズミに発症させるというのである。
今は荒唐無稽に思える研究やアイデアでも10年後には実現してしまうかもしれない。そのくらい急速に脳科学が進展していることも、この本を読んで考えさせられた。
言葉の統一が無い点がある。
記事にある言葉がイラストにないとか略し方が異なる等